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ハリポタ通の館(やかた)

ここではハリーポッター・シリーズに関する様々な情報や私の推測(妄想?)をお届けしています。毎週、日曜・月曜・水曜・木曜更新。

ヴォルデモートがハリーを襲って忽然と姿を消してから10年の歳月が経ちました。11才の誕生日を迎えたハリーは学用品を揃えるためハグリッドに連れられてロンドンにやって来ました。そしてハグリッドはグリンゴッツの713番金庫から何かを引き取りました。実はそのハグリッドが引き取った物こそが・・・(全3項目)

3-1.クィレル先生
ヴォルデモート卿を消し去って魔法界に平和をもたらし一躍有名になったハリー・ポッターは唯一の親戚のダーズリー夫妻に育てられる事になりました。そして10年後ハリーが魔法界に足を踏み入れるのと時を同じくして・・・

ヴォルデモート卿も活動を再開する事になりました。ハリーがクィレル先生と初めて会ったのは11才の誕生日に学用品を揃えるため迎えに来たハグリッドと共にダイアゴン横町の入口の「漏れ鍋」を訪れた時の事だったのでした。

「ポ、ポ、ポッター君」
「お会いできて、ど、どんなにう、うれしいか」

クィレル先生はハリーの手を握りどもりながらこう言いました。ハリーが「どんな魔法を教えていらっしゃるんですか?」と訊くとクィレル先生は再びどもりながら「や、や、闇の魔術に対するぼ、ぼ、防衛です」と答えました。

吸血鬼の新しい本を買いに行く必要があると言いながらクィレル先生は自分の言った事にさえも脅えているようでした。大歓迎の「漏れ鍋」を通り抜けた後ハグリッドはうれしそうにハリーにこう言ったというわけなんですよね。

「ほら言った通りだろ?お前さんは有名だって。クィレル先生までお前に会った時は震えてたじゃないか。もっともあの人はいっつも震えているがな」

「あの人いつもあんなに神経質なの?」と訊くハリーにハグリッドは「ああそうだ。哀れなものよ」と答えました。クィレル先生は実は秀才で本を読んで研究をしている時は良かったのだそうです。ところがその後が良くなかった。

1年間実地に経験を積むというという事で休暇を取った。するとどうやら黒い森で吸血鬼に出会ったらしい。その上に鬼婆と嫌な事があったらしい。それ以来クィレル先生は人が変わってしまったんだそうです。生徒を怖がる。

自分が教えている科目にもビクつく。しかし真相は違っていたのです。クィレル先生は行ったその先でヴォルデモート卿と出くわしていたのです。そして何と恐ろしい事にヴォルデモート卿の軍門に降(くだ)っていたのでした。

そこでクィレル先生は・・・

3-2.グリンゴッツへ
ハグリッドは「漏れ鍋」を通り抜けて壁に囲まれた小さな中庭にハリーを連れ出しました。ハグリッドは傘の先で壁のレンガの1つを三度叩きました。すると叩いたレンガが震えて次に揺れたかと思うと真ん中に穴が現れました。

その穴がどんどん広がり次の瞬間にはハグリッドでさえ十分に通れるほどのアーチ型の入口ができました。その向こうには曲がりくねった石畳の通りが先が見えなくなるまで続いていました。それがダイアゴン横町だったのです。

鍋屋を皮切りにふくろうを売っている店に箒の店にマントの店に望遠鏡の店。ハリーが見た事もない不思議な銀の道具を売っている店もありました。こうもりの脾臓やうなぎの目玉の樽をうず高く積み上げたショーウィンドウ。

今にも崩れそうな呪文の本の山。羽根ペンに羊皮紙に薬瓶に月球儀。ハグリッドは鍋屋を見て「1つ買わにゃならんがまずは金を取ってこんとな」と言っていましたが小さな店の立ち並ぶ中にひときわ高く聳える純白の建物が。

「グリンゴッツだ」

磨き上げられたブロンズの観音開きの扉の両脇に真紅と金色の制服を着て立っていたのが小鬼でした。ハグリッドとハリーが入口に進むとその小鬼がお辞儀をしました。中には銀色の二番目の扉があり言葉が刻まれてありました。

最後には「盗人よ気をつけよ。宝の他に潜む物あり」という文言がありました。ハグリッドは「言ったろうが。ここから盗もうなんて狂気の沙汰だわい」と言いました。銀色の扉を通ると中は広々とした大理石のホールでした。

