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ハリーが禁句の「ヴォルデモート」を口にしたばかりに狼人間フェンリール・グレイバック率いる人さらい一味に捕まるわロンがハリーと一緒だという事が敵方にバレてウィーズリー家の人たちに多大な被害や迷惑をかけるわで散々だったのですがその代わりに見返りもあったというわけです。そこでハリーたちは・・・(全3項目)

3-1.ドラゴミール・デスパルド
ハリーが禁句の「ヴォルデモート」を口にした事でロンがハリーと一緒だと敵方に知られてしまいました。そのためビルとアーサー氏は仕事に行けなくなりジニーは学校に戻る事ができなくなってしまいました。その一方・・・

ベラトリックス・レストレンジがグリフィンドールの剣を見て血相を変えたのを見て取ってハリーは「分霊箱の1つがグリンゴッツのレストレンジ家の金庫に隠してある」という事を見抜く事も同時にまたできたというわけです。

そこでハリーたち3人は小鬼のグリップフックの助けを借りグリンゴッツの金庫破りをする事になりました。しかしここで問題になったのがポリジュース薬がもはや残り僅かで1人分しか残っていないという事だったんですよね。

その1人分はハーマイオニーがベラトリックス・レストレンジの姿になるのに使う事になりました。グリップフックとハリーは「透明マント」に隠れロンはハーマイオニーが魔法で全く実在しない人物になる事になったのでした。

「じゃあロン。ここへ来て。あなたに術を」とハーマイオニーが言うとロンは「うん。でも忘れないでくれよ。あんまり長い髯は嫌だぜ」と言いました。するとハーマイオニーは「まあ何を言ってるの」と言った後さらに・・・

「ハンサムに見えるかどうかの問題じゃないのよ」とも言ったのでした。するとロンは「そうじゃないよ。邪魔っけだからだ!でも鼻はもう少し低いほうがいいな。この前やったみたいにしてよ」とその理由を説明したのでした。

ハーマイオニーは溜め息をついて仕事に取りかかり声を潜めて呪文を唱えながらロンの容貌のあちらこちらを変えて行きました。呪文による変身が終わるとハーマイオニーはハリーに「さあこれでどうかしら?」と訊きました。

変装をしていても辛うじてロンだと見分けはつきました。しかし多分それは本人をあまりにもよく知っているからだろうとハリーはそう思いました。ロンは髪の毛を長く波立たせて顎と口の上に濃い褐色の鬚を生やしていました。

そばかすは消え鼻は低く横に広がり眉毛は太くなっていました。ハリーは「そうだな。僕の好みのタイプじゃないけどこれで通用するよ」と言って合格だと告げました。こうしてハリーたち3人と小鬼のグリップフックは・・・

グリンゴッツに向けて出発したのでした。その実在しない人物の名前が「ドラゴミール・デスパルド」というわけなんですよね。

3-2.グリンゴッツのドラゴン
各店舗の入口にうずくまっていた物乞いたちがまるで溶けてなくなるように姿を消しました。両側の窓からは何人かが顔を出す一方で裕福そうな通行人が小さな塊になって一刻も早く離れようと小走りに立ち去って行きました。

ハリーたちのダイアゴン横丁入場は「これ以上目立つのは難しいだろう」というほどに人目につきました。一瞬ハリーは「今すぐ立ち去って別な計画を練るほうがよいのでは?」と迷うほどだったのです。ところがそこに・・・

「何とマダム・レストレンジ!」

ハーマイオニーにこう声をかけて来たのは死喰い人のトラバースでした。ハリーはすぐには思い出せませんでしたがゼノフィリウス・ラブグッド氏の家に来た死喰い人の1人だったのです。ところがそのトラバースもまた・・・

グリンゴッツにお金を下ろしに来たと言うのです。そのためもはやハリーたちは引き返せなくなってしまいました。警戒心の強い死喰い人が同行するのは最も望ましくない展開でした。これでは話をする事すらできなくなりました。

入口で「潔白検査棒」を持った魔法使いにハリーは「錯乱呪文」をかけて通り抜けました。身分証明書の提示を求めて来た老小鬼とトラバースにハリーは「服従の呪文」をかけました。老小鬼は若い小鬼にこう言ったのでした。

「鳴子の準備を」

それはハリーが11才の誕生日を迎えてハグリッドと共にロンドンに向かおうとしているその時の事でした。以前から俺はドラゴンが欲しいと思っていたと話すハグリッドからハリーはその事を聞かされたというわけなんですよね。

噂では重要な金庫はドラゴンが守っているらしい。

その時ハグリッドはハリーにグリンゴッツから何かを盗もうとするなんて狂気の沙汰だと言っていました。ところが今まさに自分はヴォルデモートの分霊箱を奪うためグリンゴッツの金庫破りをしようとしているというわけです。

グリップフックから事前に聞いて知っていたのにも関わらず全員が棒立ちになりました。巨大なドラゴンが行く手の地面に繋がれていました。最も奥深くにある幾つかの金庫に誰も近づけないようにと立ちはだかっていました。

