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ハリポタ通の館(やかた)

ここではハリーポッター・シリーズに関する様々な情報や私の推測(妄想?)をお届けしています。毎週、日曜・月曜・水曜・木曜更新。

確かに爪先ぐらいは線を越えたかもしれない。しかし俺たちは常に一線を守った。本当の大混乱を起こすまでには至らなかった。だけどダンブルドアがいなくなったからには「ちょっとした大混乱こそまさに親愛なる新校長にふさわしい」と2人はそう言うのです。そこで2人が実行に移した事とは?(全3項目)

3-1.親愛なる新校長にふさわしい
ドローレス・アンブリッジは当初9月1日にホグワーツに赴任して来た時には「闇の魔術に対する防衛術」の一教師に過ぎませんでした。ところが「ホグワーツ高等尋問官」という新設された職位に就いたのを皮切りにして・・・

この職位に就いた事でアンブリッジは同僚の先生方を査察し不適合と判断した時には解雇する権限を持ちました。さらに矢継ぎ早に教育令を発布し自分の権限を強めて行きました。やがてその権限は寮監も超える事になりました。

寮監の先生の権限をも凌駕してしまったアンブリッジはそれを利用しクィディッチのグリフィンドール・チームのメンバーからハリーにフレッドとジョージを外しました。3人に対して「生涯禁止」の最後通告を言い渡しました。

そして挙句の果てにはダンブルドアがホグワーツを去ると後任の校長の座に収まってしまいました。すると「尋問官親衛隊」を作り今度はホグワーツの監督生制度をも完全に覆すという傍若無人の振る舞いに打って出て来ました。

これまでの監督生制度では監督生同士では減点ができません。ところがこの「尋問官親衛隊」はできるのです。マルフォイが僕たちから今しがたほとんど50点も減点したんだとハリーが憤慨して言うとジョージがこう言いました。

「うん。モンタギューの奴。休み時間に俺たちからも減点しようとしやがった」

この言葉を聞いてロンが「しようとしたってどういうこと?」と訊くとフレッドが「最後まで言い終わらなかったのさ」と答えました。2人はモンタギューを「姿をくらます飾り棚」に頭から突っ込んでやったとそう言うのです。

ハーマイオニーがショックを受けた顔をして2人に「とんでもない事になるわ!」と言いました。しかし2人は「問題に巻き込まれる事などもう気にしない」と言うのです。気にした事があるの?とハーマイオニーが訊くと・・・

その問いにジョージが「そりゃあるさ。一度も退学になってなってないだろ?」と答えました。俺たちは常に一線を守った。確かに時に爪先ぐらいは線を越えたかもしれない。しかし本当の大混乱を起こすまでには至らなかった。

だけど今はダンブルドアもいなくなった。ちょっとした大混乱こそまさに親愛なる新校長にふさわしいとフレッドとジョージは言うのです。ダンブルドアのために俺たちの役目を果たす決意なんでね。第一幕がまもなく始まる。

だから悪い事は言わないから昼食を取りに大広間に入れとフレッドは言ったのでした。そうすれば疑われなくて済む。先生方も無関係だと判るからだとフレッドはそう言うのです。フレッドとジョージはみんなに背を向け・・・

昼食を取りに階段を下りて来る生徒たちの中へと姿を消したというわけなんですよね。

3-2.ウィーズリーの暴れバンバン花火
大広間に入ったほうがいい。そうすりゃ先生方もお前たちは無関係だと判るからとフレッドは言いました。ところがハリーの場合は親愛なる校長先生様がタイミングよく自分の部屋に呼んでハリーの潔白を証明してくれたのです。

アンブリッジはハリーに真実薬入りの飲み物を飲ませてダンブルドアやシリウスの居所を聞き出そうとしました。しかし敵と判っている相手が勧める飲み物を口にするはずがありません。ハリーは飲むフリをして誤魔化しました。

「ドーン!」という音と共に部屋の床が揺れました。アンブリッジはショックを受けた顔をしていました。アンブリッジが扉のほうを見つめ「一体これは?」と言っているその隙にハリーは真実薬入りの紅茶を花瓶に捨てました。

数階下のほうから走り回る音や悲鳴が聞こえて来ました。アンブリッジはハリーに「昼食に戻りなさい」と言うと杖を上げ部屋から飛び出して行きました。ハリーはひと呼吸置いてから騒ぎの元を見ようと急いで部屋を出ました。

騒ぎの原因は難なく見つかりました。一階下は破裂した伏魔殿状態でした。フレッドとジョージは巨大な魔法の仕掛け花火らしき物を爆発させたようでした。全身が緑と金色の火花のドラゴンが何匹も階段を往復していました。

火の粉を撒き散らしてバンバンと大きな音を立てています。直径1メートル半もあろうかというショッキングピンクのネズミ花火が空飛ぶ円盤群のようにビュンビュンと破壊的に飛び回っています。他にもまだまだありました。

ロケット花火はキラキラ輝く銀色の星を長々と噴射しながら壁に当たって跳ね返っていました。線香花火は勝手に空中に文字を書いて悪態をついていました。さらに目の届く限り至る所に爆竹が地雷のように爆発をしていました。

