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ハリポタ通の館(やかた)

ここではハリーポッター・シリーズに関する様々な情報や私の推測(妄想?)をお届けしています。毎週、日曜・月曜・水曜・木曜更新。

先週はホグズミード村に店を構える「ホッグズ・ヘッド」を取り上げました。そこで今週は村でおそらくは一番繁盛していると思われる「この店」を紹介してみる事にしました。ハリーが初めてこの店に足を踏み入れたのは3年生の時でした。しかしハリーにとっては極めて不幸な事に・・・(全3項目)

3-1.忍びの地図を譲り受け
実は先週ホッグズ・ヘッドを取り上げて1つ判ったような気がします。ハリーがこの店の事を知ったのはハグリッドの口からでした。つまりはハグリッドの小屋ではホグズミードの話題が折りに触れて出ていたというわけです。

そこが端から端まで魔法の村だという事や楽しい事が一杯待ち受けているという事もハリーはハグリッドから聞いてそれはそれは行ける日を楽しみにしていたのでしょう。だからこそバーノン叔父さんと取引きをしてまで・・・

何とか許可証にサインをして貰おうとしたのです。しかし結局それは叶う事なくクリスマス休暇前日にホグズミード行きが許された時もハリーは1人取り残されるのを覚悟していました。それがその日の朝の事だったんですよね。

村に行くロンとハーマイオニーを見送りハリーはグリフィンドール塔に向かっていました。すると4階の廊下の中ほどで誰かが名前を呼ぶので声のするほうを振り向くと隻眼の魔女の像の後ろにフレッドとジョージがいました。

「何してるんだい?どうしてホグズミードに行かないの?」

ハリーが2人にこう言うとフレッドが「行く前に君にお祭り気分を分けてあげようかと思って」と言って意味ありげにウィンクをすると「こっちへ来いよ」と言ったかと思うとハリーを誰もいない教室へと招き入れたのでした。

これはだね俺たちの成功の秘訣さ。君にやるのは実に惜しいぜ。しかしこれが必要なのは俺たちより君のほうだって昨日の夜にそう決めたんだ。一足早いクリスマス・プレゼントだと言ってフレッドとジョージがくれた物とは?

それは「忍びの地図」といってホグワーツ城と学校の敷地全体の詳しい地図でした。しかも「どこで誰が何をしているのか?」が一目瞭然に判るという機能つきの上にハリーが今まで一度も使った事のない道が記されていました。

「ホグズミードに直行さ」

フレッドの説明によればホグズミード行きの道は全部で7つありフィルチはその内の4つを知っている。残り3つの内1つは崩れてしまっていてもう使う事ができない。もう1つは入り口に「暴れ柳」が植えられているので通れない。

しかし最後に1つ残った道を通って行けばハニーデュークス店の地下室に出るのだそうです。そして城側の出入り口は先程フレッドとジョージがいた隻眼の魔女像からなんだそうです。だから2人はあそこにいたというわけです。

こうしてハリーは念願のホグズミード村に行けたのですが・・・

そこで待ち受けていたのは?

3-2.そこにやって来たのは?
ハリーはロンとハーマイオニーとそのホグズミード入りを果たしたハニーデュークス店で合流しました。ロンはハリーが「姿現し術」で来たと感心してみせましたがハリーは「まさか。違うよ」と言って事の次第を説明しました。

フレッドとジョージに「忍びの地図」を譲り受けて来たと聞きロンは「何でこれまで僕にくれなかったんだ!弟じゅないか!」と怒っていました。一方ハーマイオニーはマクゴナガル先生に渡せなどとそう言うものだから・・・

今度はロンは「気は確かかよ?こんないいものが渡せるか?」とハーマオニーに怒っていたのでした。しかしハーマイオニーはシリウス・ブラックがこの地図にある抜け道のどれかを使って学校に入り込んでいるのかもしれない。

先生方はそれを知らないといけない。だからこの地図は先生に渡さないといけないと言うのです。でもハーマイオニーが一番恐れているのはハリーは許可証にサインを貰っていないのだからここにいてはいけないという事でした。

