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フレッドとジョージの2人に「ずる休みスナックボックス」を作るのを止めさせるのが私たち監督生の役目です。ハーマイオニーはこう言いましたがロンは「2人にやりたいようにやらせておけばいい」という考えのようです。そのためハーマイオニーは1人で頑張るハメになってしまいました。(全3項目)

3-1.監督生にあるまじき発言?
翌朝シェーマス・フィネガンは猛スピードで着替えてハリーがまだ靴下も履かない内に寝室を出て行きました。談話室の途中で合流したハーマイオニーにロンがその事を話すとハーマイオニーからは溜め息が返って来たのでした。

「ええ。ラベンダーもそう思ってるのよ」

シェーマスだけじゃなく女子のほうでもラベンダー・ブラウンがやはり「ダンブルドアはボケ老人でハリーは嘘つき」だと思っているのだそうです。ハリーたちが大広間に入ってテーブルに着くとマクゴナガル先生が来て・・・

時間割をくれました。すると今日の時間割を見てロンが「見ろよ。今日のを!」と呻きました。最初が「魔法史」でその次が二時限続きの「魔法薬学」で次は「占い学」そして二時限続きの「闇の魔術に対する防衛術」なのです。

あまりのラインアップにロンがフレッドとジョージが急いで「ずる休みスナックボックス」を完成してくれていたらと言うと、そこにフレッドが現われジョージと一緒にハリーの隣に無理やり割り込みながらこう言ったのでした。

「我が耳は聞き違いしや?ホグワーツの監督生がよもやずる休みしたいなどと思わないだろうな?」

つまりホグワーツの監督生にあるまじき言ってはならない発言というわけです。しかしロンはそんなフレッドの鼻先に時間割を突きつけて不平たらたら「今日の予定を見ろよ。こんな最悪の月曜日は初めてだ」と言ったのでした。

すると月曜日の欄を見たフレッドが「もっともだ。弟よ。良かったら鼻血ヌルヌル・ヌガーを安くしとくぜ」と言いました。ロンが疑わしげに「どうして安いんだ?」と訊くとジョージがその理由をこう説明してくれたのでした。

「何故なればだ。体が萎びるまで鼻血が止まらない。まだ解毒剤がない」

安い理由を聞いてロンは時間割をポケットに入れながら憂鬱そうに「ありがとよ。だけどやっぱり授業に出る事にするよ」と言ったのでした。

3-2.フレッドとジョージには
実を云うとハリーは新学期初日に談話室に入った際フレッドとジョージが寮の掲示板にそれを留めつけるのを見ていました。そしてその翌朝ハーマイオニーはそれを見て「これはもうやりすぎよ」と言って即座に剥がすと・・・

ロンに「あの2人に一言言わないといけないわ」と言ったのでした。ところがロンは「どうして?」とそう言うのです。それに対してハーマイオニーは「私たちが監督生だから!」と言葉を返したのでした。つまりこれが・・・

「こういう事を止めさせるのが私たちの役目です!」

ハーマイオニーがこう言うとロンは不機嫌な顔をして黙り込みました。どうやらフレッドとジョージがまさにやりたいようにやっているのに止めるのは気が進まないと思っているようです。ところが大広間に来てからの事でした。

「ところでずる休みスナックボックスの事だけど実験台求むの広告をグリフィンドールの掲示板に出す事はできないわよ」

前述のようにハリーの隣に無理やり座って来たフレッドとジョージにハーマイオニーがこう言うとジョージが唖然として「誰が言った?」と訊きました。その問いにハーマイオニーは「私が言いました」と答えた後さらに・・・

「それにロンが」と付け加えました。ところがロンは慌てて「僕は抜かして」と言うのです。ハーマイオニーがロンを睨みつけるのを見てフレッドとジョージはニヤニヤしていました。そしてフレッドはハーマイオニーに・・・

「君もそのうち調子が変わって来るぜ。ハーマイオニー」

フレッドによれば「5年目が始まる。まもなく君はスナックボックスをくれと僕たちに泣きつくだろう」との事でした。そう言われてハーマイオニーが「何故5年目がずる休みスナックボックスなんでしょう?」と訊くと・・・

