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クリスマス休暇中に「みぞの鏡」の前でハリーとダンブルドアは会って初めて話をしました。ところが今度はハリーとダンブルドアは学期末試験終了後に医務室で会う事になりました。ハリーが意識を回復させるとダンブルドアがそこにいてハリーは病棟のベッドに横たわっていました。(全3項目)

3-1.気がつくとそこは
「先生!石!クィレルだったんです。クィレルが石を持っています。先生!早く」意識が回復して目の前にダンブルドアがいるのを見てハリーは思わずこう叫んだのでした。するとダンブルドアはハリーにこう言ったのでした。

「落ち着いてハリー。君は少ーし時間がずれとるよ。クィレルは石を持っとらん」

「じゃあ誰が?」と問うハリーにダンブルドアは「いいから落ち着きなさい。でないとわしがマダム・ポンフリーに追い出されてしまう」と言ってハリーにとにかく気持ちを落ち着けるようにと繰り返しハリーを諭したのでした。

そこでハリーが周囲を見回すと自分は医務室にいる事が判りました。脇のテーブルにはまるで菓子屋が半分そっくりそこに引っ越して来たかのように甘い物が山のように積み上げられていました。ハリーの視線に気づいて・・・

「君の友人や崇拝者からの贈り物だよ」

ダンブルドアは笑顔を見せてこう言ったのでした。さらに「地下で君とクィレル先生との間に起きた事は秘密でな。秘密という事はつまり学校中が知っているというわけじゃ」とも言いました。何でもフレッドとジョージは・・・

ハリーが面白がるだろうと思ってトイレの便座をくれたそうです。しかしマダム・ポンフリーが「あまり衛生的ではない」と没収してしまったんだそうです。ハリーが「僕はここにどのくらいいるんですか?」と訊くと・・・

ダンブルドアは「3日間じゃよ」と答えました。ロンとハーマイオニーは君が気がついたと知ったらほっとするだろう。2人ともそれはそれは心配しておった。しかしこう言うダンブルドアにハリーが言った事というのが・・・

「でも先生。石は・・・」

それを聞いてダンブルドアは・・・

3-2.賢者の石は
ダンブルドアは「君の気持ちを逸らす事はできないようだね」と言ってハリーが気を失った後の経緯を説明したのでした。結局クィレル先生はハリーから賢者の石を取り上げる事ができなかった。自分が間に入って食い止めた。

しかしハリーは1人で本当によくやったと言ったのでした。ハリーがハーマイオニーに頼んでダンブルドアに宛てて出したふくろう便は空中ですれ違ってしまったんだそうです。ハリーが気絶する間際に聞いたその声は・・・

やはりダンブルドアだったとの事でした。そしてハリーはこの後ダンブルドアから聞かされた言葉に呆然とさせられる事になったのです。それはダンブルドアが賢者の石を壊してしまったと言ったからです。それを聞いて・・・

ハリーがニコラス・フラメルの名前を口にするとダンブルドアは「おおニコラスを知っているのかい?」とうれしそうに言いました。そしてハリーに「随分きちんと調べてあの事に取り組んだんだね」と感心してみせたのでした。

結局ダンブルドアはニコラスと話して「こうするのが一番いい」という結論に至ったのだそうです。でもそれじゃニコラスご夫妻は死んでしまうじゃありませんかと言うハリーに対してダンブルドアはこう言葉を返したのでした。

「あの2人は身辺をきちんと整理するのに十分な命の水を蓄えておる。それからそうじゃ2人は死ぬじゃろう」

ハリーが驚くのを見てダンブルドアは微笑みながら「君のように若い者には分らんじゃろうがニコラスとペレネレにとって死とは長い1日の終わりに眠りにつくようなものだ」と言ったのでした。あの2人にとってみれば・・・

きちんと整理した心を持つ者にとって死とは次の大いなる冒険にすぎない。賢者の石はそんなに素晴らしい物ではない。欲しいだけのお金と命だなんて!大方の人間が何よりもまずこの2つを選んでしまう。つまり人間は・・・

どういうわけか困った事に自らにとって最悪の物を欲しがる癖があるようだ。ダンブルドアはこう言うのです。ハリーは黙ってベッドに横たわっていました。そしてハリーが次に口を開いた時にダンブルドアに言った事は・・・

ヴォルデモートの事でした。

3-3.最初の質問
ダンブルドアはハリーがヴォルデモートを「例のあの人」と呼ぶ事を「名前を恐れているとその者自身に対する恐れも大きくなる」と辞めさせてから本題に入りました。ヴォルデモートはまた他の手段を使い戻って来るのでは?

