FC2ブログ
今学期最初の「魔法薬学」の授業が行われたその日。ネビルは職員室で再びスネイプと顔を合わせる事になりました。ところが今度はハリーのほうが10月31日のハロウィンの日に意外な場所でスネイプと会う事になったんですよね。ハリーとスネイプが出くわしたその意外な場所とは?(全3項目)

3-1.職員室にて
今学期最初の「魔法薬学」の授業でネビルはハーマイオニーの口添えで何とか縮み薬を完成させてトレバーをおたまじゃくしにする事ができました。ところが午後にはそのスネイプと職員室で顔を合わせる事になったんですよね。

ハリーたちはその日の午後は「闇の魔術に対する防衛術」の授業でした。するとルーピン先生は突然実地練習をすると言い生徒たちを教室の外に連れ出し職員室に連れて来ました。そこに1人だけ残っていたのがスネイプでした。

「ルーピン開けておいてくれ。我輩できれば見たくないのでね」

ルーピン先生が最後に入って職員室の扉を閉めるとスネイプはこう言いました。スネイプは生徒たちが入って来ると目をギラギラさせ口元に意地悪なせせら笑いを浮かべつつ生徒たちをぐるりと見渡したというわけなんですよね。

スネイプは立ち上がり黒いマントを翻して大股に生徒たちの脇を通り過ぎて行きました。もう何も言わずに職員室を出て行くとそう思ったらスネイプは扉の所でくるりと振り返り捨て台詞を吐きました。それはネビルの事でした。

「ルーピン多分誰も君に忠告していないと思うがこのクラスにはネビル・ロングボトムがいる。この子には難しい課題を与えないようご忠告申し上げておこう。ミス・グレンジャーが耳元でひそひそ指図を与えるなら別だがね」

こう言われてネビルは真っ赤になりました。ハリーもスネイプを睨みつけました。自分の授業の時だけでも許せないのに他の先生の前でそんな事を言うなんて。しかしルーピン先生は眉根をきゅっと上げこう言葉を返しました。

「術の最初の段階でネビルに僕のアシスタントを務めて貰いたいと思ってましてね。それにネビルはきっととても上手くやってくれると思いますよ」

ルーピン先生にこう言われネビルの顔はさらに真っ赤になりました。スネイプの唇はめくれ上がりました。がしかしそのまま扉をバタンと閉めてスネイプは職員室を出て行きました。この後ハリーたちはまね妖怪と対決しました。

ネビルはそのスネイプに変身したまね妖怪におばあさんの服を着せました。その話はたちまち学校中に広がりました。スネイプ先生にとっては極めて不愉快な話でした。スネイプのネビルいじめはさらにひどくなったのでした。

3-2.ルーピン先生の部屋で
こうしてネビルは今学期最初の「魔法薬学」の授業が行われた日の午後に職員室でスネイプと顔を合わせる事になりました。すると今度はハリーがルーピン先生の部屋という意外な場所でスネイプに出くわす事になったのでした。

その日は今学期初めてホグズミード村行きが許された時でした。ハリーはバーノン叔父さんが許可証にサインをしてくれなかったためロンとハーマイオニーは行ってしまいハリーは1人取り残される事になってしまったのでした。

「ハリー?何をしている?」

ハリーが校内をぶらついていると名前を呼ばれたので声の主を探すとルーピン先生が自分の部屋の扉の向こうから覗いていました。ルーピン先生に「ロンやハーマイオニーはどうしたね?」と訊かれハリーはこう答えたのでした。

「ホグズミードです」

するとルーピン先生が「ちょうど次のクラス用のグリンデローが届いた所なので中に入らないか?」と言うのでハリーは「何がですって?」と言ってルーピン先生に従いて部屋に入りました。部屋の隅に大きな水槽がありました。

そこにグリンデロー水魔がいました。ルーピン先生がお茶を入れてくれ初授業の時に何故ハリーとまね妖怪が戦うのを避けたのか?その話をしている最中に扉をノックする音で話が中断されました。扉をノックしたその人物は?

ルーピン先生が「どうぞ」と言って入って来たのがスネイプだったのです。手には微かに煙が上がっているゴブレットを持っていました。ハリーの姿を見つけるとスネイプははたと足を止めて暗い目を細めました。すると・・・

「ああセブルス。どうもありがとう。このデスクに置いていってくれないか?」

スネイプは煙を上げているゴブレットを置くとハリーとルーピン先生に交互に目を走らせました。そんなスネイプにルーピン先生は「ちょうど今ハリーに水魔を見せていた所だ」と水槽を指差しながら楽しそうに言ったのでした。

するとスネイプは水魔を見もしないで「それは結構」と言葉を返しました。そして「ルーピン。すぐ飲みたまえ」と言ったのでした。するとルーピン先生は「はいはい。そうします」と答えました。するとさらにスネイプは?