普通なら燃え尽きたり消えたり動きを止めたりするはずなのにこの奇跡の仕掛け花火はハリーが見つめれば見つめるほどにエネルギーを増すかのようでした。そしてフィルチとアンブリッジは恐怖で身動きが取れないようでした。

2人とも階段の途中で立ちすくんでいました。すると大きめのネズミ花火が「もっと広い場所で動こう」と決めたようです。アンブリッジとフィルチに向かってシュルシュルと不気味な音を立てながら回転して近づいて来ました。

2人とも恐怖の悲鳴を上げ身をかわしました。そのネズミ花火はそのまままっすぐ2人の背後の窓から飛び出し校庭に出て行きました。さらにドラゴン花火が数匹と不気味な煙を吐く大きな紫のコウモリ花火が三階に向かいました。

アンブリッジはフィルチに金切り声で「早く!何とかしないと学校中に広がるわ」と言って「ステューピファイ!麻痺せよ!」と唱えました。しかしロケット花火は空中で固まるどころか大爆発して近くの絵が被害を受けました。

その絵の魔女は間一髪で逃げ出して隣の絵に避難しました。アンブリッジは怒ったようにフィルチに「失神させては駄目!」と叫びました。しかしフィルチはスクイブなので呪文を唱えようにもそもそも杖を持っていないのです。

フィルチは「承知しました。校長先生!」と言うと近くの倉庫に飛び込んで箒を引っ張り出し花火を叩き落とし始めました。ところが次の瞬間には箒の先が燃え出しました。ハリーは光景を満喫して笑いながら駆け出しました。

少し先の廊下に掛かったタペストリーの裏に隠れた扉がある事を知っていたのです。そこに入るとフレッドとジョージが隠れていました。アンブリッジとフィルチが叫ぶのを聞きながら声を潜ませ体を震わせて笑っていました。

「凄いよ。本当に凄い。君たちのせいでドクター・フィリバスターも商売上がったりだよ。間違いない」

ジョージは笑い過ぎで流れた涙を拭きながら小声で「ありがと」と言いました。何でもこの花火は「消失呪文」を放つと「10倍」に増えるそうです。だからできる事ならアンブリッジ校長先生様に使って欲しいとの事でした。

3-3.一躍英雄に!
花火は燃え続け学校中に広がりました。特に爆竹を筆頭に相当な被害が出ましたが先生方はあまり気にしていないようでした。マクゴナガル先生も自分の教室の周りにドラゴン花火が来て音を出したり火を吐いたりしていました。

するとマクゴナガル先生は茶化すような口調で「おやまあ」と言ったかと思うとラベンダー・ブラウンに「校長先生の所に行って教室に逃亡した花火がいると報告してくれませんか?」と言ったのでした。結局その日は・・・

アンブリッジは校長として最初の日の午後を学校中を飛び回って花火の処理に忙殺される事となりました。先生方が何故か校長なしでは自分の教室から花火を追い払えないとアンブリッジを呼び出したからです。そのため・・・

最後の終業ベルが鳴った時アンブリッジはフリットウィック先生の教室から髪は振り乱し煤だらけで汗ばみよれよれになって出て来るという惨状でした。フリットウィック先生はアンブリッジにこう言って鼻先で扉を閉めました。

「先生どうもありがとう!線香花火はもちろん私でも退治できたのですが何しろそんな権限があるかどうかはっきり分らなかったので」

フリットウィック先生は笑顔の一方でアンブリッジのほうは噛みつきそうな顔と2人の表情は極めて対照的でした。その日の夜グリフィンドール寮の談話室でフレッドとジョージは英雄でした。それはハーマイオニーでさえ・・・

「素晴らしい花火だったわ」

ハーマイオニーにこう賞賛されジョージは「ありがとよ」と言いつつ驚いたようなうれしいような顔をしました。ただこの「ウィーズリーの暴れバンバン花火」は在庫を使い切ってしまったのでゼロから作り直しなのだそうです。

「それだけの価値ありだったよ」

フレッドは大騒ぎのグリフィンドール生から注文を取りながらこう言いました。そしてハーマイオニーに「順番待ちリストに名前を書くなら基本火遊びセットが5ガリオン。デラックス大爆発が20ガリオン」とこう言って・・・

ちゃっかりと何とハーマイオニーに売り込みをしてしまっていたというわけなんですよね。たくましい商魂ですよね。

今日の最後に
ちょっとした大混乱こそ親愛なる新校長にふさわしい。ドローレス・アンブリッジ先生様の校長就任を記念してフレッドとジョージがド派手な打ち上げ花火でその初日を華々しく飾り立てて差し上げたというわけなんですよね。

しかしその実体はホグワーツ魔法魔術学校を舞台にした2人の超特大パフォーマンスでもあり「ウィーズリーの暴れバンバン花火」の広告宣伝だったんですよね。授業終了後2人の元には購入の申し込みが殺到したみたいですね。

ホグワーツの先生方もこの花火を利用して思う存分アンブリッジ新校長を振り回してくれました。何事も自分の思い通りに進まないと気が済まないアンブリッジは自分の処理能力を遥かに超える権限を手にしてしまったのでした。

そのため「校長の許可を仰がないとあるゆる事が決定できない」と称しアンブリッジを呼び出したというわけなんですよね。自分の権限を強め過ぎて自分で自分の首を絞めているというのに気づかない愚かの極みというわけです。

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