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ハーマイオニーが突然「ゼノフィリウス・ラブグッドに会いたい」と言って来ました。ハリーはゴドリックの谷の二の舞になると言って反対したのですが結局は行く事になったのでした。ところが行ってみたらハーマイオニーはハリーの言う通りだとそう言うのです。しかしハリーにとっては・・・(全3項目)

3-1.エルンペントの角
こうしてロンはダンブルドアの「灯消しライター」に導かれて戻って来ました。しかしハーマイオニーの怒りは一夜では収まらず無視する日々が続きました。それでもロンはハーマイオニーの役に立ってくれたというわけです。

ある日ハーマイオニーが唐突に「ゼノフィリウス・ラブグッドに会いたい」と言って来ました。何故そう思うに至ったのかの理由については後に触れる事としてハリーはゴドリックの谷の二の舞になると言って反対したのでした。

しかし多数決の結果「2対1」で行く事になりました。ハリーはロンを睨みましたがロンは「恋愛と戦争では全てが許される」それに今はクリスマス休暇なのでルーナが家にいるから元気を出せとロンはハリーを励ましたのでした。

お世辞にも温かいとは到底言えないゼノフィリウス氏の対応にハリーは少し失望しました。3人を2階に招き入れハリーに「どうしてここに来たのかね?」とゼノフィリウス氏が訊いた所でハーマイオニーがこう言ったのでした。

「ラブグッドさん。あれは何ですか?」

こう訊きながらハーマイオニーが指差したのは壁に取りつけられている螺旋状の巨大な灰色の角でした。壁から1メートルほども突き出していました。ゼノフィリウス氏は「しわしわ角スノーカックの角だが」と答えたのでした。

ハリーはハーマイオニーに「今はそんな事を言っている場合ではない」と言おうとしました。がしかしハーマイオニーはゼノフィリウス氏に「いいえ違います!」と言いました。それが言わずにはいられない代物だったからです。

それはしわしわ角スノーカックなどではなくてエルンペントの角だとハーマイオニーはそう言うのです。取引可能品目Bクラス。危険物扱いで家の中に置いておくのには危険過ぎる品だとハーマイオニーはそう主張したのでした。

ロンは身動きもままならないほどに雑然とした部屋の中をできるだけ急いで角から離れ「どうしてエルンペントの角だって判るんだ」と訊きました。するとハーマイオニーは「幻の動物とその生息地」に説明があると言うのです。

「すぐにそれを捨てないとちょっとでも触れたら爆発するかもしれないってご存知ではないんですか?」

こう言うハーマイオニーにゼノフィリウス氏は絶対に間違いないといった感じではっきりと「しわしわ角スノーカックは恥ずかしがり屋で高度な魔法生物だ。その角は」と言って頑固に自分の主張を押し通そうとしたのでした。

しかしハーマイオニーは「角の付け根に溝が見えます。あれはエルンペントの角で信じられないくらい危険な物です。どこで手に入れられたかは知りませんが」と言いあくまでもエルンペントの角だと言い張ったというわけです。

するとゼノフィリウス氏は「誰が何と言おうと絶対にしわしわ角スノーカックの角だ」という口調で「買いましたよ」と答えました。何でも二週間前にクリスマスにルーナをびっくりさせてやろうと思って購入したんだそうです。

ゼノフィリウス氏がスノーカックという素晴らしい生物に興味がある事を知った気持ちのよい若い魔法使いから譲り受けたのだそうです。しかしゼノフィリウス氏にとって極めて残念な事にこれはエルンペントの角だったのです。

3-2.3人兄弟の物語と死の秘宝
何故ハーマイオニーは突然ゼノフィリウス・ラブグッド氏に会いたいなどと言い出したのか?それはリータ・スキーター著の「アルバス・ダンブルドアの真っ白な人生と真っ赤な嘘」に載っているダンブルドアの手紙にも・・・

さらにはゴドリックの谷にハリーのご両親の墓参りに行った際にも古い墓に三角印のミニチュア版のような署名があった。あっちこっちにこれが出て来る。ビクトール・クラムはこれはグリンデルバルドの印だとそう言っていた。

あの墓石はグリンデルバルドの時代よりずっと前だった。でもこの印がどういう意味なのかダンブルドアにはもう訊けない。それにグリンデルバルドが生きているかどうかさえ私は知らない。したがってもし訊くとしたら・・・

ビルとフラーの結婚式の時に「この印」を身につけていたゼノフィリウス・ラブグッド氏に訊くしかない。そして「これは絶対に大事な事なのよ!」とハーマイオニーは言うのです。しかしハリーはこう言って反対したのでした。

もうゴドリックの谷の二の舞はごめんだ。自分たちを説得して行ったけどその結果あんな事になってしまった。ハリーは柊と不死鳥の杖を失う事になったのです。ダンブルドアが秘密の印とかのヒントを遺してくれたに違いない。

僕たち何かと言うとそう思い込もうとしている。しかしハーマイオニーはダンブルドアが自分に「吟遊詩人ビードルの物語」を遺したのは私たちにこの印の事を調べるようにという意味だとハーマイオニーはそう主張するのです。

するとそこでロンが「灯消しライターはとっても役に立ったぜ」と口を挟んで来ました。だからハーマイオニーが正しい。ロンもゼノフィリウス・ラブグッド氏に会いに行くべきだとそう言うのです。しかしそれでもなお・・・

ハリーはロンがハーマイオニーの味方をするのは三角印の意味を知りたい気持ちとは無関係だと判り切っているので到底納得ができないというわけです。しかし結局前述のように多数決の結果「2対1」で行く事になったのでした。

そこで「何をすればよいのかな?」と訊くゼノフィリウス氏にハリーが「ビルのフラーの結婚式にあなたが首から下げていた印の事ですけど。あれにどういう意味があるのかをお聞きしたいのです」と訊いたのでした。すると?

