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当サイトでは折りに触れて「ハリーは極めて優秀な開心術士である」と指摘しています。そこで今年からハリーの誕生月の7月に巻毎にハリーが開心術を発揮している場面を振り返ってみる事にしました。ホグワーツ特急で最初に出会った時からロンとハーマイオニーは両思いでした。それを見抜いていたハリーは・・・(全3項目)

3-1.ホグワーツ特急にて
初めてのホグワーツ特急の旅でハリーとロンは出会いました。ロンは他はどこも一杯なんだと言ってハリーがいるコンパートメントに入って来ました。今にして思えばロンにとってはそれが波乱の7年間のスタートだったのです。

そして最初の波乱がハーマイオニーとの出会いだったのかもしれませんね。本で読んで知っていたのにも関わらず何故ハーマイオニーはハリーではなくロンのほうを好きになったんでしょう?そしてロンも一目惚れだったのです。

「誰かヒキガエルを見なかった?ネビルのがいなくなったの」

ネビルと一緒にこう言いながらハーマイオニーはハリーとロンのいるコンパートメントに入って来ました。ついさっきネビルが1人で来てこれが2回目だったのでロンが「見なかったってさっきそう言ったよ」と答えると・・・

ハーマイオニーはロンが杖を構えていたのでそちらに気を取られてロンの返事を聞いていませんでした。魔法をかけるの?それじゃ見せて貰うわ。ハーマイオニーはこう言うと座りました。しかしロンが呪文を唱えても・・・

何事も起こりません。そしてハーマイオニーは私も練習のつもりで簡単な呪文を試したが上手く行った。私の家族に魔法族は1人もいない。だから手紙を貰った時は驚いた。でもうれしかった。教科書はもちろん全部暗記したわ。

そして自分はハーマイオニー・グレンジャー。ハーマイオニーはこれだけの事を一気に言いました。ハーマイオニーが出て行った後にロンは所属する寮はどこでもいいけどハーマイオニーのいない所がいいとそう言ったのでした。

しかしそれは本心とは裏腹の言葉でした。ハリーはこれから何度も何度も真意と正反対のロンの言葉を聞かされる事になるのです。ロンは一目でハーマイオニーを好きになった。ハーマイオニーもまた一目でロンを好きになった。

ハリーは開心術でそれを見抜いたのです。

3-2.ハロウィンの日に
規則を遵守する情熱にかけては右に出る者がない。杓子定規で融通が利かない。お節介ででしゃばり。そんなハーマイオニーをロンは嫌いましたし態度にもはっきりと表しました。そしてそれは10月31日のハロウィンの日でした。

「呪文学」の授業でフリットウィック先生がそろそろ物を飛ばす練習をしましょうと言いました。先生がネビルのヒキガエルを飛び回らせるのを見てからというものは誰もが皆やってみたくて堪らないとそう思っていた事でした。

フリットウィック先生は生徒を2人ずつ組ませて練習をさせました。ハリーはシェーマス・フィネガンと組みました。そして何とロンはハーマイオニーと組む事になりました。これには2人が2人とも揃って怒っていたのでした。

初めての飛行訓練授業でマダム・フーチが負傷したネビルを医務室に連れて行くので、自分が戻るまで箒に乗らないようにと注意したのにハリーが箒に乗って結果としてハリーは寮チームのメンバーに抜擢される事になりました。

規則を破ったのにハリーがグリフィンドール・チームの選手になり、ニンバス2000を受け取ったためハーマイオニーはそれ以来ハリーとロンとは口を利いていませんでした。だからロンもハーマイオニーも怒ったというわけです。

言い方が間違ってる。ウィン・ガー・ディアム・レビィ・オー・サと長くきれいに言わなくちゃ。そう言うハーマイオニーにロンが「そんなによくご存知なら君がやってみろよ」と怒鳴ってハーマイオニーがやってみると・・・

何と羽根は机を離れて頭上高く浮いたのです。フリットウィック先生が「オーッよくできました!」と拍手をして叫び「皆さん見てください。グレンジャーさんがやりました」と言ったのでした。授業が終わった時ロンは・・・

だから誰だってあいつには我慢できないっていうんだ。全く悪夢みたいな奴さ。ロンはこう言って機嫌は最悪でした。その時誰かがハリーにぶつかり急いで追い越して行きました。ハーマイオニーでした。何と泣いていました。

ハリーが「今の聞こえたみたい」と言うとロンは「それがどうした?」と言いました。ロンは少し気にしていましたが「誰も友達がいないって事はとっくに気がついているだろうさ」と言いました。これがとどめの言葉でした。