こう訊くハリーにダンブルドアは「いなくなったわけではない。どこかに行ってしまっただけじゃ。誰か乗り移る体を探している事じゃろう」などと答えたのでした。そして今回はハリーがその復活を許さなかったものの・・・

それはヴォルデモートが再び権力を手にするのを遅らせただけかもしれない。そして次に誰かがまた一見勝ち目のない戦いをしなくてはならないのかもしれん。しかしそうやってヴォルデモートの狙いが何度も挫かれれば・・・

ヴォルデモートは二度と権力を取り戻す事ができなくなるかもしれん。ダンブルドアにこう言われてハリーは頷いたのでした。そしてこの後ハリーは「真実が知りたい」と言ってダンブルドアに対し「あの質問」をしたのでした。

ヴォルデモートが母を殺害したのは自分をヴォルデモートの魔手から守ろうとしたからだと思っていた。でもそもそも何で自分を殺害したかったんでしょう?ハリーが真実を知りたいと言うとダンブルドアは溜め息をつきました。

それはとても美しくも恐ろしいものじゃ。だからこそ注意深く扱わなければなるまい。しかし答えない方がいいというはっきりした理由がない限り答えてあげようとダンブルドアは言いました。しかしハリーのその問いに・・・

「おお何と最初の質問なのにわしは答えてやる事ができん。今日は答えられん。今は駄目じゃ。時が来れば判るじゃろう。ハリー今は忘れるがよい。もう少し大きくなれば。こんな事は聞きたくないじゃろうが」

ダンブルドアは「答えられない理由がある時には許して欲しい。もちろんわしは嘘はつかん」とも言っていました。しかしこう言った後ダンブルドアは「その時が来たら判るじゃろう」と言ってその質問に答えてくれませんでした。

そこでハリーは別の質問をしました。クィレルは何故自分に触る事ができなかったのか?その問いにダンブルドアは「君の母上は君を守るために死んだ。ヴォルデモートに理解できない事があるとすればそれは愛じゃ」と・・・

君の母上の愛情がその愛の印を君に残して行くほどに強いものだったという事にヴォルデモートは気づかなかった。傷痕の事でも目に見える印でもない。それほどまでに深く愛を注いだという事が愛した人がいなくなっても・・・

永久に愛された者を守る力になる。それが君の肌に残っておる。クィレルのように憎しみや欲望や野望に満ちた者つまりヴォルデモートと魂を分け合うような者はそれがために君に触れる事ができんとダンブルドアは言うのです。

そしてここでダンブルドアは「透明マント」を預ってクリスマスにハリーに贈った事を初めて告白したのでした。さらにスネイプがハリーの事を憎むのはハリーのお父さんを憎んでいたからだという事を聞いたというわけです。

「そうじゃな。お互いに嫌っておった。君とミスター・マルフォイのようなものだ」

さらにハリーはダンブルドアから「君の父上が行なったある事をスネイプは決して許せなかった」という事を聞いたのです。それはハリーのお父さんはスネイプの命を救った事があるというのです。そのためにスネイプは・・・

今年一年間ハリーを守る事に全力を尽くした。これで父君と五分五分になると考えた。そうすれば心安らかに再び君の父上の思い出を憎む事ができる。そして最後にハリーが賢者の石を手に入れる事ができた謎解きをして・・・

2人の話は終わったのでした。あれは石を取り出す事ができるのは「見つけたい者」で「使いたい者」はできないのだそうです。

今日の最後に
この医務室での話の中でダンブルドアはハリーに「君の父上が行なったある事をスネイプは決して許せなかった」だからこの一年間ハリーを守る事に全力を尽くした。それはハリーの父君がスネイプの命を救ったからだと・・・

しかし後にスネイプがそもそもホグワーツの教師になったのはダンブルドアがハリーを守るのを手伝うためだったという事が明らかになるんですよね。しかしスネイプはその理由をハリーに教える事を拒絶した。そのため・・・

この時のダンブルドアの説明も「本当の理由はハリーに教えない」という約束を守るためだったというわけなんですよね。
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