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ハリポタ通の館(やかた)

ここではハリーポッター・シリーズに関する様々な情報や私の推測(妄想?)をお届けしています。毎週、日曜・月曜・水曜・木曜更新。

ハリーがダンブルドアの個人教授で習ったのは「ヴォルデモートは分霊箱しかもそれを複数作っていた」という事でした。そしてダンブルドアは分霊箱の隠し場所が判ったらハリーを同行させると約束してくれました。ついにその日がやって来ました。ところがそこで待ち受けていたのは?(全4項目)

4-1.分霊箱の隠し場所に
ヴォルデモートは分霊箱しかもそれを複数作っていた。ハリーがダンブルドアの個人教授で習ったのはこの事でした。さらに最後の授業でそれを知った時ダンブルドアはもし見つかったらその場所にハリーを連れて行くと・・・

そう約束してくれたのです。そしてついにその日がやって来ました。できるだけ早く校長室に来て欲しいと書かれた手紙を受け取ったハリーは即座に談話室を出て校長室に急ぎました。ところがその途中で出くわしたのが・・・

何とドラコ・マルフォイに「必要の部屋」から放り出されたトレローニー先生だったのです。さらにハリーはトレローニー先生から「あの予言」を盗み聞きしたのが実はセブルス・スネイプだったと聞かされる事になったのです。

何があったのじゃ?何故気が動転しておるのじゃ?当初は「何もありません」そして「動転していません」と嘘をついていたハリーだったのですが、ダンブルドアの「君はよい閉心術者とは」という言葉で怒りに火が点きました。

何かありましたとも!スネイプです!あいつがヴォルデモートに予言を教えた。扉の外で聞いていたのはあいつだった。それなのに先生はあいつにここで教えさせた。そしてあいつはヴォルデモートに僕の両親を追えと言った!

正確に言うと「スネイプはヴォルデモートに僕の両親を追えと言った」というのは間違いでした。スネイプはこの予言を知らせた時ヴォルデモートがまさかポッター夫妻しいてはハリーに狙いを定めるとは思っていませんでした。

ダンブルドアはその事を説明しました。一方ハリーは言い過ぎてダンブルドアと一緒に行く機会を逃がしてしまったのではと恐れました。しかしダンブルドアはハリーに「今夜はわしと一緒に行きたいか?」と言ってくれました。

ダンブルドアは「どんないかなる命令にも必ず従う」と約束させた上でハリーに寮に戻って「透明マント」を取って来るようにと言いました。寮に戻ったハリーはロンとハーマイオニーに事の次第を説明して最後に2人に・・・

「僕は君たちが無事だと思っていたいんだ。そんな顔しないでハーマイオニー。あとでまた会おう」

ハリーはこう言って談話室を出るとダンブルドアの待つ正面玄関に急いで向かったのでした。

4-2.洞穴
ダンブルドアは玄関の樫の扉の脇で待っていました。ハリーが脇腹を押さえながら石段の最上段に滑り込むとダンブルドアは振り向いて「マントを着てくれるかの」と言いました。ハリーがマントを被ると即座に出発しました。

まだ息を弾ませながらハリーが「先生が出て行く所を見たらみんなはどう思うでしょう?」と訊くとダンブルドアは「わしがホグズミードに一杯飲みに行ったと思うじゃろう」と気軽に答えました。それはダンブルドアは・・・

時々はロスメルタつまり「三本の箒」の得意客になる。さもなければホッグズ・ヘッドに行く。もしくはそのように振舞うのだそうです。本当の目的地を隠すにはそれが一番の方法なんだそうです。校門が見えて来た所で・・・

ハリーは「姿現わしするのですか?」と訊きました。するとダンブルドアは「そうじゃ」と答え「君はもうできるのじゃったな?」と訊いて来ました。それにハリーは「ええ。でもまだ免許状を貰っていません」と答えました。

正直に話すのが一番いいとハリーは思いました。するとダンブルドアは「心配ない。わしがまた介助しようぞ」と言いました。校門を出ると2人は人の気配のない夕暮れの道をホグズミード村目指して歩きました。すると・・・

「三本の箒」に近づいた所でマダム・ロスメルタに会いました。ダンブルドアはマダム・ロスメルタには「今日はホッグズ・ヘッドに行く」と言って2人は横道に入って行きました。ダンブルドアはあたりを見回しながら・・・

「中に入る必要はなかろう」と呟きました。我々が消えるのを誰にも目撃されない限り問題はない。ダンブルドアは片手を自分の腕に置くがよい。君を導くだけだから強く握る必要はない。そして2人は「姿くらまし」しました。

息ができない。窒息すると思ったその瞬間ハリーは冷たい暗闇の中に立ち胸一杯に新鮮な潮風を吸い込んでいました。到着したのはかつてトム・リドルが孤児院にいた時に遠足で訪れた所でした。ダンブルドアはハリーに・・・

