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さて!1月9日が誕生日という事で年明け直後には「この人」を2週間ぶち抜きで取り上げるのが毎年恒例となっております。今年2015年は第3巻「アズカバンの囚人」の語録集をお届けする事にします。スネイプがハリーの事を激しく憎んでいるのは周知の事実です。そしてその次に目の敵にしているのが・・・(全3項目)

3-1.遅刻して来たマルフォイ
ハリーたち3人が3年生の新学期を迎えて何よりもうれしかったのはハグリッドが「魔法生物飼育学」の教師になった事でした。そしてその初授業を受けたのがハリーたちを含めたグリフィンドール生とスリザリン生だったのです。

ところがそこでドラコ・マルフォイがこの授業で取り上げたヒッポグリフのバックビークに襲われて負傷し医務室に運ばれるというアクシデントが勃発しました。それからマルフォイは木曜日の昼近くまで姿を現しませんでした。

そしてスリザリンとグリフィンドールが合同の「魔法薬学」の授業が半分ほど終わった所で包帯を巻いて右腕を吊った状態で姿を見せました。英雄気取りのマルフォイにスネイプは「座りたまえ。さあ」と気楽に声をかけました。

ハリーとロンは腹立たしげに顔を見合わせました。遅れて入って来たのがもし自分たちだったら「座りたまえ」なんて言う所か厳罰を科したに違いない。この授業の時はマルフォイは何をしてもやりたい放題のお咎めなしでした。

今日は新しい薬で「縮み薬」を作っていました。すると何故かマルフォイはハリーとロンのすぐ隣に自分の鍋を据えました。そしてスネイプを呼び自分はこんな腕なので雛菊の根を刻むのを手伝って貰わないととそう言うのです。

「ウィーズリー。マルフォイの根を切ってやりたまえ」

スネイプはハリーとロンのほうを見もせずにこう言いました。ロンは顔を真っ赤にして歯を食いしばりマルフォイに「お前の腕はどこも悪くないんだ」と言いました。しかしそんなロンに対してマルフォイはニヤリとして・・・

「スネイプ先生がおっしゃった事が聞こえただろう。根を刻めよ」と言いました。そこでロンはナイフを掴みマルフォイの分の根を引き寄せ滅多切りにしました。するとマルフォイは「せんせーい」と気取った声を出して・・・

「ウィーズリーが僕の根を滅多切りにしました」

スネイプとマルフォイの共同による嫌がらせはまだまだ続きます。

3-2.ネビルに対して
ロンがマルフォイの雛菊の根を滅多切りにしたのでそれを訴えるとスネイプが来てその根を見据えました。スネイプはロンにニタリと嫌な笑い方をしたかと思うと「君の根とマルフォイのとを取り換えたまえ」と言ったのでした。

ロンは15分もかけて慎重に自分の根をきっちり揃えて刻んだばかりでした。そのため「先生そんな!」と訴えましたがスネイプは「今すぐだ」と情け容赦なく独特の危険極まりない声で言い渡したのでした。すると今度は・・・

「先生それから僕この萎び無花果の皮を剥いて貰わないと」

こう言うマルフォイの声は底意地の悪い笑いをたっぷり含んでいました。要するに「変な皮の剥き方をすると君も同じ目に遭うぞ」というわけです。スネイプはハリーに「マルフォイの無花果を剥いてあげたまえ」と言いました。

スネイプはいつものようにハリー限定の取っておきの憎しみのこもった視線を投げつけたのでした。ハリーはマルフォイの萎び無花果を取り上げて出来るだけ急いで無花果の皮を剥くと何も言わずにマルフォイに投げ返しました。

するとマルフォイは今までよりもっとニンマリしたのでした。こうしてドラコ・マルフォイが腕の負傷を利用してハリーとロンに嫌がらせをしている一方で数個先の鍋でネビルが問題を起こしていました。ネビルにとって・・・

これが最悪の学科でした。この「魔法薬学」の授業ではネビルはいつも支離滅裂でした。恐怖のスネイプ先生の前では普段の十倍ものへまをやってしまう。この日の縮み薬も明るい黄緑色の水薬になるはずでした。それが・・・

「オレンジ色か。ロングボトム」

スネイプは柄杓で薬を大鍋からすくい上げそれを上から垂らし入れてみんなに見えるようにしました。そしてネビルに君の分厚い頭蓋骨を突き抜け入って行くものがあるのか教えていただきたいものだとそう言い放ったのでした。

我輩ははっきり言ったはずた。ネズミの脾臓は1つでいいと。聞こえなかったのか?ヒルの汁はほんの少しでいいと明確に申し上げたつもりだが?一体我輩はどうすれば君に理解していただけるのかな?とスネイプは言いました。

