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ハリポタ通の館(やかた)

ここではハリーポッター・シリーズに関する様々な情報や私の推測(妄想?)をお届けしています。毎週、日曜・月曜・水曜・木曜更新。

シリウス・ブラックが城内に侵入し「太った婦人(レディ)」を襲った事態を受けて全生徒が大広間で一夜を過ごす事になりました。それからの数日間はその侵入方法を巡って数々の説が唱えられました。がしかしスネイプにはスネイプなりの考えがあったようです。それは?(全3項目)

3-1.シリウス・ブラックの侵入を受けて
4階はくまなく捜した。さらにフィルチが地下牢も捜しましたがそこにも何もなしです。スネイプがこう報告するとダンブルドアは「天文台の塔はどうかね?トレローニー先生の部屋は?ふくろう小屋は?」と訊いていました。

スネイプが「全て捜しましたが」と言うとダンブルドアは「セブルスご苦労じゃった」と言うと自分もシリウス・ブラックがいつまでもぐずぐず残っているとは思わなかったと言ったのでした。つまり念のためというわけです。

「校長。奴がどうやって入ったか何か思い当たる事がおありですか?」

こう訊くスネイプにダンブルドアは色々とあるがどれもこれも皆考えられない事だと言うのです。そんなダンブルドアにスネイプは「校長。先日の我々の会話を覚えておいででしょうな」と言ったその後にこう言ったのでした。

「確か-あー-一学期の始まった時の?」

ハリーが薄目を開けてダンフルドアにパーシーとスネイプが立っているあたりを盗み見るとダンブルドアは背中を向けパーシーは全神経を集中させている一方でスネイプはほとんど唇を動かさないようにして話していたのでした。

スネイプは怒っていました。さらにまるでパーシーを会話から閉め出そうとしているかのようでした。ダンブルドアの「いかにも」という返答には警告めいた響きがありました。それに対するスネイプの言葉というのが・・・

到底理解できない言葉だったんですよね。

3-2.内部の者の手引き?
どうも内部の者の手引きなしにはシリウス・ブラックが本校に入るのはほとんど不可能かと。我輩はしかとご忠告申し上げました。だから校長が任命をと言うスネイプにダンブルドアはきっぱりとした口調でこう言ったのでした。

「この城の内部の者がブラックの手引きをしたとはわしは考えておらん」

ダンブルドアの言い方はこの件は打ち切りとスネイプに二の句を継がせない響きがありました。そしてダンブルドアは「わしは吸魂鬼たちに会いに行かねばならん。捜索が終わったら知らせると言ってあるのでな」と言いました。

するとパーシーが「先生。吸魂鬼は手伝おうとは言わなかったのですか?」と訊きました。その問いにダンブルドアは「おお言ったとも」と冷ややかに答えました。何ゆえダンブルドアは吸魂鬼に捜索を手伝わせなかったのか?

「わしが校長職にある限り吸魂鬼にはこの城の敷居は跨がせん」

ダンブルドアのこの言葉を聞いてパーシーは少し恥じ入った様子でした。ダンブルドアは足早にそっと大広間を出て行きました。スネイプはその場に佇み憤懣やる方ない表情で校長を見送りましたがやがて自分も出て行きました。

スネイプが大広間を出て行ったのを見届けハリーが横目でロンとハーマイオニーを見ると2人とも目を開けていました。2人もまたダンブルドアにスネイプとパーシーの3人の会話を聞いていたのです。ロンがこう呟いたのでした。

「一体何の事だろう?」

3-3.ルーピン先生の代理
シリウス・ブラックは一体どうやって城に入り込んだのか?それから数日というものは学校中がその話で持ち切りでした。ハリーの命を狙っているあの脱獄犯がついに城内に侵入したという事でハリーの周囲は騒然となりました。

先生方は何かと理由をつけてハリーと一緒に廊下を歩きました。パーシー・ウィーズリーもまるで踏ん反り返った番犬のように従いて来ました。マクゴナガル先生もハリーを監視するため自分の部屋に呼んだりする有り様でした。