「どう思うかの?」と訊いて来ました。それにハリーは「孤児院の子供たちをここに連れて来たのですか?」と訊き返しました。遠足に来るにはこれほど不適切な所はないだろうと思ったからです。するとダンブルドアは・・・

「正確にはここではない」と答えました。後ろの崖沿いに半分ほど行った所に村らしきものがある。孤児たちは海岸の空気を吸い海の波を見るため連れて来られたのだろう。ここに来たのはトム・リドルと幼い犠牲者だけだった。

「ルーモス!光よ!」

ダンブルドアが杖を少し高く掲げ「見えるかの?」と言いました。ハリーが見ると崖の割れ目に黒い水が渦を巻いて流れ込んでいるのが見えました。そこから2人は海を泳いで行きました。ダンブルドアが到着したその場所は?

ハリーが辿り着くと大きな洞穴に続く階段が見えました。ダンブルドアは洞穴の真ん中に立っていました。そしてその場でゆっくり回りながら杖を高く掲げて壁や天井を調べていました。そしてダンブルドアはこう言うのです。

「さよう。ここがその場所じゃ」

ハリーが「どうして判るのですか?」と訊くとダンブルドアは魔法を使った形跡があると言うのです。暫くして「ここは入口の小部屋に過ぎない」と言いました。内奥に入り込む必要がある。さらにダンブルドアによれば・・・

これからは自然の作り出す障害ではなくヴォルデモート卿の罠が行く手を阻むと言うのです。ダンブルドアは洞穴の壁に近づきハリーには理解できない不思議な言葉を唱えながら指先で撫でていました。洞穴を二度巡ると・・・

立ち止まるとダンブルドアはこう言いました。

「ここじゃ。ここを通り抜ける。入口が隠されておる」

4-3.湖の中央の小島には
どうして判るのかとハリーは訊きませんでした。ダンブルドアは壁から離れ杖を岩壁に向けました。するとアーチ型の輪郭線が現れ隙間の向こう側に強烈な光があるかのように一瞬白く輝きそこに入口がある事を示したのでした。

「通行料を払わねばならぬらしい」

次にダンブルドアはこう言いました。それは幼稚にも血だと言うのです。ダンブルドアは軽蔑したようでもありヴォルデモートが自分の期待する水準に達しなかった事にむしろ失望したようなそんな言い方でした。そして・・・

ダンブルドアが小刀を振り上げたのでハリーは慌てて止めようとしました。しかしダンブルドアは微笑んだだけでした。銀色の光が走り岩の表面に黒く光る血が点々と飛び散ると岩肌に銀色のアーチ型の輪郭が再び現れて・・・

今度は消えませんでした。侵入する敵は自らその力を弱めなければならない。ダンブルドアに言わせればヴォルデモート卿は肉体的損傷より遥かに恐ろしいものがある事を把握し損ねているのだそうです。2人は中に入りました。

愚かな提案と思いました。しかしできるだけ早くこの場所から出たいという思いが自分でも認めたくないほど強かったのでハリーはダンブルドアに「呼び寄せ呪文を使っては?」と提案しました。しかし上手く行きませんでした。

呼び寄せ呪文を提案した時もそうだったのですがダンブルドアがまた急に立ち止まりました。今度こそハリーはぶつかってしまいました。倒れかけたハリーを傷ついていないほうの手で掴んで引き戻すとダンブルドアは・・・

「ハリーまことにすまなんだ。前もって注意するべきじゃたのう。壁側に寄っておくれ。然るべき場所を見つけたと思うのでな」

ハリーにはダンブルドアが掴んでいる物が見えませんでした。ダンブルドアはもう片方の手で杖を上げ握り拳を杖先で軽く叩きました。その途端に赤みを帯びた緑色の太い鎖が現れました。ダンブルドアがその鎖を叩くと・・・

小舟が軽い音を立てて岸辺にぶつかりました。ハリーが驚愕して「あんな物がそこにあるってどうしてお判りになったのですか?」と訊くとダンブルドアは「魔法は常に跡を残すものじゃ。時には非常に顕著な」と答えました。

2人は小舟に乗って湖を渡りました。ハリーの目に飛び込んで来たのは湖面のすぐ下を漂っている白い物でした。今度は仰向けの男の死体が横たわっているのが見えました。死体が下のほうで静かに漂っている内は大丈夫じゃ。

2人が乗った小舟は湖の中央にある滑らかな岩でできた小島に着きました。小島はせいぜいダンブルドアの校長室ほどの大きさで平らな黒い石の上に立っているのは緑がかった光の源だけでした。光は石の水盆から出ていました。

