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ハリポタ通の館(やかた)

ここではハリーポッター・シリーズに関する様々な情報や私の推測(妄想?)をお届けしています。毎週、日曜・月曜・水曜・木曜更新。

今月はハッフルパフ寮の寮監のスプラウト先生の誕生月という事で今週はその寮生である「この人」を改めて取り上げる事にしました。クィディッチのハッフルパフ戦は1年生の時はほんの数分で終わってしまい翌年度は開始直前に中止になってしまいました。そのためハリーがその存在をはっきりと認識したのは?(全3項目)

3-1.ハリーが3年生の時に
実は今回改めて振り返ってみたらハリーがセドリック・ディゴリーの存在をはっきりと認識したのは3年生になってからだったいう事に気づきました。1年生時にハリーが初めてハッフルパフと対戦した際にはその試合は・・・

ハリーが開始早々にスニッチを取ったため数分で終わってしまいました。さらに翌年度は始まる直前に一連の襲撃事件が再び起きてしまったために試合は中止という事になりました。そしてハリーが3年生になった時の事でした。

「あそこはキャプテンが新しくなった。シーカーのセドリック・ディゴリーだ」

その名前を聞いてアンジェリーナにアリシアにケイティの3人が急にクスクス笑いをしました。開幕戦の相手が突然スリザリンからハッフルパフに変わり一大事だというのに不謹慎とウッドは顔をしかめ「何だ?」と言いました。

アンジェリーナが「あの背の高いハンサムな人でしょう?」と言うとケイティが「無口で強そうな」と言って3人は再びクスクス笑いをしました。3人の女子選手が笑うのを見てフレッドがイライラしながらこう言ったのでした。

「無口だろうさ。2つの言葉を繋げる頭もないからな」

フレッドに言わせれば前述のように前回の試合はハリーが5分かそこいらでスニッチを取った。何も心配する事はない。ハッフルパフなんてひとひねりだ。しかしウッドは今度の試合は状況がまるっきり違うとそう言うのです。

ディゴリーは強力なチームを編成した!優秀なシーカーだ!諸君がそんな風に甘く考える事を俺は恐れていた!我々は気を抜いてはならない!あくまで神経を集中せよ!スリザリンは我々に揺さぶりをかけようとしているのだ!

最後にウッドが「我々は勝たねばならん!」と言うとフレッドは毒気を抜かれたような顔をしてウッドに「落ち着けよ」と言いました。フレッドは「ハッフルパフなんて対策なんぞ立てなくとも勝てる」と言いたかったようです。

「俺たち、ハッフルパフの事を真面目に考えてるさ。くそ真面目さ」

3-2.正々堂々の勝利
試合当日の朝ハリーは4時半に目が覚めました。何故かと云うとポルターガイストのピーブズに起こされたからです。もう一度寝ようとしましたが一旦目が覚めてしまうと雷鳴や壁を打つ風の音などが耳について眠れません。

ハリーは寝るのを諦め起き上がって着替えると寝室を出ました。嵐の音は談話室のほうがはっきり聞こえました。そこでハリーはウッドが以前に「あれがセドリック・ディゴリーだ」と教えてくれた事を思い出したのでした。

5年生でハリーよりもかなり大柄でした。シーカーは軽くて素早いのが普通なんですが「ディゴリーの重さはこの天候では有利かもしれない」とハリーは思いました。吹き飛ばされてコースを外れる可能性が少ないからです。

ピッチに出て行くと風の物凄さに体がよろめくほどでした。反対側からカナリア・イエローのユニフォームを着たハッフルパフの選手が入場して来ました。キャプテン同士が歩み寄って握手しました。つまりやっとの事で・・・

ここでようやくセドリック・ディゴリーが初登場したというわけです。ディゴリーは笑みを浮かべましたかウッドのほうはまるで口が開かなくなったかのように頷いただけでした。こうして試合は始まりました。ところが・・・

ハリーは急上昇しましたが箒が風に煽られてやや流れました。そして5分も経つとハリーは芯までびしょ濡れになり凍えていました。解説者の声も風で聞こえません。そのため試合が一体どうなっているのかも全く分りません。

そしてどのくらいの時間が過ぎたのかは分りませんがフーチ先生のホイッスルが鳴り響きました。ウッドがタイム・アウトを要求したのです。するとそこでハーマイオニーがハリーのメガネに防水呪文をかけてくれたのでした。

ハーマイオニーの呪文は抜群に効きました。そしてグリフィンドールのゴールからウッドの振り絞るような叫びが聞こえて来ました。ウッドのほうがスニッチを見つけたのです。後ろだと言われてハリーが慌てて見回すと・・・

セドリック・ディゴリーが上空を猛スピードで飛んでいます。ハリーとセドリックの間の空間はびっしりと雨で埋まり、その中にキラッキラッと小さな点のような金色の光が見えました。ところが突然奇妙な事が起こったのです。

ハリーが箒の柄の上に真っ平らに身を伏せてスニッチめがけて突進していると競技場にサーッと気味の悪い沈黙が流れました。風は相変わらず激しく吹きつけていましたが唸りを忘れてしまっていました。一体何が起きたのか?

