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ハリポタ通の館(やかた)

ここではハリーポッター・シリーズに関する様々な情報や私の推測(妄想?)をお届けしています。毎週、日曜・月曜・水曜・木曜更新。

学校の規則も魔法省令も破った覚えはない。ハリーがそう言うので「それなら通報者を連れて来たほうが話が早い」という事でアンブリッジが連れて来たのはチョウの友人のマリエッタ・エッジコムでした。ところがマリエッタはもはや証言をする精神的なゆとりはなくなっていました。そこで代わりにアンブリッジが・・・(全3項目)

3-1.密告者マリエッタ・エッジコム
そうしてくれ。何と言ってもちゃんとした目撃者が一番だからな。ファッジがこう言ってアンブリッジは通報者を迎えに校長室を出て行きました。するとダンブルドアは「全くじゃよ」と小首を傾けながら重々しく言いました。

数分後に扉が開いてアンブリッジがチョウの友達のマリエッタ・エッジコムを連れて戻って来ました。アンブリッジはマリエッタの肩を掴んでハリーの脇を通り過ぎて行きました。マリエッタは両手で顔を覆っていたのでした。

「怖がらなくてもいいのよ。大丈夫ですよ。あなたは正しい事をしたの。大臣がとてもお喜びですよ。あなたのお母様にあなたがとってもいい子だったって言ってくださるでしょう」

アンブリッジはマリエッタの背中を軽く叩きながら優しく話しました。そしてファッジにマリエッタの母親は魔法運輸部の煙突飛行ネットワーク部のエッジコム夫人だと告げました。ホグワーツの暖炉も見張っているそうです。

「結構。結構!この母にしてこの娘ありだな。え?さあさあいい子だね。顔を上げて恥ずかしがらずに」

ファッジは心底うれしそうにこう言いました。ところが「君の話を聞こうじゃないか」と言いかけたと思ったら言葉を途中で途切れさせるとぎょっとして後退りしてしまい危うく暖炉に突っ込みそうになってしまったのでした。

それはマリエッタが顔を上げてファッジがその顔を見てしまったからでした。マリエッタは泣き声を上げるとローブを目の所まで引っ張り上げました。しかしもうその場にいた全員がその変わり果てた顔を見てしまったのでした。

マリエッタの頬から鼻を横切って膿んだ紫色の出来物がびっしりと広がり「密告者」と文字を描いていたのです。するとアンブリッジがもどかしげに「さあそんなぶつぶつは気にしないで」と言った後にこう告げたのでした。

「口からローブを離して大臣に申し上げなさい」

しかしマリエッタは・・・

3-2.思い違いじゃ
マリエッタは口を覆ったままもう一度泣き声を上げて「もう何も話したくありません」と言いたげに激しく首を振りました。するとアンブリッジは「馬鹿な子ね。もう結構。わたくしがお話します」と言って話し始めたのでした。

アンブリッジの説明によれば今夜の夕食後このミス・エッジコムが部屋に来て「話したい事がある」と言ったそうです。そして8階の特に「必要の部屋」と呼ばれる秘密の部屋に行けば自分にとって都合のよいものが見つかる。

そう言うのでもう少し問い詰めるとマリエッタは「そこで何らかの会合が行われるはず」だと白状したそうです。しかし残念ながらその時点で呪いが効いて来て鏡に映った自分の顔を見た途端に愕然として何も話せなくなった。

「アンブリッジ先生の所に話しに行ったのはとっても勇敢だったね。君のやった事はまさに正しい事だったんだよ。さあその会合で何があったのか話しておくれ。目的は何かね?誰が来ていたのかね?」

ファッジは「優しい父親の眼差しとはこんなものだろう」と自分なりに考えたような目でマリエッタを見つめながらこう言ったのでした。しかしマリエッタは怯えたように目を見開きまたしても首を横に振るだけだったのでした。

どう接してもマリエッタが話してくれないのでファッジはその顔を指しながらもどかしげに「逆呪いはないのかね?この子が自由にしゃべれるように」と言ったのでした。するとそんなファッジにアンブリッジはこう答えました。

「まだどうにも見つかっておりません」

アンブリッジがそう渋々認めるのを聞いてハリーはハーマイオニーの呪いをかける能力に誇らしさが込み上げて来るのを感じました。しかしそれでもなおアンブリッジはマリエッタが話さなくても問題はないとそう言うのです。

それは昨年10月ホグズミード村のホッグズ・ヘッドでハリーが沢山の生徒たちと会合をした。マクゴナガル先生が「何か証拠がありますか?」と口を挟むとアンブリッジは「ウィリー・ウィダーシンの証言がある」と答えました。

偶然その場に居合わせたんだそうです。その男がハリーの一言一句を漏らさず聞いて早速学校に直行してアンブリッジに報告をしてくれたのだそうです。それを聞いてマクゴナガル先生はこう言い返したというわけなんですよね。

「まあだからあの男は一連の逆流トイレ事件を仕組んだ件で起訴されなかったのですね!我が司法制度の面白い内幕ですわ!」

すると歴代校長の肖像画の1人が「露骨な汚職だ!わしの時代には魔法省が小悪党と取り引きする事などなかった。いいや絶対に!」と吠え立てたのでした。それに対してダンブルドアはこう言って感謝の意を表現したんですよね。

「お言葉を感謝しますぞ。フォーテスキュー。もう十分じゃ」

アンブリッジは話を続けました。ハリーが生徒たちと会合した目的は「違法な組織に加盟するようみんなを説得するためでした」さらに組織の目的は魔法省が学童には不適切だと判断した呪文や呪いを学ぶ事だった。ところが?

