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17才は大人の仲間入りをするという節目の年に当たるためハリーの誕生日パーティには大勢の招待客が呼ばれました。そこでハグリッドから贈られたプレゼントが後に大いに役に立つ事になったのです。さらには魔法大臣ルーファス・スクリムジョールがアルバス・ダンブルドアの遺贈品を持って来て・・・(全3項目)

3-1.確実に魔女を惹きつける12の法則
ハリーは今回プリベット通り4番地を出た後は一旦ニンファドーラ・トンクスの両親の家に入り「移動キー」で「隠れ穴」に行くという複雑な経路を辿りました。それはヴォルデモートにハリーの居場所を知られないためでした。

「隠れ穴」ではロンと同じ部屋で寝ていました。そのため17才の誕生日プレゼントもまずロンから貰う事になったのですがロンが長方形の包みつまり本をくれたのでハリーは「伝統を破ってくれるじゃないか」と言ったのでした。

そこでロンが「普通の本ではないのだ。こいつはお宝物だぜ」と言ったのがこの「確実に魔女を惹きつける12の法則」だったというわけなんですよね。ロンが言うには女の子について知るべき事が全て説明してあるのだそうです。

去年この本を持っていさえすればラベンダー・ブラウンを振り切る方法がばっちり判ったのだそうです。ロンはフレッドとジョージから貰ったんだそうです。ロンも随分色々と学んで何でも目から鱗が落ちる内容満載のようです。

夜に執り行われたハリーの誕生日パーティでハーマイオニーは杖先から紫と金のリボンを出して木や灌木の茂みを芸術的に飾りました。ハーマイオニーが最後の派手な一振りで野生リンゴの木の葉を金色に染めるとロンは・・・

「素敵だ。こういう事にかけては君は凄くいい感覚してるよなぁ」

ロンにこう言われハーマイオニーは「ありがとう」とお礼を言ってうれしそうでした。がしかし同時に面食らったようでもありました。そんな2人のやり取りを見ていてハリーは思わず横を向いてひとり笑いをしてしまいました。

何故ならロンに貰ったこの本には「お世辞の言い方」という章が見つかりそうなそんな気がしたからです。ロンはこの「確実に魔女を惹きつける12の法則」を読んで早速ハーマイオニーの心を惹きつけようとしているようでした。

3-2.モークトカゲの革
ハリー17才の誕生日パーティには大人の仲間入りをする節目の年齢という事で大勢の招待客が呼ばれました。そんな中にハグリッドもいてプレゼントに少し毛の生えた小さな巾着袋を取り出しました。長い紐がついていました。

「モークトカゲの革だ。中に何か隠すとええ。持ち主以外は取り出せねえからな。こいつぁ珍しいもんだぞ」

紐は首からかけるためについているようです。ハリーは「ハグリッドありがとう!」と言って受け取りました。そして部屋に戻ると金貨ではなく一見してガラクタのような物も含めて自分にとって一番大切な物を詰め込みました。

「忍びの地図」に「シリウスの両面鏡のかけら」に「R.A.Bのロケット」などでした。それらの物を詰め終わるとハリーは巾着の紐を固く締めて首に掛けました。ところがそれが思わぬ所で役に立ったというわけなんですよね。

「クリーチャー。僕-あの-君にこれを受け取って欲しいんだ」

まず最初に役に立ったのは「R.A.Bのロケット」でした。ハリーがこう言って屋敷しもべ妖精のクリーチャーの手にダンブルドアと2人で行った際に持ち帰って来た偽物の分霊箱すなわちクリーチャーのかつてのご主人の・・・

形見のロケットを押しつけるとクリーチャーは一目見るなり衝撃と悲しみで大声を上げ床に突っ伏してしまいました。感激に打ちのめされたクリーチャーをなだめるのに優に30分はかかりました。ロケットを受理されて・・・

それまであれほどまでに激しくハリーを嫌悪していたというのにクリーチャーの態度は一変してハリーに極めて忠実な屋敷しもべ妖精になりました。料理の腕も格段に上がって本気になると凄いという事を見せつけてくれました。

ホグワーツの戦いの時には学校で働く屋敷しもべ妖精を率いて参戦しました。その次に役に立ったのは「シリウスの両面鏡のかけら」でした。ハリーたち3人はフェンリール・グレイバック率いる人さらい一味に連れられ・・・

