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魔法界の監獄アズカバンを脱獄したシリウス・ブラックはハリーの命を狙っているらしい。10月31日のハロウィンの日にその脱獄犯のシリウス・ブラックが学校に侵入した事を受けて「ハリーをメンバーから外すべきでは?」という判断を迫られる事になりました。がしかしマクゴナガル先生は・・・(全3項目)

3-1.シリウス・ブラックの脱獄を巡って
シリウス・ブラックは自分の命を狙っているらしい。ウィーズリー夫妻の会話を漏れ聞いてその事を知ってもハリーはだからと言ってさほどこのアズカバンの脱獄犯の事を殊更に怖いなどとは思いませんでした。その理由は?

この地上で一番安全な場所はダンブルドアのいる所だ。ダンブルドアはヴォルデモート卿が恐れた唯一の人物だと誰もがそう言っていたではないか。シリウス・ブラックがヴォルデモートの右腕だと言うのなら当然の如く・・・

ヴォルデモートと同様にダンブルドアを恐れているのではないか?そういう事だったので当初のハリーの悩みは脱獄犯のシリウス・ブラックの事なんかよりホグズミード村に行けない事のほうが大きな問題だったというわけです。

ところがそんな事は言っていられない事態が勃発してしまったのでした。10月31日のハロウィンの日にそのシリウス・ブラックがホグワーツに侵入しグリフィンドール寮の入口の肖像画「太った婦人(レディ)」を襲ったのです。

そのためハリーを監視する目が大変な事になりました。先生方は何かと理由をつけてはハリーと一緒に廊下を歩きました。パーシーもどうやら母親のウィーズリーおばさんに言われたようでハリーにぴったりと従いて来ました。

まるで踏ん反り返った番犬のようでした。しかしそんな中でも極めつきはマクゴナガル先生でした。自分の部屋に呼んだ時ハリーは先生があまりにも暗い顔をしているので「誰かが死んだのか?」とそう思うほどだったのでした。

その席でマクゴナガル先生はハリーに・・・

3-2.そもそもハリーを引き入れたのは?
ハリーに「今となっては隠していてもしょうがありません」と言うマクゴナガル先生の声は深刻そのものでした。あなたにとってはショックかもしれませんが実はシリウス・ブラックはと説明しようとする先生にハリーは・・・

「僕を狙っている事は知っています」

ハリーは前述のロンのお父さんつまりアーサー氏が妻のウィーズリーおばさんに話しているのを聞いてしまったとマクゴナガル先生に言いました。ハリーにそう言われて先生はドキリとした様子でした。そこでハリーに・・・

それならあなたが夕刻にクィディッチの練習をするのは好ましい事ではないという私の考えが判って貰えるだろうと先生は言うのです。ハリーとチームのメンバーだけが競技場に出ているというのはあまりに危険だとの事でした。

しかしそんなマクゴナガル先生にハリーは「土曜日に最初の試合があるんです!」と気を昂ぶらせて言ったのでした。だから絶対に練習をしないといけないとハリーが言うとマクゴナガル先生はハリーをじっと見つめたのでした。

ハリーはマクゴナガル先生がグリフィンドール・チームの勝算に大きな関心を寄せている事を知っていました。昨日の記事でも説明しているようにそもそもハリーをシーカーに大抜擢したのはマクゴナガル先生自身だったのです。

「そう。まったく。今度こそ優勝杯を獲得したいものです。しかしそれはそれ。これはこれ。ポッター。私としては誰か先生に付き添っていただければより安心です。フーチ先生に練習の監督をしていただきましょう」

マクゴナガル先生は立ち上がって窓から雨に霞むクィディッチ競技場を見つめながらこう言ったのでした。それはそれ。これはこれ。そう言うのならハリーの身の安全を図るためにメンバーから外すと言うとそう思いますよね。

しかしハリーの存在なくしてグリフィンドール・チームが優勝する事など到底望めない。そこでマクゴナガル先生はやはりハリーをメンバーから外すわけにはいかない。そこでマダム・フーチに練習の監督をして貰う事で・・・

