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初めての飛行訓練授業でドラコ・マルフォイがハリーに恥をかかせてやろうとした事が逆にハリーをグリフィンドール・チームのシーカーに大抜擢する事に繋がってしまいました。決闘を申し込んでおいでその場に現れなかったマルフォイに「どうやって仕返しを?」とハリーとロンが考えている所に・・・(全3項目)

3-1.飛行訓練授業を終えて
夕食時にマクゴナガル先生に連れて行かれてから何が起こったのかを話して聞かせるとロンは「まさか」と叫んだ後「シーカーだって?だけど1年生は絶対駄目だと。なら君は最年少の選手だよ。ここ何年来かな」と言いました。

最後の「ここ何年来?」という問いにハリーは「百年ぶりだとウッドがそう言ってた」と答えました。大興奮の午後だったのでひどくお腹が空いていました。ロンは驚き感動するばかりでハリーをぼーっと見つめていたのでした。

来週から練習が始まる。でもウッドは秘密にしておきたいそうなので誰にも言うな。ハリーがロンにこう言っているとフレッドとジョージが入って来てハリーを見つけると足早に来てジョージが低い声で「凄いな」と言いました。

2人も選手でビーターなのでウッドから聞いたんだそうです。フレッドが言うには「今年のクィディッチ・カップはいただき」との事でした。チャーリーがいなくなってから一度も取っていないそうです。だけど今年は・・・

抜群のチームになりそうだ。さらにフレッドは「君はよっぽど凄いんだね」とそう言うのです。何故ならウッドは小躍りしていたのだそうです。ところがフレッドとジョージが消えるとすぐに会いたくもない顔が現れたのでした。

それはクラッブとゴイルを従えたドラコ・マルフォイでした。

3-2.地上ではやけに元気だね
ハリーが退学を免れさらにグリフィンドール・チームのシーカーに大抜擢されたとは露知らぬマルフォイはハリーに「最後の食事かい?マグルの所に帰る汽車にいつ乗るんだい?」などと訊いて来ました。それに対して・・・

ハリーは冷やかに「地上ではやけに元気だね。小さなお友達もいるしね」と言葉を返してやりました。クラッブもゴイルもどう見ても小さくはないが上座のテーブルに先生方がいるので2人とも握り拳を鳴らす事しかできません。

「僕1人でいつだって相手になろうじゃないか。ご所望なら今夜だっていい。魔法使いの決闘なんて聞いた事もないんじゃないの?」とマルフォイが決闘を申し入れて来ました。するとロンが「もちろんある」と答えたのでした。

「僕が介添人をする。お前のは誰だい?」とロンが言うとマルフォイは大きさを比べるようにクラッブとゴイルを見て「クラッブだ。真夜中でいいね?トロフィー室にしよう。いつも鍵が開いているんでね」と言ったのでした。

マルフォイがいなくなってからハリーが「魔法使いの決闘って何だい?君が僕の介添人ってどういう事?」と訊くとロンは「介添人っていうのは君が死んだら代わりに僕が戦うという意味さ」とそう答えるのです。すると・・・

ロンは気軽にそう答えたのですがハリーが顔色を変えるのを見てロンは慌てて「死ぬのは本当の魔法使い同士の本格的な決闘の場合だけだよ」と付け加えたのでした。ハリーとマルフォイだったら火花をぶつけ合う程度で・・・

何分にもハリーとマルフォイはホグワーツに入学して2週間足らずの言ってみれば新米魔法使いなので相手に本当のダメージを与えるような魔法など使えない。ロンが言うにはマルフォイは君が断ると思ったに違いないと・・・

「もし僕が杖を振っても何も起こらなかったら?」とハリーが訊くとロンは「杖なんか捨てちゃえ。鼻にパンチを食らわせろ」との事でした。すると今度はハーマイオニーが2人の会話に割り込んで来てこう言い放ったのでした。

「聞くつもりはなかったんだけどあなたとマルフォイの話が聞こえちゃったの」

「聞くつもりがあったんじゃないの」と呟くロンを無視してハーマイオニーはハリーに「夜に校内をウロウロするのは絶対駄目」とそう言うのです。もし捕まったらグリフィンドールが何点減点されるか考えて。さらには・・・

それに捕まるに決まっている。全く何て自分勝手なのとハーマイオニーは言うのです。それに対してハリーは「全く大きなお世話だよ」と言い返しロンが「バイバイ」と言ってとどめを刺したのでした。それが結局の所は・・・

3-3.6羽の大コノハズクが運んで来たのは?
翌朝マルフォイはハリーとロンが疲れた様子の一方で上機嫌でしかもまだホグワーツにいるのを見て自分の目を疑いました。何と事もあろうにマルフォイは自分のほうから決闘を申し込んでおいてその場に現れなかったのでした。

どうやってマルフォイに仕返しをしてやろうか?ハリーとロンがそう思っていると一週間程経った頃に郵便と共にそのチャンスがやって来ました。その日もいつものように群れを成してふくろうが大広間に飛んで来たのでした。

そんな中に6羽の大コノハズクが持って来た細長い包みが即座にみんなの気を引きました。ハリーも興味津々で「あの大きな包みは何だろう?」と見ていました。何と驚く事にコノハズクはハリーの真ん前に舞い降りて来ました。

そしてその大きな包みを落としました。それとほぼ同時にもう1羽が包みの上に手紙を落として行きました。ハリーが急いで開けるとそれはマクゴナガル先生からの手紙でした。包みの中身は新品のニンバス2000なのだそうです。

手紙には「あなたが箒を持ったと判るとみんなが欲しがるので気づかれないように」とそして最後には今夜7時にクィディッチ競技場でウッドが待っている。最初の練習ですと綴られていました。ロンにその手紙を渡すと・・・

「ニンバス2000だって!僕触った事さえないよ」

1時間目が始まる前に2人だけで箒を見ようと急いで大広間を出ました。ところがクラッブとゴイルが寮に上がる階段の前で待ち受けていました。マルフォイはハリーの包みをひったくって中身が箒だという事を確認すると・・・

妬ましさと苦々しさが入り交じった顔つきでハリーに包みを投げ返し「今度こそお終いだな。1年生は箒を持っちゃいけないんだ」と言い放ちました。ロンとマルフォイが言い合っているとフリットウィック先生が現れて・・・

「君たち言い争いじゃないだろうね?」とフリットウィック先生が言うとマルフォイは早速ハリーの所に箒が送られて来たと言いつけたのでした。しかしフリットウィック先生は既にもうマクゴナガル先生から聞いていたのです。

フリットウィック先生に「箒は何型かね?」と訊かれてハリーは笑いを必死で堪えながら「ニンバス2000です」と答えました。そして最後にハリーがとどめの一言を言うとマルフォイは怒りと当惑を剥き出しにした顔をしました。

「実はマルフォイのお陰で買っていただきました」

今日の最後に
ハリーは11才の誕生日にダイアゴン横丁のマダムマルキンの洋装店でドラコ・マルフォイと会っています。実はその時マルフォイはハリーに父を脅して箒を買わせてこっそり学校に持ち込んでやるとそう言っていたんですよね。

ところがそんな事はまるで言わなかったかのようにハリーの元に箒が送られて来ると「今度こそお終いだな。1年生は箒を持っちゃいけないんだ」なんて言っていますよね。本当にとことん自分本位で勝手な奴という感じです。

この件でハリーはドラコ・マルフォイの事が前にも増して一層嫌いになったでしょうね。私も「これじゃ嫌われて当然」とそう思いますね。
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