ハーマイオニーは次の授業に出て来ませんでした。さらに午後は一度も姿を見ませんでした。ハロウィンのご馳走を食べに大広間に向かう途中でパーバティ・パチルがラベンダー・ブラウンに話しているのをハリーが聞きました。

何でもハーマイオニーがトイレで泣いていて「1人にしてくれ」と言ったらしい。それを聞いたロンはバツの悪そうな顔をしました。しかし大広間のハロウィンの飾りつけを見た瞬間2人ともそんな事など忘れてしまいました。

トロールが地下室に。お知らせしなくてはと思って。クィレル先生が大広間に駆け込んで来てこう言いました。ダンブルドア校長は声を轟かせて監督生に「すぐさま自分の寮の生徒を引率して寮に帰るように」と指示をしました。

ところがそこでハリーがロンに・・・

「ちょっと待って。ハーマイオニーだ」
「トロールのこと知らないよ」

するとロンは?

3-3.こうして3人は
先生の言う事と学校の規則は守らなければならない。事ある毎にしゃしゃり出て来てお節介を焼くハーマイオニーの事はハリーもロンも大嫌いでした。日頃の言動からすれば「あいつがどうなろうと知った事か」と言うハズです。

ところが唇を噛んだ後ロンが口にした言葉は「判った。だけどパーシーに気づかれないようにしなきゃ」でした。2人は身を屈め反対方向に行くハッフルパフ生に紛れ込み誰もいなくなった廊下を抜けて女子トイレに急ぎました。

恐ろしい光景でした。背丈が4メートルもあるトロールは物凄い異臭を放ち腕が異常に長いので手にした巨大な棍棒は床を引きずっています。鍵穴に鍵がついたままだ。あいつを閉じ込められる。ハリーが小声でこう言いました。

トロールが出て来ませんようにと祈りながら2人は開けっ放しになっている扉にじりじりと近づきました。最後の一歩は大きくジャンプしハリーは鍵を掴むと扉をぴしゃりと閉めて鍵をかけました。ところが次の瞬間には・・・

「やった!」と言って2人は意気揚々と来た廊下を戻りました。ところが曲がり角まで来た時に心臓が止まりそうな声を聞きました。ロンは顔を真っ青にして「しまった」と言いハリーも息を呑み「女子トイレだ」と言いました。

2人は同時に「ハーマイオニーだ!」と叫びました。これだけは絶対にやりたくありませんでした。しかし他に手段はありません。回れ右をして2人は全力疾走しました。気が動転しているので鍵がなかなか上手く回りません。

ようやく扉を開け中に入るとハーマイオニーは奥の壁に張りついて縮み上がり今にも気を失いそうです。ここで今日フリットウィック先生の「呪文学」の授業で練習したばかりの魔法が役立ちました。ロンが杖を取り出し・・・

「ウィンガーディアムレヴィオーサ!」

ロンは自分でも何をしようとしているのか分らないままで最初に頭に浮かんだこの呪文を唱えました。すると突然棍棒がトロールの手から飛び出し空中高く舞い上がってゆっくりと回転をすると持ち主自身の頭の上に落ちました。

トロールはふらついたかと思うとドサッと音を立ててその場にうつ伏せに倒れました。ハーマイオニーがやっと口を開き「これ死んだの?」と訊きました。その問いにハリーが「ノックアウトされただけだと思う」と答えました。

私がトロールを1人でやっつけに来ました。ハーマイオニーがマクゴナガル先生に真っ赤な嘘をついている!ロンは驚くあまり杖を取り落としました。それ以来ハーマイオニー・グレンジャーはハリーとロンの友人になりました。

それもホグワーツ特急で出会った時ロンとハーマイオニー双方が互いに一目惚れでハリーが開心術でそれを見抜いたからなんですよね。

今日の最後に
ホグワーツ特急で最初に出会ったその時にハーマイオニーはロンの事が好きになりました。ロンもまたハーマイオニーの事が好きになりました。ハーマイオニーはロンの好きな人なんだから自分は決して好きになってはいけない。

ハリーは開心術でロンとハーマイオニーが両思いだという事を見抜いていた。そのためハリーはホグワーツ在学期間中の7年間一度もハーマイオニーに対し恋愛感情を抱きませんでした。その行動は常に一貫していたんですよね。

だからこそハリーとハーマイオニーは男女の性別を越えた友情を育む事ができたんですよね。(笑)
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