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これまで「闇の魔術に対する防衛術」の授業で代理の先生が教壇に立つ事など前例がありませんでした。スネイプはルーピン先生が教えていた内容を批判し減点を繰り返しました。ロンには罰則を言い渡し挙句の果てには代理の先生であるのにも関わらず・・・(全3項目)

3-1.我々が今日学ぶのは
「我々が今日学ぶのは」と言うとスネイプは教科書をめくり始めました。そして「人狼である」と言ったのでした。するとそれを聞いたハーマイオニーが思わず我慢できなくなってこう発言してしまったというわけなんですよね。

「でも先生まだ狼人間までやる予定ではありません。これからやる予定なのはヒンキーパンクで」

スネイプは恐ろしく静かな声で「ミス・グレンジャー。この授業は我輩が教えているのであり君ではないはずだが。その我輩が諸君に394ページをめくるようにと言っているのだ」と言うと再び生徒たちをずいと見回したのでした。

「全員!今すぐだ!」

スネイプがこう言うとあちらこちらで苦々しげな目配せが交わされブツブツ文句を言う生徒もいました。がしかし全員が教科書を開きました。しかしスネイプの次の問いに対して手を挙げたのはやはりハーマイオニーだけでした。

「人狼と真の狼とをどうやって見分けるか判る者はいるか?」

ハーマイオニー以外の生徒はしーんと身動きもせず座り込んだままでした。それを見てスネイプは?

3-2.3年生にもなって
スネイプは口元に薄ら笑いを浮かべハーマイオニーを無視して「誰かいるか?」と訊きました。そして「すると何かねルーピン先生は諸君に基本的な両者の区別さえまだ教えていないと」と言ったのでした。すると今度は・・・

ハーマイオニーではなくパーバティ・パチルが突然口を開いて「お話ししたはずです。私たちまだ狼人間までいってません。今はまだ」と反論しました。するとスネイプは唇をめくり上がらせながら「黙れ!」と言ったのでした。

「さてさてさて3年生にもなって人狼に出会っても見分けもつかない生徒にお目にかかろうとは我輩は考えてもみなかった。諸君の学習がどんなに遅れているかダンブルドア校長にしっかりお伝えしておこう」

続けてスネイプはこうも言いました。スネイプに言わせれば「3年生にもなれば人狼と狼の見分けがつくのは当然」という事のようです。すると手を挙げたままだったハーマイオニーがその言葉に答えるようにこう言いました。

「狼人間は幾つか細かい所で本当の狼と違っています。狼人間の鼻面は」

スネイプはハーマイオニーの言葉を途中で遮り「勝手にしゃしゃり出て来たのはこれで二度目だ。ミス・グレンジャー」と冷ややかに言いました。次の言葉でハーマイオニーは真っ赤になって手を下ろし目には涙を浮かべました。

「鼻持ちならない知ったかぶりでグリフィンドールからさらに5点減点する」

ハーマイオニーはもうがっかりしてうつむいていました。グリフィンドールの3年生は誰もが皆ハーマイオニーの事を最低一度は「知ったかぶり」と呼んでいます。にも関わらずその場にいた全員がスネイプを睨みつけました。

スネイプに対する嫌悪感を募らせたのです。ロンも週に2回はハーマイオニーに面と向かって「知ったかぶり」と言っているのに大声でこう言ったのでした。やはりハーマイオニーの事なので黙ってはいられないというわけです。

「先生はクラスに質問を出したじゃないですか。ハーマイオニーが答えを知ってたんだ!答えて欲しくないんなら何で質問したんですか?」

その場にいた全員が「言い過ぎだ」と思いました。生徒たちが息を潜める中スネイプはじりじりとロンに近づいて来ると「罰則だ。ウィーズリー」と言い渡したのでした。ロンのこの言葉にスネイプは相当頭に来たようで・・・

「さらに我輩の教え方を君が批判するのが再び我輩の耳に入った暁には君は非常に後悔する事になるだろう」

脅しとも取れるスネイプのこの言葉の後は物音を立てる生徒すらいませんでした。机に座って教科書から狼人間の事を写し書きしました。スネイプは机の間を往ったり来たりしてルーピン先生が教えていた事を調べて回りました。

「実に下手な説明だ。これは間違いだ。河童はむしろ蒙古によく見られる。ルーピン先生はこれで10点満点中8点も?我輩なら3点もやれん」

そしてベルが鳴るとスネイプは生徒たちを呼び止めました。

そして・・・

3-3.代理なのに
散々ルーピン先生を非難し授業内容にいちゃもんをつけ減点に減点を重ねてようやく終了を告げるベルが鳴ったと思ったらスネイプは生徒たちを呼び止めました。そしてハリーを含めたグリフィンドール生にこう言ったのでした。

「各自レポートを書き我輩に提出するよう。人狼の見分け方と殺し方についてだ。羊皮紙二巻。月曜の朝までに提出したまえ。このクラスはそろそろ誰かが締めてかからねばならん」

こう言った後スネイプは「ウィーズリー残りたまえ。罰則の仕方を決めねばならん」とロンに告げました。ハリーとハーマイオニーは他の生徒たちと教室を出ました。教室まで声が届かない所まで来ると堰を切ったように・・・

誰もがスネイプ攻撃を始めました。いくらあの授業の先生になりたいからといってスネイプは他の「闇の魔術に対する防衛術」の先生にあんな風だった事はない。一体ルーピンに何の恨みがあるんだろう?あのまね妖怪のせい?

ハリーがこう訴えるとハーマイオニーは沈んだ口調で「分らないわ」と答えたのでした。しかし続けて「でも本当に早くルーピン先生がお元気になって欲しい」と言ったのでした。そして5分後にロンが2人に追いついて来ました。

医務室のおまるを魔法なしで磨くという罰則を言い渡されてロンはカンカンに怒っていました。そしてシリウス・ブラックがスネイプの研究室に隠れていたらいいのに。そうであればスネイプを始末してくれたかもしれないよ。

ロンはそう言い放ったのでした。

今日の最後に
結局スネイプが出した狼人間の宿題をやったのはハーマイオニー1人だけでした。しかしこの宿題をやった事でハーマイオニーは知ってしまったのです。つまりルーピン先生が狼人間だという事に気がついてしまったのでした。

何故スネイプはルーピン先生の代理で教壇に立った時にあんなに苛立っていたのか?それはルーピン先生が体調を崩した理由を具体的に説明しようとするとルーピン先生が狼人間だという事を避けては通れないからなんですよね。

したがってルーピン先生が休んだその理由を説明したくてもそれができない。だからスネイプはあんなに苛立っていたしルーピン先生の非難や批判を繰り返していたというわけなんですよね。それでも私はこう思うんですよね。

だからと言ってハリーたち生徒に八つ当たりをするのは間違っている。これでは嫌われるのは当然だ。
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