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ハリポタ通の館(やかた)

ここではハリーポッター・シリーズに関する様々な情報や私の推測(妄想?)をお届けしています。毎週、日曜・月曜・水曜・木曜更新。

愛する人が死んだ時。その人は永久に我々のそばを離れるとそう思うかね?大変な状況にある時。いつにも増して鮮明にその人たちを思い出しはせんかね?君の父君は君の中に生きておられる。そして本当に必要な時には最もはっきりとその姿を現わす。だからハリーの守護霊は牡鹿の姿だとダンブルドアはそう言うのです。(全3項目)

3-1.ルーピンが去った後に
ハリーたち3人は翌日の昼に退院しました。ホグズミード行きが許されていたもののロンもハーマイオニーも出かける気になれず3人で校庭を歩きながら昨晩の大冒険を語り合いました。3人が湖のそばに座っている所に・・・

そこに姿を現したのが寝不足顔のハグリッドでした。バックビークが逃げて処刑を免れたので一晩中お祝いしていたのだそうです。ところがそのハグリッドの口からルーピン先生が今朝一番で辞めたと聞かされてハリーは・・・

「僕、会いに行って来る」

でももし辞任したなら私たちにできる事はもうないのではと言う2人に「構うもんか。それでも会いたいんだ」と言ってハリーはルーピンの部屋に向かいました。辞めないで欲しい。ハリーがルーピンを説得していると・・・

今朝校長先生が私に話してくれた。君は昨夜随分多くの命を救ったそうだね。私に誇れる事があるとすればそれは君がそれほど多くを学んでくれたという事だ。君の守護霊の事を話しておくれ。ハリーが昨晩の事を話すと・・・

ルーピンは私はもう君の先生ではないからと言ってハリーに「透明マント」に加えて「忍びの地図」をも渡してくれました。ホグワーツを去る自分にとっては何の役にも立たない。それに君たちなら使い道を見つける事だろう。

するとそこに扉をノックする音がしました。ハリーは急いでマントと地図をポケットに押し込みました。姿を見せたのはダンブルドアでした。ダンブルドアはルーピンに「門の所に馬車が来ておる」と告げにやって来たのでした。

「君の先生になれてうれしかったよ。またいつかきっと会える。校長。門までお見送りいただかなくて結構です。1人で大丈夫です」

見送りを辞退しているのを見てハリーはルーピンが一刻も早くこの場を立ち去りたいと思っているのでは?とそんな気がしました。ルーピンが去った後ハリーは椅子に座って塞ぎ込んで床を見ていました。ところがそこで・・・

扉が閉まる音が聞こえてハリーが見上げるとダンブルドアがまだそこにいたのでした。

そこでダンブルドアはハリーに・・・

3-2.恐ろしい運命
どうしたね?そんなに浮かない顔をして。昨夜の後なら自分を誇りに思ってもいいのではと言うダンブルドアにハリーは苦い物を噛みしめるように「何もできませんでした。ペティグリューは逃げてしまいました」と答えました。

何もできなかった?そんな事はないとダンブルドアは言うのです。それどころか大きな変化をもたらした。ハリーは真実を明らかにするのを手伝った。1人の無実の男つまりシリウスを恐ろしい運命から救ったとそう言うのです。

恐ろしい。何かがハリーの記憶を刺激しました。以前よりさらに偉大により恐ろしく。ハリーの脳裏に蘇ったのはトレローニー先生の予言でした。そこでハリーは学期末試験の時のトレローニー先生の予言を打ち明けたのでした。

ダンブルドア先生。昨日「占い学」の試験を受けていた時にトレローニー先生がとってもとっても変になったんです。ハリーがこう言うとダンブルドアは「ほう?いつもよりもっと変にという事かな?」と言葉を返してきました。

はい。声が太くなって目が白目になってこう言ったんです。今夜真夜中になる前その召使いは自由の身となりご主人様の元に馳せ参ずるであろう。こうも言いました。闇の帝王は召使いの手を借り再び立ち上がるであろうとも。

それから先生はまた普通と云うか?元に戻った。しかも自分が言った事を何も覚えていなかった。あれはトレローニー先生が本当の予言をしたのでしょうか?ハリーがこう訊くとダンブルドアは少し感心したような顔をしました。

