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ハリポタ通の館(やかた)

ここではハリーポッター・シリーズに関する様々な情報や私の推測(妄想?)をお届けしています。毎週、日曜・月曜・水曜・木曜更新。

ドビーはオリバンダー翁にルーナとディーンの3人を連れてマルフォイの館の地下牢から「姿くらまし」しました。ところが今度は姿を消す時の「パチン」という音が上の客間に聞こえてしまいました。ルシウス氏はワームテールに地下牢の様子を見て来るよう命じました。ところがそこでも超意外な展開が・・・(全3項目)

3-1.3人を連れて
ドビーはオリバンダー翁の片方の手を握ると「どうぞ」という感じでもう一方の手をルーナとディーンのほうに差し出しました。しかし当然の如くルーナもディーンも「ハリーを助けたい!」と訴えて動こうとはしませんでした。

「ハリー。あたしたちもあんたを助けたいわ!」とルーナ。
「君をここに置いて行く事はできないよ!」とディーン。

しかしハリーは何度も繰り返し2人にとにかく行ってくれ!行くんだ!僕たちは後で行く。ビルとフラーの所で会おうと言いました。ルーナとディーンはドビーが伸ばしている指を掴みました。再び「パチン」と音がして・・・

ドビーは「姿くらまし」して消えルーナにディーンとオリバンダー翁の3人も同時に消えました。ところが先程はドビーがタイミングよく地下牢に「姿現わし」して来たので聞こえなかった音が今度は上に聞こえてしまいました。

「あの音は何だ?聞こえたか?地下牢のあの物音は何だ?」

ルシウス氏がこう叫ぶ声が上の客間から聞こえて来ました。ハリーとロンは顔を見合わせました。ルシウス氏は息子のドラコに一旦言いかけた後に「いやワームテールを呼べ!奴に行って調べさせるのだ!」と言ったのでした。

頭上でおそらくはドラコがワームテールを呼びに部屋を横切る音がしました。そして静かになりました。ハリーは地下牢からまだ物音が聞こえるかどうかを客間にいる面々が耳を澄ませているのに違いないとそう思ったのでした。

「2人で奴を組み伏せるしかないな」

ハリーはロンにこう囁きました。もう他に手段はない。誰かがこの地下牢に入って来て3人の囚人がいないのを見つけたらそれが最後でこっちの負けだ。ハリーはロンに「明かりを点けたままにしておけ」と付け加えたのでした。

扉の向こう側で誰かが降りて来る足音がしました。2人は扉の左右の壁に張りついてワームテールを待ちました。

3-2.ワームテールの死
扉が開くとワームテールはほんの一瞬地下牢の中を見つめました。3つの明かりに照らし出された地下牢は一見して空っぽでした。しかし次の瞬間にはハリーとロンが飛びかかって来ました。ハリーは口を塞いで声を封じました。

ロンはワームテールの杖腕を押さえて捻じり上げました。3人は無言で取っ組み合いました。ヴォルデモートから与えられた銀の手がハリーの喉を絞めました。上の客間からルシウス氏が「どうかしたか?」と呼びかけました。

ロンがワームテールのゼイゼイ声を何とか真似して「何でもありません!異常ありません!」と答えました。ワームテールに喉を絞められてハリーはほとんど息ができませんでした。しかしこの後に思わぬ展開が待っていました。

「僕はお前の命を救ったのに?ピーター・ペティグリュー。君は僕に借りがある!」

ハリーのこの一言でペティグリューの銀の指が緩みました。予想外でした。ハリーは驚きながらペティグリューの口を手で塞いだまま銀の手を喉元から振りほどきました。ペティグリューも自分のした事に驚いているようでした。

「さあ。それはいただこう」

ロンが小声でこう言いながらペティグリューの左手から杖を奪いました。杖も持たずたった1人で2人を相手にしなくてはならない。ペティグリューの瞳孔は恐怖で広がっていました。その視線がハリーから別の事へと移りました。

