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ハリポタ通の館(やかた)

ここではハリーポッター・シリーズに関する様々な情報や私の推測(妄想?)をお届けしています。毎週、日曜・月曜・水曜・木曜更新。

何故魔法省の高級官僚ドローレス・アンブリッジはホグワーツにやって来たのか?その理由は学期が始まって二週間後の「日刊予言者新聞」に載った記事で明らかになりました。そしてハリーとダンブルドアはクリスマス休暇の直前に再び校長室で顔を合わせる事になりました。その時のダンブルドアもまた・・・(全3項目)

3-1.校長先生にお目にかかります
毎年夏休みには学校から教科書リスト同封の手紙が届きます。ところがこれまでは7月31日のハリーの誕生日頃には来ていたのが何と夏休みも最終日の8月31日にようやく届きました。何故こんなにも届くのが遅くなったのか?

フレッドが言うにはダンブルドアは今年度「闇の魔術に対する防衛術」の先生を探すのにとても苦労していたのだそうです。それなら何故魔法省の高級官僚ドローレス・アンブリッジがホグワーツに派遣されて来たのでしょう?

魔法省。教育改革に乗り出す。
ドローレス・アンブリッジ。初代高等尋問官に任命。


それは学期が始まってから二週間後の「日刊予言者新聞」に掲載されたこの見出しの記事で理由が明らかになりました。8月30日に「教育令第22号」が制定されました。これによりアンブリッジが新任の教師に任命されたのです。

この新しい教育令は現校長が空席の教職に候補者を配する事ができなかった場合には魔法省が適切な人を選ぶというものでした。魔法省はさらに「高等尋問官」という新しい職位を設けアンブリッジがその座に就任したのです。

この新しい職位は同僚の先生方を査察する権利を持ち教師たちが然るべき基準を満たしているかどうかを確認するんだそうです。これがハーマイオニーが言っていた「魔法省がホグワーツに干渉する」という事というわけです。

ハーマイオニーもダンブルドアに腹を立てていました。何故ダンブルドアはこんな事を許したの?何故あんなひどい女に教えさせるの?すると何とハーマイオニーは「闇の魔術に対する防衛術」を自習すると言い出したのです。

こうして総勢28人のダンブルドア軍団が結成されました。そしてそれはクリスマス休暇前最後の練習が終わった日の夜に起きました。夢の中で何故かハリーは突如として蛇になりアーサー・ウィーズリー氏に襲いかかったのです。

「ロンのパパなんです。蛇に襲われて重態です。僕はそれを見てたんです」

アーサー氏が巨大な蛇に襲われた。血の海でした。早く居所を探さないと。ネビルが呼んで来て駆けつけたマクゴナガル先生にハリーは必死に訴えました。先生はまるで自分の見ているものに恐怖を感じているような目でした。

「信じますよ。ポッター。ガウンを着なさい。校長先生にお目にかかります」

マクゴナガル先生はこう言ったのでした。

3-2.奇妙な質問
マクゴナガル先生がロンも一緒に来るべきと言い3人で寝室を出ると校長室に向かいました。動く螺旋階段に乗って校長室の前に着くと真夜中をとっくに過ぎているのに部屋の中からは大勢の人が話す声がはっきり聞こえました。

マクゴナガル先生がドア・ノッカーで扉を3度叩くと突然誰かがスイッチを切ったように話し声が止まりました。扉は自動的に開きマクゴナガル先生はハリーとロンを従えて中に入りました。部屋の中は半分暗い状態でした。

ダンブルドアは白い寝間着の上に紫と金の刺繍を施したガウンを着て背もたれの高い椅子に座り机に向かっていました。はっきりと目覚めているようでした。明るいブルーの目がマクゴナガル先生をしっかりと見据えていました。

マクゴナガル先生がハリーが悪夢を見た。ハリーが言うにはと説明しようとするとハリーが「悪夢じゃありません」と素早く口を挟みました。少しムッとした様子でマクゴナガル先生はハリーから説明するよう言い渡しました。

ハリーは恐怖に駆られダンブルドアに何とか理解して貰おうと必死でした。にも関わらずダンブルドアは組み合わせた自分の指をしげしげと眺めるばかりでハリーのほうを見てはくれませんでした。ハリーはイライラしました。

ロンのお父さんが巨大な蛇に襲われたんです。言い終えた言葉が空中に虚しく反響するような気がしました。一瞬の間が空きダンブルドアは背もたれに寄りかかって何か瞑想するように天井を見つめハリーにこう訊いて来ました。

「どんなふうに見たのかね?」

まだハリーを見てくれません。ハリーは腹立たしげに分りません。僕の頭の中でだと思いますと答えました。するとダンブルドアはハリーに「私の言った事が分らなかったようだね」と言うのです。つまり私が訊きたいのは?

