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ハリポタ通の館(やかた)

ここではハリーポッター・シリーズに関する様々な情報や私の推測(妄想?)をお届けしています。毎週、日曜・月曜・水曜・木曜更新。

ヴォルデモートの復活を認めようとしない魔法大臣コーネリウス・ファッジはハリーとダンブルドアの信用を失墜させようと「日刊予言者新聞」に圧力かけて2人を貶(おとし)める策に打って出て来ました。しかしアーニーはそんな記事に騙される事などありませんでした。そして学期最初の「薬草学」の授業前に・・・(全3項目)

3-1.支持表明
ヴォルデモート卿の復活を認めようとしない魔法大臣コーネリウス・ファッジはハリーとダンブルドアの信用を失墜させようと「日刊予言者新聞」に圧力をかけてハリーの事を目立ちたがり屋の嘘つきだと報道させたのでした。

愚かな少年でお笑い種。現実には起こらない馬鹿げた話をする。何故なら有名なのが得意でずっと有名でいたいからだ。信じられないような突飛な記事には「ハリー・ポッターにふさわしい話」と文言を付け加えてみたり・・・

誰かがおかしな事故に遭うと「この人の額に傷が残らないよう願いたいものだ。そうしないと次に我々はこの人を拝めと言われかねない」などとハリーを嘲る言葉を頻繁に潜り込ませたのです。片やダンブルドアのほうは・・・

国際魔法使い連盟の議長職にウィゼンガモット法廷の主席魔法戦士などの要職を剥奪したのです。老いぼれて判断力を失ったというのがその理由でしたが当然それは本当の事ではありません。ヴォルデモートが復活したと・・・

演説をしたその後で魔法省の役人たちの投票で職を追われたのです。そのため学期が始まってハリーが学校に戻ると同室つまり同学年のグリフィンドール生のシェーマス・フィネガンにまで反旗を翻される有り様だったのでした。

それは今学期最初の「薬草学」の授業を受けるためハリーたちが温室の手前で待っている時でした。ルーナ・ラブグッドに「信じている」と言われたものの「あの子よりマシな人がいる」とハーマイオニーに責め立てられ・・・

ジニーがあの子の事を色々教えてくれたけど全然証拠がない物しか信じないらしいわ。もっとも父親が「ザ・クィブラー」を出しているぐらいだからそんなものでしょうねと言われてハリーが少し気落ちしたその時の事でした。

アーニー・マクミランが近づいて来ました。そしてよく通る大きな声で「言っておきたいんだけど」と前置きをした上でハリーにこう言って来たのです。それは文字通りハリーとダンブルドアに対する支持表明だったのでした。

「君を支持しているのは変なのばかりじゃない。僕も君を百パーセント信じる。僕の家族はいつもダンブルドアを強く支持して来たし僕もそうだ」

ハリーは不意を衝かれたもののうれしくて「ありがとうアーニー」と言葉を返しました。アーニー・マクミランはこんな場面で大袈裟に気取る事がある。それでもなおハリーはアーニーからの信任票には心から感謝したのでした。

アーニー・マクミランの支持表明でラベンダー・ブラウンの顔からは確実に笑いが消えました。そしてちらりと目に入った時のシェーマス・フィネガンのその表情は混乱しているようにも抵抗しているようにも見えたのでした。

それはアーニーがハッフルパフ生の監督生だったからという事が相当に影響していたと私はそう思いますね。

3-2.ホッグズ・ヘッドにて
魔法大臣コーネリウス・ファッジは「ダンブルドアは権力を握るためにはあらゆる手段を取る」と思い込んでいる。ダンブルドアに対しては日に日に被害妄想になっている。私設軍団を組織して魔法省と抗争するつもりだと・・・

ファッジがホグワーツの生徒に「闇の魔術に対する防衛術」を学ばせないようにしているのは、ハリーたちに戦う訓練をさせたくないからだ。ハリーの手紙に返事をするため寮の談話室の暖炉に現れたシリウスがこう言うのです。

そこでハーマイオニーは思いつきました。それならいっそ「闇の魔術に対する防衛術」を自習するのよ。ところがそれを教えるのはあなたとハーマイオニーが言い出したのでハリーはびっくり仰天したのでした。ところが・・・

ハーマイオニーが突拍子もない計画を言い出した時に呆れ果ててロンと視線を交わす事がある。今度もそうだろう。それがロンが呆れ顔をせずに真剣に考えた後に「そいつはいいや」と言うのでハリーは度肝を抜かれたのでした。

「みんなにだいたいこの時間に来るように言っておいたんだけど。場所は知ってるはずだわ。あっほら今来たかもよ」

そこで10月最初の週末はホグズミード行きという事なので混雑している「三本の箒」は避けて普段は行かない「ホッグズ・ヘッド」に集まって話し合おうという事にしました。その中には当然アーニー・マクミランもいたのです。

「その通り!個人的にはこれはとても大切な事だと思う。今年僕たちがやる事の中では一番大切かもしれない」

ひとしきり話が出て「練習は週に1回はしないと」という段階になってハーマイオニーが「これはかなり大切な事なのよ」と言った時にアーニー・マクミランはそれに応えてこう言ったのでした。それを聞いてハリーは・・・

「アーニーはもっとずっと前に発言があって当然だったのに」と思いました。アーニーはもったいぶってみんなを見渡しました。まるで「それは違うぞ!」と声がかかるのを待っているようでした。誰も何も言わないので・・・

アーニーは話を続けました。何故魔法省があんな役にも立たない先生を我々に押し付けたのか理解に苦しむ。魔法省が「例のあの人」つまりヴォルデモートが戻って来た事を認めたくないために否定しているのは明らかな事だ。