無理やり自分を納得させる事にしたのでした。

3-3.ファイアボルトを巡って
こうして「今にもシリウス・ブラックが襲いかかって来るかもしれない」という危険を冒して開幕戦に臨んだのですが、対戦相手が突然ハッフルパフに変わった上に競技場に吸魂鬼が現れハリーは再び気を失ってしまったのです。

グリフィンドール・チームは破れ敗北にさらに追い打ちをかける不幸な出来事が起きてしまいました。ハリーはニンバス2000を失ってしまったのです。ところがクリスマスにはハリーの元にファィアボルトが送られて来たのです。

包み紙を広げてみてもカードも手紙も一切入っていません。一体誰がこんな高価な箒をハリーにくれたんだろう?ハリーとロンの間でも議論になりました。がしかしハーマイオニーはこの箒を見て全く違う反応を示したのです。

昼食の後ハリーはまっすぐに寝室に行ってファイアボルトと誕生日にハーマイオニーがくれた「箒磨きセット」を持って談話室に下りて来ました。どこか手入れする所はないかと探しましたが何分にも来たばかりの新品なのです。

そのため曲がった小枝もないので切り揃える必要もない。柄もピカピカなので磨く意味もない。ハリーはロンと共にそこに座り込んであらゆる角度から箒に見とれていました。するとそこにハーマイオニーが戻って来たのでした。

ハーマイオニーは1人ではありませんでした。マクゴナガル先生が一緒でした。先生はファイアボルトを見つめると目を輝かせながら「これがそうなのですね?」と訊いて来ました。ハーマイオニーから聞いたのだそうです。

先生は「ちょっとよろしいですか?」と言うと答えも待たずにファィアボルトを2人の手から取り上げました。そして箒の柄から尾の先まで丁寧に調べました。さらにカードなどが同封されていなかった事を確認すると・・・

何とハリーに「これは預からせて貰いますよ」と言うのです。ハリーは驚愕して慌てて立ち上がると「どうして?」と訊きました。マクゴナガル先生は「呪いがかけられているかどうか調べる必要がある」とそう言うのです。

「この箒はどこも変じゃありません!」と微かに声を震わせて言うハリーに先生は「それは分りませんよ」と言葉を返しました。マクゴナガル先生はファィアボルトを持って談話室から出て行ってしまいました。何故なら・・・

ハーマイオニーはマクゴナガル先生もまた自分と同意見だと言うのです。名前も名乗らずこんな高価な箒を贈って来るなんて。ハーマイオニーはファイアボルトを贈って来たのはシリウス・ブラックに違いないとそう言うのです。

ところが・・・

「どうやらあなたはどこかに良い友達をお持ちのようね」

ファィアボルトはレイブンクロー戦の僅か2日前にハリーの元に戻って来ました。そして学期が終わり帰りのホグワーツ特急に手紙が届いて贈り主はシリウスだった。そして当然呪いなど全くかけられていなかった事が・・・

明らかにされたのでした。

今日の最後に
こうしてファィアボルトはレイブンクロー戦の僅か2日前にハリーの元に戻って来ました。しかし今にして思えば私はマクゴナガル先生とフリットウィック先生の間でこの箒を巡る激しい攻防と駆け引きがあったと思いますね。

フリットウィック先生はレイブンクロー寮の寮監なんですよね。したがってファィアボルトをハリーに返すのは「できる事なら我が寮のチームとの対戦が終わった後にしたい」というのが本音だったのではと私はそう思いますね。

「普通の呪いは大方調べ終わりました。ただしフリットウィック先生があの箒にはうっちゃりの呪いがかけられているかもしれないとお考えです」

フリットウィック先生としてはファィァボルトをハリーに返すのを何とかして遅くしようと「まだ調べていない呪いはないかな?」と必死で考えていたのでは?でもマクゴナガル先生が「これで終わり」と調査の打ち切りをした。

そのため箒が返されたのがレイブンクロー戦の僅か2日前という際どいタイミングになったと私はそう思いますね。
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