2人はカウンターに近づきました。そしてハグリッドが手のすいている小鬼に「おはよう」と声をかけました。そしてその小鬼に「ハリー・ポッターさんの金庫から金を取りに来たんだが」と言うと小鬼はこう言って来ました。

「鍵はお持ちでいらっしゃいますか?」

色々引っ張り出しやっとの事でポケットから出て来た黄金の鍵を慎重に調べると小鬼は「承知いたしました」と言いました。するとハグリッドは胸を張って重々しくダンブルドアの手紙を預かって来ているとそう言ったのでした。

「713番金庫にある例の物についてだが」

小鬼は手紙を丁寧に読むと「了解しました」と言って手紙をハグリッドに返しました。そして誰かに両方の金庫に案内させましょうと言いました。そこでグリップフックを指名しました。グリップフックも小鬼だったのでした。

金庫に続く通路は松明に照らされた石造りで急な傾斜が下のほうに続き床に小さな線路がついていました。グリップフックが口笛を吹くと小さなトロッコが元気よく上がって来ました。巨大なハグリッドも何とか乗り込み・・・

3人はまずはポッター家の金庫に向かったのでした。

3-3.713番金庫
「みーんなお前さんのだ」ハグリッドにこう言われてハリーは信じられない思いでした。グリップフックが扉の鍵を開けました。銀色の煙が吹き出して来てそれが消えると中には金貨の山また山。高く積まれた銀貨の山に・・・

小さなクヌート銅貨までザックザクでそれはそれは大量のお金がありました。ハグリッドはハリーがバッグにお金を詰め込むのを手伝いながら17シックルが1ガリオンで1シックルが29クヌートとお金の単位を教えてくれました。

次は713番金庫を頼む。トロッコに酔いそうになっていたハグリッドは「もう少しゆっくり行けんか」と言いました。がしかしグリップフックは「速度は一定となっております」と言って残念ながらそれはできないと答えました。

一行はさらに深く潜って行きました。到着した713番金庫には鍵穴はありませんでした。グリップフックがもったいぶって「下がってください」と言い長い指の1本でそっと撫でると扉は溶けるように消え去って行ったのでした。

グリンゴッツの小鬼以外の者がこれをやると扉に吸い込まれて中に閉じ込められてしまうのだそうです。こんなに厳重に警護された金庫だから「きっと特別な凄い物があるに違いない」とハリーは思ったのでした。それが・・・

金庫の中を見てみると一瞬空っぽに見えました。次に目に入ったのは茶色の紙にくるまれた薄汚れた小さな包みでした。それは床に転がっていました。ハグリッドはそれを拾い上げるとコートの奥深くにしまい込んだのでした。

「713番金庫の例の物って何?」とカウンターで訊いた時にハグリッドは極秘でしゃべったりしたら俺が首になるだけでは済まないとまで言っていたのでハリーは「知りたい!」と強く思ったものの質問を思いとどまりました。

「行くぞ。地獄のトロッコへ。帰り道は話しかけんでくれよ。俺は口を閉じているのが一番よさそうだからな」

ハグリッドとハリーは地上に戻って来ました。ところが実はハグリッドが713番金庫から引き取ったのは不老長寿の源「賢者の石」でクィレルはヴォルデモートに命じられてこの石を奪うためにグリンゴッツに侵入したのです。

クィレルが713番金庫に侵入したのはハグリッドが「賢者の石」を引き取ったその後の事でした。ハリーはホグワーツに入学した最初の週末の土曜日にハグリッドの小屋で「日刊予言者新聞」のその記事の切り抜きを見て・・・

それを知る事になったのでした。

今日の最後に
こうして「賢者の石」はハリー11才の誕生日にハグリッドがグリンゴッツから引き取ってホグワーツへと移されました。しかし今にして思えば「賢者の石」はハグリッドが持ち歩いていたこの日が最も無防備だったんですよね。

この時に狙っていればクィレルとヴォルデモートは一番簡単に石を手に入れる事ができたのです。ところがクィレルもヴォルデモートも「こんな大事な仕事を任せるわけがない」と考えハグリッドの事はノーマークだったのです。

だからこそダンブルドアはこの仕事をハグリッドにやらせたというわけです。まさにしてやったりという結果に終わったんですよね。(笑)

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