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ホグワーツの生徒は3年生になると両親又は保護者が許可証にサインをしてくれればホグズミード村に行く事が許されます。そしてそこで飲む定番の飲物と云えばこれのようです。そしてハリーが5年生になった時には普段は客が入らず閑古鳥が鳴いている店で一度に25本もの大量注文があったのでした。(全2項目)

2-1.バタービール
ハリーがこの飲物の名前を初めて耳にしたのは3年生の時でした。ホグワーツでは3年生になるとホグズミード村に行く事が許されます。しかしそれには両親又は保護者に許可証にサインをして貰わなければならなかったのです。

両親のいないハリーはバーノン叔父さんにサインを貰おうとしました。しかし結局サインをして貰えませんでした。そのためロンとハーマイオニーの2人はホグズミードに行ってハリーは1人取り残されてしまったというわけです。

どんな所だった?どこに行ったの?帰って来た2人にハリーがこう訊くと「行ける所は全部行った」という感じでした。そんな中に「三本の箒」で泡立った温かいバタービールをマグカップで引っかけたという話が出て来ました。

「バタービールを持って来てあげたかったなあ。体が芯から温まるんだ」

ところが「当分の間は飲めないだろう」と思っていたハリーがそのバタービールを飲む機会に恵まれたのです。それはクリスマス休暇前日にホグズミード行きが許可された時でした。フレッドとジョージの2人がハリーに・・・

「行く前に君にお祭り気分を分けてあげようかと思って」

2人は一足早いクリスマス・プレゼントだと言ってハリーに「忍びの地図」を譲ってくれました。ハリーは地図に載っている秘密の抜け穴を通ってホグズミードに行きロンとハーマイオニーと合流して「三本の箒」に行きました。

こうしてハリーはバタービールを飲む事ができました。ところがそこにマクゴナガル先生にフリットウィック先生と魔法大臣コーネリウス・ファッジにハグリッドが現れてハリーに内緒にしていた事を全部話してしまったのです。

ハリーの両親は父ジェームズの無二の親友でこの夏アズカバンを脱獄したシリウス・ブラックの裏切りで死んだ。話を聞いてしまったハリーはショックで明け方まで眠れませんでした。初めてバタービールを飲んだ喜びも・・・

すっかり吹き飛んでしまったのです。

2-2.数々の場面で
さて!そんなわけでホグワーツの生徒の間では群を抜いて人気がある。というか?ホグズミード村に行けば「これを注文するのが当たり前」という飲物のようです。ここでバタービールが飲まれている場面を挙げてみましょう。

●場面その1「第3巻アズカバンの囚人第12章」
ハリーは3年生のクリスマス休暇明けからルーピン先生の指導の元「守護霊の呪文」を習得するため課外授業を受ける事になりました。その4週目の訓練の時でした。ルーピンが「今まで飲んだ事がないはずだ」と言って・・・

カバンからバタービールを2本取り出して来たのです。前述のように実は秘密の抜け穴を通ってホグズミード村に行き飲んだ事のあるハリーは思わず「大好き!」と口を滑らせてしまいました。それを聞いてルーピンが・・・

眉を不審そうに動かすのを見てハリーは慌てて「ロンとハーマイオニーが少し持って来てくれた」と言って取り繕いました。そう言われてもなおルーピンは「そうか」と言いながらもまだ腑に落ちない。納得できない様子でした。

●場面その2「第4巻炎のゴブレット第19章」
心ならずも三大魔法学校対抗試合の代表選手になってしまい、ハリーはグリフィンドール以外の生徒から冷たい視線を浴び嫌われる存在になってしまいました。そして「第1の課題」直前ホグズミード行きが許された時に・・・

ハリーは「透明マント」を被りハーマイオニーとホグズミードに行きました。ハーマイオニーの提案でハリーは「三本の箒」に入りました。ハリーが座っているテーブルにハーマイオニーがバタービールを2本持って来て・・・

1本をマントの下から滑り込ませました。ハリーがマントで隠れているのでハーマイオニーは「ここにたった1人で座っているなんて私凄く間抜けに見えるわ」と言ったのでした。この後にハグリッドとマッド・アイが来て・・・

ハグリッドに「今晩そのマントを着て真夜中に俺の小屋に来いや」と言われてハリーは「第1の課題」の内容がドラゴンだと知ったのです。

●場面その3「第4巻炎のゴブレット第21章」
何とか「第1の課題」をクリアしてハリーはシリウスに手紙を出すためにふくろう小屋に行きました。手紙を出した後ロンが「今頃はフレッドとジョージが厨房から食べ物をどっさりくすねて来てるはずだ」とそう言うのです。