ネビルは赤くなって小刻みに震えています。今にも涙をこぼしそうでした。するとそこにハーマイオニーが口を挟んで来て「先生お願いです。私に手伝わせてください。ネビルにちゃんと直させます」と必死に訴えたのでした。

「君にでしゃばるよう頼んだ頼んだ覚えはないがね。ミス・グレンジャー」

スネイプは冷たくこう言い放つとネビルに「このクラスの最後にこの薬を君のヒキガエルに数滴飲ませてどうなるか見てみる事にする。そうすれば多分君もまともにやろうという気になるだろう」と最後通告を突きつけました。

そしてスネイプは恐怖で息もできないネビルをその場に残し去って行きました。ネビルは呻くようにハーマイオニーに「助けてよ!」と頼みました。こうしてヒキガエルのトレバーを救うためのネビルの苦闘が始まったのでした。

3-3.縮み薬の結果は?
ハリーとマルフォイがアズカバンを脱獄したシリウス・ブラックの事を話している所にスネイプの声が聞こえて来ました。汗だくで自分の大鍋を必死に掻き回しているネビルを見てクラッブとゴイルがあけすけに笑っていました。

「材料はもう全部加えたはずた。この薬は服用する前に煮込まねばならぬ。グツグツ煮えている間、後片付けをしておけ。後でロングボトムの薬を試す事にする」

スネイプに気づかれないようにとハーマイオニーが唇を動かさずに指示をしていました。ハリーとロンは残っている材料を片付け手と柄杓を洗いながらハリーはロンに「マルフォイは何を言ってたんだろう?」と訊いたのでした。

マルフォイがシリウス・ブラックに「僕だったら復讐してやりたい」と言っていたからです。僕なら自分でシリウス・ブラックを追い詰めるとも言っていました。ロンはそんな事は「でっち上げさ」とハリーに言ったのでした。

まもなく授業が終わるという時になるとスネイプは大鍋のそばで縮こまっているネビルのほうへ大股で近づいて行きました。そして暗い目をギラギラさせつつスネイプは「諸君ここに集まりたまえ」と生徒たちに呼びかけました。

「ロングボトムのヒキガエルがどうなるかよく見たまえ。何とか縮み薬が出来上がっていればヒキガエルはおたまじゃくしになる。もし作り方を間違えていれば。我輩は間違いなくこっちのほうだと思うが」

スネイプは最後にヒキガエルのトレバーは毒にやられるとそう言うのです。グリフィンドール生は恐々見守りスリザリン生は嬉々として見物しているように見えました。スネイプはヒキガエルのトレバーを左手で摘み上げ・・・

小さいスプーンをネビルの鍋に突っ込んで今は緑色に変わっている水薬をトレバーの喉に流し込みました。一瞬あたりは静まり返りました。そしてトレバーは水薬を飲みました。軽いポンという音と共にスネイプの手には・・・

おたまじゃくしになったトレバーがそこにいたのでした。グリフィンドール生は一転して拍手喝采をしました。するとスネイプは「面白くない」という顔をしてローブのポケットから小瓶を取り出し数滴トレバーに落としました。

するとトレバーは突然元のカエルの姿に戻りました。そしてついさっき拍手をしたばかりのグリフィンドール生は次のスネイプの一言でその顔から笑顔が吹き飛んでしまったというわけなんですよね。そのスネイプの言葉とは?

「グリフィンドール5点減点。手伝うなと言ったはずだミス・グレンジャー。授業終了」

ロンは水薬はちゃんと出来たのにスネイプが減点した事で怒っていました。ハーマイオニーが「ネビルが自分でやりました」って嘘を言えば良かったのにと怒り心頭でした。どっちにしてもグリフィンドール生にとっては・・・

いい結果は得られなかったというわけなんですよね。

今日の最後に
スネイプはロンに腕を負傷していると言うドラコ・マルフォイの雛菊の根を刻むよう命じました。するとロンがマルフォイの根を滅多切りにしたのを見てニタリと嫌な笑い方をしています。何故スネイプは笑ったんでしょうね?

それはロンの事だからきっとマルフォイの雛菊の根を滅多切りにするだろうと予想していた。するとまさにスネイプが考えていた通りの事をロンがしていた。だからスネイプはそれを見て笑わずにはいられなかったんでしょうね。

当然ハリーもロンがそういう仕打ちを受ける所を見ていました。だからハリーは萎び無花果の皮をいい加減に剥くわけにはいかなかった。それを見てマルフォイは今までよりもっと笑顔を浮かべていたというわけなんですよね。

スリザリンはシーカーのマルフォイの腕の怪我がまだ治っていないからと言って悪天候の初戦を回避しました。こうしてグリフィンドール対スリザリン戦は最終戦に回る事になりました。そこで天罰が下る事になったのでした。
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