ロンとハーマイオニーがお菓子の代金を払い3人はハニーデュークス店を出ました。ハリーは突然ホグズミードに来る事になってしまったためマントなしで外に出るとブルブル震える有り様でした。そこでロンがこう言いました。

「三本の箒まで行ってバタービールを飲まないか?」

こうしてハリーは初めて「三本の箒」に足を踏み入れる事になりました。中は人でごった返していました。うるさくて暖かく煙で一杯でした。カウンターの向こうに小粋な顔で脚線美の女性がいてお客に飲み物を出していました。

ロンが「マダム・ロスメルタだよ」と教えてくれました。ロンが飲み物を取りに行きハリーはハーマイオニーと奥の空いている小さなテーブルのほうへ進んで行きました。暖炉の脇にはクリスマス・ツリーが飾られていました。

ロンは「メリー・クリスマス!」と言うとうれしそうに大ジョッキを挙げました。ハリーもまたグビッと飲みました。こんなにおいしい物は今まで飲んだ事がないとハリーは思いました。体が芯から隅々まで暖まる心地でした。

ところがそんな幸せな時間はあっという間に終わってしまいました。店の扉が開くと入って来たのはマクゴナガル先生とフリットウィック先生でした。その後ろにはハグリッドと魔法大臣コーネリウス・ファッジがいたのでした。

とっさにロンとハーマイオニーがハリーの頭のてっぺんに手を置いてテーブルの下に押し込みました。そしてハーマイオニーが「モビリアーブス!木よ動け!」と呟くと暖炉の脇のクリスマス・ツリーが動いて2人を隠しました。

ところがその後の事だったのです。

3-3.知らないが故に
アーサー・ウィーズリー氏はこの件の事で魔法大臣コーネリウス・ファッジに対し腹を立てていました。ハリーを子供扱いしている。そしてハリーに「たとえ何を知ってもシリウス・ブラックを探さないでくれ」と言ったのです。

ハリーの心臓は喉のあたりで嫌な感じで動悸を打っていたのでした。どうしてその事に気がつかなかったんだろう?先生方にとっても今日は今学期最後の週末だった。先生方はどのくらいの時間ここでねばるつもりなのだろう?

今夜ホグワーツに戻るならここを抜け出してこっそりハニーデュークス店に戻る時間が必要だ。一方ハリーにロンとハーマイオニーがクリスマス・ツリーの陰に隠れているとも知らないでマダム・ロスメルタは魔法大臣に・・・

「それで大臣。どうしてこんな片田舎にお出ましになりましたの?」

この問いに大臣は「他でもない。シリウス・ブラックの件でね。ハロウィンの日に学校で何が起こったかは薄々聞いているだろうね?」と答えました。マダム・ロスメルタが「噂は確かに耳にしてますわ」とそう認めると・・・

マクゴナガル先生は腹立たしげにハグリッドに「パブ中に触れ回ったのですか?」と言っていました。シリウス・ブラックはまだこのあたりにいるとお考えですの?こう問うマダム・ロスメルタに大臣は間違いないと答えました。

でも私にはまだ信じられない。どんな人が闇の側に加担しようとシリウス・ブラックだけはそうならないと私はそう思っていました。こう言うマダム・ロスメルタに対して魔法大臣コーネリウス・ファッジはこう答えたのでした。

君は話の半分しか知らないんだよ。シリウス・ブラックの最悪の仕業はあまり知られていない。大臣にそう言われて「最悪の?」と訊くマダム・ロスメルタの声は好奇心で弾けそうでした。話はいよいよ核心に迫っていました。

あんなに沢山の人たちを殺戮した。それよりも悪い事?信じられない。あれより悪い事って何でしょう?ここで魔法大臣とマダム・ロスメルタが言ったのはシリウス・ブラックはハリーのお父さんの無二の親友だという事でした。

2人はいつでも一緒で影と形のようだった。そう聞いてハリーはショックでジョッキを取り落としました。シリウス・ブラックとジェームズ・ポッターはフレッドとジョージと並び称されるほどの悪戯の首謀者だったそうです。

2人は一心同体で兄弟じゃないかと思うほど仲が良かったんだそうです。ハリーのお父さんは他の誰よりもシリウス・ブラックを信用した。それは2人がホグワーツを卒業してからも変わらなかった。そしてあの時もそうだった。

ヴォルデモートがポッター夫妻の命を狙っている。ヴォルデモートから身を隠すのは容易な事ではない。ダンブルドアが「忠誠の術」が一番助かる可能性があると2人に言った時ポッター夫妻が「秘密の守人」に指名したのは?