長い間地下に閉じ込められていたため色の薄れた鱗は剥げ落ちやすくなり両眼は白濁したピンク色でした。両の後脚には足枷が嵌められ岩盤深く打ち込まれた巨大な杭に鎖で繋がれていました。大きな翼は閉じられていました。

しかし広げればその洞を塞いでしまう事でしょう。グリップフックが言うには「ほとんど目が見えません。しかしそのためにますます獰猛になっています」との事でした。ただ我々にはこれを抑える方法があるというわけです。

鳴子を鳴らすとドラゴンは次にどうなるかを教え込まれている。鳴子の音を聞くとドラゴンは痛い目に遭うと思って後退りをします。その隙に小鬼のボグロッドが手の平を金属の扉に押し当てると金庫の中に入れるのだそうです。

ところがこの盲目のドラゴンがハリーたちの救世主になってくれました。何とかヴォルデモートの分霊箱「ヘルガ・ハッフルパフの金のカップ」を手に入れたものの3人は小鬼と魔法使いたちに完全に取り囲まれてしまいました。

ハリーはドラゴンを岩盤に鎖で繋いでいる足枷に杖を向け「レラシオ!放せ!」と叫んでドラゴンを自由の身にしました。そしてそのドラゴンの背中に乗ってグリンゴッツを脱出するという大胆不敵な手に打って出たのでした。

こうして3人は超ド派手にグリンゴッツを脱出したのでした。

3-3.ニワトコの杖
例によって例に如くハーマイオニーは「ニワトコの杖」の存在を真っ向から否定していました。しかし杖職人のオリバンダー翁に「存在すると本当にそう思っていらっしゃるのですか?」と訊いて「そうじゃ」と答えられ・・・

もはやそれを認めないわけにはいかなくなってしまったのでした。その杖が辿った跡を歴史上追う事は全くもって可能だ。もちろん歴史の空白はある。しかも長い空白によって一時的に失われたとか隠されたといった事はあった。

杖が姿を消した事はあった。しかし必ずまた現れる。この杖は杖の術に熟達した者なら必ず見分ける事ができる特徴を備えているそうです。不明瞭な記述も含めてだが文献も残っている。そうした文献には確実な信憑性がある。

オリバンダー翁はこうも言いました。闇の帝王はハリーを滅ぼすためにのみ「ニワトコの杖」を求めているのではない。絶対に所有すると決めている。それはこの杖を持てば自分が真に無敵になれると信じているからだそうです。

当初ヴォルデモートはオリバンダーの店で購入したイチイの木の杖で満足していました。ところが一度ならずも二度までもハリーを殺害するのに失敗してしまいました。するとオリバンダー翁を拉致して双子の芯の事を知った。

オリバンダー翁に言われてルシウス・マルフォイの杖を借りた。しかしまたしてもハリーの殺害に失敗してしまったのです。そこでヴォルデモートはこの杖を手に入れさえすれば自分の最後の弱みを取り除く事ができると・・・

ヴォルデモートは「ニワトコの杖」の真の所有者になるために配下の死喰い人の中でも一番信頼を寄せていたセブルス・スネイプの命をも奪ってしまいました。お前がアルバス・ダンブルドアを殺害したのだから真の所有者だ。

しかしセブルス・スネイプはダンブルドアを打ち負かしていませんでした。スネイプがダンブルドアを殺害する事は2人の間で事前に決まっていた事だったのです。前の所有者から力ずくで奪わないと所有権は移動しないのです。

「武装解除の術」を使ってダンブルドアから力ずくで「ニワトコの杖」を奪ったのはドラコ・マルフォイでした。そのドラコからサンザシの木の杖を力ずくで奪った事で「ニワトコの杖」の真の所有者になったのはハリーでした。

つまり「ニワトコの杖」はヴォルデモートの与り知らない所でその所有権がダンブルドアからドラコ・マルウォイへそしてハリーへと勝手に移動していたというわけです。スネイプが真の所有者だった事は一瞬もなかったのです。

今にして思えば3人兄弟の一番上の兄が「ニワトコの杖」を持ったら最後には死んだ事からも判るようにヴォルデモートもまた「ニワトコの杖」を求め始めた時から自ら「死」に向かって歩み始めていたというわけなんですよね。

最後に
そんなわけでこのシリーズも本日の記事をもってめでたく完結という事になりました!しかし今ここで改めて思うのはハリーは盲目のドラゴンに乗って脱出するのに当たりグリンゴッツに多大な被害と迷惑をかけてしまいました。

ホグワーツの戦い終了後にハリーはグリンゴッツに謝罪をしたのだろうか?被害の弁償とかはしたんだろうか?この場面を振り返るたびに私はそんな事を考えてしまいますね。でもハリーたちがホグワーツ入りした時の・・・

みんなの反応から考えると魔法界が総出で「ハリーを許してあげて」と謝ったようなそんな気もしますね。(笑)
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