5年目は「O.W.L(ふくろう)」つまり「普通魔法使いレベル試験」の年である。だから5年生には試験が控えているので先生方はハーマイオニーたちを徹底的にしごきまくる。したがって神経が擦り減ってしまう事になるだろう。

フレッドとジョージの学年ではふくろう試験が近づくと半数が軽い神経衰弱を起こしたんだそうです。泣いたり癇癪を起したり頻繁に気絶しそうになっていた生徒もいたのだそうです。とにかくこの1年間は悪夢だと言うのです。

ちなみに試験の結果を気にしなかったのでフレッドとジョージは2人とも元気だったんだそうです。そして7年目の今年は「平均的ホグワーツ生は悪戯専門店に何を求めるか?」の市場調査をするのに使う事にしているそうです。

「だけど悪戯専門店を始める資金はどこで手に入れるつもり?材料が色々必要になるでしょうし。それに店舗だって必要だと思うけど」

ハーマイオニーが疑わしげにこう訊くとフレッドは「質問するなかれ。さすれば我々は嘘をつかぬであろう」と言って歩き去って行きました。実はこの件については解決済みでしたがロンとハーマイオニーは知らなかったのです。

それは三大魔法学校対抗試合の優勝賞金の一千ガリオンを悪戯専門店の開業資金としてハリーが2人に提供していたのでした。ところがハリーはこの事をロンとハーマイオニーの2人にすら打ち明けてはいなかったんですよね。

3-3.ハーマイオニーの孤軍奮闘
そしてその日の夜。グリフィンドール寮の談話室の一番奥にはフレッドにジョージとリー・ジョーダンが無邪気な顔の1年生のグループの真ん中に座っていました。1年生は全員がフレッドが紙袋から出した何を噛んでいました。

「駄目。残念だけど。あの人たちやり過ぎだわ」

こう言うとハーマイオニーは立ち上がりました。完全に怒っています。そして「さあロン」とロンも立ち上がるよう促したもののロンは「なに?」と言って明らかに時間稼ぎをしています。そしてためらいがちにこう言いました。

「駄目だよ。あのさぁハーマイオニー。お菓子を配ってるからってあいつらを叱るわけにはいかない」

判ってるくせに。あれは「鼻血ヌルヌル・ヌガー」か「ゲーゲー・トローチ」だとハーマイオニーが言っている最中にハリーがそっと「気絶キャンディ」だとハーマイオニーの間違いを訂正しました。そしてハリーが正解でした。

まるで見えないハンマーで頭を殴られたように1年生が椅子に座ったまま気を失って行きました。ハーマイオニーは肩を怒らせ3人のいる所へ突き進んで行きました。がしかしロンは椅子から半分立ち上がり中腰になって・・・

「ハーマイオニーがちゃんとやってる」

こう言うと長身をできる限り縮め椅子に身を沈めてしまいました。ハーマイオニーは散々文句を言ったりしましたが3人は「ちゃんとお金を払ってる」とか「こいつら大丈夫だから!」などと言って止めようとはしませんでした。

1人でも本当に病気になったらどうするの?こう抗議するハーマイオニーにフレッドが「病気になんかさせないさ。全部自分たちで実験済みなんだ。これはみんな同じ反応かどうかを確かめているだけなんだ」と言い返しました。

ハーマイオニーは「あなた方のお母さんに手紙を書く」と最後通告をするとハリーとロンのいる所に戻って来てロンに「ご支援を感謝しますわ」と辛辣に言い放ちました。そんなハーマイオニーにロンは言葉を濁しながら・・・

「君1人で立派にやったよ」と言ったのでした。

今日の最後に
ロンは「何でここまでフレッドとジョージに歯向かえないのか?」それはやはりロンはフレッドとジョージからの報復を恐れているんだと私はそう思います。下手に何かを言えば2人から痛い仕返しをされてしまうかもしれない。

ホグワーツに入学する前の3才の時にロンは持っていたテディ・ベアのぬいぐるみを巨大な蜘蛛に変えられてしまった事があるのだそうです。それ以降ロンは小さな蜘蛛ですらそれはそれは怖くなり苦手になってしまいました。

そんな2人に監督生風を吹かせたりしたら今度は何をされるか分らないというわけなんですよね。
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