この「忠誠の術」というのは1人の生きた人間の中に秘密を魔法で封じ込める。選ばれた人は「秘密の守人」として情報を自分の中に隠す。かくして情報を見つける事は不可能となる。ヴォルデモートがいくら探しても・・・

「秘密の守人」が秘密を暴露しない限りはヴォルデモートが2人の隠れている村を何年探そうとも2人の家の居間の窓に鼻先を押しつけるほど近づいてもリリーとジェームズを見つける事はできない。そういう魔法なのだそうです。

それじゃシリウス・ブラックがポッター夫妻の「秘密の守人」に?こう訊くマダム・ロスメルタにマクゴナガル先生が「当然です」と答えました。ジェームズはシリウスなら自分たちの居場所を教えるぐらいなら死を選ぶだろう。

それにシリウス・ブラックもまた身を隠すつもりだとダンブルドアに伝えたそうです。しかしダンブルドアにはポッター夫妻に近い誰かが2人を裏切り相当な量の情報をヴォルデモートに流しているという確信があったそうです。

それでもジェームズはシリウス・ブラックを「秘密の守人」にした。そして術をかけてから一週間も経たない内にポッター夫妻はヴォルデモートに殺害されてしまった。残されたシリウス・ブラックにとっては最悪の展開だった。

シリウス・ブラックは二重スパイの役目に疲れてポッター夫妻の死に合わせてヴォルデモートへの支持を宣言しようとしていた。ところがヴォルデモートは魔法界の人間なら誰もが知っている通り幼いハリーのために凋落した。

自分が裏切り者だと旗幟鮮明にした途端に旗頭のヴォルデモートが倒れてしまった。だから逃げるしかなかった。ここでハグリッドが「くそったれのあほんだらの裏切り者め!」と罵声を飛ばし店にいた人の半分が静かに・・・

マクゴナガル先生は「シーッ!」と言ってハグリッドをたしなめましたがハグリッドはポッター夫妻がヴォルデモートに殺害されたその直後にシリウス・ブラックと会っていたのです。そしてその時にハグリッドがした事とは?

「俺は殺人者の裏切り者を慰めたんだ!」

こう吠え立てるハグリッドにマクゴナガル先生は「お願いだから声を低くして!」と言ったのでした。ハリーには決してこのシリウス・ブラックがポッター夫妻に対して行った裏切り行為を話さないと魔法大臣は決めていました。

でもハリーに加えてロンとハーマイオニーも実はクリスマス・ツリーの陰に隠れて一同の話を全部聞いていたという事を魔法大臣は知らなかったのでした。ハリーは「三本の箒」から学校まで自分は一体どうやって戻ったのか?

はっきり覚えていないほどの大きな精神的ショックを受けてしまったというわけなんですよね。

今日の最後に
この時ハリーはクィディッチの開幕戦でスニッチを取れず初めての敗北を味わった上にニンバス2000を失うという痛手を負いました。さらにバーノン叔父さんが許可証にサインしてくれなかったのでホグズミード村にも行けない。

そんなハリーの事を気の毒に思ってフレッドとジョージは相当な葛藤があったと私は思うのですが「君にやるのは実に惜しいぜ」と言いながらも親切心からハリーに「忍びの地図」を譲り渡してくれたというわけなんですよね。

でもここではフレッドとジョージのその親切心が仇になってしまいました。今回はハリーにとっては極めて不幸な結果になってしまいましたが「三本の箒」を舞台に悲喜こもごもの出来事が展開されて行く事になるんですよね。

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