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ハリポタ通の館(やかた)

ここではハリーポッター・シリーズに関する様々な情報や私の推測(妄想?)をお届けしています。毎週、日曜・月曜・水曜・木曜更新。

さて!2月から4月にかけて結構立て続けに「賢者の石」編と「秘密の部屋」編をやりましたが久方ぶりにアルバス・ダンブルドアの「アズカバンの囚人」編を今週と来週の2週間に渡ってお届けする事にしました。1人の魔法使いが不可能と言われていた魔法界の監獄アズカバンを脱獄した事でホグワーツには・・・(全3項目)

3-1.シリウス・ブラックに吸魂鬼
それは新学期を翌日を控えた夏休み最終日の事でした。ハリーが「漏れ鍋」の階段を下りて行くと共に泊まっているウィーズリー夫妻が食堂の奥のほうで言い争っていました。自分が聞いてしまった事を2人には知られたくない。

どうしたものかと躊躇していると自分の名前が聞こえて来ました。ハリーは思わず食堂の扉に近寄り聞き耳を立てました。そこでハリーは先ごろアズカバンを脱獄したシリウス・ブラックが自分の命を狙っていると知ったのです。

ハリーに話さないなんて馬鹿な話があるか。惨めな思いをさせたいわけじゃない。私はあの子に自分自身で警戒させたいだけなんだ。それに対しておばさんはダンブルドアが校長をしている限りハリーを傷つける事などできない。

ダンブルドアはこの事を全てご存知なんでしょう?こう訊くおばさんにアーサー氏は「もちろん知っていらっしゃる」と答えました。アズカバンの看守を学校の入口付近に配備してもいいかとお伺いを立てなければならなかった。

ダンブルドアはご不満ではあったが同意した。シリウス・ブラックを捕まえるために配備されるのにどこが不満なんですか?と訊くおばさんにアーサー氏は「ダンブルドアはアズカバンの看守がお嫌いなんだ」と答えたのでした。

アーサー氏の口調は重苦しくさらに「それを言うなら私も嫌いだ」と言うのです。しかしシリウス・ブラックのような魔法使いが相手では嫌な連中とも手を組まなければならない事もある。その看守がハリーを救ってくれたら?

そう訊くおばさんにアーサー氏は「そうしたら私はもう一言もあの連中の悪口は言わん」と疲れた口調で答えました。ハリーはそのアズカバンの看守つまり吸魂鬼が「どれだけ恐ろしい生き物なのか?」をまだ知りませんでした。

そして翌日ホグワーツ特急に乗った時に・・・

それを知る事になったのです。

3-2.今年は食事前に
ホグワーツ特急は吸魂鬼の捜査を受けハリーは気を失いました。そのためハリーは城に入って早々にマクゴナガル先生に呼ばれた挙句にマダム・ポンフリーに今夜は病棟に泊めたほうがいいのでは?と言われてしまったのでした。

そのため何故か?これもマクゴナガル先生に呼ばれたハーマイオニーと共にハリーが大広間に入った時には新入生の組分けの儀式が終わっていました。ロンが「一体何だったの?」と訊いてハリーが説明を始めたその時に・・・

ダンブルドア校長が挨拶のために立ち上がったのでハリーは話を中断しました。ダンブルドアはその冒頭で「皆に幾つかお知らせがある。1つはとても深刻な問題なので皆がご馳走でぼーっとなる前に」と言って話し始めました。

ダンブルドアは咳払いをしてからホグワーツ特急での捜査があったから皆も知っての通り、我が校は今アズカバンの吸魂鬼を受け入れておる。魔法省のご用でここつまりホグワーツに来ていると説明したのでした。そして・・・

ここまで話した所でダンブルドアは一旦言葉を切りました。前述のようにハリーは昨日アーサー氏が言っていた事を思い出しました。吸魂鬼が学校を警備する事をダンブルドアは快く思っていない。そしてダンブルドアは・・・

吸魂鬼たちは学校の入口という入口を堅めておる。はっきり言っておくがあの者たちがここにいる限り誰も許可なしで学校を離れてはならん。吸魂鬼は悪戯や変装に引っかかるような代物ではない。さらにダンブルドアは・・・

