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ハリポタ通の館(やかた)

ここではハリーポッター・シリーズに関する様々な情報や私の推測(妄想?)をお届けしています。毎週、日曜・月曜・水曜・木曜更新。

「太った婦人(レディ)」を襲ったのはシリウス・ブラックだった!一体どうやって入り込んだんだろう?生徒の間でもその方法が議論になる中スネイプにはスネイプなりの考えがあるようです。しかしそれを強く主張するスネイプに対してダンブルドアが言い放った言葉とは?そう言われてスネイプは?(全3項目)

3-1.臨時の者を
シリウス・ブラックは一体どうやって入り込んだんだろう?生徒の間でその方法が議論になる中パーシーが「灯りを消すぞ!全員寝袋で入って。おしゃべりはやめ!」と怒鳴ると蝋燭の灯が一斉に消えました。その後は・・・

1時間毎に先生が1人ずつ大広間に入って来て何事もないかどうか確かめました。ようやく全員が寝静まった午前3時頃ダンブルドア校長が大広間に入って来ました。ハリーが見ているとダンブルドアはパーシーを探していました。

パーシーは寝袋の間を巡回しておしゃべりを辞めさせていました。パーシーが低い声で「先生。何か手がかりは?」と訊くとダンブルドアは「いや。ここは大丈夫かの?」と訊き返しパーシーは「異常なしです」と答えました。

するとダンブルドアは「よろしい」と言った後に「何も今すぐ全員を移動させる事はあるまい。グリフィンドールの門番には臨時の者を見つけておいた。明日になったら皆を寮に移動させるがよい」とパーシーに言ったのでした。

「太った婦人(レディ)」は3階のアーガイルシャーの地図の絵に隠れているそうです。合言葉を言わないシリウス・ブラックを通すのを拒んだため襲われたそうです。レディはまだ非常に動転しているが落ち着いて来たら・・・

フィルチに言ってレディを修復させるとの事でした。そこでまた大広間の扉が開く音が聞こえて来ました。別の誰かが入って来たようです。ダンブルドアに近づいて来て「校長ですか?」と声をかけて来たのはスネイプでした。

ハリーが身じろぎもせず聞き耳を立てていると・・・

3-2.怒るスネイプにダンブルドア
スネイプの報告によれば「4階は隈なく探した。さらにフィルチが地下牢を探しました」しかしどちらにもシリウス・ブラックはいなかった。何もなしとの事でした。さらにダンブルドアはスネイプに対してこう訊いたのでした。

「天文台の塔はどうかね?トレローニー先生の部屋は?ふくろう小屋は?」

スネイプが「全て捜しましたが」と言うとダンブルドアはスネイプに「ご苦労じゃった」と言うと自分もシリウス・ブラックがいつまでもぐずぐず残っているとは思ってなかった。つまり確認のために捜して貰ったのだと・・・

先回の記事ではロンが先生方に捜させているという事はダンブルドアはシリウス・ブラックがまだ城内にいると考えているという事だと言っていました。しかしここでロンの考えは間違っていたという事が明らかになったのです。

生徒たちの間でも「シリウス・ブラックは一体どうやって入り込んだのか?」が議論になりました。スネイプにはスネイプなりの考えがあるようです。ここでスネイプもダンブルドアに「何か思い当たる事は」と問い質しました。

するとダンブルドアはスネイプに色々あるがいずれも絶対にないとそう言うのです。それでもスネイプは「先日の我々の会話を覚えておいででしょうな」と食い下がっていました。一学期が始まった時の会話だとそう言うのです。

ハリーが薄目を開けて盗み見るとパーシーが全神経を集中させている顔とスネイプの怒ったような横顔が見えます。スネイプはほとんど唇を動かさずに話していました。まるでパーシーを会話から閉め出そうとしているようでした。

ダンブルドアの「いかにも」という答えには警告めいた響きがありました。スネイプはどうやらシリウス・ブラックが城内に入り込むためには内部の者の手引きがなければほとんど不可能だとそう強く主張しているようでした。

