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ハリポタ通の館(やかた)

ここではハリーポッター・シリーズに関する様々な情報や私の推測(妄想?)をお届けしています。毎週、日曜・月曜・水曜・木曜更新。

ヴォルデモート路線に従っているのがほとんどな中で「ポッターウオッチ」だけは違うそうです。ところが久々に知っている人たちの声を聞いて気持ちが高揚したのか?ハリーが禁句の「ヴォルデモート」を口にしてしまい3人は「マルフォイの館」に行く事となりました。そして何とか難を逃れたハリーたちは・・・(全3項目)

3-1.ポッターウォッチ
ハリーが「死の秘宝」の事を夢中で考えている内にロンが旅の指揮を執っている事に気づきました。こうして旅を続けていると3人は時々「人さらい」を見かける事がありました。するとある日ロンは2人にこう言ったのでした。

「死喰い人と同じぐらいワルもいるんだぜ。僕を捕まえた一味はちょっとお粗末な奴らだったけどビルは凄く危険な連中もいるって言ってる。ポッターウォッチで言ってたけど」

「ポッターウォッチ」と自分の苗字がついているので思わずハリーは「何て言った?」と訊き返しました。これはロンがずっと探しているラジオ番組なのだそうです。今や本当の事を教えてくれている唯一の番組との事でした。

ヴォルデモート路線に従っている番組がほとんどなんだけど「ポッターウォッチ」だけは違う。ロンは毎晩のように様々なリズムでラジオのてっぺんを叩きダイアルを回していました。そして3月にようやく聞く事ができました。

「やった。やったぞ!パスワードはアルバスだった!ハリー入って来い!」

「死の秘宝」の思索から何日かぶりに目覚めて見張りをしていたハリーが急いでテントの中に戻ってみるとロンとハーマイオニーが小さなラジオのそばにひざまずいていました。ラジオからは聞き覚えのある声が流れていました。

番組の出演者は全員が暗号名を名乗っていました。司会進行役はリー・ジョーダンで暗号名はリバーでした。冒頭の最初のニュースはテッド・トンクスとダーク・クレスウェルの2人が殺害されたという事でした。さらに・・・

ゴルヌックという小鬼も命を落としたそうです。しかしこの3人と一緒に旅をしていたディーン・トーマスともう1人の小鬼つまりグリップフックは難を免れたとの事でした。その他にも数々のニュースが紹介されたんですよね。

ガッドリーでマグルの5人家族が「死の呪文」で殺害されたというニュース。ゴドリックの谷でバチルダ・バグショットの亡骸が見つかったというニュース。遺体には「闇の魔術」によって障害を受けたまぎれもない跡があった。

出演者は全員が不死鳥の騎士団のメンバーで他にはリーマス・ルーピンにキングズリー・シャックルボルトさらにはフレッドかジョージのどちらか一方ロンが言うにはフレッドが「レイピア諸刃の剣」という名前で出ていました。

聞き覚えのある親しい声を聞くのはこの上ないカンフル剤効果がありました。孤立に慣れ切ってハリーは自分たちの他にもヴォルデモートに抵抗している人々がいる事をほとんど忘れていました。長い眠りから覚めたようでした。

ところがこの後ハリーは・・・

3-2.マルフォイの館
ポッターウォッチが終わるとロンはうれしそうに「いいだろう。ねっ?」と言いハリーは「素晴らしいよ」と言いました。ハーマイオニーは敬服の溜め息を漏らして「何て勇敢なんでしょう。見つかりでもしたら」と言いました。

ところがハリーが興奮して「それにしてもフレッドの言った事を聞いたか?」と言ったかと思うと放送が終わってみればハリーの頭は「死の秘宝」に戻っていました。そして禁句の「ヴォルデモート」を口にしてしまったのです。

テントの外でパチッと音がしました。暗闇の向こうからしゃがれた声で「両手を挙げて出て来い!」と言うのが聞こえて来ました。ハリーたちを捕まえたのは狼人間フェンリール・グレイバック率いる人さらい一味だったのです。

一味は自分たちが捕らえたのがハリー・ポッターだと知った瞬間に呆然として全員が数歩退きました。魔法省に少なからぬ不信感を抱いていたグレイバックは「俺たちは何の分け前にも与れない」と仲間にそう言ったのでした。

あいつらは自分の手柄にしてしまう。だから俺たちがヴォルデモートに直接渡すんだ。そこでグレイバックはハリーたちをヴォルデモートが基地にしているという事で「マルフォイの館」に連れて行く事にしたというわけです。

このようにしてハリーたちが連れて行かれる事になった「マルフォイの館」は実は第5巻「不死鳥の騎士団」にもチラリと登場しています。それは学期が始まってすぐの「日刊予言者新聞」の記事の中での事だったんですよね。

その記事から判るのはこの館はウイルトシャー州という所にあるという事です。ルシウス氏は自宅でインタビューに答えています。つまり予言者新聞の記者はこの「マルフォイの館」に直接訪ねて話を聞いていたというわけです。

