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ハリポタ通の館(やかた)

ここではハリーポッター・シリーズに関する様々な情報や私の推測(妄想?)をお届けしています。毎週、日曜・月曜・水曜・木曜更新。

アンブリッジは苛立っていました。自分の問いかけに対してマリエッタ・エッジコムが首を横に振るばかりだったからです。しかしそれもそのはずで実はキングズリー・シャックルボルトがマリエッタの記憶を密かに修正していたからでした。そして大活劇の末にダンブルドアは校長室から・・・(全3項目)

3-1.苛立つアンブリッジを見て
質問がよく分らなかったのね?そうでしょう?私が訊いたのはねあなたがこの六カ月に渡り会合に参加していたかどうかという事なのよ。参加していたんでしょう?ところがマリエッタはまたもや首を横に振ったというわけです。

「首を振ったのはどういう意味なの?」と問うアンブリッジの声は苛立っていました。するとマクゴナガル先生が厳しい声で「私はどういう意味か明白だと思いましたが」と言いました。そして確認するようにこう訊いたのです。

「この六カ月間秘密の会合はなかったという事です。そうですね?ミス・エッジコム?」

すると今度はマリエッタは頷くのです。それを見てアンブリッジは激怒しました。でも今夜会合がありました!会合はあったのです。あなたが私にそう言いました。必要の部屋でと!ポッターが首謀した。ポッターが組織をした。

しかしマリエッタ・エッジコムはアンブリッジの問いかけには首を横に振るばかりでした。それを見てマクゴナガル先生は「まあ通常ですと首を横に振る時はいいえという意味です」と冷たく言い放ったというわけなんですよね。

ミス・エッジコムがまだヒトの知らない使い方で合図を送っているのでなければ首を横に振るというのは「いいえ」という意味だ。マクゴナガル先生にここまで言われアンブリッジはマリエッタを掴み自分のほうに向かせ・・・

激しく揺さぶり始めました。間髪を入れず立ち上がったダンブルドアが杖を上げました。アンブリッジはまるで火傷を負ったかのように両手をぷるぷる振りながらマリエッタから飛び退きました。ダンブルドアはこう言いました。

「ドローレス。わしの生徒たちに手荒な事は許さぬ」

この時ダンブルドアは初めて怒っているように見えました。それと同時に前に進み出て来たのがキングズリーだったのです。

3-2.ダンブルドアの告白
「マダム・アンブリッジ落ち着いてください。面倒を起こさないほうがいいでしょう」前に進み出るとキングズリーは深いゆったりとした声でこう言いました。アンブリッジは聳えるようなキングズリーをちらりと見上げ・・・

息を弾ませて一旦は「いいえ」と答えました。がしかし気を取り直したように「あなたの言う通りだわ。つい我を忘れて」などと言ったのでした。キングズリーに諌められて気持ちが先走ってしまった事に気づいたようでした。

一方マリエッタはアンブリッジが手を離したそのままの位置で突っ立っていました。突然掴みかかられても動揺せず放されてほっとした様子もありません。ハリーは先程のキングズリーの囁きと不思議な感覚を思い出して・・・

もしやと思ったのでした。ハリーもここでようやく「キングズリーはマリエッタの記憶を修正したのでは?」と思い当たったというわけです。ここで何かに徹底的に決着をつけようという雰囲気でファッジが口を開いたのでした。

ここで問題になったのがグループ名の「ダンブルドア軍団」だったのです。ダンブルドアは手を伸ばしてファッジから羊皮紙を取りました。ハーマイオニーがホッグズ・ヘッドで参加したメンバーに名前を書かせたあの紙でした。

ハーマイオニーが何カ月も前に手書きした会の名前をじっと見つめてダンブルドアは暫く言葉が出ないように見えました。それから目を上げたダンブルドアは微笑んでいました。その笑顔はまるで観念したかのような様子でした。

「さて万事休すじゃな。わしの告白書をお望みかなコーネリウス?それともここにおいでの目撃者を前に一言述べるだけで十分かの?」

ダンブルドアがさばさばとこう言うのを聞いてマクゴナガル先生とキングズリーが顔を見合わせるのをハリーは見ました。2人とも恐怖の表情を浮かべています。しかし一体何が起こっているのかハリーはまだ分りませんでした。

どうやらそれはファッジも同じだったようです。ファッジはのろのろと「一言述べる?」と繰り返した後に「一体何の事やら?」と訊いたのでした。するとそこでダンブルドアは再びあのグループ名を繰り返して言ったのでした。