「一鍋分を煎じた。もっと必要とあらば」

こう言うスネイプにルーピン先生は「多分明日また飲まないと。セブルスありがとう」と礼を言いました。そう言われてスネイプは「礼には及ばん」と言うと笑顔も見せずに2人を見据えたまま後退りして部屋を出て行きました。

ハリーが怪訝そうにゴブレットを見ているのでルーピン先生は「スネイプ先生が私のためにわざわざ薬を調合してくださった」と微笑みながら説明をしてくれました。ルーピン先生は昔から薬を煎じるのが苦手なんだそうです。

この薬は特に複雑でルーピン先生が言うには「スネイプ先生と同じ職場で仕事ができるのは本当にラッキーだ」との事でした。この薬を調合できる魔法使いは少ないんだそうです。ルーピン先生がスネイプの作った薬を飲んでる。

ハリーはゴブレットをルーピン先生の手から叩き落としたいという烈しい衝動に駆られました。そこでそれを実行に移す代わりにスネイプ先生は「闇の魔術に対する防衛術」の教職の座を手に入れるためには何でもすると・・・

そう言う人がいますと高みから飛び降りるような気持ちで言ったのでした。しかしルーピン先生は「ひどい味だ。さあハリー。私は仕事を続ける事にしよう。後で宴会で会おう」と言ってハリーの直言には何も答えませんでした。

ルーピン先生はスネイプが「闇の魔術に対する防衛術」の教職の座を手に入れるために薬に毒を盛るとは考えていないようでした。

3-3.襲われたレディ
その日は10月31日つまりハロウィンでした。ハリーたち3人が大広間に行くと何百ものくり抜きかぼちゃに蝋燭が点り生きたこうもりが群がり飛んでいました。ハリーは何度も教職員テーブルのほうをちらちらと見たのでした。

しかしルーピン先生は楽しそうで特に変わった様子もなくフリットウィック先生と何やら生き生きと話していました。そしてスネイプのほうへ視線を移すとその目が不自然なほど頻繁にルーピン先生を見ているように思えました。

ハロウィン・パーティのお陰でハリーはその日をホグズミード村に行けなかった事も忘れるほど楽しく終える事ができました。ところがグリフィンドール塔に戻って来るとそんな事が全て吹き飛ぶような事が待ち受けていました。

その光景を見てハーマイオニーは「ああ何てこと」と絶叫してハリーの腕を掴みました。グリフィンドール寮の入口を守る肖像画「太った婦人(レディ)」が何者かに襲われ滅多切りにされていたからです。レディを襲ったのは?

「あいつは癇癪持ちだねえ。あのシリウス・ブラックは」

ポルターガイストのピーブズがレディが襲われる所を見ていました。それを聞いてダンブルドア校長はグリフィンドール生全員に大広間に戻るよう言い渡しました。そしてやがて他の寮の生徒たちも当惑顔で戻って来たのでした。

ようやく生徒たちが寝静まった夜中の3時頃にダンブルドア校長が大広間に入って来ました。ハリーが見ているとダンブルドアはパーシーを探していました。パーシーは寝袋の間を巡回しておしゃべりを止めさせていたのでした。

パーシーが「先生。何か手がかりは?」と訊くのに対してダンブルドアは「いや。ここは大丈夫かの?」と訊き返しました。パーシーはダンブルドアのその問いに「異常なしです。先生」と答えていました。するとそこに・・・

ダンブルドアとパーシーが話していると大広間の扉が再び開く音が聞こえて来ました。入って来たのはスネイプでした。スネイプは「校長ですか?」と言うとダンブルドアに自分が探して来た場所の結果報告を始めたのでした。

「4階はくまなく捜しました。奴はおりません。さらにフィルチが地下牢を捜しましたがそこにも何もなしです」

するとダンブルドアは?

今日の最後に
ルーピン先生が最初の授業で教えたのはまね妖怪でした。形態模写妖怪でその人が一番怖いと思うのはこれだと判断するとそれに姿を変える事ができる。ルーピン先生が言うにはこのまね妖怪は暗くて狭い所を好むのだそうです。

洋箪笥やベッドの下の隙間に流しの下の食器棚など。ルーピン先生は大きな柱時計の中に引っかかっているのに出会った事があるそうです。そしてハリーたちが対決した職員室の洋箪笥のまね妖怪は昨日の午後に入り込んで来た。

そこでルーピン先生が3年生の実習に使いたいのでそのまま放っておいて欲しいとダンブルドアにお願いしたんだそうです。という事は先生方は昨日の午後から洋箪笥を開けるたびに「リディクラス」と唱えていたんでしょうね。

職員室を出て行く時にスネイプはネビルには難しい課題を与えないようにと忠告して行きました。これはつまりスネイプはまね妖怪がネビルに対峙すれば自分になる。だからネビルにはまね妖怪とは対決して欲しくないと・・・

そう思ったからネビルはまね妖怪と「出来れば対決して欲しくない」と思ってこう言ったんでしょうね。そして思った通りの展開になってしまった。だからこそ「面白くない」と思った。そういう事だったためスネイプは・・・

さらに烈しくネビルに辛く当ったというわけなんですよね。
Secret

TrackBackURL
→http://tokimekiboy.blog43.fc2.com/tb.php/1749-9eb5c1c0