そんな不幸に追い打ちをかける出来事が起きました。クィディッチの開幕戦の相手が突然スリザリンからハッフルパフに変わったのです。スリザリンの表向きの理由は「シーカーの腕がまだ直っていないから」というものでした。

しかし本当の理由は「こんな悪天候の中でプレイしたくない」という事のようです。自分たちの勝ち目が薄いと思ったようでした。試合前日には風は唸りを上げ雨は前にも増して激しく降りました。そして授業の合間には・・・

キャプテンのオリバー・ウッドがハリーの所にやって来ては試合の指示を与えました。そのために気がつくと「闇の魔術に対する防衛術」の授業が始まって10分も経っていました。ハリーが謝りながら教室に入って行くと・・・

教壇の机から頭を上げたのはルーピン先生ではなくスネイプでした。ハリーの顔を見るなりスネイプは「授業は10分前に始まったぞポッター。であるからグリフィンドールは10点減点とする。座れ」と言い放ったのでした。

ハリーが「ルーピン先生は?」と訊くとスネイプは「今日は気分が悪く教えられないとの事だ」と答えました。そして口元に歪んだ笑みを浮かべ「座れと言ったはずだが?」と言ったのでした。しかしハリーは動きませんでした。

さらにハリーが「どうなさったのですか?」と訊くとスネイプはそうだといいのにと言いたげに「命に別状はない」と答えました。そして何度も繰り返し「座れ」と言っているのにハリーが一向に席に着こうとしないため・・・

「グリフィンドールさらに5点減点。もう一度我輩に座れと言わせたら50点減点する」

スネイプにこう言われてハリーは自分の席にのろのろと歩いて行ってようやく着席をしたのでした。スネイプは生徒たちをずいと見回すとハリーが教室に入って来る前の続きの話を始めたのでした。スネイプが言うのには・・・

「ポッターが邪魔をする前に話していた事であるがルーピン先生はこれまでどのような内容を教えたのか全く記録を残していないからして」

するとハーマイオニーがこれまでやったのはまね妖怪に赤帽鬼に河童に水魔ですと一気に答えました。さらに「これからやる予定だったのは」と言うとスネイプはハーマイオニーの言葉を途中で遮り冷たくこう言ったのでした。

「黙れ。教えてくれと言ったわけではない。我輩はただルーピン先生のだらしなさを指摘しただけである」

他の生徒も黙ってはいません。ディーン・トーマスは「ルーピン先生はこれまでの闇の魔術に対する防衛術の先生の中で一番よい先生です」と言いました。ディーンのその勇敢な発言を生徒たちはガヤガヤと支持したのでした。

「点の甘い事よ。ルーピンは諸君に対して著しく厳しさに欠ける。赤帽鬼や水魔など1年坊主でもできる事だろう。我々が今日学ぶのは」

ディーンの言葉を聞いてスネイプの顔はさらに威嚇的になりました。ハリーが見ているとスネイプは教科書の一番後ろまでページをめくっていました。そこなら生徒たちはまだ習っていないと知っているに違いないようでした。

そして最後のぺージに載っていたのは?

今日の最後に
シリウス・ブラックは一体どうやって城内に侵入をしたのか?例えばハッフルパフ生のハンナ・アボットは「薬草学」の授業中に話を聞いてくれる人を捕まえては「花の咲く灌木に変身できる」としゃべりまくっていたそうです。

今にして思えば「何かに変身して侵入する」というのは鋭かったというわけです。その一方スネイプは「内部の者が手引きして侵入した」と考えていました。それは2年前に似たような事例があったからだと私はそう思いますね。

ヴォルデモート卿は「賢者の石」を奪うためにその年「闇の魔術に対する防衛術」の教師だったクィレルに取り憑きホグワーツに侵入しました。だからシリウス・ブラックも内部に協力者がいるとスネイプは考えたんでしょうね。

そしてその人物もまた・・・

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