「ダンブルドア軍団じゃよ。コーネリウス。ポッター軍団ではない。ダンブルドア軍団じゃ」

ダンブルドアは微笑んだまま名簿をファッジの目の前でひらひらさせるとこう言いました。突然ファッジの顔に閃きが走りました。ぎょっとして後退りし短い悲鳴を上げてファッジはまた暖炉から飛び出しました。ここで・・・

ファッジもようやく気づいたのです。

3-3.ダンブルドアの逃走
ダンブルドアが自分の身代りになろうとしている。その事に気づいたハリーは「駄目です!」と叫びました。するとキングズリーがハリーに素早く警告の眼差しを送りました。マクゴナガル先生は脅すように目を見開きました。

そんな事をさせてはならない。しかしハリーが再び「駄目です。ダンブルドア先生!」と言ってもダンブルドアは静かにしなければ校長室から出て行って貰う事になると落ち着いて言ったのでした。そしてファッジもまた・・・

ファッジは恐怖と喜びが入り交じったような目でダンブルドアをじろじろ見ながらハリーに「黙れ」と吼え立てました。今夜はハリーを退学にするつもりで来たというのにその代わりとしてダンブルドアを逮捕する事ができる。

ダンブルドアが微笑みながら「海老で鯛を釣ったようなものじゃな?」と言うとファッジは今度こそは間違いなく喜びに打ち震えながらパーシーに「全部書き取ったか?言った事を全てだ」などと言って確認を取ったのでした。

「はい閣下。大丈夫です。閣下!」

パーシーが待ってましたとばかりにこう答えました。ファッジは歓喜に顔を輝かせながら「メモを複写して一部を即刻日刊予言者新聞に送れ。ふくろう速達便を使えば朝刊に間に合うはずだ!」と言って即座に行かせたのでした。

しかしファッジの思う通りに事が運んだのはここまででした。ダンブルドアは神妙に魔法省に連行されてアズカバンになど行くつもりは一切ないとそう言うのです。そんな事は全くの時間の無駄とダンブルドアは言ったのでした。

「何をごたごたと!ドーリッシュ。シャックルボルト!かかれ!」

ダンブルドアが「ホグワーツはあなたを必要としておる!」だからマクゴナガル先生は加勢しなくていい。そう言っている所にファッジが杖を抜いてこう言い放ちました。校長室の中に銀色の閃光が走りました。床が震えました。

ドーンと銃声のような音がしました。二度目の閃光が走った時に手が伸びて来てハリーの襟首を掴むと床に押し倒しました。マクゴナガル先生がハリーとマリエッタに危害が及ばないようにとしてくれていた事だったんですよね。

ダンブルドアが駆け寄って来て「大丈夫かね?」と声をかけました。マクゴナガル先生は「ええ!」と言うとハリーとマリエッタを引っ張り上げ立ち上がりました。フォークスは静かに歌うと大きな円を描いて舞い上がりました。

「気の毒じゃがキングズリーにも呪いをかけざるをえなかった。そうせんときっと怪しまれるじゃろうからのう」

ダンブルドアは低い声でこう言いました。さらに「キングズリーは非常によい勘をしておった。皆が余所見をしている隙に素早くミス・エッジコムの記憶を修正してくれた」とマクゴナガル先生に告げたというわけなんですよね。

そして最後に・・・

「わしが感謝しておったと伝えてくれるかの?」

ダンブルドアが舞い降りて来たフォークスの金色の尾を掴むとパッと炎が上がり姿が消えました。ファッジが身を起こし「あいつはどこだ?どこなんだ?」と叫ぶと飛び起きながらキングズリーが「分りません」と叫びました。

アンブリッジが学校の中からはできるはずがないから「姿くらまし」したはずがないと言うとドーリッシュは「階段だ!」と叫んで校長室から出て行きました。そのすぐ後にキングズリーとアンブリッジが続いて出て行きました。

こうして大活劇の末にダンブルドアは姿を消したというわけなんですよね。

今日の最後に
ハリーとマクゴナガル先生が進路指導面談をした際その場に立ち会ったアンブリッジは魔法大臣コーネリウス・ファッジはハリーを採用しないと言っています。さらに魔法省は闇祓いを志願する者の経歴を調べるとも言ってます。

つまり「敵と判っている人間を決して闇祓いになどしない」というわけです。という事は翻って云えば「今闇祓いとして魔法省で勤務している人に敵はいない」とアンブリッジとファッジはそう思い込んでいると私は思いますね。

アンブリッジはキングズリー・シャックルボルトに「落ち着いてください」と諭すように言われた時には意外に素直に「あなたの言う通りだわ」と答えているようにキングズリーの言う事に耳を傾けているといった感じですよね。

絶対に敵ではない。そう思い込んでいるからこそマリエッタ・エッジコムの記憶を修正するなんて夢にも思わないというわけなんですよね。

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