さらに第7巻「死の秘宝」の冒頭章でも登場していますね。壮大な鍛鉄の門があって生垣の上を孔雀が気位高く歩いています。ヤックスリーは「ルシウスの奴。相変わらず贅沢な趣味だな」と少々苛立ち気味に言っていますね。

まっすぐ延びた馬車道の奥に瀟洒(しょうしゃ)な館が立っています。庭には噴水があるようです。明かりを絞った広い玄関ホールは贅沢に飾り立てられ豪華なカーペットが石の床をほぼ全面に渡って覆っています。さらに・・・

壁には青白い顔の肖像画が複数枚あるようです。つまりこれはルシウス氏やドラコの祖父を始めとする先祖の肖像画なんでしょうね。そしてその廊下をさらに突き進んで行くとがっしりした木の扉があってそこは客間のようです。

連れて来られたハリーたちが最初に入ったのもその客間でした。天井には相当に豪華なシャンデリアがあるようです。ハリーたちを助けに来た屋敷しもべ妖精のドビーがそのシャンデリアを落としハリーたちは館を脱出しました。

そしてハリーたちが駆け込んだのが・・・

3-3.ティンワース郊外の「貝殻の家」
グレイバック率いる人さらい一味が「マルフォイの館」に連れて来たのはハリーたち3人だけではありませんでした。ディーン・トーマスと小鬼のグリップフックも一緒だったのです。さらにそこに2人が加わったんですよね。

それは館の地下牢にいたルーナ・ラブグッドと杖職人のオリバンダー翁でした。ハリーがドビーにルーナとディーンにオリバンダー翁の3人を掴んで「さて?どこに避難させればいい?」と考えたその時にロンがこう言いました。

「ビルとフラーの所へ。ティンワース郊外の貝殻の家へ!」

ロンがハリーにハーマイオニーの2人とはぐれてしまった時。ロンは自宅の「隠れ穴」ではなくビルとフラーの新居「貝殻の家」に身を寄せていました。ビルはこれまでどんな時もロンの事をきちんと扱ってくれたんだそうです。

家に戻って「僕はハリーとハーマイオニーを見捨てて帰って来ました」なんて言えない!そんな事を言ったらフレッドにジョージそれにジニーに何て言われるのか?それを考えたら到底「隠れ穴」になど帰れないというわけです。

この「貝殻の家」でハリーはほんの一瞬で大きな決断を迫られる事になりました。それはヴォルデモートの分霊箱を見つけ出し破壊するのか?死の秘宝を取るのか?そのいずれに専心するかの選択をしなければなりませんでした。

ハリーが選んだのは「ヴォルデモートの分霊箱を見つけ出し破壊する」でした。そこでハリーは「どちらと先に話したい?」と訊くビルに「グリップフックと先に話をする」と答えました。ハリーの心臓は早鐘を打っていました。

この老いぼれは大理石か死が杖を守るとでも思ったのか?闇の帝王が墓を冒讀する事を恐れると思ったのか?蜘蛛のような指が襲いかかりダンブルドアが固く抱いた杖を引っ張った。ヴォルデモートが杖を奪ったその時でした。

杖の先から火花が噴き出して最後の持ち主の亡骸に降りかかりました。その杖はついに新しい主人に仕える準備ができたのです。こうしてヴォルデモートはハリーより先にニワトコの杖を掌中に収めたというわけなんですよね。

そんなハリーが重大な決心をした「貝殻の家」は海を見下ろす崖の上に建つ白壁に貝殻を埋め込んだ一軒家でした。寂しくも美しい所でした。潮の満ち干の音が家の中でも庭でも大きな生物の寝息のように絶え間なく聞こえました。

ここに来てからの数日間というものハリーは人で溢れ返る家から逃れる口実を見つけては外に出ました。崖の上に広がる空と広大で何もない海の景色を眺め冷たい潮風を顔に感じたかったのです。ここ「貝殻の家」とは・・・

そういう場所だったんですよね。

今日の最後に
そう云えば改めてハリーたちが「貝殻の家」に転がり込んで来たこの場面を振り返ってみるとハリーはウィーズリー家の人たちにそれはそれは多大な被害や迷惑をかけていたんですよね。ハリーが申し訳ないと思うのは当然です。

ロンが出て行ってからは「貝殻の家」はビルとフラーの2人だけでした。それがハリーたち3人にオリバンダー翁と小鬼のグリップフック。それにディーン・トーマスにルーナ・ラブグッドと一気に人数が激増してしまいました。

さらにはロンとハリーが一緒だという事が敵方に知られてしまったのでビルにアーサー氏にフレッドとジョージは仕事を休まなくてはいけませんでした。ジニーは学校に戻れなくなってしまいました。しかしそれでもなお・・・

ビルはどっちにしろ時間の問題だったんだ。父さんが何カ月も前からそう言っていた。僕たち家族は最大の「血を裏切る者」なんだからこうして「忠誠の術」を使って隠れなければならない日が来るのは避けられない事だった。

こう言ってハリーを慰めたのでした。でもフレッドとジョージは「ふくろう通信販売」でたくましく商売を続けていたんですよね。

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