この城の内部の者がシリウス・ブラックの手引きをしたとは自分は考えておらん。ダンブルドアがこう言う時の言葉の響きには「この件は打ち切り」とスネイプに二の句を継がせないきっぱりとした調子が感じられたのでした。

つまりダンブルドアは「内部にシリウス・ブラックを手引きして中に引き入れている者など絶対にいない」という確固たる自信がある。だからスネイプに対して二度とそんな主張をするなと態度で示したというわけなんですよね。

3-3.恥じ入るパーシー
わしは吸魂鬼に会いに行かねばならん。捜索が終わったら知らせると言ってあるのでな。そう言うダンブルドアにパーシーが「吸魂鬼は手伝おうとは言わなかったのですか?」と訊いたのでした。するとその問いに対して・・・

「おお言ったとも」

ダンブルドアはこう答えました。吸魂鬼も捜索を手伝いたいと言ったんだそうです。しかしその声は冷やかでした。さらに続けてダンブルドアは「わしが校長職にある限り吸魂鬼にはこの城の敷居は跨がせん」とも言ったのでした。

こう言われてパーシーは少し恥じ入った様子でした。ダンブルドアはそっと大広間を出て行きました。スネイプはその場に佇んで憤懣やる方ない表情でダンブルドアを見送りましたが、やがてスネイプも大広間を出て行きました。

シリウス・ブラックに切り刻まれた「太った婦人(レディ)」の肖像画は壁から取り外されました。その代りにずんぐりした灰色のポニーに跨った「カドガン卿」の肖像画が掛けられました。これには誰もが皆大弱りだったのです。

カドガン卿は人を選ばす決闘を挑みました。そうでなければとてつもなく複雑な合言葉を捻り出すのに余念がありませんでした。さらには少なくとも1日2回は変えたのです。シェーマス・フィネガンが頭に来てパーシーに・・・

「他に人はいないの?」と訴えるとパーシーは「どの絵もこの仕事を嫌ったんでね」と答えました。何故なら「太った婦人(レディ)」にあんな事があったので、みんな怖がって名乗り出る勇気があったのはカドガン卿だけだった。

つまりこれ以外に成り手が現れなかったというわけです。しかしハリーはカドガン卿を気にする所ではありませんでした。ハリーの命を狙っているというシリウス・ブラックがホグワーツへの侵入を果たしてしまったからでした。

今やハリーを監視する目が大変でした。先生方は何かと理由をつけてハリーと一緒に廊下を歩きました。パーシーはハリーの察する所では母親の言いつけのようです。ハリーの行く所にはどこにでもぴったりと従いて来ました。

その姿はまるで踏ん反り返った番犬のようでした。極めつきはマクゴナガル先生でした。自分の部屋にハリーを呼んだ時。マクゴナガル先生があまりにも暗い顔をしているのでハリーは誰かが死んだのかと思ったぐらいでした。

今日の最後に
何故スネイプは憤懣やる方ない表情を浮かべていたのか?何故シリウス・ブラックが内部の者の手引きで城に侵入したと主張したのか?それはシリウス・ブラックとルーピン先生は学生時代は友人関係だったからというわけです。

しかも2人はお互いに親友と呼び合えるほどの間柄で強い絆で結ばれていました。だからこそスネイプはシリウス・ブラックはルーピン先生の手引きで城に入り込んだと強く主張したのです。しかしスネイプは知りませんでした。

シリウス・ブラックとリーマス・ルーピンはこの12年間というものは友人関係ではありませんでした。おそらくダンブルドアはそれを知っていたんでしょうね。だからスネイプの主張をきっぱりと否定する事ができたんですよね。

それでもシリウス・ブラックとルーピン先生がかつてはそういう関係だったという事を知れば生徒たちが疑いの目でルーピン先生を見る事になる。そのためダンブルドアもその事を生徒たちの前では決して一切口にはしなかった。

だからハリーたちもその事を全く知りませんでした。3人がそれを知ったのは学期末試験が終了した日の夜だったのです。

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