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ハリポタ通の館(やかた)

ここではハリーポッター・シリーズに関する様々な情報や私の推測(妄想?)をお届けしています。毎週、日曜・月曜・水曜・木曜更新。

ホグワーツの生徒は3年生から履修する選択科目を前年度つまり2年生のイースター休暇中に決めます。その時点では「この科目」の教師はダンブルドアが校長になる以前から教えていた人でした。その人が引退をして新たにこの教職に就いたのがハリーたち3人が大好きなあの人だったのです。(全2項目)

2-1.魔法生物飼育学
この科目の授業内容は極めて単純明快で数々の魔法生物の飼育方法を学びます。実は前年度の2年生イースター休暇中にハリーとロンがこの科目を選ぶ時点では担当教諭はシルバヌス・ケトルバーンという人だったんですよね。

吟遊詩人ビードルの物語の「豊かな幸運の泉」のダンブルドアの解説文によるとダンブルドアの前任者アーマンド・ディペット校長時代にクリスマスの催しにこの物語で芝居をやろうとした際その惨劇は起きてしまったそうです。

2人の魔女役の生徒が突然決闘を始め当時「薬草学」の教師で芝居の舞台監督を務めていたヘルベルト・ビーリー先生は十字砲火を浴びてしまい頭の形が元に戻るまでには相当の期間を要しました。さらに舞台の上には・・・

ケトルバーン先生が置いたのが「肥らせ呪文」をかけたアッシュワインダーだったのです。この魔法生物は魔法火を長時間燃やし続け放置をすると創り出されます。寿命は僅か1時間でその間に暗く隔離された所に卵を産みます。

卵は然るべき呪文で凍結しないと発火するのだそうです。舞台に燃え盛る炎が大広間を呑み込んでしまう恐れがあり教職員は避難を余儀なくされました。その夜ホグワーツの病棟は超満員となりそしてケトルバーン先生は・・・

長きに渡る休職処分を受ける事となりました。しかしこれはほんの一例でしかなくケトルバーン先生は在任中に少なくとも「62回」の休職処分を受けたそうです。それでもなお「この科目」の教職に留まり続けたとの事でした。

そんなケトルバーン先生だったのですがおそらく「私の後継者はこの人」と決めていたんでしょうね。ハリーたちが濡れ衣を着せられていた事を証明してくれたのでようやく引退する事ができたというわけです。こうして・・・

ハグリッドがこの科目の教職に就いたというわけです。

2-2.数々の魔法生物を
こうしてハリーたち3人は3年生から5年生までの3年間に渡ってハグリッドの授業を受ける事になりました。そして数々の魔法生物の事を学んだというわけです。後半はそんなハグリッドが教えた魔法生物を紹介してみましょう。

●ヒッポグリフ
ハグリッドが初授業で取り上げた半鳥半馬の生き物です。頭は大鷲で胴体は馬。前脚の鉤爪は16センチほどもあり見るからに殺傷力がありそうです。10頭あまりいましたがそれぞれ色が違い灰色に赤銅色など色とりどりでした。

ただニュート・スキャマンダー著の「幻の動物とその生息地」によると「専門家のみが飼育を許されている」のだそうです。地面を掘って虫を捕食するが鳥や小型哺乳類も食べるのだそうです。繁殖期には地上に巣を作り・・・

大きくて壊れやすい卵を1個だけ生むのだそうです。卵は24時間以内に孵化してヒッポグリフの雛は一週間も経たない内に飛べるようになるんだそうです。ただ親について長旅ができるようになるまでには数ヵ月かかるそうです。

●レタス食い虫(フロバーワーム)
このヒッポグリフの授業でドラコ・マルフォイが負傷するというアクシデントが起きてしまい自信をなくしたハグリッドが次に出して来たのがこの生物でした。しかしクリスマス休暇前にレタスのやり過ぎで死んでしまいました。

じめじめしたどぶに生息して体長25センチ程度まで成長する褐色の太い虫でほとんど動きません。前後の区別がつかず両端から粘液を分泌します。この粘液が魔法薬を濃くするのに使う事があるそうです。レタスは好物で・・・

野菜ならほとんど何でも食べるのだそうです。

●火トカゲ(サラマンダー)
レタス食い虫がレタスのやり過ぎで死んでしまったのでクリスマス休暇明けにハグリッドが出して来たのがこの生物です。火トカゲは火の中に棲み炎を餌にする小型のトカゲです。輝くような白色ですが火の温度によって・・・

青色に見えたり紅色に見えたりするそうです。きちんと定時に胡椒を与えれば火の外でも最長6時間まで生きる事ができるんだそうです。自分が生まれた火が燃え続ける限り生きる事ができる。さらに火トカゲの血液には・・・

強力な治癒・回復力があるのだそうです。

●ユニコーン(一角獣)
翌年度のクリスマス休暇明けにハグリッドは「日刊予言者新聞」にリータ・スキーターが書いた記事で半巨人だという事を暴露されて一時休職しました。代りに教えたグラブリー・プランク先生が取り上げたのがこの生物でした。

