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ハリーは当初ドビーに期待をしていたわけではありませんでした。要するに「駄目で元々」と思っていたというわけです。ところがドビーはハリーに「凄いな。ぴったりだよ」と言わしめるほどの情報を提供してくれたのです。それはドビーも使った事があったからだったのです。その場所とは?(全3項目)

3-1.意外な事に
ちょっと待ってドビー。君に助けて貰いたい事があるよ。こう言ってはみたもののハリーはドビーに対して期待をしていたわけではありませんでした。ドビーの顔から笑顔が消えて両耳がうなだれるだろうとハリーは思いました。

無理です。あるいはどこか探してはみますがあまり期待は持たぬようにと言うだろう。それでも駄目で元々だしというわけなんですよね。ドビーは向き直るとにっこりとして「何でもおっしゃってください」と言ったのでした。

場所を探しているんだ。28人が「闇の魔術に対する防衛術」を練習できて先生方に見つからない所。ハリーは固く拳を握りました。傷痕が蒼白く光りました。そしてハリーは最後に「特にアンフリッジ先生には」と言いました。

ここで何とハリーにとっては極めて意外な事にドビーは両の耳をうれしそうにパタパタさせてピョンと小躍りをしました。さらにドビーは両の手を打ち鳴らしたのです。そしてハリーに対してこう言ったというわけなんですよね。

「ドビーめはぴったりな場所を知っております。はい!」

ドビーはうれしそうにハリーにこう言ったのでした。まさかドビーの話を聞いて好奇心に駆られるとは!ハリーもこんな日が来るなんて夢にも思わなかったでしょう。しかもドビーはその場所を使った事があるとそう言うのです。

その場所をドビーが知ったのは・・・

そして使ったのは?

3-2.あったりなかったり部屋
ドビーはホグワーツに来た時に他の屋敷しもべ妖精が話しているのを聞いたそうです。仲間内では「あったりなかったり部屋」とか「必要の部屋」として知られているそうです。ハリーが「どうして?」と訊くとドビーは・・・

真剣な顔で「何故ならその部屋に入れるのは本当に必要な時だけなのです。時にはありますが時にはない部屋でございます。それが現れる時にはいつでも求める人の欲しい物が備わっています」とその部屋の説明をしたのでした。

そして何とドビーはその部屋を使った事があるのだそうです。ドビーは声を落とし悪い事をしたような顔をして「ウィンキーがとっても酔った時に。ドビーはウィンキーを必要の部屋に隠しました」と使った時の事を話しました。

さらにドビーは「そうしたらバタービールの酔い覚まし薬をそこで見つけました」とそう言うのです。それにウィンキーが眠って酔いを覚ます間寝かせるのにちょうどよい屋敷しもべ妖精サイズのベッドがあったんだそうです。

それに管理人のフィルチもその部屋の事を知っていて掃除の用具が足りなくなった時に使っているそうです。ドビーの説明を聞いている内にハリーは去年のクリスマス・パーティでダンブルドアが言った事を思い出したのでした。

「求める者の膀胱がことさらに満ちている時かもしれんのう」

そこでハリーは「そして本当にトイレが必要な時はその部屋はおまるで一杯になる?」と訊いてみました。するとドビーは一生懸命頷きながら「そうだと思います。はい。驚くような部屋でございます」とこう答えたのでした。

ハリーは再び椅子に座り直して「そこを知っている人はどのぐらいいるのかな?」と訊いてみました。その問いにドビーは「ほとんどおりません」と答えました。だいたいは必要な時にたまたまその部屋に出くわすんだそうです。

でも二度と見つからない事が多いのです。何故ならその部屋がいつもそこにあってお呼びがかかるのを待っている事を知らないからだとドビーはそう言うのです。ドビーの説明を聞いている内にハリーは心臓が高鳴って来ました。

「凄いな。ドビーぴったりだよ。部屋がどこにあるのか。いつ教えてくれる?」

するとドビーは「いつでも。ハリー・ポッター様」と答えました。ハリーが自分の話に夢中になってくれているのでドビーはうれしくて堪らない様子でした。そこでトビーは「よろしければ今すぐにでも」と言ってくれたのです。

しかしそこでハリーは・・・

3-3.ダンブルドアのお墨付き
一瞬ハリーはドビーと一緒に行きたいとそう思いました。寝室から急いで「透明マント」を取って来ようと椅子から半分腰を浮かしました。しかしその時ハーマイオニーが囁くような声が耳元で「向こう見ず」と言っていました。

考えてみればもう時間も遅い。それに自分は疲れ切っている。ハリーは椅子に沈み込むとしぶしぶドビーに「今夜は駄目だ」と言ったのでした。これはとっても大切な事なんだ。しくじりたくない。ちゃんと計画する必要がある。

ハリーはドビーに「必要の部屋の正確な場所とどうやって入るのかだけ教えてくれないかな?」と言ったのでした。こうして「闇の魔術に対する防衛術」の練習はドビーが提供してくれた情報でスタートを切る事になったのでした。

「場所を見つけたんだ。最初の防衛術の会合は今夜8時。8階のバカのバーナバスがトロールに棍棒で打たれている壁掛けの向かい側。ケイティとアリシアに伝えてくれる?」

ハリーにこう言われてアンジェリーナは少しドキリとしたようでしたが伝えると約束してくれました。するとそれを聞いていたらしいハーマイオニーが1つの懸念を示したのです。それは情報元が他ならぬドビーだったからです。

ドビーの計画はいつも安全だとは限らない。何故ならドビーのせいでハリーは腕の骨が全部なくなった事があった。こう指摘するハーマイオニーにハリーは「この部屋はドビーの突拍子もない考えじゃない」と説明したのでした。

ダンブルドアもこの部屋の事は知ってる。クリスマス・パーティの時に話してくれたんだ。ハリーがこう言うとハーマイオニーの顔がパッと晴れて「ダンブルドアがその事をあなたに話したのね?」と言いました。つまり・・・

ダンブルドアのお墨付きという事なら安心というわけです。ハリーたち3人は「忍びの地図」でフィルチにその飼い猫のミセス・ノリスにアンブリッジの所在を確かめるとドビーに教えて貰った場所へと歩を進めたのでした。

「ドビーは気持ちを必要な事に集中させながら壁のここの部分を3回往ったり来たりしろって言った」

戦いを学ぶ場所が必要です。どこか練習する所をください。どこか連中に見つからない所を。ハリーは思いを込めました。そしてドビーの言う通りでした。3回目に石壁を通り過ぎて振り返ったその時の事でした。そこに・・・

ピカピカに磨き上げられた扉が現れていたのです。

今日の最後に
ドビーが「必要の部屋」の存在を知ったのは仲間内つまり他の屋敷しもべ妖精が話しているのを聞いたのだそうです。つまりホグワーツの屋敷しもべ妖精たちはこの部屋の存在を知っていたんですよね。そうだとすれば・・・

ドビーは酔ったウィンキーを隠すのに使ったそうです。それならドビー以外の屋敷しもべ妖精たちは何に使っていたんでしょうね?私が1つ思い浮かんだのは調理に使う包丁や鍋などを手に入れるのに使ったのでは?と思います。

しかしさらに「屋敷しもべ妖精は必要の部屋の存在をどうやって知ったのか?」という謎もあります。それに「そもそも誰がこの部屋を作ったのか?」というのもあります。私はやはりダンブルドアを疑ってしまうんですよね。

屋敷しもべ妖精に教えたのも・・・

部屋を作ったのも・・・
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