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3年生の時にはバーノン叔父さんが許可証にサインをしてくれなかったためハリーは秘密の抜け穴を通ってホグズミード村に行っていました。しかし名付け親のシリウスのお陰で4年生からは堂々と行けるようになりました。ところが「一難去ってまた一難」という感じで・・・(全3項目)

3-1.4年生になったら
ハリーが違法にホグズミード村に行っている事はやがてスネイプの知る所となりました。ハリーは罰則を科されてもおかしくない状況でした。しかしその時はルーピン先生の機転でハリーは罰則を免れたというわけなんですよね。

ところがその際にハリーは「忍びの地図」を没収されてしまいました。もうこれでホグズミードに行く事もできない。そう思っていたら学期末には名付け親のシリウスのお陰でハリーはホグズミードに行く事が許されたのでした。

シリウスは無実の罪でアズカバンに収監されていたのです。ハリーの両親を裏切り「秘密の守人」になって2人の居場所をヴォルデモートに教えたのはロンのペットのスキャバーズことピーター・ペティグリューだったのです。

こうしてハリーは4年生になってからは堂々とホグズミードに行けるようになりました。ところがこれでようやく1つの大きな問題が解決したと思ったら新たな災難がハリーの身に振りかかって来る事になってしまったのでした。

今年度ホグワーツでは百年以上ぶりに三大魔法学校対抗試合が行われる事になりました。しかし今回に限り代表選手に名乗りを上げるのは「17才以上」という年齢制限が設けられました。だからハリーは立候補すらできません。

優勝賞金の一千ガリオンを何としても獲得したい!悪戯専門店の開業資金を手に入れるため16才のフレッドとジョージは老け薬を飲んで果敢に代表選手を決める公正な選者「炎のゴブレット」に名前を入れようとしたのでした。

しかしダンブルドア校長が引いた年齢線に撥ね飛ばされてしまいました。実はハリーもフレッドとジョージが上手く行ったら自分も立候補しようとそう思っていたのです。けれども2人がこうなった事ですっかり諦めていました。

ところがその場にいた全校生徒はもちろんの事ハリー自身もびっくり仰天する出来事が起きたのです。どういうわけか「炎のゴブレット」から4枚目の羊皮紙が出て来てしまったのです。その羊皮紙に名前が書かれていたのは?

ハリーでした。

3-2.課題直前の土曜日に
ホグワーツの代表選手が2人とは一体どういう事なのか?大広間隣の小部屋ではハリーが代表選手になってしまった事で激しい議論が交わされました。しかし結局は規則でそう決まっている以上ハリーには試合で競う義務がある。

そういう事でハリーも対抗試合に出場する事になりました。そして最初の課題は11月24日の火曜日に行われると告げられました。しかし誰もがハリーが自分で「炎のゴブレット」に名前を入れたとそう信じて疑わなかったのです。

それは味方のグリフィンドール生も同じでした。さらにはロンもでした。注目されるのはいつだって自分ではなくハリーだ。もう我慢の限度を超えた。堪忍袋の緒が切れたとばかりにロンまでもがハリーの元を離れて行きました。

グリフィンドール塔を一歩出るとハリーは四面楚歌状態でした。他の寮の生徒たちはハリーが代表選手になった事を快くは思いませんでした。2年前マグル生まれの生徒の連続襲撃事件が起きた時もハリーは同じ経験をしました。

しかしその時はロンも味方でした。ハリーの言う事を信じてくれた生徒はハーマイオニー1人だけでした。一応味方ではあるもののグリフィンドール生もまたハリーの苦悩を全く理解してはくれなかったのでした。そして・・・

不思議な事に何かを恐れ何とかして時が経つのを遅くしたいと思う時に限って時間は容赦なく動きを速めるのです。最初の課題が行われる直前の土曜日にホグズミード行きが許可されました。ところがその時の事だったんですよね。

ハーマイオニーは城から出るほうが気晴らしになるとホグズミードに行く事を勧めました。言われるまでもなくハリーも行くつもりでした。するとハーマイオニーが「ロンの事はどうする気?」とハリーに訊いて来たのでした。

ロンと一緒に行きたくないの?そう訊くハーマイオニーにハリーはにべもなく「嫌だ」と答えました。そればかりか「透明マント」を着て行くとハリーはハーマイオニーに告げました。それならそれでいいと言ったものの・・・

ハーマイオニーはマントを着ている時にハリーに話しかけるのは嫌なんだと言うのです。何故ならハリーのほうを向いて話しているのかどうかが全く分からないからなんだそうです。こうしてハリーはマントを着て出かけました。

ハリーは素晴らしい開放感を味わいました。いつもと違って他の寮の生徒たちがハリーに罵声を浴びせて来る事もなかったからです。しかしやはりハリーと一緒に来たハーマイオニーはそんな状況を決して喜べはしませんでした。

「今度はみんな私をちらちら見てるわ。みんな私が独り言を言ってると思ってるのよ」

クリームたっぷりの大きなチョコレートを食べながら「ハニーデュークス菓子店」から出て来たハーマイオニーが不機嫌にこう言いました。そこでハリーは「唇を動かさないようにすればいいじゃないか」とそう言ったのでした。

