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ハリポタ通の館(やかた)

ここではハリーポッター・シリーズに関する様々な情報や私の推測(妄想?)をお届けしています。毎週、日曜・月曜・水曜・木曜更新。

さて!12月31日大晦日が誕生日という事で最近は年末にヴォルデモート卿を取り上げているので今年もそうする事にしました。本年より毎年改めて巻毎にやってみる事にしました。マクゴナガル先生がプリベット通り4番地の塀の上で猫の姿で待っていたのはアルバス・ダンブルドアその人でした。その理由は?(全3項目)

3-1.その日の朝
その日魔法界は上を下へのお祭り騒ぎでした。多くの人が我を忘れてはしゃいだため非魔法界の人たちもまた「何事だ?」とその騒ぎに気づく事になりました。そんな人物の1人がバーノン・ダーズリー氏その人だったのでした。

まずバーノン氏が異変に気づいたのは車で家を出た時でした。何と猫が地図を見ている!バーノン氏は一瞬我が目を疑いました。その次にはバックミラーで猫が「プリベッド通り」と書かれた標識を読んでいる所が見えました。

しかしバーノン氏は「猫が地図やら標識やらを読めるわけがない」と自分に言い聞かせて猫の事を頭から振り払ったのでした。ところが今度は街外れで奇妙な服を着ている人たちを目にしました。何とマントを着ているのです。

おかしな服を着た連中には我慢がならん。近頃の若い奴らの格好と来たら。マントも最近の馬鹿げた流行なんだろう。それがけしからん事に到底若いとは言えない奴が数人混じっていたのでした。中には年上の人物もいるのです。

ところが車が会社の駐車場に着く頃にはバーノン氏の頭からはマントの連中の事はすっかり消え去っていたのでした。しかし昼休みに道路の向かい側にあるパン屋に買い物に行った時にその手前で再びマント集団に出会いました。

「ポッターさんたちが。そう。わたしゃそう聞きました」
「そうそう息子のハリーがね」

そのマント集団がこう話しているのを聞いてバーノン氏はハッとしました。何故なら妻の妹夫妻の苗字が「ポッター」だったからです。しかし会社に戻って家に電話をしようとダイアルを回し始めた所で辞めてしまったのでした。

自分は何て愚かなんだ。ポッターなんて珍しい名前じゃない。ハリーという名の男の子がいるポッター家なんて山ほどあるに違いない。さらにバーノン氏は妻の妹夫妻の男の子の名などうろ覚えではっきり思い出せませんでした。

ところが5時に会社を出た所でバーノン氏はスミレ色のマントを着た小柄な老人と正面衝突してしまいました。バーノン氏は「すみません」と謝りましたが、老人は全く気にしておらず何やら言ってバーノン氏を抱き締め・・・

立ち去っていってしまいました。全く見ず知らずの人に抱きつかれた。マグルとか何とか呼ばれたような気もする。バーノン氏は急いで車に乗り込むと家に向かって走り出しました。ところが家に帰るとあの猫がまだいるのです。

そしてテレビのニュースでバーノン氏は夜行性のはずのふくろうが夜明けと共に何百も四方八方に飛んだとか流れ星が土砂降りだったという話を聞いて驚愕させられる事になったのです。それら一連の出来事を起こさせたのは?

魔法界を震撼させたあの人物が消えたからでした。

3-2.アルバス・ダンブルドアとマクゴナガル先生
バーノン氏がポッター一家の事を考えながらベッドに入りようやく浅い眠りに落ちても塀の上の猫は眠る気配さえ見せてはいませんでした。真夜中近くになって初めて猫は動きました。猫が待っていた人物が現れたからでした。

その人の名前はアルバス・ダンブルドア。ダンブルドアは通りの向こうから自分の様子を伺う猫を見てクスクスと笑い「やっぱりそうか」と呟くと内ポケットから銀のライターのような「灯消しライター」を取り出したのでした。

「灯消しライター」を12回カチカチと鳴らして12の街灯を消すとプリベット通り4番地のほうに歩きました。そして塀の上の猫の隣に腰掛けました。そしてダンブルドアは一息置くと顔は向けずに猫に向かって話しかけました。

「マクゴナガル先生。こんな所で奇遇じゃのう」

トラ猫のほうに顔を向け微笑みかけると猫は既に消えていました。代わりに厳格そうな女の人があの猫の目の周りにあった縞模様とそっくりの四角いメガネをかけて座っていました。その人はエメラルド色のマントを着ています。

「どうして私だとお判りになりましたの?」

その人は見破られて動揺していました。するとダンブルドアは「あんなにコチコチな座り方をする猫なんていやしませんぞ」と言葉を返しました。でもその人に言わせれば1日中レンガ塀の上に座っていればそうなるそうです。

それに対してダンブルドアは「1日中?お祝いしていればよかったのに」と言いました。ダンブルドアはここに来る途中でお祭りやらパーティやらを随分沢山見たのだそうです。マクゴナガル先生はそれが面白くないようでした。

怒ったように鼻を鳴らすと「ええ。確かにみんな浮かれていますね」と苛立ちを隠せない口調で答えました。しかしマクゴナガル先生は「みんなもう少し慎重にすべき!」だとそう言うのです。マグルも何かあったと感づいた。

