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ハリポタ通の館(やかた)

ここではハリーポッター・シリーズに関する様々な情報や私の推測(妄想?)をお届けしています。毎週、日曜・月曜・水曜・木曜更新。

さて!年頭の記事では「2月にやる!」と言っていたのですがアーサー・ウィーズリー氏とキングズリー・シャックルボルトを二週間ぶち抜きで取り上げたため3月にずれ込んでしまいました。私たち読者にとっても「不意を衝かれた」という感じの登場だったのですがハリーとロンにとってもそうだったようです。(全3項目)

3-1.クリーチャーとの関係について
さて!以前にコメントで教えていただいた事なんですが、実はダンブルドアに同時に雇われたのにドビーとウィンキーでは雇用主が違う。つまりウィンキーはホグワーツ魔法魔術学校で一方ドビーはダンブルドア個人なんですよね。

それはドビーが給料を欲しがったからというわけです。つまりこの事によりドビーとクリーチャーは「雇用主が個人」という意外な共通点がある事が判りました。シリウスの死後クリーチャーの雇用主はハリーになったからです。

しかし考え方が全くの逆で水と油のドビーとクリーチャーは混じり合う事は決してありませんでした。ポルターガイストのピーブズに煽られて激しく掴み合いの喧嘩をするほどでドビーとクリーチャーは犬猿の仲だったのでした。

ところがヴォルデモートの分霊箱「スリザリンの金のロケット」を偽物と取り替えていた人物「R.A.B」が実はシリウスの弟レギュラス・ブラックだと判明した事でクリーチャーに関する新たな事実が明らかになったんですよね。

一度は死喰い人にまでなったレギュラスだったのですが分霊箱の事を知って考えが変わった。しかしその事はクリーチャーには一切説明しないまま、その分霊箱を破壊するよう命じてレギュラスは自ら命を絶ってしまったのでした。

それはクリーチャーもレギュラスの家族も全員が昔からの純血の考え方を変えないほうが安全だったからです。レギュラスは家族とクリーチャーを守るために自分が考えを変えた事を決して伝えようとはしなかったというわけです。

ヴォルデモートの分霊箱を破壊する。レギュラスがやり遂げる事ができなかったこの仕事を僕たちがやり終えたいんだ。ハリーがレギュラスの形見の偽物のロケットを差し出すとクリーチャーは衝撃と悲しみで大声を上げて・・・

ブラック家の家宝を自分に贈られて感激に打ちのめされたクリーチャーはハリーに対する態度を激変させました。これ以降クリーチャーは驚異的に料理の腕が上がりました。何と!ハリーの事を「ハリー様」と呼ぶようになりました。

ハリーたちがグリモールド・プレイス12番地に帰る事ができなくなった時。クリーチャーは再びホグワーツに戻って行きました。私はクリーチャーは一転してハリーの事を言葉を尽くして賞賛するようになったとそう思いますね。

目を輝かせて「ハリー様はとってもお優しくて素晴らしいお方です」などと言うクリーチャーを見てドビーはどう思ったんでしょうね?当然ドビーも「やっとクリーチャーもあの方の素晴らしさが判った!」と喜んだでしょうね。

でもほんの少し「こんなに変われるものなのか?」と戸惑ったりもしたんじゃないかと私はそう思いますね。

3-2.思わぬ所で
ハリーは焦っていました。禁句の「ヴォルデモート」を口にしたら狼人間のフェンリール・グレイバック率いる人さらい一味に捕まってしまいディーン・トーマスに小鬼のグリップフックと共にマルフォイの館に連れて来られました。

当初ハリーはハーマイオニーにかけられた呪いのせいで顔が膨れ上がっていたのですぐにはバレませんでした。しかし詰めが甘くハーマイオニーの顔が「日刊予言者新聞」に掲載されていた事からハリーだと見抜かれてしまいました。

「ハーマイオニー・グレンジャー。ハリー・ポッターと一緒に旅をしている事が判っている。穢れた血」

ところが館に到着して客間でハリーたちだと確認するのに意外に手間取りました。そうこうしている内にそこにベラトリックス・レストレンジが現われてハリーたちが持っていたグリフィンドールの剣を見て何故か血相を変えました。

ベラトリックスはナルシッサに私がどうするか考えている間は捕虜たちは地下牢にぶち込んでおけと言い出しました。自分の家で指図をされて不満だったもののナルシッサはそれに従いました。するとそこでベラトリックスが・・・

「待て。1人だけ。穢れた血を残して行け」

こうしてハリーにロンそしてディーンとグリップフックの4人は地下牢に放り込まれました。そしてベラトリックスはこのグリフィンドールの剣を自分つまりグリンゴッツのレストレンジ家の金庫から盗んだだろうと言って・・・

ハーマイオニーに「磔の呪文」をかけて責め立て始めました。すると何と地下牢にはルーナ・ラブグッドがいたのでした。ルーナに縄を解いて貰ってハリーとロンはとりあえず体を自由に動かす事はできるようになったんですよね。