「三本の箒」に入ってバタービールを飲みましょうよ。ハリーが返事をしない理由をハーマイオニーは知っていました。そこにはきっとロンがいるからです。ハーマイオニーがこう言って2人は「三本の箒」に入って行きました。

「ロンには話しかけなくてもいいわよ!」

3-3.そこで会ったのは?
「三本の箒」は混雑していました。土曜日の午後の自由行動を楽しんでいるホグワーツの生徒も大勢いましたがハリーが他では滅多に見かけない様々な魔法族もいました。ホグズミードは唯一の魔法ずくめの村という事で・・・

魔法使いのように上手に変装できない鬼婆などにとってはここがちょっとした安息所なのだろうとハリーは思いました。マントを着て混み合った店の中を移動するのはとても難しい作業でした。誰かの足を踏んだりすれば・・・

とても面倒な事になるからです。ハーマイオニーがバタービールを買いに行っている間ハリーは隅の空いているテーブルにそろそろと近づきました。その途中でフレッドとジョージにリー・ジョーダンと一緒のロンがいました。

ロンの頭を後ろから思いっ切り叩いてやりたいという気持ちを何とか抑えハリーはようやく空いたテーブルに到着して腰掛けました。ハーマイオニーがその直後にやって来てマントの下からバタービールを滑り込ませたのでした。

「ここにたった1人で座ってるなんて私凄く間抜けに見えるわ」

その事を想定してハーマイオニーはやる事を持って来たと言うのです。それは「しもべ妖精福祉振興協会」の会員名簿でした。ハーマイオニーは「そろそろ積極的な行動を取る時だと思い始めている」とハリーに言ったのでした。

どうやったら屋敷しもべ妖精のいる学校の厨房に入れるのかしら?そう訊くハーマイオニーにハリーは「分からない。フレッドとジョージに訊けよ」と言ったのでした。ハーマイオニーは考えに耽るように黙り込んだのでした。

ハリーはパブの客を眺めながらバタービールを飲みました。誰もがみんな楽しそうでくつろいでいました。すぐ近くのテーブルでアーニー・マクミランとハンナ・アボットが蛙チョコレートの魔法使いカードを交換していました。

のんびり座って笑ったり話したり心配する事といったら宿題の事ぐらい。自分もその1人になれるなら他に何を望むだろう?自分の名前が「炎のゴブレット」から出て来なかったら自分は今どんな気持ちでここにいただろうか?

まず第1に「透明マント」は着ていないだろう。ロンは自分の隣にいるだろう。代表選手たちがどれだけ危険極まりない課題に立ち向かうのだろうかとハーマイオニーと3人であれこれと楽しく想像して話し合っていた事だろう。

ふと気づくと店にはハグリッドもいました。ハグリッドはマッド・アイ・ムーディと一緒でした。ハグリッドはいつものように巨大なジョッキを前に置いていました。しかしムーディは自分の携帯用酒瓶から飲んでいたのでした。

マダム・ロスメルタはそんなムーディを胡散臭そうに見ていました。自家製の蜂蜜酒を侮辱していると思ったようです。しかしハリーは理由を知っていました。それはムーディの「闇の魔術に対する防衛術」の授業の際に・・・

闇の魔法使いは誰も見ていない時に至極簡単にコップに毒を盛るので食べ物や飲み物はいつも自分で用意するようにしているとムーディは話していたのです。ハリーが見てるとハグリッドとムーディは店を出て行こうとしました。

それがマントを着ているのにハリーが思わず手を振るとムーディが立ち止まり「魔法の目」をハリーに向けました。ムーディがハグリッドに何事か囁き2人は引き返すとハリーとハーマイオニーのいるテーブルにやって来たのです。

「いいマントだな。ポッター」

ハグリッドが大声で「元気かハーマイオニー?」と声をかけて来るその一方でムーディはハリーにこう話しかけて来ました。ムーディの魔法の目は「透明マント」をも見透かすのだそうです。そしてハグリッドはハリーに・・・

「ハリー。今晩。真夜中に俺の小屋に来いや。そのマントを着てな」

その日の夜ハリーは寮の談話室の暖炉でシリウスに会う事になっていました。真夜中にハグリッドの小屋に行ったりなんかしたら約束の時間に間に合わないかもしれない。でも真夜中に来いなんてハグリッドは言った事がない。

そこでハリーはハグリッドの小屋に行ってみる事にしたのでした。そしてそこで「第1の課題」で立ち向かうのがドラゴンだと知ったのです。

今日の最後に
「三本の箒」の女主人のマダム・ロスメルタは飲み物を注文せず自分の携帯用酒瓶から飲んでいるマッド・アイ・ムーディを胡散臭そうに見ていました。自分の店の自家製蜂蜜酒を侮辱しているとそう思っていたみたいですよね。

その理由は前述のように闇の魔法使いは誰も見ていない隙に至極簡単にコップに毒を盛るからだそうです。でも商売をやっている人にしてみれば店に来ても何も注文しないなんて不愉快極まりない行為という事になりますよね。

マダム・ロスメルタが不機嫌な顔をするのも当然というわけです。
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