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レイブンクロー戦に勝利して優勝戦線に踏み止まったグリフィンドールはついにクィディッチ優勝杯を賭けた最後の試合スリザリン戦に臨む事になりました。しかしやはり相手がスリザリンという事でリーの実況も公正中立を保つのが難しいようです。グリフィンドールが早々とリードを奪った事でスリザリンは・・・(全3項目)

3-1.いよいよクィディッチ優勝杯を賭けて
そしてついにクィディッチ優勝杯を賭けた最終戦グリフィンドール対スリザリン戦の日を迎える事になりました。ここまでの2試合でスリザリンは200点をリードしていました。つまりグリフィンドールが優勝するためには・・・

200点以上の差をつけて勝たなければなりません。勝敗はシーカーのハリーの双肩にかかっていました。スニッチを掴めば「150点」獲得できるからです。そのためウッドは口を酸っぱくして何度も繰り返しこう言ったのでした。

「いいか。スニッチを掴むのは必ずチームが50点以上差をつけた後だぞ」

「俺たちが50点以上取ったらだ。さもないと試合に勝っても優勝杯は逃がしてしまう」

グリフィンドール・チームが競技場に出て行くと怒涛のような歓声が湧き起りました。観衆の四分の三は真紅のバラ飾りを胸につけてグリフィンドールのシンボルのライオンを描いたこれもまた真紅の旗を振るかあるいは・・・

「行け!グリフィンドール!」とか「ライオンに優勝杯を!」などと書かれた横断幕を打ち振っています。しかしスリザリンのゴール・ポストの後ろでは200人の観衆が緑のローブを着て陣取りスネイプはその最前列にいました。

「さあグリフィンドールの登場です!ポッター、ベル、ジョンソン、スピネット、ウィーズリー、ウィーズリーそしてウッド。ホグワーツに何年に一度出るか出ないかのベスト・チームと広く認められています」

リーがこう言ってグリフィンドール・チームを紹介するとリーの声はスリザリン側からの嵐のようなブーイングで掻き消されたのでした。次にリーがスリザリン・チームの紹介をするとスリザリン側から再びブーイングが・・・

「そしてこちらはスリザリン・チーム。率いるはキャプテンのフリント。メンバーを多少入れ替えたようで腕よりデカさを狙ったものかと」

しかしハリーはリーの言う通りだと思いました。どう見てもスリザリン・チームはマルフォイが一番小柄で他の選手は巨大な猛者ばかりでした。まるで互いの指をへし折ろうとしているかのようにキャプテンが握手をして・・・

試合は始まったのでした。

3-2.試合開始!
「さあグリフィンドールの攻撃です。グリフィンドールのアリシア・スピネット選手。クアッフルを取りスリザリンのゴールにまっしぐら。いいぞアリシア!あーっと駄目か。クアッフルがワリントンに奪われました」

「スリザリンのワリントン。猛烈な勢いでピッチを飛んでいます。ガッツン!ジョージ・ウィーズリーの素晴らしいブラッジャー打ちでワリントン選手。クアッフルを取り落としました。拾うは。ジョンソン選手です」

「グリフィンドール再び攻撃です。行けアンジェリーナ。モンタギュー選手を上手くかわしました。アンジェリーナ。ブラッジャーだ。かわせ!ゴール!10対0。グリフィンドール得点!」

アンジェリーナがフィールドの端からぐるりと旋回しながらガッツポーズをしました。ところがマーカス・フリントがアンジェリーナに体当たりをしてアンジェリーナは危うく箒から落ちそうになりました。それを見て・・・

フレッドがビーターの棍棒をフリントの後頭部に投げフリントはつんのめって箒の柄にぶつかり鼻血を出しました。2人の行為に対してマダム・フーチはスリザリンとグリフィンドールの双方にペナルティ・スローを与えました。

「やったー!キーパーを破りました!20対0。グリフィンドールのリード!」

今度はフリントの番でした。フリントはまだ鼻血を出しながらペナルティ・スローのために前に飛びました。そしてリーは「何てたってウッドは素晴らしいキーパーであります!」と言っていました。そしてこちら側のほうは?

