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ハリポタ通の館(やかた)

ここではハリーポッター・シリーズに関する様々な情報や私の推測(妄想?)をお届けしています。毎週、日曜・月曜・水曜・木曜更新。

先週まで4週間に渡りアルバス・ダンブルドアを取り上げていたので今週はそれに関連した内容の記事をお届けする事にしました。ハリーがこの店の名前を初めて聞いたのは意外に早く1年生の時でした。そして初めて行ったのは5年生になってからでした。実際に足を踏み入れてハリーが思った事とは?(全3項目)

3-1.初めて入ったのは?
ハリーがホグズミード村にあるというパブ「ホッグズ・ヘッド」の事を初めて聞いたのは1年生の時で学期末試験終了直後の事でした。ハグリッドはドラゴンのノーバートをこの店で見知らぬ人物から入手して飼い始めたのでした。

ノーバートを手に入れた夜の事を覚えているかい?その相手ってどんな人だった?こう訊くハリーにハグリッドは「分からんよ。マントを着たままだったしな」とさらりと答えてしまいハリーたち3人を絶句させてしまったのでした。

そんな3人を見てハグリッドはこうも言いました。そんなに珍しい事じゃない。ホッグズ・ヘッドなんて所にはおかしな奴がウヨウヨしている。もしかしたらドラゴン売人だったかもしれん。フードを被ったままで顔も見なかった。

そんなハリーたち3人が初めて「ホッグズ・ヘッド」に入ったのは5年生の時でした。ハーマイオニーが突然「闇の魔術に対する防衛術」を自習すると言い出しました。さらに驚くべき事にそれを教えるのはハリーだとそう言うのです。

そしてハーマイオニーからハリーから習いたいという人は私とロン以外にも沢山いる。そこでこの「ホッグズ・ヘッド」に集まって話し合おうという事にしたのだそうです。ここは表通りには面していないし少し胡散臭いでしょう?

「三本の箒」はいつも人が一杯なのに比べ生徒は普通あそこには行かないから盗み聞きされる事もない。だからハーマイオニーは今回の話し合いをする場所にここを指名したとの事でした。横道に入って一番奥に突き当たると・・・

小さな旅籠が建っていました。扉の上に張り出した錆び付いた腕木にはボロボロの木の看板が掛かっていました。周囲の白布を血に染めたイノシシの首の絵が描かれています。3人が近づくと看板が風で揺れキーキー音を立てました。

3人とも扉の前で入るのを躊躇しました。ハーマイオニーが少しおどおどしながら「さあ行きましょうか」と言ってハリーが先頭に立ち店の中へと入って行ったのでした。そこは「三本の箒」とは全く様子が違っていたのでした。

3-2.店内の様子
「三本の箒」とはまるで違っていました。あそこの広々としたバーは輝くように暖かくて清潔な印象でした。ここは小さくてみすぼらしくひどく汚れていてヤギのようなきつい臭いがしました。出窓もべっとりと煤けていました。

そのために太陽の光がほとんど差し込みません。その代わりにざらざらした木のテーブルの上でちびた蝋燭が部屋を照らしていました。床は一見すると土を踏み固めた土間のように見えました。ところがそこを歩いてみると・・・

実は何世紀にも渡って積もり積もった埃が石床を覆っている事が判りました。さらに店内を見回してハリーは1年生の時にハグリッドが「ホッグズ・ヘッドにはおかしな奴がウヨウヨしてる」と言っていた事を思い出したのでした。

前述のようにハグリッドはここでフードを被った見知らぬ人物からドラゴンの卵を譲り受けました。当時ハリーは会っている間中ずっと顔を隠している人の事を何故ハグリッドは怪しまなかったのだろう?と不思議に思いました。

しかしここでは顔を隠すのが流行っているようです。そこには首から上全部を汚らしい灰色の包帯でぐるぐる巻きにした男がいました。それでも口を覆った包帯の隙間から何やら火のように煙を上げる液体を何杯も飲んでいました。

窓際のテーブルの1つにはすっぽりとフードを被った1組が座っていました。強いヨークシャー訛りで話していなかったらハリーはこの2人が「吸魂鬼」だと思ったかもしれません。暖炉脇の薄暗い一角にももう1人魔女がいました。

その魔女は爪先まで分厚い黒いベールに身を包んでいました。何とか魔女の鼻先だけが見えるという状態でした。本当にここで良かったのか?ハリーはハーマイオニーにそう呟きました。黒いベールの魔女を見ながらハリーは・・・

「もしかしたらあのベールの下はアンブリッジかもしれないってそんな気がしないか?」

ハリーにこう訊かれてハーマイオニーはベールの魔女を探るように見て「アンブリッジはもっと背が低い」と落ち着いて答えました。それにアンブリッジがここに来ても私たちを止める事はできないとハーマイオニーは言うのです。

ハーマイオニーは校則を2回も3回も調べたんだそうです。けれどもここは立ち入り禁止にはなっていなかった。フリットウィック先生にもわざわざ確認を取ったのだそうです。すると行ってもいいとそうおっしゃったんだそうです。