ペティグリューの銀の指が情け容赦なく持ち主自身の喉元へと動いて行きました。あまりの事にハリーは「そんな」と言うと銀の手を引き戻そうとしました。しかし止められません。ヴォルデモートが与えたその銀の手は・・・

一番臆病な召使いに与えられた銀の道具は杖を奪われ役立たずになったペティグリュー自身に矛先を向けたのです。ペティグリューは一瞬の躊躇あるいは一瞬の憐憫の報いを受けました。このようにしてペティグリューは・・・

ヴォルデモートに与えられた銀の手に首を絞められて死んで行ったのでした。

3-3.絶対絶命のピンチ!そこに!
ハリーとロンは再び顔を見合わせました。そして床に転がったピーター・ペティグリューの死体を残して階段を駆け上がると客間に続く薄暗い通路に戻って来ました。2人は半開きになっている客間の扉に慎重に忍び寄りました。

ベラトリックスがグリフィンドールの剣を両手で持ち上げて調べているグリップフックを見下ろしています。その一方ハーマイオニーはベラトリックスの足元に身動きもせずに倒れていました。ベラトリックスがこう訊きました。

「どうだ?本物の剣か?」

その問いにグリップフックは「いいえ。偽物です」と答えました。念を押すようにベラトリックスは「確かか?本当に確かか?」と訊きました。それにグリップフックは「確かです」と答えました。するとベラトリックスは?

ベラトリックスは顔に安堵の表情を浮かべると「よし」と言って杖を振りました。グリップフックの顔に深い切り傷ができました。悲鳴を上げ足元に倒れるグリップフックを脇に蹴り飛ばすとベラトリックスはこう言って・・・

「それでは闇の帝王を呼ぶのだ!」

ベラトリックスは勝ち誇った声でこう言うと袖をまくり上げて闇の印に人差し指で触れました。本当にとことん自分本位で腹の立つ女です。さらに追い打ちをかけるようにベラトリックスはグレイバックにこう言ったのでした。

「それではこの穢れた血を処分してもいいだろう。グレイバック。欲しいなら娘を連れて行け」

ここまで言われたら誰だって腹が立ちますよね。ましてやロンならなおさらというわけです。ロンは客間に飛び込んで行きました。驚いたベラトリックスは振り向いて杖をロンに向け直しました。しかしロンのほうが勝りました。

ロンがペティグリューから奪った杖をベラトリックスに向けて「エクスペリアームス!」と叫ぶとベラトリックスの杖が宙を飛んでロンに続いて客間に駆け込んだハリーがその杖を捕らえました。今度はハリーがこう叫びました。

「ステューピファイ!麻痺せよ!」

するとルシウス氏が暖炉の前に倒れました。ところがベラトリックスが意識を失っているハーマイオニーの喉元に小刀を突きつけ「辞めろ。さもないとこの娘の命はないぞ!」と言うのです。ベラトリックスは2人に対し・・・

「杖を捨てろ。捨てるんだ。さもないと穢れた血がどんなものかを見る事になるぞ!」

どっちにしろハリーとロンがやられたその後に当然ハーマイオニーもやってしまうつもりなんですよね。判り切った事です。しかしそう言われてしまってはハリーもロンもベラトリックスの言う通りにするしかありませんでした。

しかしここで・・・

今日の最後に
ハリー17才の誕生日に「隠れ穴」にアルバス・ダンブルドアの遺贈品を持参した魔法大臣ルーファス・スクリムジョールは「個人的な遺贈品は非常に少なく例外的だった」と言っています。つまり極めて少人数だったんですよね。

個人の蔵書や魔法の計器類その他の私物など。ほとんどの持ち物はホグワーツに遺されたのだそうです。すなわち「ほとんど」という事はダンブルドアから何かを遺贈されたのは何もハリーたち3人だけではないというわけです。

そんな少数派の例外的な人物の中にドビーを譲り受けた弟のアバーフォースがいたんですよね。ハリーに救いを求められアバーフォースはドビーをマルフォイの館に行かせました。しかしそれを説明する時間はありませんでした。

ハリーたちがそれを知ったのはホグズミード村に行ってアバーフォースに会ったその時だったんですよね。

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