そして考え深げに「これはトレローニー先生はもしかしたらもしかしたのかも知れんのう」と言いました。こんな事が起こるとは。ところが何とダンブルドアはトレローニー先生の本当の予言は全部で2つになったと言うのです。

「給料を上げてやるべきかの」と言うダンブルドアを見てハリーは呆気に取られました。どうしてダンブルドアはこんなに平静でいられるんだろう?ハリーは訴えました。もしヴォルデモートが戻って来るとしたら僕の責任です。

シリウスとルーピン先生がペティグリューを殺害しようとしたのに僕が止めたんです。するとダンブルドアは「いやそうではない」と言うのです。ハリーがペティグリューの命を救ったのは実に気高い事だったとそう言うのです。

3-3.そんな日が来るのだろうか?
君はペティグリューの命を救うという実に気高い事をしたのじゃ。でもそれがヴォルデモートの復活に繋がるとしたら?ダンブルドアにそう言われてもこれから起こる事を考えたら到底ハリーは納得などできないでいたのでした。

そんなハリーにダンブルドアはペティグリューは君に命を救われ恩を受けた。君はヴォルデモートの下に君に借りのある者を腹心として送り込んだんだ。魔法使いが魔法使いの命を救う時。2人の間にはある種の絆が生まれる。

ヴォルデモートが果たしてハリー・ポッターに借りのある者を自分の召使いとして望むかどうか疑わしい。自分の考えはそう外れてはいないだろうと言うダンブルドアにハリーは「あいつは僕の両親を裏切った!」だから・・・

「ペティグリューとの絆なんて欲しくない!」と言うハリーにダンブルドアは「これは最も深遠で不可解な魔法じゃよ。わしを信じるがよい」だからいつか必ずペティグリューの命を助けてよかったと思う日が来ると言うのです。

ハリーにはそんな日が来るとは思えませんでした。ダンブルドアはそんなハリーの思いを見通しているようでした。自分は君の父君の事をホグワーツ時代もその後もよく知っている。君の父君もペティグリューを助けたに違いない。

わしには確信がある。ダンブルドアはそこまで言うのです。お父さんの事を言われハリーは思いました。ダンブルドアなら笑わないだろう。ダンブルドアになら話せる。そう思ってハリーは昨夜自分が思った事を打ち明けました。

昨日の夜。守護霊を創り出したのは僕の父さんだと思ったんです。湖の向こうに僕自身の姿を見た時でした。するとダンブルドアは「無理もない。もう聞き飽きたかもしれんが」と言って君は驚くほどジェームズに生き写しだと。

ただ目だけは母君の目だとそう言いました。ハリーは頭を振り「あれが父さんだと思うなんてどうかしてた。だって父さんは死んだって判っているのに」と言いました。そんなハリーにダンブルドアはこう言葉を返したのでした。

愛する人が死んだ時。その人は永久に我々のそばを離れるとそう思うかね?大変な状況にある時。いつにも増して鮮明にその人たちを思い出しはせんかね?君の父君は君の中に生きておられる。そして本当に必要な時には・・・

最もはっきりとその姿を現わす。だからこそハリーは牡鹿の姿の守護霊を創り出す事ができたとダンブルドアは言うのです。ダンブルドアは昨夜シリウスが「いかにして3人が動物もどきになったのか?」を自分に話してくれた。

まことに天晴れじゃ。自分にまで内緒にしていたとは殊更に上出来だ。そしてダンブルドアは最後に「君は昨夜父君に会ったのじゃ。君の中に父君を見つけたのじゃよ」と言い残して部屋を出て行ったというわけなんですよね。

どう考えてよいのやら・・・

混乱しているハリーを残して・・・

最後に
わしには確信がある。いつか必ずペティグリューの命を助けてよかったと思う日が来るだろう。実はこの後ハリーはピーター・ペティグリューことワームテールと「2回」会い二度目の時が大問題になるというわけなんですよね。

さて!こうして久方ぶりに先週と今週の2週間に渡って第3巻「アズカバンの囚人」のアルバス・ダンブルドアをお届けして来ました。次回の第4巻「炎のゴブレット」編については何とか年内にやりたいとそう思っている所です。

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