「ドローレス。どうやらその辺は思い違いじゃとお気づきになると思うがの」

ダンブルドアがこう言うのを聞いてハリーは「自分のためにどう言い逃れするつもりなのだろう?」と思いました。ウィリー・ウィダーシンがホッグズ・ヘッドで自分の言う事を全部聞いていたのならもはや逃れる事などできない。

ところがあったのです。

3-3.続いておれば確かに違法になる
ウィリー・ウィダーシンが嘘をついていたとでも?それともあの日ホッグズ・ヘッドにいたのは瓜二つの双子だったとでも?又は時間を逆転させたとか死んだ男が生き返ったとか見えもしない吸魂鬼が2体いたとかなどの・・・

例の埒もない言い逃れか?ハリーの窮地を救うための新しいホラ話をお聞かせ願いましょうか?そう言うファッジに対しダンブルドアは理路整然とこう反論したのでした。あの日ホッグズ・ヘッドにいたのは確かにハリーだった。

さらにハリーが「闇の魔術に対する防衛術」のグループに生徒を集めようとしていたのも事実だ。自分はただ単に「その時点」でアンブリッジがそのようなグループが違法だと言うのは間違っていると指摘するだけだと・・・

それは学生の組織を禁じた魔法省令はハリーがホグズミードで会合した2日後から発効している。だからハリーはホッグズ・ヘッドで何らの規則をも破ってはいない。その事は会合当日にハーマイオニーも言っていたんですよね。

そもそもホッグズ・ヘッドでのこの会合を設定したのはハリーではなくハーマイオニーでした。ハーマイオニーは校則を2回も3回も調べてさらにはフリットウィック先生にも「入っていいか?」と訊いて確認を取っていたのです。

学生の組織を禁じた魔法省令が発効されたのはハリーがホッグズ・ヘッドで会合を行った2日後の事だった。ダンブルドアにそう指摘されてパーシーもファッジもショックを隠せないようでした。そして最初に立ち直ったのは?

「それは大変結構な事ですわ」

こう言ってその沈黙を破ったのはアンブリッジでした。でも学生の組織を禁じた教育令第24号が発効してから既にもう6カ月近く経つ。最初の会合が違法でなかったとしてもそれ以降の会合は全て間違いなく違法という事になる。

「左様。もし教育令の発効後に会合が続いておれば確かに違法になり得るじゃろう。そのような集会が続いていたという証拠を何かお持ちかな?」

ダンブルドアが話している間にハリーは背後でサワサワという音を聞きました。そしてキングズリー・シャックルボルトが何かを囁いたようなそんな気がしました。それに脇腹を何かが撫でたような感じが間違いなくしたのです。

一陣の風か?あるいは鳥の翼の柔らかいもののようでした。しかし下を見ても何も見えませんでした。そんな不可思議な感触をハリーが味わっている間にアンブリッジはダンブルドアにこう反論していたというわけなんですよね。

「証拠?お聞きになってらっしゃいませんでしたの?ダンブルドア?ミス・エッジコムが何故ここにいるとお思いですの?」

何のためにここにマリエッタ・エッジコムを連れて来たのかというわけです。マリエッタに訊けば「この6カ月の間に会合が行われたのか?」は判るというわけです。するとそんなアンブリッジにダンブルドアはこう訊きました。

「おお6カ月分の会合の全てについて話せるのかね?わしはまたミス・エッジコムが今夜の会合の事を報告していただけじゃという印象じゃったが」

ダンブルドアにこう言われてアンブリッジはマリエッタに即座に訊きました。いい子だから会合がどのぐらいの期間続いていたのか話してごらん。返事は頷くか首を横に振るかだけでいい。それで出来物はひどくなったりしない。

するとマリエッタの返事は?

今日の最後に
夏休み中に行われたハリーの懲戒尋問の時には当日の朝に突然開始時間を繰り上げてダンブルドアの出廷を阻止しようとしました。それなのに今回のファッジはダンブルドアがいても何故か自信満々という面持ちなんですよね。

その懲戒尋問の際にファッジは「法律は変えられる」と言っていました。事実それからというものファッジは次々と新しい教育令を発布してアンブリッジの権限を強めて来ました。それに対してダンブルドアは妙に無抵抗でした。

ファッジは「新法律制定という手段にはダンブルドアは敵わない」とそう思って自信を深めたんでしょう。しかし残念ながらダンブルドアは「ここぞ!」という場面に備えて敢えてそれに抵抗せずおとなしくしていたんですよね。

今がその時というわけなんですよね。

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