我々が防衛呪文を使う事を積極的に禁じようとする先生をよこすとは。こうして当初は威勢のいい事を言っていたアーニーだったのですが最後に弱気な顔を覗かせる事になってしまったのでした。それはハーマイオニーが・・・

羊皮紙と羽根ペンを取り出して「誰が来たか判るようにここに全員名前を書いて欲しい」と言った時でした。私たちのしている事を言いふらさないよう約束するべきだ。ここに名前を書けばそれを約束したという事になります。

言ってみれば一種の盟約を結ぶ血判状のような物というわけです。フレッドが羊皮紙に手を伸ばし嬉々として名前を書きました。ところが何人かはリストに名前を連ねる事に躊躇する人がいたのです。アーニーもその1人でした。

アーニーが書くのを躊躇したその理由はやはり「自分は監督生だから」という事でした。だからもしこのリストがアンブリッジに見つかったりしたらと言うアーニーにハリーはこう言って羊皮紙にサインをするよう迫りました。

「このグループは今年僕たちがやる事の中で一番大切だって。君さっき言ったろう」

「私がこのリストをそのへんに置きっ放しにするとでも思っているの?」とハーマイオニーが言うとアーニーは少し安心したようでした。アーニーが名前を書くと以降の人は異議を唱えませんでした。実はこの羊皮紙には・・・

アンブリッジに告げ口などしたらその人が思いっ切り後悔をする呪いがかけられていたというわけなんですよね。

それが効果を発揮したのは?

3-3.アーニーの予想通り?
アンブリッジに告げ口をしたのはマリエッタ・エッジコムでした。そしてハリーは校長室でハーマイオニーが羊皮紙にかけた呪いの結果を見届ける事になりました。マリエッタの顔には頬から鼻を横切って「密告者」の文字が!

ダンブルドアはホグワーツを去りアンブリッジが新校長になりました。マリエッタは医務室にいるのでハリーはみんなに取り囲まれて直体験の話をせがまれる事になりました。そこで「薬草学」からの帰り道にアーニーは・・・

「ダンブルドアはすぐに戻って来るさ」

ハリーの話を熱心に聞いた後アーニーは自信たっぷりにこう言いました。自分たちが2年生の時もダンブルドアを長くは遠ざけておけなかったから今度もそうさ。この後アーニーは密談をするように声を落としこうも言いました。

アンブリッジが昨日の夜に城内や校庭でダンブルドアを探した後に校長室に戻ろうとしたらガーゴイルの所を通れなかった。校長室はひとりでに封鎖してアンブリッジを締め出したんだ。どうやら相当に癇癪を起こしたらしい。

ところがハーマイオニーが「あの人きっと校長室に座る自分の姿を見てみたくってしょうがなかったんだわ」と言った後「他の先生より自分が偉い」とか「権力に取り憑かれた婆あ」などと言っているとそこに現れたのが・・・

クラッブとゴイルを従えたドラコ・マルフォイでした。マルフォイはハーマイオニーに「本気で最後まで言うつもりかい?」と言った後に顔を悪意で輝かせながらグリフィンドールとハッフルパフから減点すると言い出しました。

アーニーが即座に「監督生同士は減点できないぞ」と言うとマルフォイはせせら笑って「監督生同士はできなくても尋問官親衛隊はできる」と反論して来ました。マルフォイは監督生バッジの下の小さな銀バッジを指差し・・・

アンブリッジ先生直々の選り抜きだ。だから尋問官親衛隊なら減点する力を持っているんだと言ってグリフィンドールとハッフルパフから減点して行ったというわけなんですよね。まさにこれ以上はないという職権濫用でした。

アーニーの言う通りで「許されるはずがない。バカげてる。監督生制度が完全に覆されてしまうじゃないか」という尋問官親衛隊でした。しかしアンブリッジがホグワーツに於ける全ての役職とその権限を失ってしまうと・・・

アーニーの予想通りの展開になりダンブルドアは試験が終わった直後に校長に復帰しました。そしてドラコ・マルフォイは尋問官親衛隊としてやりたい放題の職権濫用をしたその報いを帰りのホグワーツ特急で受ける事に・・・

アーニー・マクミランを含むダンブルドア軍団の面々がハリーの教えた呪いの数々を使い切った時。ドラコ・マルフォイにクラッブとゴイルの3人はホグワーツの制服に押し込まれた三匹の巨大なナメクジの姿になっていました。

それをハリーにアーニーそしてジャスティンが荷物棚に上げてしまって3人は抵抗する事もできず成す術もありませんでした。この上なく無残な姿になったマルフォイを見ながらアーニーは満足気にこう言ったというわけです。

「こう言っちゃ何だけどマルフォイが列車を下りた時の母親の顔を見るのが楽しみだなぁ」

アーニーは前述のドラコ・マルフォイが尋問官親衛隊だった時にハッフルパフから減点した事に憤慨し決してそれを許してはいませんでした。こうしてマルフォイのした事は自分の身に撥ね返って来たというわけなんですよね。

最後に
アーニー・マクミランが「自分はハリーとダンブルドアの事を百パーセント信じる」と言い切ったその言葉の裏にはセドリック・ディゴリーに対する絶対的とも云える絶大な信用と信頼があったればこそだと私はそう思いますね。

セドリックが事故なんかで死ぬはずがない。ハリーとダンブルドアが言っている「セドリック・ディゴリーはヴォルデモートに殺害された」という主張のほうが魔法省が言っている事なんかよりも断然説得力があるじゃないか。

だからこそアーニーは自信満々にハリーとダンブルドアの支持を打ち出す事ができたと私はそう思います。

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