まさにその通りでした。ハリーたち3人がグリフィンドールの談話室に入ると歓声と叫び声が爆発しました。山のようなケーキがどこもかしこもびっしりでした。そしてそこには大瓶入りのバタービールもあったというわけです。

●場面その4「第4巻炎のゴブレット第23章」
三大魔法学校対抗試合が開催された時にはその三校の生徒及び関係者が出席してクリスマス・ダンスパーティが盛大に行なわれる事になっているようです。そして代表選手はそのパーティでは最初に踊るのが伝統なのだそうです。

ハリーのパートナーはパーバティ・パチルでした。そして何と驚く事にダームストラングの代表選手ビクトール・クラムのパートナーはハリーも最初は分らないぐらい見違えるほどきれいになったハーマイオニーだったのです。

「ハーム・オウン・ニニーはどこ?」

こう声がしてハリーとロンのいるテーブルにバタービールを2本持ったクラムがやって来ました。ロンがクラムを見上げながら「さあね。見失ったのかい?」と取りつく島もない言い方をしました。ロンにそう言われて・・・

クラムはいつものむっつりした表情になりました。それでも「もし見かけたら僕が飲み物を持っていると言ってください」と伝言を頼んで立ち去って行きました。この後ロンとハーマイオニーは激しい口論を繰り広げたのでした。

●場面その5「第4巻炎のゴブレット第28章」
前述の「第1の課題」終了直後のパーティの際ハーマイオニーはフレッドから屋敷しもべ妖精がいる厨房への入り方を聞き出しました。ところが何と驚くべき事にその厨房にドビーとウィンキーがいてハリーは再会したのでした。

そしてドビーのお陰で何とか「第2の課題」をクリアしハリーたちが再び厨房を訪れた時でした。ハーマイオニーが周囲を見回しながらドビーに「ウィンキーはどこ?」と訊くとドビーは耳を少し垂れ下がらせこう答えました。

「ウィンキーは暖炉のそばです。お嬢様」

ウィンキーはバタービールの瓶を握り暖炉の火を見つめていました。かなり酔っているようです。ウィンキーはこの頃1日に6本も飲むのだそうです。ウィンキーは首になってもクラウチ氏の事が心配で嘆き悲しんでいたのでした。

●場面その6「第5巻不死鳥の騎士団第16章」
ハーマイオニーが突然「闇の魔術に対する防衛術を自習する!」と言い出しその先生にはハリーこそふさわしいと言うのです。さらに自分とロンだけでなく他の生徒にもという事で10月にホグズミード行きが許された時に・・・

総勢28人の生徒がホッグズ・ヘッドに集結しました。ハリーがバタービールを飲みながら「誰が僕たちに会いに来るって言ったっけ?」と訊くとハーマイオニーは「ほんの数人」と答えました。ところがハリーが驚く事に・・・

パブの扉が開いて続々と人が入って来ました。それを見てホッグズ・ヘッドのバーテンは一度も洗った事がないような汚いボロ布でコップを拭きながら固まって動かなくなっていました。フレッドが素早く人数を数えると・・・

「じゃあバタービールを25本頼むよ」と言ったのでした。

●場面その7「第7巻死の秘宝第11章」
ハリーたち3人は死喰い人集団に急襲されたビルとフラーの結婚式の会場を脱出した後はグリモールド・プレイス12番地に身を寄せました。そして3日後にはルーピンがその後の状況を3人に知らせるためにやって来たのでした。

4人は厨房に下りルーピンが旅行用マントからバタービールを取り出してテーブルを囲みました。君たちは結婚式の後まっすぐここに来たのかね?と訊かれてハリーがトテナム・コート通りで死喰い人と出くわした後だと・・・

こう答えるとルーピンは驚くあまりバタービールをほとんどこぼしてしまいました。3人から事の次第を聞き終えルーピンは「どうやってそんなに早く見つけたのだろう?」と言って動揺を隠せない様子でした。何故なら・・・

姿を消す瞬間に捕まえなければ「姿くらまし」した人間を追跡するのは不可能なのだそうです。そしてそれは後にヴォルデモートが自身の名前「ヴォルデモート」を禁句にしハーマイオニーが口にしたからだと判明したのでした。

今日の最後に
こうして拾い出してみて私がふと思ったのは三大魔法学校対抗試合の「第1の課題」の後にグリフィンドール寮の談話室で行なわれたパーティの席にバタービールがあったという事でハリーが「飲んでみたい」と言えば・・・

ロンとハーマイオニーがフレッドとジョージに「何とかならないか」と言って屋敷しもべ妖精に頼んでいれば入手する事ができた。そうすればハリーはホグズミード村に行かなくてもバタービールを飲む事ができたんですよね。

でも今ここで「そうすればよかったんじゃないか!」と言ってももはや後の祭りですけどね。(笑)
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