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ハリポタ通の館(やかた)

ここではハリーポッター・シリーズに関する様々な情報や私の推測(妄想?)をお届けしています。毎週、日曜・月曜・水曜・木曜更新。

ハリーは1年生の時にダンブルドアに「ある質問」をしました。その時ダンブルドアは「今は答えられぬ」と言いました。ダンブルドアが言うには「まだ幼いし早すぎる」と思ったんだそうです。そしてついにいよいよハリーのその質問に答える時が来たとダンブルドアは言ったのでした。(全3項目)

3-1.質問の答え
ハリーはセドリック・ディゴリーの亡骸と一緒にヴォルデモート卿復活の知らせを持ってホグワーツに帰って来ました。ヴォルデモートが戻って来た以上すぐにでも話さなければならないと知りながらもハリーに話さなかった。

そして今夜。自分はこれほど長く隠していたある事を君はとうに知る準備ができていたのだと思い知った。自分がもっと前にこの重荷を君に負わせるべきであった事をハリーが証明してくれたんだとダンブルドアは言うのです。

自分の唯一の自己弁明を言おう。この学校に学んだどの学生よりも多くの重荷を君が負ってもがいて来たのを見守って来たのだとダンブルドアはそう言うのです。自分はその上さらにもう1つの重荷を負わせる事はできなかった。

しばしの沈黙の後ハリーが「まだ分りません」と言うとダンブルドアはヴォルデモートは君が生まれる少し前に告げられた予言のせいで幼い君を殺害しようとしたと5年前にハリーが訊いた質問にようやく答えたというわけです。

あやつは全貌を知らなかったが予言が成された事は知っていた。ヴォルデモートはハリーがまだ赤子の内に事を済ませてしまおうと思った。そうする事で予言が全うされると信じた。それが誤算だと身をもって知る事になった。

「死の呪文」が自身の体に撥ね返ったからというわけです。そこで自らの肉体に復活した時ヴォルデモートはその予言の全部を聞こうとした。しかしその予言は昨夜激しい攻防の末に砕けてしまった。ハリーがそう言うと・・・

「砕けた予言は神秘部に保管してある予言の記録に過ぎない。しかし予言はある人物に向かって成されたのじゃ。そしてその人物は予言を完全に思い出す術を持っておる」

それは自分だとダンブルドアは言うのです。その日ダンブルドアは「占い学」を教えたいと言う志願者の面接のためにホッグズ・ヘッドに出向いたんだそうです。その人物は卓越した能力のある非常に有名な予見者の子孫だった。

そもそも「占い学」の科目を続ける事は自分の意に反する事だった。しかし会うのが一般的な礼儀だろうと思った。自分は失望した。その女性本人には才能の欠けらもないように思われた。ところが帰りかけたその時の事だった。

そこでダンブルドアは・・・

3-2.シビル・トレローニーの最初の予言
ダンブルドアは立ち上がるとフォークスの止まり木の脇にある戸棚から「憂いの篩」を出して来ました。そして杖をこめかみに当て銀色の細い糸を取り出すとそれを落としました。すると中から1人の女性の姿が立ち昇りました。

闇の帝王を打ち破る力を持った者が近づいている。七つ目の月が死ぬ時。帝王に三度抗った者たちに生まれる。そして闇の帝王はその者を自分に比肩する者として印すであろう。しかし彼は闇の帝王の知らぬ力を持つであろう。

一方が他方の手にかかって死なねばならぬ。何となれば一方が生きる限り他方は生きられぬ。闇の帝王を打ち破る力を持った者が七つ目の月が死ぬ時に生まれるであろう。


ハリーはその女性の荒々しい声を過去に一度聞いた事がありました。それは3年生の「占い学」の学期末試験の時でした。何と驚くべき事にハリーとヴォルデモートに関わる予言をしたのはトレローニー先生その人だったのです。

絶対的な静寂が流れました。ダンブルドアもハリーも歴代校長の肖像画もフォークスでさえも沈黙しました。その沈黙を破ったのはハリーでした。ダンブルドアは「憂いの篩」を見つめたまま思いに耽っているように見えました。

「ダンブルドア先生?これは。その意味は。どういう意味ですか?」

遠慮がちにそっとこう訊いたハリーにダンブルドアは「この意味はヴォルデモート卿を永遠に克服する唯一の可能性を持った人物がほぼ16年前の7月の末に生まれたという事じゃ」と答えた後にさらにはこうも答えたんですよね。

それは「この男の子はヴォルデモートに既に三度抗った両親の許に生まれるはず」だと言うのです。ところがまたしても驚く事に「それは僕ですか?」と訊くハリーにダンブルドアは「奇妙な事だが」と前置きをした上で・・・

もう1人その可能性のある人物がいたとダンブルドアは言うのです。それはネビル・ロングボトムでした。それなら何故魔法省の神秘部の「予言の間」に保管されていた所にはハリーの名前が書かれていたのか?その理由は?

