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ハリーが2年生の時や昨年度は一時のことで、ダンブルドア校長先生はいずれは戻って来るとの思いはあったんでしょうが、今回の場合マクゴナガル先生の気持ちは察するに余りあるものだったでしょう。それでも副校長としてやるべきことはやらなければなりません。(全5項目)(巻名なしのページ数は謎のプリンス)

5-1.ダンブルドアの死
死喰い人との死闘を終えたハリーはジニーに導かれて医務室に来ました。そこには戦いの痕が残り顔がすりむけローブが破れたマクゴナガル先生もいました。(下巻449ページ)

スネイプがダンブルドアを殺したことをハリーが告げるとハリーを一瞬見つめたあと先生の体がグラリと揺れました。椅子に腰を落としながら「スネイプ」と弱々しく繰り返す先生。

先生はタータンの縁取りのハンカチを目頭に当て、溢れる涙を押さえながらダンブルドアはスネイプを信用するに足る鉄壁の理由があると常々そう仄めかしていたと呟きました。

さらに先生はもちろんスネイプは過去が過去だから当然みんなが疑ったがダンブルドアはスネイプを疑う言葉は一言も聞こうとしなかったとも言ったのでした。

5-2.「この時」の先生について
この後先生とハリーは校長室に入ってハリーとダンブルドアが学校を出て、どこに行ったのか?を言うか言わないかで口論となったのですが・・・

ダンブルドアが誰にも話すなと、さらに自分が死んだら命令に従うのをやめろとも言わなかったのでということでマクゴナガル先生にも分霊箱のことは話しませんでした。

ここでもう1つ注目されるのはマクゴナガル先生がハリーのことをファーストネームで呼んでいることですよね。すぐに「ポッター」に戻りましたが・・・

どうやらマクゴナガル先生は自分自身の中で「こういう状況・立場になったらファーストネームで呼ぶ」という明確な取り決め・基準があるようですね。(笑)

今までホグワーツの先生同士と騎士団員同士では名前で呼び合うというのはありましたが先生が生徒のことを名前で呼ぶのはハリーが初めてだと私は思います。

これはあくまでも私の推測ですが「この場面」では先生と生徒という立場ではなく対等な立場の人間だという扱いだったのでハリーのことをファーストネームで呼んだのではないかな?と私は思います。

5-3.葬儀の時の先生
ダンブルドアの葬儀が行なわれる日の朝ハリーが1階に下りていくと大広間は沈痛な雰囲気に包まれていました。マクゴナガル先生は中央にある王座のような椅子を空席のままにしていました。(下巻486ページ)

マクゴナガル先生が立ち上がると大広間の悲しみに沈んだざわめきがたちまちやみました。先生はそれぞれの寮監に従って校庭に出るようにとグリフィンドール生は自分について出るようにと指示しました。

ハリーたちは先生のあとについて黙々と歩き列の一番奥の湖の際の席に並んで座りました。マクゴナガル先生を始めとする先生方は最後に最前列に着席して葬儀が始まりました。

5-4.先生とホグワーツの今後について
私はこれほど公正中立で威厳も存在感もあるマクゴナガル先生ならホグワーツ校長の重責を担うには十分だと思うのですが先生はトップの座に対する執着心があまりないみたいですね。

ハリーと共に校長室に入った後、残り3人の寮監とハグリッドを交えて学校の今後のことを話し合った先生でしたが来年度学校を再開すべきかどうかの決断はせず定められた手続きに従うこととしました。

やはり先生がホグワーツの存続を「この場」で決断しなかったのは、他人に厳しく自分にはさらに厳しくというのが先生の基本的スタンスだからだと私は思いますね。

自分で自分を利する気持ちが強固だからこそ自分自身に対する厳しさもまた強く結局ここでは学校の存続と校長職就任の決断もできなかったのではないかな?と思います。

5-5.マクゴナガル先生といえば・・・
ハリーポッター・シリーズにはハリーのお父さんを始めとして何人かの動物もどきの魔法使いや魔女が登場しますが、魔法省にちゃんと登録されているのはマクゴナガル先生だけですよね。

先生の「あの性格」から見ても意味なく動物もどきになるハズがないので、どうしてもならなきゃいけない何らかの理由や事情があったんでしょうね。

第7巻は最終巻なのでマクゴナガル先生がどうして動物もどきになったのか知りたいものですがローリングさんは「全ての謎が明らかになるわけではない」とおっしゃっているそうなので・・・

先生の謎は謎のままで終わってしまうかも?しれません。

最後に
そんなわけでマクゴナガル先生も本日の「謎のプリンス編」をもってとりあえず完結ということになりました。

多分次にマクゴナガル先生を取り上げるのは日本語版の第7巻が出版された後になると思います。ただハリーが分霊箱を探す旅に出るため学校には戻らないと言っているので・・・

先生がどのくらい登場するのか?(出番なしということはないでしょうが)出番が多いのか?少ないのか?全く見当がつかないので取り上げられるかどうかは第7巻が出てみないと分らないということになりますね。
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