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ハリポタ通の館(やかた)

ここではハリーポッター・シリーズに関する様々な情報や私の推測(妄想?)をお届けしています。毎週、日曜・月曜・水曜・木曜更新。

この科目は必須の中では唯一屋外で授業が行われます。さらに2つの寮の生徒が合同で一緒に授業を受けます。ハリーたちはハッフルパフ生とそしてジニーはレイブンクロー生と一緒でした。ハリーたちは1年生の時はずっと第1号温室でした。それが2年生最初の授業は第3号温室でと言われて・・・(全3項目)

3-1.薬草学
この科目は必須の中では唯一屋外で授業が行われます。週に3回ずんぐりして小柄なスプラウト先生と共に城の裏にある温室に行きます。そして不思議な植物やきのこの育て方に「どんな用途に使われるのか?」を勉強します。

他にもあるのですがこの薬草学は2つの寮の生徒が合同で授業を受けます。ハリーたちはハッフルパフの生徒と一緒に受けました。そして学年が1つ下のジニーのほうはレイブンクローと合同でルーナ・ラブグッドと一緒でした。

1年生の時ハリーたちがこの科目の授業を受けた時には第1号温室のみだったんだそうです。それが2年生の最初の授業ではいきなり第3号温室でした。3号温室にはもっと不思議で危険な植物が植えられているという事で・・・

生徒たちの間からは興味津々の囁きが流れました。その時ハリーたちがやったのがその泣き声が命取りになるというマンドレイクでした。他にもハリーたちは2年生の時にはアビシニア無花果という大木の剪定作業をしています。

さらに4年生の時にはブボチューバ別名腫れ草という植物の膿を集める作業を3号温室でしています。さらにはピョンピョン球根の植え替え作業もやっています。ただこの時はハリーが対抗試合の代表選手に選ばれた直後で・・・

不穏な雰囲気の中で授業が行われました。そしてハリーはふくろう試験でも牙つきゼラニウムに少し噛まれたものの結果は「良・E(期待以上)」だったためロンとハーマイオニーと共に6年生の時も履修する事になったのでした。

3-2.マンドレイク
スプラウト先生がずんぐりした小柄な体型だという事は第1巻「賢者の石」で紹介されています。さらに第2巻「秘密の部屋」でスプラウト先生はふわふわの髪が風になびき頭の上には継ぎはぎだらけの帽子を被っていると・・・

それに加えて服はほとんどいつも泥だらけで爪を見たらペチュニア叔母さんは気絶をするだろうなどと説明がされています。今年度の「闇の魔術に対する防衛術」の教師ギルデロイ・ロックハートが「暴れ柳」の治療法を・・・

見せるなどという越権行為をして自分の領域にズカズカと入り込んで来たためスプラウト先生は普段の快活さはどこへやらという感じで不機嫌なのが見え見えでした。そして生徒たちに「今日は3号温室へ!」と言ったのでした。

前述のように生徒たちの間から興味津々の囁きが流れる中。スプラウト先生は大きな鍵をベルトから外し扉を開けました。傘ほどの大きさがある巨大な花の強烈な香りに混じって湿った土と肥料の臭いがハリーの鼻をつきました。

ロックハートに呼び止められてハリーは最後に温室に入る事になりました。ハリーが扉を開けて中に滑り込むとスプラウト先生は架台を2つ並べその上に板を置いてベンチを作りその後ろに立ってハリーを待っていてくれました。

「今日はマンドレイクの植え換えをやります。マンドレイクの特徴が判る人はいますか?」

誰もが思った通りハーマイオニーの手が挙がり「マンドレイク。別名マンドラゴラは強力な回復薬です。姿形を変えられたり呪いをかけられたりした人を元の姿に戻すのに使われます」と答えました。するとスプラウト先生は?

「大変よろしい。グリフィンドールに10点」

マンドレイクは大抵の解毒剤の主成分になる。しかし危険な面もある。その理由を言える人は?スプラウト先生がこう問いかけるとハーマイオニーが再び手を挙げてマンドレイクの泣き声はそれを聞いた者にとって命取りになる。

そう答えた所でスプラウト先生は一列に並んだ苗の箱を指差し「ここにあるマンドレイクはまだ非常に若い」と言いました。特に変わった所はないじゃないか。ハリーは何故マンドレイクの泣き声が危険なのか分りませんでした。

それは生徒と先生が耳当てをつけスプラウト先生が鉢からマンドレイクを引き抜いた時に判りました。中から出て来たのは植物の根ではなく小さな泥んこのひどく醜い赤ん坊でした。赤ん坊は声を限りに泣き喚いているようです。

