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さて!誕生日からは随分と日数が経ってしまいましたが今月が誕生月という事で今週と来週の二週間に渡ってロンを取り上げてみる事にしました。5年生になるとロンは監督生に選ばれました。しかし当の本人のロン自身はもちろんの事で他の人たちも予想外で驚きを隠せなかったのでした。(全3項目)

3-1.ウィーズリーおばさんにとっての監督生
ハリーが初めてホグワーツ特急に乗った時に列車の中からウィーズリー一家の様子を見ているとパーシーが早々と制服に着替えてやって来ました。パーシーのその胸には「P」という文字が入った銀色のバッジが輝いていました。

双子の1人つまりフレッドとジョージのどちらかが「どうしてパーシーは新しい洋服着てるんだろう?」と訊くとウィーズリーおばさんが「監督生だからよ」とうれしそうに答えました。これは就任のお祝いというわけですね。

翌年の夏休みにハリーはウィーズリー一家と一緒にグリンゴッツにお金を下ろしに行きました。ところがウィーズリー家の金庫にはガリオン金貨が1枚とシックル銀貨がほんの一握りしかありません。ハリーは気が滅入りました。

私が思うにウィーズリーおばさんは昨年度パーシーが監督生になったのでそのお祝いを買うためお金をほとんど使ってしまったんだとそう思いますね。だからウィーズリー家の金庫はほぼ空っぽになってしまったというわけです。

そして翌年度おばさんはどうやら密かに「フレッドとジョージのどちらかが監督生になるのでは?」と期待をしていたようです。この2人は悪戯好きなものの実は成績優秀なのです。しかし2人は監督生にはなれなかったのでした。

「2人とも監督生になれなかったようですものね」

怒ったようにこう言う母親に対してジョージは「何で俺たちが監督生なんかにならなきゃいけないんだい?人生真っ暗じゃござんせんか」と言ったのでした。それを聞いてジニーは笑っていたのでした。するとおばさんは・・・

「妹のもっとよいお手本になりなさい!」

おばさんがきっぱりとこう言うのに対して今度は監督生に加えて首席のバッジも貰ったパーシーが「ジニーのお手本なら他の兄たちがいますよ」と言いました。でも残念ながらジニーはそれらの兄たちを手本にはしませんでした。

そしてどうやらウィーズリーおばさんは「フレッドとジョージが駄目なら我が家から出る監督生はパーシーが最後だろう」つまりロンとジニーは監督生になれないとそう思っていたみたいですね。当のロン自身も実はそうでした。

ところがそれが・・・

3-2.驚きの任命!
ハリーがホグワーツからの初めての手紙つまり入学案内書を受け取ったのは誕生日の少し前でした。そして翌年度の2年生の時には「隠れ穴」に来て一週間程経った頃に来ました。そして次の年は13才の誕生日当日に届きました。

4年生の時は受け取ったのがいつだったのかは不明ですがクィディッチ・ワールドカップ観戦のために「隠れ穴」に入ったその日の夕食の席でウィーズリーおばさんがハリーに「学用品のリストを置いていってね」と言ってます。

つまりハリーがまだプリベット通り4番地にいる時に届いたという事になります。それが5年生の時に学校から手紙が届いたのは夏休みの最終日でした。ロンがハリーの所に「教科書のリストが届いたぜ」と言って持って来ました。

「遅かったよな。忘れられたかと思ったよ。普通はもっと早く来るんだけど」

あまりに遅かったのでロンがこう言うほどでした。新しい教科書はミランダ・ゴズホーク著「基本呪文集・5学年用」とウィルバート・スリンクハード著「防衛術の理論」の2冊でした。そこにフレッドとジョージが現れ・・・

今学期ダンブルドア校長は「闇の魔術に対する防衛術」の新任教師を探すのにとても苦労していたらしい。数週間前にウィーズリー夫妻がそう話しているのを「伸び耳」で聞いたという話をしているその時の事だったんですよね。

「ロン。どうかしたか?」

ロンが少し口を開けて学校からの手紙をじっと見つめ身動きもせずに突っ立っているのでフレッドがこう訊きました。ロンは何も答えません。フレッドは「一体どうした?」とじれったそうに訊くとロンの後ろに回り込みました。

ところが肩越しに学校からロンに届いた手紙を読んだその途端にフレッドの口もぱっくりと開きました。フレッドは目を丸くして手紙を見つめながら「監督生?」と言いました。ジョージがロンの持っている封筒を掴んで・・・

逆さまにすると封筒の中から何かがジョージの手の平に落ちて来るのをハリーは見ました。ジョージは思わず囁くように「まさか。間違いだろ」と言いました。正気でロンを監督生にする奴なんていない。2人はハリーに・・・