ただし自分のコップを持参しなさいと強く忠告されたそうです。もうとにかく考えられる限り全て調べたけど全部間違いなく許可されているとの事でした。ハリーたちがこんな事を話しているとバーテンが裏の部屋から出て来ました。

そして3人にじわりと近づいて来ると「注文は?」と唸るように訊いて来ました。長い白髪に顎鬚をぼうぼうと伸ばした華奢で長身の不機嫌な顔の爺さんでした。ハリーは何とはなしに見覚えがあるようなそんな気がしたのでした。

ハーマイオニーが「バタービール3本お願い」と言いました。爺さんはカウンターの下に手を入れて埃を被った汚らしい瓶を3本引っ張り出してカウンターにドンと置くと「6シックルだ」と言いました。代金はハリーが払いました。

バーテンはハリーを眺め回すと一瞬だけ額の傷痕に目を止めました。それから目を背けるとハリーの銀貨を古臭い木製のレジの上に置きました。木箱の引き出しが自動的に開いてハリーが払った代金の銀貨を受け入れたのでした。

他のお客さんが飲んでいる物に触発されたらしいロンが「ここなら何でも好きな物を注文できるぞ。あの爺さんなら何でもお構いなしに売ってくれる」と言ってファイア・ウィースキーを試してみたいとそう言い始めたのでした。

しかし当然の如く「あなたは監督生なんだから」という理由で却下されてしまいました。その一方ハリーはバタービールを飲みながらハーマイオニーに誰が僕たちに会いに来るのかと訊きました。ハーマイオニーはその問いに・・・

「ほんの数人よ」と答えたのですが・・・

3-3.初めての出来事?
ハーマイオニーは時計を確かめて心配そうに扉のほうを見ながらそう答えました。みんなにだいたいこの時間に来るよう言っておいたんだそうです。すると扉が開いて一瞬だけ埃っぽい光が太い帯状に射し込んだと思ったら・・・

ネビルを先頭にして続々と人が入って来ました。思いを寄せるチョウ・チャンが入って来たのでハリーの胃袋が引っくり返りました。ルーナ・ラブグッドはまるで「偶然入って来た?」と思わせるような夢見るような表情でした。

ハリーが名前を知っている人もいれば知らない人もいました。最後に入って来たのはフレッドにジョージとリー・ジョーダンで3人ともゾンゴの店で買った物を詰め込んだ紙袋を持っていました。ハリーはびっくり仰天しました。

大勢入って来てハーマイオニーはうれしそうでした。一方びっくり仰天したのはハリーだけではありませんでした。バーテンも一度も洗った事がなさそうな汚らしいボロ布でコップを拭きながら固まって動かなくなっていました。

このパブにこんなに沢山のお客さんが来たのは初めてなのだろうとハリーは思いました。フレッドがカウンターに行って集まった人数を素早く数えると「じゃあバタービールを25本頼むよ」と言いました。何と25人も来たのです。

バーテンは気に入らないようにフレッドを睨むと大切な仕事を中断されたかのようにイライラしながらボロ布を放り出してカウンターの下から再び埃だらけのバタービールを取り出し始めました。それをみんなに配りながら・・・

「乾杯だ。みんな金出せよ。これ全部を払う金貨なんか持ち合わせちゃいないからな」

フレッドがこう言いました。にぎやかな大集団がフレッドからバタービールを受け取りながら代金を探しているのをハリーは呆然として眺めていました。一体みんなは何のためにやって来たんだ?僕の演説でも期待しているのか?

君はみんなに何と言ったんだ?みんな何を期待しているんだ?ハリーがそう訊くとハーマイオニーはそんなハリーをなだめるかのように「言ったでしょ。みんなあなたが言おうと思う事を聞きに来たのよ」とそう答えたのでした。

それでもハリーが怒ったように見つめるのでハーマイオニーは「あなたはまだ何もしなくていいわ。まず私がみんなに話すから」と急いで付け加えたのでした。ここでハリーに癇癪を爆発されては困るからというわけなんですよね。

今日の最後に
ハリーたち3人が入った時に店の中からは「ヤギのようなきつい臭いがした」のだそうです。これはローリングさんが「ホッグズ・ヘッドのバーテンはアバーフォース・ダンブルドアです」という事を読者に示したヒントでした。

前年度つまりハリーたちが4年生の時にダンブルドアは「わしの兄弟のアバーフォースはヤギに不適切な呪文をかけた咎で起訴されあらゆる新聞に大きく出たが逃げ隠れせずいつもの通りに仕事をした」と言っているんですよね。

ハリーは注文を聞きに来たアバーフォースを見て「どこかで見た事があるような」と思っています。それは夏休み最後の日にマッド・アイ・ムーディが見せてくれた不死鳥の騎士団の創立時のメンバーの写真で見てたんですよね。

だから見覚えがあったというわけです。このようにローリングさんがさりげなく示したヒントを見て他の読者より早く気がつく事ができた。こういう喜びもハリーポッター・シリーズを読む楽しみの1つというわけなんですよね。

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