その水盆の中に・・・

4-4.飲み干すようになっておる
水盆は台座の上に置かれていました。ダンブルドアが台座に近づきハリーも続きました。2人は並んで中を覗き込みました。水盆は燐光を発するエメラルド色の液体で満たされていました。ローブの袖をたくし上げると・・・

ダンブルドアは怪我をしているほうの手を伸ばして指を入れました。ハリーは「止めて!触らないで!」と言いましたがダンブルドアは微笑んで「触れる事はできぬ」と言いました。ハリーも水盆に手を入れてみましたが・・・

液面から数センチの所で見えない障壁に阻まれるのです。ダンブルドアは一旦ハリーを水盆から離れさせ色々やっていました。がしかし手でも突き通せず「消失呪文」も「変身呪文」もその他の呪文も一切効かないと言うのです。

「結論はただ1つ。この液体は飲み干すようになっておる」

分ける事も。すくう事も。吸い上げる事もできぬ。この液体は飲み干さなければならない。でももし劇薬だったら?そう懸念を示すハリーにダンブルドアは「そのような効果を持つ物ではない」としかも気軽にそう言うのです。

ハリーは信じられない思いでした。またしても誰に対しても善良さを認めようとするダンブルドアの異常なまでの信念なのだろうか?相手はヴォルデモートなのですよと言うハリーにダンブルドアはさらにこう言ったのでした。

言葉が足りなかったようだ。こう言うべきだった。ヴォルデモートはこの島に辿り着くほどの者をすぐさま死なせようとは思わないだろう。忘れてならぬのはヴォルデモートは分霊箱の事は自分しか知らないと信じている事だ。

そしてここでダンブルドアは校長室で交わした約束をハリーに思い出させました。いかなる命令にも従うと。一緒に連れて来られたのはこのためだったのか?ハリーは「僕が代わりにに飲んではいけませんか?」と訊きました。

がしかし・・・

「いや。わしのほうが年寄りでより賢く。ずっと価値がない」

ダンブルドアは喘ぎダンブルドアの声とは思えない声を発しました。ダンブルドアが恐怖に駆られた声を出すのをハリーは今まで聞いた事がありませんでした。顔は蒼白でした。それでも飲ませ続けなければならなかったのです。

最後の一滴まで飲み干すとダンブルドアは大きく息を吐き転がってうつ伏せになりました。ハリーが抱きかかえて仰向けにするとメガネは外れ口は開けられて目は閉じていました。ハリーは杖をダンブルドアの胸に向けて・・・

「リナベイト!蘇生せよ!先生お願いです」

するとダンブルドアの瞼が微かに動きました。ハリーは心が躍りました。するとダンブルドアが「水」と言いました。ところが何度「アグアメンティ!水よ!」と唱えて水を作っても消えてしまうのです。そこでハリーは・・・

ゴブレットを湖に突っ込みました。今度は水は消えませんでした。ところがその見返りが亡者だったのです。次々とハリーめがけて襲いかかって来ます。必死に呪文を叫んでも多勢に無勢でどうにもなりません。ところが・・・

「逃れる道はない。自分も死人の1人になるのか」とハリーが覚悟した瞬間でした。暗闇の中から火が燃え上がりました。ダンブルドアが再び立ち上がっていました。その顔色はまだ蒼白いままでした。しかしその瞳には・・・

炎を躍らせていました。杖を松明のように掲げています。杖先から噴出する炎が巨大な投げ縄のように周囲の全てを熱く取り囲んでいました。ダンブルドアは水盆の底からロケットを拾い上げローブの中にしまい込んだのでした。

そしてダンブルドアは無言のままハリーを自分のそばに招き寄せました。炎に撹乱された亡者は暗い水の中へと我先にと滑り落ちて行きました。ハリーはダンブルドアを支えながら海を泳いで星空の下まで戻って来たのでした。

そして「姿くらまし」をして・・・

ホグズミードに戻って来たのでした。

今日の最後に
とてつもなく長くなってしまいました。最初の項目を書き終えた時「これは長くなる」と思いました。がしかしこれほどとは思いませんでしたね。書いても書いても最後に辿り着かないのは久しぶりです。急遽4項目にしました。

それにしてもこの洞窟の場面ではダンブルドアはそれはそれは沢山の嘘をついていますね。実はダンブルドアはハリー5年生の学期末にグリモールド・プレイス12番地でクリーチャーに会った時に全てを見抜いていたんですよね。

クリーチャーがレギュラス・ブラックに付き添ってこの洞窟に来た事をダンブルドアは開心術で知ったのです。だから湖を渡るための小舟がある事も。それがどこにあるのかも知っていたというわけなんですよね。そして・・・

ドラコ・マルフォイが「姿をくらますキャビネット棚」の修理を終えたのとタイミングを合わせてハリーを連れ洞窟に来たのです。

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