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ハリポタ通の館(やかた)

ここではハリーポッター・シリーズに関する様々な情報や私の推測(妄想?)をお届けしています。毎週、日曜・月曜・水曜・木曜更新。

ハリーを引き取って息子として育てたいという魔法使いの家族は沢山いただろう。それなら何故ダンブルドアはハリーをダーズリー夫妻に預けたのか?そしてホグワーツに入って最初の年にハリーがした質問についに答える時が来たとダンブルドアは言うのです。話はいよいよ核心に迫って来ました。(全3項目)

3-1.怒るハリーに対して
ハリーはまた立ち上がりました。激しい怒りからダンブルドアに飛びかかるのではと思うほどでした。ダンブルドアはシリウスを全く理解していない。どんなに勇敢だったか。どんなに苦しんでいたか。そしてその次には・・・

ハリーは怒りの矛先をスネイプに向けました。スネイプはどうなったんです?あの人の事は何も話さないんですね?ヴォルデモートがシリウスを捕えたと僕が言った時にはあの人はいつものように僕をせせら笑っただけだった。

それに対してダンブルドアはスネイプ先生はアンブリッジの前でハリーの言う事を真に受けていないふりをするしかなかった。さらにここでダンブルドアはハリーに関わるスネイプの極めて意外な事実を明らかにしたんですよね。

校長に就任したその日にアンブリッジはハリーを部屋に呼びつけて真実薬入りの飲み物を飲ませようとしました。結局ハリーは飲まなかったのですがスネイプはその際アンブリッジには偽物の真実薬を渡していたのだそうです。

しかしハリーは耳を貸しませんでした。憎んでも余りあるスネイプを責めるのは残忍な喜びでした。自分自身の恐ろしい罪悪感を和らげてくれるような気がしたからです。ハリーはまだスネイプへの攻撃の手を緩めませんでした。

シリウスが屋敷の中にいる事をスネイプはちくちく突いて苦しめた。シリウスが臆病者と決めつけた。そう言うハリーにダンブルドアは「シリウスは十分大人で賢い。そんな軽いからかいで傷つきはしない」と反論したのでした。

スネイプは「閉心術」の訓練を辞めた!僕を研究室から放り出した!それについてはダンブルドアは「知っておる」と答えました。自分が教えなかったのは過ちだった。ダンブルドアはこの事については非を認めたものの・・・

ただあの時点では自分の面前でハリーの心をヴォルデモートに対してさらに開くのはこの上なく危険だった。つまりスネイプに教えさせたのは確かに自分の誤りだった。しかしあの時点ではそうするしかなかったというわけです。

スネイプはかえって状況を悪くした。スネイプが僕を弱めてヴォルデモートを入りやすくしたかもしれないのに先生はどうしてそうじゃないって判るんですか?つまりスネイプはあの策略を間接的に援助していたのかもしれない。

それに対してダンブルドアは「わしはセブルス・スネイプを信じておる」と言いました。しかしこれも自分の過ちだが忘れていた。スネイプ先生は君の父上に対する感情を克服できるだろうと思ったのだが自分が間違っていた。

それは傷が深過ぎて治らない事もあるからとダンブルドアは言うのです。それならそっちは問題じゃないってわけ?スネイプが僕の父さんを憎むのはいい。その一方でシリウスがクリーチャーを憎むほうはよくないと言うのか?

それに対してダンブルドアは・・・

3-2.その時が来たようじゃ
シリウスはクリーチャーを憎んだのではない。関心を寄せたり気にかけたりする価値のない召使いとみなしていた。あからさまな憎しみより無関心や無頓着のほうが往々にしてより大きな打撃を与えるとダンブルドアは言うのです。

我々魔法使いはあまりにも長きに渡り屋敷しもべ妖精の待遇を誤り虐待して来た。今その報いを受けているのじゃ。それならシリウスは自業自得だったのか?そう言うハリーにダンブルドアはこう答えたというわけなんですよね。

そうは言っていない。これからも決してそんな事は言わぬ。シリウスは残酷な男ではなかった。屋敷しもべ全般には優しかった。しかしクリーチャーはシリウスが憎んでいた家を生々しく思い出させたので愛情を持てなかった。

ダンブルドアはこう言うのです。シリウスはあの家を本当に憎んでいた!それなのに先生はシリウスをあの屋敷に閉じ込めた。けれどもそれはシリウスを生き延びさせたかったからだとダンブルドアはハリーに言ったのでした。

ダンブルドアは目を閉じ両手の長い指の中に顔を埋めました。ハリーはそれを見てダンブルドアに対する怒りを募らせたようです。しかしダンブルドアはハリーに対してある1つの決意を固めたんだと私はそのように思いますね。

その時が来たようじゃ。5年前に話すべきだった事を君に話す時が来たとダンブルドアは言いました。その話が終わった時なら自分に対して怒りをぶつけようがハリーの好きなようにしていいとダンブルドアはそう言うのです。

5年前。君は無事ホグワーツにやって来た。しかし君は苦しみに耐えて来た。暗く辛い10年の歳月を負わせている事を自分は知っていた。君は疑問に思うだろう。誰か魔法使いの家族が自分を引き取る事はできなかったのか?