「君が本命だと思ってた」

あまりに意外な人選にジョージは怒ったようにハリーに「ダンブルドアは絶対君を選ぶと思った」と言いました。フレッドも「三校対抗試合に優勝したし!」と言って「ハリー以外に誰を選ぶって言うんだ?」という感じです。

「そうだな。うん相棒。君はあんまりトラブルを起こし過ぎたぜ。まあ少なくともご両人のうち1人は何がより大切か判ってたってこった」

フレッドが考えるようにこう言いました。私が思うにはフレッドは「ダンブルドアは何故ハリーではなくロンを監督生にしたのか?」の理由を無理やり考え出して何とか自分を納得させようとした。そういう事だと思いますね。

そしてフレッドとジョージは・・・

「監督生・・・ロニー坊やが監督生」

「おうおう。ママがむかつくぜ」

3-3.ハーマイオニーの感想は?
ジョージは監督生のバッジがまるで自分を汚すかのようにロンに突き返しました。ロンはまだ一言も言葉を発していませんでしたが受け取ったバッジを一瞬だけ見つめて本物か確かめてくれと言いたげにハリーに差し出しました。

ハリーが受け取ったバッジはグリフィンドールのライオンのシンボルの上に「P」と大きく文字が書かれています。これと同じようなバッジがパーシーの胸にあったのをハリーは初めてホグワーツ特急に乗った時に見ていました。

すると扉が勢いよく開いてハーマイオニーが頬を紅潮させ髪をなびかせながら猛烈な勢いで入って来ました。そして「ねえ貰った?」と言った後にハリーがバッジを持っているのを見て「そうだと思った!」と言ったのでした。

興奮して手に持っていた自分の封筒をひらひらと振りながらハーマイオニーは言いました。さらには「私もよハリー。私も!」と言いました。つまりハーマイオニーもまた監督生に選ばれるのはハリーだと予想していたようです。

そんなハーマイオニーにハリーはバッジをロンの手に押しつけながら急いで「違うんだ。ロンだよ。僕じゃない」と言いました。驚くハーマイオニーにハリーは「ロンが監督生。僕じゃない」と念を押すように言ったのでした。

ハーマイオニーもまた口をあんぐりと開け「ロン?でも確かなの?だって」と言って「本当に本当にロンなの?」と言いたげな感じでした。ロンが挑むような表情でハーマイオニーを見るのでハーマイオニーは再び赤面しました。

ここでようやくロンは「手紙に書いてあるのは僕の名前だ」と言葉を発しました。言われたハーマイオニーは当惑し切った表情を浮かべました。ハーマイオニーも監督生はハリーだとばかり思っていたので戸惑いを隠せません。

「私・・・えーと・・・わーっ!ロンおめでとう!本当に」

そんな言葉を途切れがちにして「らしくない」といった感じのハーマイオニーにジョージは「予想外だった」と言って頷きました。するとハーマイオニーは「違うわ」と言いながらますます赤くなりました。そしてやはり・・・

「ううんそうじゃない・・・ロンは色んな事を・・・ロンは本当に・・・」

相変わらず「考えがまとまらない」と言うか「何と言っていいのか分らない」と言うか「どう言っていいものやら?」という感じで全くといっていいほどにやっぱり「らしくない」ハーマイオニーだったというわけなんですよね。

今日の最後に
当の本人のロン自身も全くの予想外で驚愕の監督生就任でした。さらにはフレッドもジョージも驚きさらにはハーマイオニーに至ってはあまりに予想外で驚くあまり言葉が途切れがちになり困惑し切っていたという感じでしたね。

何故ハリーが選ばれなかったのか?ハリーが監督生になるだろうというその理由でフレッドが挙げたのが「三大魔法学校対抗試合で優勝した」という事でした。でもこれについては残念ながら理由にできないと私はそう思います。

それは3つ全ての課題に於いてハリーがクリアできたのはマッド・アイ・ムーディに成り済ましたクラウチ・ジュニアの存在があったからだと私は思いますね。だからこそハリーは三校対抗試合で優勝する事ができたんですよね。

先週のウィンキーの記事で紹介したようにクラウチ・ジュニアが自供して事の真相が明らかになった時。その場にはダンブルドア校長もいました。そしてさらにグリフィンドール寮の寮監のマクゴナガル先生もいたんですよね。

だからハリーは選ばれなかったというわけなんですよね。でもハーマイオニーが言葉を途切れがちにしたのは「ロンが監督生だなんてうれしい!」という気持ちも含まれていたと私はそう思いますね。ロンの事が好きだからです。
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