公式の記録はヴォルデモートが赤子のハリーを襲った後に書き直されたんだそうです。それなら僕じゃないかもしれない。そう言うハリーにダンブルドアは「残念ながらそれが君である事は疑いようがない」と答えたのでした。

それは予言の中で「その者を自分に比肩する者として印すであろう」と言っているからだとダンブルドアは言うのです。ヴォルデモートはネビルではなくてハリーにその傷を与えた。この傷は祝福でもあり呪いでもあったのだ。

でも間違って選んだのかもしれない!間違った人に印をつけたかもしれない!こうハリーにダンブルドアはヴォルデモートは自分にとって最も危険な存在になると思った男の子を選んだ。あやつが選んだのは純血ではなかった。

それならどうして赤ん坊の僕を殺害しようとしたのでしょう?大きくなるまで待って見極めてからにするべきだった。そう言うハリーにダンブルドアは「確かにそれがより現実的なやり方だったかもしれぬ」と答えたのでした。

さらにヴォルデモートの予言に関する情報は不完全なものだった。それはダンブルドア側にとっても幸運な事だったんだそうです。その予言を盗み聞きしていた者がその途中で「ホッグズ・ヘッド」から放り出されてしまった。

だからヴォルデモートは予言の最初の部分しか聞いていなかった。そのためハリーが「闇の帝王の知らぬ力を持つ者」だという事も知らなかった。そして予言の最後では「一方が生きる限り他方は生きられぬ」とそう言っていた。

ダンブルドアが「そうじゃ」と言った後は2人とも長い間無言でした。そしてダンブルドアはハリーにはもう1つ釈明しなければならない事があると言うのです。それは何故ハリーを監督生に選ばなかったのかという事だと・・・

それは君は十分過ぎるほどの責任を背負っているから。

そう言うダンブルドアの顔には一筋の涙が流れていたのでした。

3-3.ダンブルドアが帰って来て
そんなわけで魔法大臣コーネリウス・ファッジが魔法省に姿を現したヴォルデモート卿を目撃したという事でその直後の「日刊予言者新聞日曜版」にはヴォルデモート復活の記事が大見出しで掲載されたというわけなんですよね。

ハリーは「頭の変な目立ちたがり屋」から「生き残った男の子」に戻りダンブルドアもホグワーツ魔法魔術学校校長を筆頭に数々の要職に復帰しました。その一方アンブリッジはホグワーツに於ける全ての役職を剥奪されました。

学校内ではフリットウィック先生がホグワーツを去る時フレッドとジョージが残して行った「携帯沼地」を片付けました。ものの3秒でやっつけてしまったそうです。でも窓の下に小さな水溜りを残し周囲をロープで囲いました。

そして「これはとってもいい魔法だった」と言ったんだそうです。ダンブルドアがホグワーツの校長に復帰して学校の中は全て元通りの普通になり問題は何もかも解決したのだそうです。それなら管理人フィルチは喜んでいる?

城の中が元の秩序を取り戻したのだから喜んでいるのかとそう思ったら何と「アンブリッジこそホグワーツ最高のお方だった」と言い続けながらそれはそれは凄く落ち込んでいるそうです。そしてそのアンブリッジのその後は?

アンブリッジはふくろう試験終了後にハーマイオニーが仕掛けた策略で「禁じられた森」に棲むケンタウルスの群れに連れ去られてしまいました。そのアンブリッジは校長職に復帰したばかりのダンブルドアが助け出しました。

どうやって救出したのか?一体どうやって?ダンブルドアはかすり傷1つ負わずにアンブリッジを支えて森の中から姿を現したとの事でした。怒りで殺気立つケンタウルスからどうやって?アンブリッジは当然何も語りません。

城に戻ったアンブリッジはロンにハーマイオニーと共に医務室のベッドに横たわっていました。どこが悪いのか?誰にもはっきりとは分かりませんでした。いつもきちんとしていた薄茶色の髪は乱れ小枝や葉っぱがついています。

しかしこれといって負傷している様子も見られません。マダム・ポンフリーは「単にショックを受けただけだ」と言っているそうです。ただ今回の件でケンタウルスに対する恐怖心が前よりもっともっと大きくなったようでした。

この騒動の元になった「占い学」の新教師フィレンツェは他のケンタウルスが受け入れないので引き続き残るとの事です。アンブリッジは学期最終日の前日にピーブズの手荒い見送りを受けながらホグワーツを去って行きました。

これがダンブルドア復帰後のホグワーツの状態でした。

最後に
こうして4週間の長きに渡り第5巻「不死鳥の騎士団」のアルバス・ダンブルドアをお届けして来ました。しかし私の正直な感想は「やはり4週間は長過ぎた」とそう思いましたね。ちゃんと通して読んだ方はいるのでしょうか?

でも次の第6巻「謎のプリンス」はダンブルドアがハリーに対して課外授業をやる事もありさらに取り上げる場面が大幅に増えるので「どうしたものだろう?」とそう悩んでいる所です。心してかからなければなりませんよね。

そんなわけで現在も思案中です。

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