美しい動物で完全に成長すると純白で角が生えた馬になります。仔馬は最初は黄金色で成熟する前に銀色に変わります。ユニコーンの角に血にタテガミなどの毛は全て強い魔法特性があります。通常は人間との接触を避けます。

魔法使いより魔女。つまり男性より女性のほうを容易に受け入れます。俊足なので捕獲するのは非常に難しいそうです。復帰後もハグリッドは引き続きユニコーンを教えました。そしてその知識が豊富だという事を示しました。

ただハグリッドが「ユニコーンに毒牙がないのは残念だ」と思っているのは確かなようでした。

●ニフラー
イギリスの動物で長い鼻で穴を掘ります。このフワフワした黒い動物はキラキラ光る物なら何でも好む性癖があります。地中深く埋もれている宝を掘らせる小鬼がよく飼っています。ニフラーは温和で愛情が深いものの・・・

「ペットとして買えるのかな?」と訊くロンにハグリッドは「家の中を掘り返すのでおふくろさんは喜ばねえぞ」と答えたのでした。このニフラーの巣は最深地下6メートルに及び一度に7匹前後の子供を出産するのだそうです。

翌年度「闇の魔術に対する防衛術」の教師として魔法省からホグワーツに派遣され最後はダンブルドアに代って校長にまでなったドローレス・アンブリッジの部屋に二度に渡って侵入し部屋をめちゃめちゃにする活躍をしました。

●スフウィンクス
三大魔法学校対抗試合の「第3の課題」のゴールの手前でハリーの前に現れたのがこの魔法生物でした。ハリーが見たのはハグリッドが教科書指定した「怪物的な怪物の本」の中の絵のみでした。巨大なライオンの胴体に・・・

見事な爪を持つ四肢に長い黄色味を帯びた尾の先は茶色の房になっていました。しかし頭部は女性でした。伏せて飛びかかろうという姿勢ではなく左右に往ったり来たりしてハリーの行く手を塞ぐとこう話しかけて来たのでした。

「お前はゴールのすぐ近くにいる。一番の近道は私を通り越して行く道だ」

スフィンクスは深いしわがれ声でこう言いました。ハリーは苦心惨憺の末に出された謎々に答え優勝杯に辿り着きました。この生物は千年以上の長きに渡って魔法使いが貴重品や秘密の隠れ家などを守るのに使って来たそうです。

●セストラル
ウィングド・ホース(天馬)の一種で希少なのだそうです。ハグリッドがダンブルドアの使者としてボーバトンの校長マダム・マクシームと共に巨人の居住地に赴き、帰って来て最初の授業で取り上げたのがこの魔法生物でした。

新学期初日に2年生以上の生徒をホグズミード駅から城の玄関ホールの前まで馬車で運ぶ仕事をしています。背中にコウモリのような翼が生えていて飛ぶ事ができます。死を見た者にしか見えないためハリーも見えませんでした。

それが4年生の学期末にセドリック・ディゴリーが死ぬ所を見たので5年生の学期初日には見えるようになったのです。ハグリッドはハリーが見えるようになったのを知っていたので復帰後最初の授業で取り上げたというわけです。

ハーマイオニーが言うにはグラブリー・プランク先生なら「いもりレベル」つまり6年生以降にならないと教えないそうです。

●クラップ
ハリーたちが5年生になった時。当初は「闇の魔術に対する防衛術」の教師として魔法省から派遣されたドローレス・アンブリッジは「ホグワーツ高等尋問官」という新たに設置した職位に就き教師を解雇する権限を持ちました。

その時はハリーたちにすら打ち明けていませんでしたがハグリッドは巨人の居住地から異父兄弟のグロウプを連れて帰って「禁じられた森」に隠していました。自分がもし解雇されたら一体誰がグロウプの面倒を見るというんだ。

そのため復帰した後に授業でハグリッドが取り上げた危険な魔法生物はこのクラップぐらいでした。尻尾が枝分かれしている以外は犬のジャック・ラッセル・テリアに似ています。魔法使いには忠実でマグルに対しては獰猛です。

そのため魔法使いが創り出した動物だという事はほとんど確実との事です。何でも食べる偉大な掃除屋でクラップの飼い主は簡単なテストを受けて許可証を貰い生後7週間前後で尻尾を切断する事が義務付けられているそうです。

今日の最後に
ハリーはハグリッドの対面を保つためこの「魔法生物飼育学」のふくろう試験は絶対に良い成績を取ろうと決心していました。実技試験では12匹のハリネズミの中に隠れているナールを正確に見分ける試験がまず出されました。

次にボウトラックルの正しい扱い方に大火傷を負わずに火蟹に餌をやり小屋を清掃する事。さらに沢山ある餌の中から病気のユニコーンに与える食餌を選ぶテストが出題されたそうです。実技試験が終了した時にハリーは・・・

小屋の窓から心配そうに見守るハグリッドに向かって「大丈夫」と親指を上げて見せました。試験の結果は「良・E(期待以上)」でした。

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