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確かにお前は少々おかしい。だがみっちり叩き直せば治るだろう。さらにバーノン叔父さんはハリーの両親は間違いなく妙ちくりんな変人でいないほうが世の中少しはましになったとまで言うのです。おまけに叔父さんはハリーの両親が死んだのは身から出た錆だと言うのです。そしてついに・・・(全3項目)

3-1.誓ったんだ
ハリーをホグワーツになんか行かせない。こう言うバーノン叔父さんに対してハグリッドは「お前のようなコチコチのマグルにこの子を引き止められるもんなら拝見しようじゃないか」と言ったのでした。それを聞いて・・・

「マグ-何て言ったの?」と訊くハリーにハグリッドは「マグルだよ。連中のような魔法族ではない者を俺らはそう呼ぶ」と答えました。さらにダーズリー夫妻はこれまで見た中でも最悪の極めつきの大マグルだと言うのです。

そんな所で育てられるなんてお前さんも不運だったとハグリッドはそう言うのです。それに対して叔父さんは「ハリーを引き取った時。くだらんゴチャゴチャはお終いにするとわしらは誓った」と反論しました。そこで・・・

ハリーの中からそんなものは叩き出してやると誓った。それを聞いてハリーは叔父さんに「僕が魔法使いだってこと知ってたの!」と驚いて言うと叔父さんではなくペチュニア叔母さんが突然甲高い声でこう言い放ったのでした。

「知ってたかですって?ああ知ってたわ。知ってましたとも!あの癪な妹がそうだったんだからお前だってそうに決まってる。妹にもちょうどこれと同じような手紙が来てさっさと行っちまった。その学校とやらへね」

叔母さんが最後に「吹っ飛んだので私たちはお前を押しつけられた」と言うとハリーは真っ青で声も出ませんでした。ようやく口が利けるようになって「吹っ飛んだ?自動車事故で死んだって言ったじゃない!」と言うと・・・

再びハグリッドの怒りが爆発したのでした。自動車事故なんかでリリーやジェームズ・ポッターが死ぬはずがないとハグリッドは言うのです。それを聞いてハリーが「でもどうしてなの?一体何があったの?」と訊くと・・・

「こんな事になろうとは」

ハグリッドの声は一転して低く物憂げでした。

3-2.バカバカしい
ダンブルドアがお前さんを捕まえるのに苦労するかもしれんと言いなさった。がしかしハリーがこれほど知らないという事でハグリッドは荷が重過ぎるかもしれが何も知らずにホグワーツに行くわけにはいかないと言って・・・

何故ハリーの両親は死んでハリーはダーズリー夫妻に育てられる事になったのか?その経緯の説明を始めました。事の起こりはハグリッドがその名前を口にするのさえ恐ろしいというヴォルデモートという魔法使いだと・・・

もう20年も前になるがこの魔法使いは仲間を集め始め何人かは仲間になった。暗黒の日々だった。恐ろしい事が色々起こった。魔法界をそいつが支配するようになった。もちろん立ち向う者もいたがみんな殺害されてしまった。

ハリーの両親はハグリッドが知っている中でも一番優れた魔法使いと魔女だった。そして邪魔者として片付けようと思ったのかもしれん。10年前のハロウィンつまり10月31日にハリーたち3人が住んでいた村にあやつが現れた。

「あの人」つまりヴォルデモートは2人を殺害した。そしてそれが全くの謎なんだが奴はハリーまで殺害しようとした。ところがそれができなかった。そしてダンブルドアに言われハグリッドがハリーを連れて来たのだと・・・

「バカバカしい」

どういう経緯で?いつ誰が?何故ハリーはダーズリー夫妻の所に連れて来られたのか?ハグリッドが話し終えた所でバーノン叔父さんがこう言いました。さらに叔父さんは「いいか。よく聞け小僧」と言うとハリーに対し・・・

確かにお前は少々おかしい。だがおそらくみっちり叩き直せば治るだろう。お前の両親の話だが間違いなく妙ちくりんな変人だ。連中のようなのはいないほうが世の中少しはましになったとわしは思う。さらに叔父さんは・・・

ハリーの両親が死んだのは身から出た錆だと言うのです。魔法使いなんて変な仲間と交わっているから常々ろくな死に方はしないだろうとそう思っていたと言うのです。するとハグリッドが立ち上がり叔父さんに向かって・・・

「それ以上一言でも言ってみろ。ダーズリーただじゃ済まんぞ」

ハグリッドはコートから使い古したピンクの傘を取り出し刀のように突きつけてこう言いました。するとバーノン叔父さんは傘で串刺しにされる危険を感じて勇気はまたもや挫けてしまい壁に張りついて黙ってしまったのでした。