「すっばらしいのです!キーパーを破るのは難しいのです。間違いなく難しい。やったー!信じらんねえぜ!ゴールを守りました!」

「グリフィンドールの攻撃。いやスリザリンの攻撃。いや!グリフィンドールがまたボールを取り戻しました。ケイティ・ベルです。グリフィンドールのケイティ・ベルがクアッフルを取りました」

「ピッチを矢のように飛んでいます。あいつめわざとやりやがった!」

リーが最後に「わざとやりやがった!」と言ったのはスリザリンのチェイサーのモンタギューがケイティの前方に回り込んでクアッフルを奪う代わりにケイティの頭を掴んだからでした。ケイティは空中でもんどり打ちました。

何とか箒からは落ちずに済みました。しかしクアッフルは取り落としてしまいました。マダム・フーチがホイッスルを吹いてモンタギューのほうに飛び上がって叱りつけました。ケイティがゴールを決めて10点を追加しました。

「30対0!ざまぁ見ろ。汚い手を使いやがって。卑怯者」

するとここでマクゴナガル先生が・・・

3-3.やっぱり相手がスリザリンなので
「ざまぁ見ろ。汚い手を使いやがって。卑怯者」この言葉にマクゴナガル先生が「公正中立な解説ができないなら」と突っ込みを入れて来ました。しかしリーはいつものように「ありのまま言ってるだけです!」と答えました。

ハリーはドキッとしました。スニッチを見つけたからです。しかしまだ30点しかリードしていないので掴むわけにはいきません。しかしもしマルフォイが見つけてしまったらと思いハリーはマルフォイに気づかれないよう・・・

スニッチは3本あるグリフィンドールのゴール・ポストの1本の根元の所にありました。そこでハリーはスリザリンのゴールに向かって飛びました。するとマルフォイはハリーがそっちにスニッチを見つけたと思い従いて来ました。

スリザリンの2人のビーターのボールとデリックが打ったブラッジャーがハリーのほうに飛んで来ました。2人が棍棒を振り上げハリーに迫って来ます。ぎりぎりの所でハリーがファィアボルトを上げると2人は正面衝突しました。

「ハッハーだ!お気の毒さま!ファィアボルトに勝てるもんか。顔を洗って出直せ!さてまたまたグリフィンドールのボールです。ジョンソンがクアッフルを手にしています。フリントがマークしています」

リーはこう言った後にアンジェリーナに「奴の目をつついてやれ!」と言うと返す言葉で「ほんの冗談です。先生。冗談ですよ」と言い訳をしていました。どうやらついうっかりと口が滑ってしまったようですね。ここで・・・

「ああ駄目だ。フリントがボールを取りました。フリント。グリフィンドールのゴールめがけて飛びます。それっ。ウッド。ブラックしろ!」

しかしフリントが得点してリーが散々悪態をついたのでマクゴナガル先生はマイクをリーから取り上げようとしました。そのためリーはマクゴナガル先生に対し何度も繰り返し謝り二度としないと言わなくてはなりませんでした。

「すみません。先生。すみません!二度と言いませんから!さてグリフィンドール。30対10でリードです。ボールはグリフィンドール側」

試合はハリーが今まで出場した中で最悪の泥仕合になりました。グリフィンドールが早々とリードを奪って頭に来たスリザリンはクアッフルを奪うためには手段を選ばないという戦法に出たからです。次々と反則を取られ・・・

グリフィンドールがペナルティ・ゴールを決めて点差はますます開いて行きました。挙句の果てにはスニッチを見つけたハリーに「取らせてなるものか!」とマルフォイがファィアボルトの尾を掴むという反則をやらかしました。

リーはマクゴナガル先生の手の届かない所へ躍り出ながら「このゲス野郎!このカス。卑怯者」と叫んでいました。しかしマクゴナガル先生もまたリーの事を叱る余裕など全くありませんでした。先生も怒り狂っていたからです。

「アンジェリーナ。ゴール!アンジェリーナ決めました!グリフィンドールのリード。80対20!」

ここでハリーは心臓が止まるような光景を目にしました。マルフォイが勝ち誇った顔で急降下している。あそこだ。芝生のすぐ上にスニッチがある。ハリーはマルフォイを追って急降下しました。しかし遥かにリードしていました。

「行け!行け!行け!」

ハリーは箒を急き立てました。マルフォイに近づいて行く。マルフォイの踵まで追いついた。並んだ。ハリーは両手を箒から放して思いっ切り身を乗り出しました。そしてマルフォイの手を払いのけました。そしてついに・・・

クィディッチ優勝杯を獲得したのでした。

最後に
「ざまぁ見ろ。汚い手を使いやがって。卑怯者」リーのこの言葉にマクゴナガル先生は「公正中立な解説ができないなら」と文句を言って来ました。しかしリーはそれに「ありのまま言ってるだけです!」と答えていますよね。

しかしそれ以前にリーは「いいぞアリシア!」とか「行けアンジェリーナ」などと到底公正中立とは言えない。グリフィンドール寄りの言葉を口にしているのにマクゴナガル先生はリーのこれらの言葉には文句を言ってませんね。

つまりマクゴナガル先生がリー・ジョーダンに対して「こういう事を言ってはいけない」と文句をつけるのは「相手の事を誹謗中傷する言葉」という事のようですね。私は「それだけでいいの?」と疑問に思ってしまいましたね。

しかしリーが「判っちゃいるけど言わずにはいられない」と思う気持ちは理解できます。それがリーのいい所なんですよね。(笑)
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