吸魂鬼には「透明マント」さえ無駄だと言うのです。ダンブルドアがさらりと付け加えたその言葉にハリーとロンはちらりと目を見交わしました。さらに吸魂鬼に関して注意すべき事のダンブルドアの説明が続けられたのでした。

言い訳やお願いを聞いて貰おうとしても吸魂鬼に対しては生来できない相談だ。だからこそ個々の生徒に注意しておく。あの者たちつまり吸魂鬼が皆に危害を加えるような口実を与えてはいけない。ここでダンブルドアは・・・

男女それぞれの監督生と新任の首席に向かって「頼みましたぞ。誰1人として吸魂鬼といざこざを起こす事のないよう気をつけるように」と呼びかけた後に再び言葉を切って深刻そのものの顔つきで大広間を見渡したのでした。

誰1人身動きもせず声を出す者もいませんでした。

3-3.楽しい話
「楽しい話に移ろうかの」ダンブルドアはこう言うと話の内容を一転させて「今学期からうれしい事に新任の先生を2人お迎えする事になった」と新たにホグワーツの教職に着任する事になった2人を紹介しました。まずは・・・

「まずルーピン先生。有り難い事に空席になっている闇の魔術に対する防衛術の担当をお引き受けくださった」

パラパラとあまり気のない拍手が起こりました。ルーピン先生と同じコンパートメントに居合わせた生徒だけがハリーも含めて大きな拍手をしました。ルーピン先生は一張羅を着込んだ先生方の中で一層みすぼらしく見えました。

ロンがハリーの耳元で「スネイプを見てみろよ」と囁きました。スネイプが「闇の魔術に対する防衛術」の席を狙っているのは周知の事実でした。スネイプは教職員テーブルの向こう側からルーピン先生のほうを睨んでいました。

そのスネイプの今の表情はスネイプが大嫌いなハリーでさえどきりとさせられました。怒りを通り越して憎しみの表情だったからです。ハリーにとっては毎度お馴染みのスネイプがハリーを見る時の目つきそのものだったのです。

「もう1人の新任の先生は」

ルーピン先生へのパッとしない拍手が終わるのを待ってダンブルドアが2人目の新任の先生を紹介しました。ケトルバーン先生は「魔法生物飼育学」の先生だったが残念ながら前年度末をもって退職する事になったんだそうです。

手足が1本でも残っている内に余生を楽しみたいからだそうです。そこで後任にはこれもうれしい事に他ならぬルビウス・ハグリッドが現職の森番に加えて教鞭を取る事になった。何とハグリッドが先生になる事になったのです。

ハリーたち3人は驚いて顔を見合わせました。そして3人ともみんなと一緒に拍手をしました。特にグリフィンドール生たちの拍手は割れんばかりでした。ハリーが身を乗り出して見てみるとハグリッドは顔を真っ赤にして・・・

自分の巨大な手を見つめていたのでした。ロンはテーブルを叩きながら「そうだったのか!」と叫びさらに「噛みつく本を教科書指定するなんてハグリッド以外にいないよな?」とも言ってみせたのでした。そしてここで・・・

「さてこれで大切な話はみな終わった」

「さあ宴じゃ!」

ダンブルドアがこう宣言してようやく待望の食事という事になったというわけなんですよね。

今日の最後に
ケトルバーン先生の後任として「魔法生物飼育学」の教職にハグリッドが就任したと聞いて、大勢の生徒が拍手をしたのはハグリッドが長年森番として仕事をしていて生徒たちの信頼が絶大だったからに他ならないでしょうね。

その一方ルーピン先生に対する拍手がパッとしなかったのはルーピン先生の服装が他の先生方の一張羅と比べると一段とみすぼらしかった。さらに私が思うには過去2年間の「闇の魔術に対する防衛術」の先生がいすれも・・・

期待外れだったからだと私はそう思いますね。ところがルーピン先生はそんな過去の先生方の悪評を払拭する名教師だったんですよね。

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