何しろニュースになった。この耳で聞いた。ふくろうの大群に流星群。そうなればマグルの連中も全くのおバカさんじゃない。ケント州の流星群なんてディーダラス・ディグルの仕業に違いないとマクゴナガル先生は言うのです。

あの人はいつだって軽はずみなんだからと言うマクゴナガル先生にダンブルドアは「みんなを責めるわけにはいかんでしょう。この11年間お祝い事なぞなかったのじゃから」とはしゃぎたくなる気持ちも判るという口調でした。

それは判っています。だからといって分別を失ってよいわけはありません。みんな何て不注意なんでしょう。真っ昼間から街に出るなんて。しかもマグルの服に着替えもせずに噂話をするなんて。それがまたよりによって・・・

「例のあの人」がついに消え失せたちょうどその日に今度はマグルが私たちに気づいてしまったらとんでもない事ですわ。マクゴナガル先生が「あの人は本当に消えてしまったのでしょうね?」と訊くに対してダンブルドアは?

「確かにそうらしいのう。我々は大いに感謝しなければ」と言った後ダンブルドアはマクゴナガル先生にレモン・キャンディーを勧めたのでした。ところがここで再びマクゴナガル先生が「例のあの人」と口にするので・・・

あなたのように見識のおありになる方が彼を名指しで呼べないわけはないでしょう?とダンブルドアは言うのです。全くもって「例のあの人」なんてナンセンス。この11年間「ヴォルデモート」と名前で呼ぶように説得して来た。

マクゴナガル先生はギクリとしましたがダンブルドアはくっついたレモン・キャンディーを剥がすのに夢中で気づいていないようでした。ダンブルドアは「例のあの人」なんて呼び続けたら混乱するばかりだとそう言うのです。

ヴォルデモートの名前を言うのが恐ろしいなんて理由がない。こう言うダンブルドアにマクゴナガル先生は驚きと尊敬の入り交じった言い方で「そりゃ先生にとってはないかもしれませんが」と言ったのでした。それは・・・

ヴォルデモートが恐れていたのはダンブルドア1人だけだった。それはみんなが知っている。するとダンブルドアはヴォルデモートには自分が決して持つ事ができない力があった。だから「おだてないでおくれ」と言うのです。

しかしマクゴナガル先生は「それはあなたがあまりに気高くてそういう力を使おうとしなかったからだ」と言うのです。するとここでマクゴナガル先生は「ふくろうが飛ぶのは噂が飛ぶのに比べたら何でもない」と言って・・・

話を核心に持って行ったのでした。

3-3.とどめを刺したのは?
みんながどんな噂をしているかご存じですか?何故彼が消えたのだろうとか。何が彼にとどめを刺したのだろうとか。マクゴナガル先生が1日中冷たい塀の上で待っていたのはダンブルドアに直接聞かなければ絶対信じられない。

他の人が何と言おうとダンブルドアの口から聞かない限り信じる事などできない。そう思ったからです。マクゴナガル先生はもう一押しして来ました。昨夜ヴォルデモートがゴドリックの谷に現れた。ポッター一家が狙いだった。

噂ではリリーとジェームズすなわちポッター夫妻が死んだ。ダンブルドアがうなだれるのを見てマクゴナガル先生は息を呑んだのでした。それはリリーとジェームズが死んでしまったなんて話は絶対に信じたくなかったからです。

ダンブルドアは手を伸ばしてマクゴナガル先生の肩をそっと叩くと「判る。よーく判るよ」と沈痛な声で言ったのでした。マクゴナガル先生は声を震わせながら話し続けたのでした。何と噂はそれだけではなかったのだそうです。

噂では一人息子のハリーを殺害しようとした。でも失敗した。その小さな男の子を殺害する事はできなかった。何故なのか?どうなったのかは分らないがハリー・ポッターの殺害に失敗した時ヴォルデモートの力が打ち砕かれた。

「だから彼は消えたのだとそういう噂です」とマクゴナガル先生がこう言うとダンブルドアは黙って頷いたのでした。それを見てマクゴナガル先生は「それじゃやはり本当なんですか?」と我が目を疑うように言ったのでした。

あれほどの事をやっておきながら。あんなに沢山の人を殺戮したというのに。小さな子供の殺害を失敗するなんて驚異ですわ。よりにもよって彼にとどめを刺したのは子供。一体全体ハリーはどうやって生き延びたんでしょう?

そう訊くマクゴナガル先生にダンブルドアは「想像するしかないじゃろう。本当の事は分らずじまいかもしれん」と答えたのでした。

今日の最後に
仕事を終えて5時に会社を出た所でバーノン・ダーズリー氏が正面衝突したスミレ色のマントを着た老魔法使いは「例のあの人」つまりヴォルデモートがとうとういなくなったと言っているんですよね。死んだとは言ってません。

マクゴナガル先生もまたヴォルデモートは「消え失せた」あるいは「消えた」と言っています。やはり死んだとは言っていないんですよね。つまりこういう表現になったのは現場にヴォルデモートの亡骸がなかったんでしょうね。

私はこの遺体亡き消滅が「ヴォルデモートはいずれ帰って来る」というダンブルドアの主張の一助になる一方でベラトリックス・レストレンジたち4人が「どこかで生きているのでは?」という希望を抱く事に繋がってしまった。

功罪相半ばだったとそう思いますね。

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