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先週の記事でチラリと出て来ましたがハリーが入学時から5年生の時までクィディッチの実況を担当していた「この人」を今週は取り上げる事にしました。この人も例によって例の如く本格的に登場する前にちらりちらりと姿や名前が出て来るんですよね。その名前を口にしているのはやはり・・・(全3項目)

3-1.例によって例の如く
当サイトではもはや使い古されたフレーズですがハリーポッター・シリーズでは本人が直に出て来る前に名前のみが登場するというパターンが毎度お馴染みになっています。そして実はこのリー・ジョーダンもそうなんですよね。

まずはハリーが初めてキングズ・クロス駅の9と3/4番線に入り空いたコンパートメントを探していると、細かい三つ編みを縮らせた髪型の男の子の周りに小さな人垣ができていました。その内の1人がこう言っているんですよね。

「リー、さあ見せて」

その子が腕に抱えた箱のふたを開けると得体の知れない長い毛むくじゃらの足が中から突き出し周囲の人が悲鳴を上げています。その後ハリーとロンがいるコンパートメントにやって来たフレッドとジョージがこう言っています。

「なあ俺たち真ん中の車両あたりまで行くぜ。リー・ジョーダンがでっかいタランチュラを持ってるんだ」

さらに学期が始まって2週目の木曜日に初めての飛行訓練授業が行なわれマクゴナガル先生によってハリーがクィディッチのグリフィンドール・チームのシーカーに抜擢された日の夕食の時にやはりフレッドとジョージが・・・

「じゃあな。僕たち行かなくちゃ。リー・ジョーダンが学校を出る秘密の抜け穴を見つけたって言うんだ」

しかし2人は「おべんちゃのグレゴリー」の銅像の裏にある抜け穴で既にもう過去に見つけてしまったものだとそう言っています。どっちにしろリー・ジョーダンの名前を口にしているのがいずれもフレッドとジョージで・・・

ここからもこの3人の親密ぶりが伝わって来ますよね。(笑)

3-2.ハリーのデビュー戦で
そんなリー・ジョーダンが本格的に登場して来たのは当然ハリーのクィディッチ・デビュー戦の時の事でした。試合の実況放送をマクゴナガル先生のそれはそれは厳しい監視を受けながらやっていたのです。第一声はこれでした。

「さてクアッフルはたちまちグリフィンドールのアンジェリーナ・ジョンソンが取りました。何て素晴らしいチェイサーでしょう。その上かなり魅力的であります」

最後の「かなり魅力的」というのが余分な一言だったようでリーは早速マクゴナガル先生に「ジョーダン!」と名前を呼ばれて突っ込まれていますね。注意される事は判っていたのでしょうが言わずにはいられなかったようです。

「ジョンソン選手突っ走っております。アリシア・スピネットにきれいなパス。オリバー・ウッドはよい選手を見つけたものです。去年はまだ補欠でした。ジョンソンにクアッフルが返る。そして。あ、駄目です」

「スリザリンがクアッフルを奪いました。キャプテンのマーカス・フリントが取って走る。鷲のように舞い上がっております。ゴールを決めるか。いやグリフィンドールのキーパーウッドが素晴らしい動きでストップしました」

「クアッフルは再びグリフィンドールへ。あ、あれはグリフィンドールのチェイサー、ケイティ・ベルです。フリントの周りで素晴らしい急降下。ゴールに向かって飛びます。あいたっ!これは痛かった」

「ブラッジャーが後頭部にぶつかりました。クアッフルはスリザリンに取られました。今度はエイトリアン・ピュシーがゴールに向かってダッシュしています。しかしこれは別のブラッジャーに阻まれました」

「フレッドなのかジョージなのか見分けはつきませんがウィーズリーのどちらかが狙い撃ちをかけました。グリフィンドール、ビーターのファインブレイですね。そしてクアッフルは再びジョンソンの手に」

「前方には誰もいません。さあ飛び出しました。ジョンソン選手。ブラッジャーが物凄いスピードで襲うのをかわします。ゴールは目の前だ。頑張れ。今だアンジェリーナ。キーパーのブレッチリーが飛びつく。がミスした」

「グリフィンドール先取点!」

アンジェリーナがシュートを決めて先取点を取りリーがそれを伝えるとグリフィンドールの大歓声が空一杯に広がりました。スリザリン側からは野次と溜め息が上がりました。このようにリーは先取点の模様を実況したのでした。

3-3.マーカス・フリントの反則で
「さて今度はスリザリンの攻撃です。チェイサーのピュシーはブラッジャーを2つかわし双子のウィーズリーをかわしチェイサーのベルをかわして物凄い勢いで・・・ちょっと待ってください。あれはスニッチか」

エイドリアン・ピュシーは左耳をかすめた金色の閃光を振り返るのに気を取られてクアッフルを落としてしまいました。観客席が騒然となって来ました。リーが「あれはスニッチか」と最後にそう実況した通りの事だったのです。

興奮の波が一挙に押し寄せて来ます。ハリーはスニッチを見つけました。金色の光線を追って急降下しました。スリザリンのシーカーのテレンス・ヒッグズも見つけました。スニッチを追い2人は追いつ追われつの大接戦でした。

ところがここでハリーのほうがヒッグズより速いのが明らかだったためスリザリンのキャプテンのマーカス・フリントがハリーの邪魔をして来たのです。グリフィンドール側から「反則だ!」と怒りの声が沸き上がったのでした。

「えー誰が見てもはっきりと胸糞の悪くなるようなインチキの後」

リー・ジョーダンの中継も中立を保つのが難しくなりました。しかしここでマクゴナガル先生が凄みを利かせて「ジョーダン!」と言って来ました。それでもリーは「おおっぴらで不快なファール」と実況したのです。すると?

マクゴナガル先生はリーに「いいかげんにしないと」とそう言うのです。そのためリーは「誰にでもあるミスですね」と言い換えなくてはなりませんでした。この後ハリーの箒に何者かが呪いをかけるという出来事が起きました。

しかしハーマイオニーが事を解決すると次の瞬間にはハリーがスニッチを取って試合は終了しました。観衆が見たのはハリーが手で口を押さえた所でした。何か金色の物がハリーの手の平に落ちました。それがスニッチでした。

マーカス・フリントは「あいつは取ったんじゃない。飲み込んだんだ」と20分経ってもまだ抗議をしていました。しかし結果は変わりません。ハリーはルールを破っていないからです。リーも大喜びで結果を叫び続けていました。

「グリフィンドール。170対60で勝ちました!」

今日の最後に
こうして改めて振り返ってみるとリー・ジョーダンは最初は姿のみでセリフなしの登場シーンでした。そしてハリーがクィディッチのグリフィンドール・チームのシーカーに抜擢されたとロンに話している時に名前が出ています。

これは今にして思えばリー・ジョーダンもクィディッチに関連した人物と示唆するためローリングさんがフレッドとジョージに名前を言わせたと私はそう思います。しかしリー・ジョーダンは注意されると判っているのに・・・

アンジェリーナ・ジョンソンの事を「かなり魅力的」と言うあたりは茶目っ気たっぷりの人なんだなと私はそう思いますね。(笑)
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