「マルフォイの館」に連れて来られたのでした。ハリーはこの巾着袋からシリウスの両面鏡のかけらを取り出すと鏡に向かって「助けて!」と必死になって叫んだのでした。すると屋敷しもべ妖精のドビーが来てくれたのです。

ドビーはベラトリックス・レストレンジに殺害されてしまいました。しかしそれと引き換えにハリーたち3人と杖職人のオリバンダー翁そしてルーナ・ラブグッドとディーン・トーマスに小鬼のグリップフックは救助され・・・

生き永らえる事ができたというわけなんですよね。こうしてハグリッドに貰ったこのモークトカゲの革は大いに役に立ったのでした。

3-3.吟遊詩人ビードルの物語
「お邪魔してすまん。その上どうやら宴席への招かれざる客になったようだ」こう言って姿を現した魔法大臣ルーファス・スクリムジョールが「隠れ穴」に来たのはアルバス・ダンブルドアの遺品をハリーたちに渡すためでした。

「聞いた事がないって?吟遊詩人のビードルの物語を?冗談のつもりか?」

ハーマイオニーがダンブルドアの遺贈品「吟遊詩人ビードルの物語」の事を「聞いた事がないわ!」と言うのでロンがこう言って驚いたというわけです。ハリーもまた2人の会話を聞いて急に興味を引かれて顔を上げたのでした。

ロンがハーマイオニーの読んでいない本を読んでいるなんて前代未聞だ。一方ロンはハリーとハーマイオニーの2人が驚いている事に当惑した様子でした。ロンにしてみれば「知ってて当然だ」という感じだからなんでしょうね。

何を驚いているんだ!子供の昔話はみんなビードルの物語のはずだろ?ロンはそう言うのです。ロンは「沢山の宝の泉」とか「魔法使いとポンポン飛ぶポット」とか「ぺちゃくちゃウサちゃんとぺちゃくちゃ切り株」など・・・

ビードルの数々の物語の名前を挙げました。しかしハーマイオニーは「何ですって?最後のは何ですって?」と訊きながら笑うばかりなのです。ロンは信じられないという顔で2人を見て「いい加減にしろよ!」と言うと・・・

「聞いた事あるはずだぞ。ぺちゃくちゃウサちゃんのこと」

こう言うロンにハーマイオニーは「ハリーも私もマグルに育てられたってことよく知ってるじゃない」と言い返したのでした。自分たちが小さい時は「白雪姫と7人の小人」とか「シンデレラ」とかでそういう話は聞かなかった。

ハーマイオニーがこう言うと何とロンは白雪姫やシンデレラの事を「何だそりゃ?病気の名前か?」と言う有り様でした。ここでハーマイオニーはようやくビードルの物語は「それじゃ。これは童話なのね?」と訊いたのでした。

するとロンは自信なさげに「ああ。つまりそう聞かされて来たのさ。そういう昔話は全部ビードルから来てるって。元々の話がどんなものだったのかは僕知らない」と答えました。つまりロンは話を聞いていただけだったのです。

本を読んではいないんですよね。しかしそれにしても「アルバス・ダンブルドアは何ゆえ吟遊詩人ビードルの物語の蔵書をハーマイオニーに遺贈したのか?」の理由をハリーたち3人が知るまでには相当な期間を要したのでした。

今日の最後に
ハリーは11才の誕生日にハグリッドに連れられて初めて「フローリシュ・アンド・ブロッツ書店」に行った際にヴィンディクタス・ヴェリディアン著の「呪いのかけ方、解き方」という本を夢中になって読んでいるんですよね。

この本は「友人をうっとりさせ最新の復讐方法で敵を困らせよう。ハゲにクラゲ脚に舌もつれ。その他あの手この手」という内容です。実はフレッドとジョージもこの「呪いのかけ方、解き方」を読んでいるみたいなんですよね。

それはハリー4年生の学期末に帰りのホグワーツ特急でジョージがドラコ・マルフォイに「クラゲ脚の呪い」をかけているからです。したがってフレッドとジョージも普段は全く本を読まないというわけではないみたいですね。

ロンは前述の「確実に魔女を惹きつける12の法則」の本をフレッドとジョージから貰ったそうです。多分ロンも17才の誕生日に贈られたんでしょうね。さしずめ女性にモテないジョージのためにフレッドが買ったんでしょう。
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