「それでいいんだ」

しかしハリーは訊きたい事がまだまだ山のようにありました。自分を殺害しようとしたヴォルデモートは一体どうなったのか?ハグリッドが言うには最大の謎で「消えたんだ。消滅だ」つまりだからこそハリーは一層有名なんだ。

あやつが死んだと言う者もいる。がしかしハグリッドはくそくらえだと言うのです。奴に人間らしさが欠けらでも残っていれば死ぬ事もあろうさ。奴はまだどこかにいるが力を失ってしまった。そう考えている者が大多数だ。

ハグリッドはそう言うのです。

3-3.言ってはならぬ事?
あの晩あやつが考えてもみなかった何かが起きたんだ。お前さんの何かが奴に参ったと言わせたのは確かだ。ハグリッドは優しさと敬意に輝く眼差しでハリーを見ました。しかしハリーは喜ぶ気にも誇る気にもなれませんでした。

むしろとんでもない間違いだという思いのほうが強かったのです。そんな世界一強い魔法使いをやっつける事ができたのなら、何故僕はこの10年間ダーズリー夫妻やダドリーにいじめられて来たのだろう?そこでハリーは・・・

ハグリッドに言ったのでした。きっと間違いだよ。僕が魔法使いだなんて事はない。ところが驚く事にハリーがそう言うとハグリッドは笑うのです。そしてお前が怖かった時や怒った時に何も起こらなかったかとそう訊くのです。

ハリーはハグリッドに向かって微笑みました。ハリー・ポッターが魔法使いじゃないなんて事はない。言われてみれば心当たりがわんさとあったのです。しかしそれでもバーノン叔父さんはまだまだ引き下がらなかったのでした。

「行かせんと言ったはずだぞ」

こいつはストーンウォール校に行くんだ。そしてやがてはそれを感謝するだろう。わしは手紙を読んだぞ。準備するのは呪文の本だの魔法の杖などバカバカしい物ばかりだ。そう言うバーノン叔父さんにハグリッドは再び・・・

「この子が行きたいと言うならお前のようなコチコチのマグルに止められるものか」

リリーとジェームズの息子ハリー・ポッターがホグワーツに行くのを止めるなんて口走るのはたわけだとハグリッドは言うのです。しかも歴代校長の中で最も偉大なアルバス・ダンブルドアの元でとハグリッドが言うと・・・

「変人のまぬけじじいが小僧に魔法を教えるのにわしは金なんか払わんぞ!」

バーノン叔父さんはこう叫びました。ついに言葉が過ぎたようです。ハグリッドの堪忍袋の緒が切れたようでした。ハグリッドは傘を掴むとそれを頭の上で回転させました。そしてハグリッドは雷のような声でこう言ったのでした。

「絶対に俺の前でアルバス・ダンブルドアを侮辱するな!」

ハグリッドは傘を振り下ろすとダドリーにその先端を向けました。すると紫色の光が走り爆竹のような音がしたかと思うと鋭い悲鳴がして次の瞬間にはダドリーはお尻を両手で押さえ痛みで喚きながら床を跳びはねていました。

後ろ向きになった時にダドリーのお尻にくるりと丸まった豚の尻尾が生えているのをハリーは見たのでした。ハグリッドは「癇癪を起こすんじゃなかった」と悔やんでいました。しかしこれにて全員就寝という事になりました。

そして明け方と共にハリーはハグリッドと一緒に学用品を揃えるため地下鉄でロンドンに向かったというわけなんですよね。

最後に
私は今回この第1巻「賢者の石」の序盤の場面をバーノン叔父さんを中心に読み返してみて残念ながらバーノン叔父さんに対する怒りを新たにしてしまいましたね。ハリーの事は餓死しない程度に生かして来ただけなのに・・・

10年間育てて来たのだからハリーをどうするのかを決める。つまりどこの学校に行かせるのかは自分たちの専決事項だと言わんばかりです。ストーンウォール校に行く事をハリーはやがて感謝する事になるとまで言っていますね。

さらにハリーの魔法力の事を「みっちり叩き直せば治るだろう」とまるで病気か変な癖みたいに言っていますね。しかしバーノン叔父さんが何度も何度も繰り返しハリーを物置に閉じ込めても結局それは治らなかったんですよね。

つまりはバーノン叔父さんの独りよがりで自分勝手な思い込みに過ぎなかったというわけなんですよね。
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