「死の秘宝の印の事かね?」

ハリーの問いにゼノフィリウス氏はこう答えました。ハリーは「死の秘宝」が一体何の事なのか全く分りませんでした。ロンとハーマイオニーを見るとやはり2人ともゼノフィリウス氏が言った事が理解できていないようでした。

するとゼノフィリウス氏は「聞いた事がないのかね?まあそうだろうね。信じている魔法使いはほとんどいない」と言うのです。そこで「でも死の秘宝って一体何ですか?」と訊くハーマイオニーにゼノフィリウス氏は・・・

「君たちは3人兄弟の物語をよく知っているのだろうね?」

ゼノフィリウス氏のこの問いかけにハリーは「いいえ」と答えました。ところがロンとハーマイオニーは「はい」と答えたのです。しかも何とゼノフィリウス氏が本を探そうとするとハーマイオニーが持っていると言うのです。

それがダンブルドアから遺贈された「吟遊詩人ビードルの物語」の蔵書だったのです。それは死を免れた3人の兄弟が「死」からそれぞれ「ニワトコの杖」と「蘇りの石」に「透明マント」を受け取ったというお話だったのです。

3-3.生粋の貴族-魔法界家系図
そして結局はゼノフィリウス氏がしわしわ角スノーカックの角だと言い張っていたのはエルンペントの角だという事は本人が自ら証明する事になってしまいました。ゼノフィリウス氏が撃った失神呪文が当たって爆発したのです。

ハーマイオニーはゼノフィリウス氏に忘却呪文をかけてロンがいた事を忘れさせ「姿くらまし」をして家を脱出しました。ルーナはクリスマス休暇で帰る途中のホグワーツ特急で人質に取られてしまい家にはいなかったのでした。

それから3人の間では「死の秘宝は本当にあるのか?」が議論になったのでした。ハーマイオニーはゼノフィリウス氏に会いに行ったのはゴドリックの谷の二の舞だった。ハリーの言う通りだった。さらに挙句の果てには・・・

全部ゼノフィリウス氏の作り話だとまで言うのです。しかしロンは死喰い人が来るまで自分たちを足止めしておかなくてはいけなかった。ゼノフィリウス氏には相当なプレッシャーがかかっていたはずだ。だから作り話じゃない。

ゼノフィリウス氏は本当の事か又は本人が本当だと信じている事を話していたとロンは言うのです。それは人さらいに捕まった時にロンは全く知らない人をでっち上げるより知っている人のほうが簡単だったからなのだそうです。

それでゴドリックの谷に墓があるペベレル家の人の事は何も分らないの?ハリーがこう訊くとハーマイオニーは墓石に「あの印」があるのを見た後で調べてみたと言うのです。もしもその人が有名か重要な事をした人なら・・・

持って来た本のどれかに絶対に載っているはずだ。ところがやっと見つけたと思ったら「ペベレル」という名前はたった一カ所にしかなかったとハーマイオニーは言うのです。それがクリーチャーから借りたこの本だったのです。

「生粋の貴族-魔法界家系図」

ペベレル家は男子の血筋が現在では絶えてしまっている。それが早かった血筋の1つなのだそうです。ロンが「男子の血筋が絶える?」と訊くとハーマイオニーは「つまり氏(うじ)が絶えてしまったという意味よ」と答えました。

ペベレル家の場合はそれが何世紀も前だった。子孫はまだいるものの違う姓を名乗っているというわけです。それを聞いた途端にハリーの脳裏にパッと閃くものがありました。それはダンブルドアの個人教授の時に見た事でした。

それはマールヴォロ・ゴーント。つまりヴォルデモート卿の祖父でした。その人物がダンブルドアと一緒に見た「憂いの篩」の中で自分はペベレルの子孫だと言っていた事をハリーは思い出したのです。それから暫くは・・・

ハリーの頭は「死の秘宝」で一杯になり「死の秘宝」の事だけを考える日々が続いたのでした。

今日の最後に
そんなわけでやはりハーマイオニーの言う通りでしわしわ角スノーカックではなくエルンペントの角だったためゼノフィリウス・ラブグッド氏の家は木端微塵になってしまいました。でも実は1つだけいい事があったんですよね。

それはハリーの写真と共に「問題分子ナンバーワン」の文字が鮮やかに書かれ見出しには賞金額が書かれた雑誌「ザ・クィブラー」を出さずに済んだという事です。危うく「痛恨の極み」になる所を寸前で免れたというわけです。

ちなみにハーマイオニーはエルンペントは「幻の動物とその生息地」に載っていると言っていました。そこで私の手元にあるこの本を開いてみるとこの「エルンペント」という魔法生物は次のように説明されているんですよね。

強大な力を持つ大型で灰色のアフリカ産の動物。体重は1トンにもなり遠目にはサイと見間違われる事がある。厚く硬い皮膚は大方の呪文も呪いも撥ねつけるし鼻の上に大きな鋭い角。ロープのような長い尾を持っている。

ひどく刺激しなければ攻撃する事はないものの一旦攻撃して来ると結果は大抵は大惨事になるそうです。その角は皮膚から金属までありとあらゆる物を貫く事ができ致死的な毒液を持っていて注入されると全て破裂してしまう。

交尾シーズンになるとオスはしばしば互いを破裂させ合うので生息数は少ないんだそうです。アフリカの魔法使いたちはこのエルンペントの扱いには非常に気を使っているのだそうです。角に尾それに破裂液は魔法薬に使われる。

そして「取引可能品目Bクラス(危険物扱い。厳重管理品目)」に指定されているとの事です。この破裂液というのが爆発するんでしょうね。
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