そこには杖職人のオリバンダー翁もいました。地下牢は完全に逃亡が不可能になっていました。ルーナも最初はやってみたしオリバンダー翁はルーナより長くここにいるので何もかも試したそうです。でも逃げる事はできなかった。

ハーマイオニーの悲鳴が上の階から壁を伝って響いて来ます。居ても立ってもいられずハリーは首に掛けた17才の誕生日にハグリッドに贈られたモークトカゲの革の巾着から色々と取り出してみては試してみました。すると・・・

鏡の破片が輝きながら床に落ちました。それはかつて名付け親のシリウスが私を必要とする時には知らせるための手段だと言ってハリーに渡してくれた両面鏡でした。そこには明るいダンブルドアのブルーの目が見つめていました。

「助けて!僕たちはマルフォイの館の地下牢にいます。助けて!」

ハリーが必死にこう叫ぶとその目は瞬いて消えました。ハリーには本当にそこに目があったのか?と思うほどで何の確信もありませんでした。するとそこにハリーもそしてロンに至っては思わず叫びそうになる出来事が起きたのです。

屋敷しもべ妖精のドビーが現れたのです。

3-3.どうやって?
どうやって私の金庫に入った?地下牢に入っている薄汚い小鬼が手助けしたのか?こう訊くベラトリックスにハーマイオニーは小鬼には今夜会ったばかりだしあなたの金庫になんか入った事はない。その剣は模造品だと言いました。

するとルシウス氏が偽物かどうかは小鬼になら判る。そこで息子のドラコに「小鬼を連れて来い。剣が本物かどうかあいつなら判る!」と言ったのでした。ハリーは急いでグリップフックの所に行くと尖った耳にこう囁いたのでした。

「あの剣が偽物だって言ってくれ。奴らにあれが本物だと知られてはならないんだ。グリップフックお願いだ」

ドラコは下に降りて来ると脅し文句を言った後に地下牢の扉を開けてグリップフックを引きずって連れて行きました。すると扉が閉まると同時に「パチン」という大きな音が地下牢内に響きました。それがドビーだったんですよね。

ロンが「灯消しライター」をカチッと鳴らしてポケットから光の玉が3つ飛び出すと「姿現わし」をしたドビーの姿を照らしたのでした。あっと驚く超意外な展開にロンは思わず「ドビー!」と叫びそうになってしまったのでした。

そんなロンの叫びをハリーは腕を叩いて止めました。ロンはうっかり叫びそうになった事でぞっとしているようでした。ドビーはかつて仕えていたご主人様の館に戻って来て巨大な眼を見開き足の先から耳の先まで震えていました。

ドビーは明らかに恐怖ですくみ上がっていました。ドビーは蚊の鳴くような小さな震え声で「ハリー・ポッター。ドビーはお助けに参りました」と言ったのでした。そんなドビーにハリーは驚きのあまりこう訊いてしまったのでした。

「でもどうやって?」

どうやってドビーはここに来たのか?しかし残念ながら事の次第を詳しく聞いている余裕はありませんでした。ハーマイオニーが上の階で叫んでいるのが聞こえて来たからです。そこでハリーは大事な話だけに絞る事にしました。

「君はこの地下牢から姿くらましできるんだね?」ハリーがこう訊くとドビーは頷きました。さらにハリーが「そして人を一緒に連れて行く事もできるんだね?」と訊くとドビーは再び頷きました。それを受けてハリーは・・・

「よーしドビー。ルーナとディーンとオリバンダーさんを掴んで。それで3人を-3人を-」

ハリーが言い淀んでいるとその後の言葉を引き取ってロンが「ビルとフラーの所へ。ティンワース郊外の貝殻の家へ」と言ったのでした。そしてハリーは「それからここに戻って来てくれ。ドビーできるかい?」と訊いたのでした。

するとドビーは「もちろんです。ハリー・ポッター」と小さな声で答えたのでした。そしてオリバンダー翁に急いで近づくと片方の手を握りました。さらにもう一方の手をルーナとディーンに差し出したというわけなんですよね。

今日の最後に
このようにレギュラス・ブラックの偽物のロケットをハリーに授与されてクリーチャーはハリーに対する態度を一変させて「ハリー様」と呼ぶまでになりました。それ以降クリーチャーは料理の腕が驚異的に上がったとの事でした。

それまでは犬猿の仲だったドビーとクリーチャーだったのですが、今度は一転して2人は大の仲好しになったんだろうなという事は容易に想像できますよね。多分2人でハリーの事を褒め称えていたのでは?という気がしますよね。

私はクリーチャーがホグワーツの屋敷しもべ妖精を率いてホグワーツの戦いに参戦したのはドビーの敵討ちという意味合いもあったのでは?という気もしますね。せっかく仲直りできたのにクリーチャーも無念だったでしょうね。

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