スプラウト先生はテーブルの下から大きな鉢を取り出し赤ん坊をその中に突っ込みました。そして葉っぱだけが見えるように黒い湿った堆肥で埋め込みました。このマンドレイクはまだ苗なので泣き声も命取りではないそうです。

しかし苗でも皆さんを間違いなく数時間気絶させる。そのため植え換え作業中は耳当てを外さないようにとの事でした。今日の「薬草学」の授業は4人1組になってこのマンドレイクを大きい鉢に移し替える作業だったのでした。

スプラウト先生がやった時には簡単そうに見えましたがマンドレイクは土の中から出るのを嫌がり一旦出ると今度は鉢の中に戻りたがりませんでした。授業が終わる頃には誰もが汗まみれの泥まみれで体のあちこちが痛みました。

しかしこのマンドレイクは10月31日にミセス・ノリスが襲われたのを皮切りに始まった一連の襲撃事件の被害者を元に戻すのに使われたのでした。そして何とその犠牲者の中にはハーマイオニーもいたというわけなんですよね。

3-3.ブボチューバ別名腫れ草
この植物をハリーが初めて見たのは4年生になって最初の薬草学の授業の時でした。第3温室に植えてあったこのブボチューバ別名腫れ草は植物というより真っ黒で太い大ナメクジが土を突き破って直立しているという感じでした。

微かにのたくるように動き1本1本にテラテラと光る大きな腫れ物がブツブツと噴き出しています。その中に液体のような物が詰っています。スプラウト先生はその名前を言うと「膿を搾ってやらないといけません」と言いました。

シェーマス・フィネガンが気色悪そうに「えっ何を?」と訊き返すと先生が「膿です。うみ」と繰り返しました。何でもとても貴重な物なので無駄にしないようにとの事でした。瓶に集めるのだそうです。ただこの膿は・・・

原液のままだと皮膚に変な害を与える事があるのでドラゴン革の手袋をするようにと先生は言いました。こうして始まったブボチューバの膿搾りはむかむかしたものの何だか奇妙な満足感がありました。腫れた所を突くと・・・

黄緑色のドロッとした膿が大量に溢れ出し強烈な石油臭がしました。スプラウト先生に言われた通りその膿を瓶に集めると授業が終わる頃には数リットルも溜まりました。最後の1本にコルクで栓をすると先生はこう言いました。

「マダム・ポンフリーがお喜びになるでしょう」

このブボチューバの膿は頑固なニキビに素晴らしい効き目があるそうです。これでニキビをなくそうと躍起になって生徒がとんでもない手段を取る事もなくなるとの事でした。ここで名前が出たのがエロイーズ・ミジョンでした。

ハンナ・アボットが「自分のニキビに呪いをかけて取ろうとしたっけ」と言うとスプラウト先生は首を振り振り「バカな事を。ポンフリー先生が鼻を元通りにくっつけてくれたから良かったようなものの」とそう言ったのでした。

ところがこの「原液のままだと皮膚に変な害を与える」というのを悪用した人物がいました。それは「週刊魔女」にハリーとハーマイオニーに対抗試合のダームストラングの代表選手ビクトール・クラムの記事が載った時でした。

リータ・スキーターが書いたこの記事を読んで怒った読者が封筒にこのブボチューバの膿の原液を入れてハーマイオニーに送りつけて来ました。そのお陰でハーマイオニーは月曜日一番の薬草学の授業を欠席する事になりました。

ハーマイオニーは次の「魔法生物飼育学」の授業が終わった頃にようやく姿を見せました。前述のマンドレイクは後に襲撃事件の犠牲者たちを元に戻すのに役立ちました。がしかしこのブボチューバのほうは残念な事に・・・

悪用されてしまったというわけなんですよね。

今日の最後に
本日紹介したのはスプラウト先生が担当の「薬草学」でした。こうして改めて振り返ってみるとマンドレイクもブボチューバもその学期の最初の授業で取り上げられていますね。第3号温室にあったというのも共通していますね。

スプラウト先生はハッフルパフ寮の寮監です。そのためなのか?とっても温厚で穏やかなさらには快活な性格でハリーはもちろん他の生徒たちもおそらく一度もスプラウト先生に怒られた事など絶対にないと私はそう思いますね。

スプラウト先生はハリーが三大魔法学校対抗試合の代表選手になった直後も多くのハッフルパフ生がハリーに対して、怒りの態度を露骨に示した時も幾分態度はよそよそしくなったものの急変までには至らなかったんですよね。

そんなスプラウト先生を不機嫌にした数少ない1人がギルデロイ・ロックハートだったんですよね。

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