喜んでハリーを息子として育てる事を名誉に思う家族は沢山いただろう。しかしダンブルドアにとってはハリーを生き延びさせる事が最大の優先課題だった。ハリーがどんなに危険な状態なのか認識していたのは自分だけだった。

ヴォルデモートは数時間前に敗北していた。しかしその支持者たちはヴォルデモートに引けを取らぬほどの残忍な連中だった。まだ捕まってもおらず怒り自暴自棄で暴力的だった。さらには先々の事も考えなければならなかった。

ヴォルデモートは永久に去ったと考えるべきか?それは否だ。自分は必ずあやつが戻って来るという確信があった。ヴォルデモートは存命中の魔法使いの誰をも凌ぐ広範な魔法の知識を持っていた。だからもし復活をすれば・・・

自分がどのように複雑で強力な呪文で護ったとしても破られてしまうだろう。しかし自分はヴォルデモートの弱みも知っていた。それはあやつが軽蔑し過小評価して来た古くからある魔法だったとダンブルドアは言ったのでした。

君の母上は息子を救うために死んだ。それ故ダンブルドアはハリーの母上の血を信頼した。そこでハリーの母上の唯一の血縁だったペチュニア叔母さんにハリーを届けた。こうしてハリーはダーズリー夫妻に預けられたのです。

ペチュニア叔母さんはハリーを愛していない。しかし叔母さんはハリーを引き取った。しかたなくそうしたのかもしれない。腹を立て苦々しい思いで嫌々引き取ったのかもしれない。それでもなお叔母さんはハリーを引き取った。

そうする事で自分が君にかけた呪文を確固たるものにした。ハリーが母上の血縁ペチュニア叔母さんの住む所を自分の家と呼ぶ限りヴォルデモートはハリーに手を出す事も傷つける事もできないとダンブルドアは言ったのでした。

そしてダンブルドアはハリーがいとこのダドリーと共に吸魂鬼に襲われたあの夜にペチュニア叔母さんに「吼えメール」を送りました。それはハリーを引き取る事で契った約束をペチュニア叔母さんに思い出させる必要があった。

吸魂鬼の襲撃でペチュニア叔母さんが親代わりとしてハリーを家に置いておく事の危険性に目覚めたかもしれない。そう判断したからダンブルドアはペチュニア叔母さんに対して「吼えメール」を送ったというわけなんですよね。

3-3.計画の欠陥
こうして5年前ダンブルドアの願い通りではなかったがそれでも健康で何とか生き延びてハリーはホグワーツに入学して来た。そして入学して最初の年にハリーはいきなり真正面からヴォルデモートと対決するという事になった。

しかし自分のこの見事な計画には欠陥があった。それが計画全体を台無しにしてしまうかもしれないと既にその時に判っていたとダンブルドアは言うのです。自分だけがその問題を防ぐ事ができるのだから強くあらねばならぬ。

医務室のベッドに横たわってハリーはダンブルドアにヴォルデモートはそもそも何で僕を殺害したかったのでしょうと訊いたのです。ハリーのその問いに対してダンブルドアは「今は答えられぬ」とそう答えたというわけです。

ダンブルドアは自分にそう言い聞かせたとハリーに言ったのでした。それは11才ではまだ早すぎる。そんな幼い時に知ってしまうのは荷が重すぎる。そしてハリーはホグワーツでの2年目を迎えた。ところがそこでもまた・・・

ハリーは再び大人の魔法使いでさえも立ち向かえないような挑戦を受けた。またしてもハリーは自分の想像を遥かに超えるほどに本分を果たした。しかしハリーはヴォルデモートが何故その印を自分に残したのかと訊かなかった。

その時もダンブルドアは前年度と同じ「まだ若すぎるから」という理由でハリーに話すのを辞めてしまったのだそうです。それはダンブルドアはハリーの事をあまりにも愛おしく思い過ぎたからだとハリーにそう言ったのでした。

釈明できるだろうか?ハリーを見守って来た者であれば誰でも「これ以上の苦しみをハリーに味わわせよう」などと思わないだろう。自分の計画より君の心の平安のほうが君の命のほうが大事だったとダンブルドアは言うのです。

3年目に入った。ハリーは吸魂鬼と戦って追い払いシリウスを見出して何者であるのかを知った。そして救い出した。名付け親を意気揚々と奪還したその時に自分は話すべきだったのか?自分の良心はもはや穏やかではなかった。

その頃にはハリーに話さない口実が尽きかけていた。まもなくその時が来るだろうと自分には判っていた。そして翌年ハリーはセドリック・ディゴリーの死を目撃しハリー自身もまた辛くも死を逃れてホグワーツに戻って来た。

そして今その時が来たとダンブルドアは言うのです。

今日の最後に
ダンブルドアは「11才ではまだ早い。幼いし若すぎる」そして翌年度もまた同じ理由でハリーに話しませんでした。そうこうしている内に切り出せなくなりついついハリーに話すのを躊躇するようになってしまったと言っています。

このように一度話す事を躊躇ってしまうと切り出せなくなってしまうというのはありがちな事ですが私は当然ダンブルドアの言っている「何故今まで言わなかったのか?」の一連の理由は言い訳以外の何物でもないと思いますね。

最初からハリー5年生の学期末だとそう思っていたのです。

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