憶えているかね?アーサー氏が襲われたのを見た時にハリーはどの場所にいたのか?例えば犠牲者の脇に立っていた。あるいは上からその場面を見下ろしていたのかね?あまりに奇妙な質問にハリーは驚きを隠せませんでした。

まるで「ハリーがどう見たのか?」を全て知っているかのようだったからです。そこでハリーは「僕が蛇でした。全部蛇の目から見ました」と答えたのでした。一瞬誰も言葉を発しませんでした。すると今度は鋭い声で・・・

「アーサーはひどい怪我なのか?」

ダンブルドアはこう訊いて来ました。ハリーは力を込めて「はい」と答えました。どうしてみんな理解が遅いんだ?それにしてもダンブルドアはせめて僕の顔を見るぐらいの事は礼儀じゃないか?ハリーが苛立っていると・・・

一転してダンブルドアはハリーが驚いて飛び上がるほど素早く立ち上がりました。そして壁に掛かっている歴代校長の肖像画に向かって「エバラード!それにディリスあなたもだ!」と再び鋭い声で呼びかけました。すると?

2人とも深々と眠っているように見えましたがダンブルドアが呼びかけるとすぐに目を開けました。ダンブルドアが「聞いていたじゃろうな?」と問いかけると魔法使いは頷いて魔女のほうは「当然です」と答えたのでした。

「その男は赤毛でメガネを掛けておる。エバラードあなたから警報を発する必要があろう。その男が然るべき者によって発見されるよう」

2人は頷き横に移動して姿を消しました。しかし学校の廊下に掛かっている肖像画などとは違い隣の額には現れませんでした。ダンブルドアが言うにはエバラードとディリスはホグワーツの歴代校長の中で最も有名なので・・・

2人の肖像画は他の重要な魔法施設にも飾られているそうです。自分の肖像画ならその間を自由に行き来できるのでエバラードとディリスは外で起こった事を知らせてくれるのだそうです。2人が戻るまでに数分かかるそうです。

3-3.グリモールド・プレイス12番地へ
次にダンブルドアは不死鳥のフォークスを起こし「見張りをしてくれるかの」と小声で頼み繊細な銀の道具で何かを調べました。ハリーにはダンブルドアが銀の道具で何をしているのかについてはさっぱり何も分りませんでした。

やがてエバラードと呼ばれた魔法使いが戻って来て背後のカーテンで額の汗を拭いながら「誰かが駆けつけて来るまで叫び続けましたよ」と言いました。そして血だらけのアーサー氏が運び出されて行くのを確認したそうです。

「なればディリスがその男の到着を見届けた事じゃろう」

まもなくそのディリスと呼ばれた魔女が戻って来ました。みんながその男を聖マンゴに運び込みました。私の肖像画の前を運ばれて行きましたよ。ひどい状態のようです。こうして2人の歴代校長の肖像画の報告を受けて・・・

ダンブルドアはマクゴナガル先生にロン以外のウィーズリー家の子供たちを起こして来るよう頼んだのでした。そしてウィーズリーおばさんにはどう知らせると言うマクゴナガル先生に対してダンブルドアはこう答えたのでした。

「それは近づくものを見張る役目を終えた後のフォークスの仕事じゃ」

しかしもうウィーズリーおばさんは知っているかもしれないとダンブルドアは言うのです。時間ではなくウィーズリー家の面々がどこにいるのかを示すあの時計には「命が危ない」という項目がある事をハリーも知っていました。

でもおばさんは眠っていて多分時計を見てはいないだろう。すると今度はダンブルドアはハリーとロンの背後にある戸棚から黒ずんで古いヤカンを取り出して来て机の上にそっと置くと杖を上げて「ポータス!」と唱えました。

ヤカンは一瞬震えて奇妙な青い光を発しました。そして震えが止まると元通りの黒いヤカンでした。それはハリーとウィーズリー家の子供たちをグリモールド・プレイス12番地に送り届けるための「移動キー」だったんですよね。

そしてシリウスへの伝言をフィニアス・ナイジェラスに頼んだその後にハリーにロンそれにフレッドとジョージにジニーの5人はつい先程ダンブルドアが作った「移動キー」でグリモールド・プレイス12番地に向かったのでした。

今日の最後に
この時メンバーではなかったハリーたちは知らなかったのですが不死鳥の騎士団は交替で魔法省の神秘部の入り口の見張りをしていました。この日の当番がアーサー氏だったというわけです。そして蛇に襲われてしまったのです。

そしてこの事態を受けてダンブルドアはハリーにアーサー氏が蛇に襲われた時の光景を見た時に「どういう状態で見たのか?」というハリーがまるでこういう夢を見る事を見透かしていたかのような奇妙な質問をしたのでした。

そしてダンブルドアは・・・

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