考える余裕もなくハリーはスニッチから目を離し下を見下ろしました。すると少なくとも百体の吸魂鬼がピッチに立っていました。氷のように冷たい水がハリーの胸にひたひたと押し寄せて、まるで体の中を切り刻むようでした。

白い靄がぐるぐるとハリーの頭の中で渦巻き痺れさせました。一体僕は何をしているんだ?どうして飛んでいるんだ?あの人を助けないと。あの人は死んでしまう。ハリーは冷たい靄の中を落ちて行きました。気がつくと・・・

ハリーは病棟のベッドに横になっていました。ハリーがあまりにも勢いよく起き上がったのでその場にいたみんなが思わず息を呑みました。ハリーが「どうなったの?」と訊くとフレッドが「君、落ちたんだよ」と答えました。

ざっと20メートルぐらい落ちたんだそうです。誰もが皆「ハリーは死んだ」と思ったそうです。そしてハリーが「試合はどうなったの?やり直しなの?」と訊いても誰も何も言いません。恐ろしい真実がまるで石のように・・・

ハリーの胸の中に沈み込みました。ジョージが「ディゴリーがスニッチを取った」と言いました。ハリーが落ちた直後にセドリックはスニッチを取ったのだそうです。その時セドリックは気づいていませんでした。しかし・・・

振り返ってハリーが地面に落ちているのを見てディゴリーは試合を中止しようとした。やり直しを望んだ。でも勝ったのはハッフルパフだった。フェアにクリーンにハッフルパフは勝った。それはウッドでさえ認めたそうです。

3-3.ハリーのファイアボルトを見て
このハッフルパフ戦でハリーはニンバス2000をも失いました。ところがハリーはクリスマスに見知らぬ誰かからファイアボルトをプレゼントされたのです。しかしその日の内にマクゴナガル先生に没収されてしまったのでした。

シリウス・ブラックはハリーの命を狙っている。だからハーマイオニーはそのファイアボルトを贈ったのもシリウス・ブラックに違いない。呪いがかけられている可能性がある。マクゴナガル先生もまた同意見だと言うのです。

ところがハリーにとっては大変喜ばしい事にファイアボルトはレイブンクロー戦の直前にハリーの元に戻って来ました。グリフィンドール生以外の生徒たちにはそのレイブンクロー戦の当日にお披露目される事になったのでした。

ハリーは同室の寮生に伴われて朝食に下りて行きました。みんながファイアボルトは名誉の護衛がつくに値すると思ったようです。ハリーが大広間に入ると生徒たちの目がファイアボルトに向けられてあちらこちらから・・・

興奮した囁き声が聞こえて来ました。天候が最悪の開幕戦を回避したスリザリン・チームの面々が全員雷に打たれたような顔をしていたのでハリーは大満足でした。ウッドもファイアボルトの栄光の輝きに浸っていたのでした。

ウッドはハリーに「ここに置けよ」と言ってファイアボルトをテーブルの真ん中に置き銘が刻印されているほうを丁寧に上に向けました。レイブンクローにハッフルパフのテーブルからは続々と生徒たちが見物にやって来ました。

そんな中にセドリック・ディゴリーもいました。セドリックはハリーに「ニンバスの代わりにこんな素晴らしい箒を手に入れておめでとう」と祝福してくれました。どうやらセドリックはハリーがニンバスを失ったのが・・・

自分がキャプテンになって初めての試合。ハッフルパフ戦だったという事でずっと気にしていたと私はそう思いますね。

今日の最後に
翌年度ハリーが4年生でセドリック・ディゴリーが6年生になった時には三大魔法学校対抗試合が開催された事に伴ってクィディッチは1年間お休みという事になったんですよね。しかし上記のレイブンクロー戦の時点では・・・

当然セドリックもその事を知らなかったでしょう。つまりハリーがファィアボルトを手に入れた事はハッフルパフ・チームのキャプテンのセドリックにとっては大いなる脅威という事に他ならないはずです。それなのに・・・

ファイアボルトという素晴らしい箒を手に入れて「おめでとう」と言ってしまうなんてお人好しにも程があるといった感じですよね。(笑)

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