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クリスマスにマクゴナガル先生に取り上げられてしまったファィアボルトが何とレイブンクロー戦の2日前に返って来ました。ハリーがファィアボルトを持って帰ると談話室は大騒ぎになりました。そしてレイブンクロー戦の当日リーは試合の実況はほったらかしにして・・・(全3項目)

3-1.返って来たファイアボルト
「返していただけるんですか?本当に?」と遠慮がちに訊くハリーに対しマクゴナガル先生は何と笑顔を浮かべて「本当です」と答えました。クリスマスに没収されてしまったファィアボルトがハリーの元に帰って来たのでした。

ハリーは言葉も出ずファイアボルトを抱えグリフィンドール塔への階段を上りました。角を曲がると満面に笑みを浮かべたロンが全速力で走って来るのが見えました。そしてハリーが談話室に入るとそこで待ち受けていたのは?

「ハリーどこで手に入れたんだい?」
「僕にも乗せてくれる?」
「もう乗ってみたハリー?」
「レイブンクローに勝ち目になくなったね。みんなクリーンスイープ7号に乗ってるんだもの!」
「ハリー持つだけだから。いい?」

生徒たちが一斉にハリーのほうを向いて急に興奮したざわめきが起きました。次の瞬間ハリーはファイアボルトに歓声を上げる寮生に取り囲まれてしまいました。それから10分ほどファィアボルトは手から手へと渡されて・・・

ありとあらゆる角度から誉めそやされたのでした。談話室にいた寮生の中でハリーに駆け寄らなかったのはハーマイオニー1人だけでした。したがって当然の如く騒ぎの火中にはリー・ジョーダンもいたという事になりますよね。

そのため2日後に行われたレイブンクロー戦では・・・

3-2.グリフィンドール対レイブンクロー
試合当日の天候はカラリと晴れていて初戦の対ハッフルパフ戦の時とは雲泥の違いでした。マダム・フーチのホイッスルと共にハリーは地面を蹴りました。ファイアボルトは他のどの箒よりも速くさらには高く上昇したのでした。

ハリーはピッチの遥か上空を旋回しスニッチを探して目を凝らしながら実況放送に耳を傾けていました。リー・ジョーダンはその第一声で早速ハリーのファィアボルトの事を話題にしてマクゴナガル先生に突っ込まれていました。

「全員飛び立ちました。今回の試合の目玉は何といってもグリフィンドールのハリー・ポッター乗る所のファイアボルトでしょう」

さらにリーが「賢い箒の選び方によればファィアボルトは今年の世界選手権大会ナショナル・チームの公式箒になるとの事です」と言うと先生が「試合のほうがどうなっているか解説してくれませんか?」と割り込んで来ました。

しかしリーは「了解です。ちょっと背景説明をしただけで」と言ったのにも関わらず「ファイアボルトは自動ブレーキが組み込まれており」と再びファイアボルトの説明を始めたため「ジョーダン!」と言われる有り様でした。

「オッケーオッケー。ボールはグリフィンドール側です。グリフィンドールのケイティ・ベルがゴールを目指しています」

ハリーはそのケイティと行き違いになる形で猛スピードで反対方向に飛びながらスニッチを探していました。するとレイブンクローのシーカーのチョウ・チャンがすぐ後ろに従いて来ていました。確かに飛行の名手のようです。

たびたびハリーの進路を塞ぐように横切り方向を変えさせました。ハリーのそばを通ったフレッドが「チョウに加速力を見せつけてやれよ!」と言って来ました。そこでハリーはレイブンクローのゴールを回り込んだ所で・・・

ハリーはファィアボルトを加速しチョウを振り切りました。ケイティが初ゴールを決め観客席のグリフィンドール側が歓声を上げたその時ハリーは地上近くの観客席を仕切る柵のそばをひらひらしているスニッチを見つけました。

ハリーは急降下しました。チョウはハリーの動きを見て素早く後ろに従いて来ました。ところが「あと3メートル」という所でレイブンクローのビーターが打ったブラッジャーが飛んで来てハリーはコースを外れてしまいました。

その一方リーの実況放送のほうは・・・

3-3.マクゴナガル先生が何度注意しても
試合は「80対0」でグリフィンドールがリードしていました。リーは相変わらずで「あのファィアボルトの動きをご覧ください!ポッター選手あらゆる動きを見せてくれています」などとファィアボルトの事を絶賛していました。

さらにリーは「どうですあのターン。チャン選手のコメット号は到底敵いません。ファイアボルトの精巧なバランスが実に目立ちますね」と言いなおも言葉を続けようとしました。ついにマクゴナガル先生の怒りが爆発しました。

「ジョーダン!いつからファイアボルトの宣伝係に雇われたのですか?真面目に実況放送を続けなさい!」

この後試合のほうはレイブンクローがゴールを3回決めて「80対30」になりました。チョウが追って来るのを見て「自分でスニッチを探すよりハリーをマークする事にした」と察したハリーはもしもそういうつまりならと・・・

それなりの覚悟をしてもらおうとハリーは再び急降下しました。チョウはハリーがスニッチを見つけたと思い後を追おうとしました。がしかしハリーは突然急上昇に転じました。チョウはそのまま急降下していってしまいました。

そしてハリーはスニッチを見つけました。3体の吸魂鬼が現れるという出来事がありましたがハリーの意識は何故か不思議にはっきりとしていました。ハリーが杖を取り出し「エクスペクト・パトローナム!」と唱えると・・・

白銀色の大きな何かが杖先から噴き出しました。それが吸魂鬼を直撃した事がハリーには判りました。しかしハリーはそれを見ようともしませんでした。ハリーは杖を持ったまま右手を伸ばしスニッチを指で包み込んだのでした。

マダム・フーチがホイッスルを鳴らし試合は終了しました。吸魂鬼は本物ではなかったのです。スリザリン・チームのキャプテンのマーカス・フリントにドラコ・マルフォイとゴイルにクラッブの4人が成り済ましていたのです。

吸魂鬼が4体ではなく3体だったのはマルフォイがゴイルに肩車されていたからです。この4人にしてみればまさに「泣きっ面に蜂」でした。スリザリンは50点減点されたその上に4人は罰則を食らう事になってしまったのでした。

今日の最後に
「ジョーダン!いつからファイアボルトの宣伝係に雇われたのですか?真面目に実況放送を続けなさい!」実はマクゴナガル先生のこの言葉以降はリー・ジョーダンが試合の実況をする記述が一切登場して来ていないんですよね。

さすがのリーも「これ以上ファィアボルトの事を言うとマイクを没収される」と思ったようです。私は一瞬「ついにマイクを取り上げられたのか?」と思ってしまいました。しかしもしそうならそういう記述が出て来るはずです。

クリスマスにハリーがファィアボルトを受け取った時学校に残っていたグリフィンドール生はハリーたち3人だけでした。そのためグリフィンドール生でさえもハリーがファィアボルトを貰った事を全く知らなかったんですよね。

そのためレイブンクロー戦の2日前にファィアボルトが返って来た時には大騒ぎになりました。そしてその中には当然リー・ジョーダンもいたのです。いくらマクゴナガル先生に怒られてもリーがはしゃいでしまうのは・・・

しかたがなかったと私はそう思いますね。(笑)
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