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ハーマイオニーに「あなたって最低の女よ」と罵倒されリータ・スキーターは報復に打って出て来ました。この仕返しは何が何でもさせていただく。そしてハーマイオニーはついにスキーターの秘密を突き止めたのです。それを利用してハーマイオニーは翌年度のバレンタインデーに・・・(全3項目)

3-1.リータ・スキーターの秘密
ハーマイオニーに「あなたって最低の女よ」と罵倒されてリータ・スキーターは報復に打って出て来ました。それはハリーにビクトール・クラムを巡る三角関係の記事を「週間魔女」という雑誌に掲載する事だったんですよね。

ハーマイオニーはこの程度の事しかできないのかとスキーターのして来た事を一蹴しました。しかし記事を読んだ読者から大量の嫌がらせの手紙が届きました。そのお陰で医務室のお世話になるなんて事にもなってしまいました。

このお返しは何が何でもさせていただくわ!ハーマイオニーはハリーとロンにこう言明しました。そしてハーマイオニーは三大魔法学校対抗試合の「第3の課題」の当日にリータ・スキーターの秘密をついに突き止めたのでした。

学校に出入りできないのにハグリッドが半巨人だという事をどうやって知ったのか?さらに「第2の課題」終了後のハーマイオニーとビクトール・クラムの会話をどうやって聞いたのか?それにハリーの事も加わったんですよね。

「占い学」の授業中にハリーの額の傷が痛んだ事を何故かスキーターは知っていて対抗試合の「第3の課題」当日の「日刊予言者新聞」にその事を記事にしたのです。それでハーマイオニーは気づく事ができたというわけです。

実はリータ・スキーターは未登録の「動物もどき」でコガネムシに変身する。ハリーとロンは帰りのホグワーツ特急でハーマイオニーからこの事を聞いたのでした。それがために禁止をされても学校に出入りする事が可能だった。

その事を魔法省に通報すればスキーターはアズカバン送りという事になってしまう。そこでハーマイオニーはスキーターに「そうされたくなかったら1年間はペンを持ってはいけない」とそう言い渡したというわけなんですよね。

そしてそれは翌年度の2月14日のバレンタインデーの事だったんですよね。

3-2.店の中に入ってみると
その日ハリーは人生で最初のデートという事でチョウ・チャンとホグズミードで楽しく過ごすはずでした。雨が降り出すとチョウはマダム・パディフットというハリーが目に止めた事もない小さな喫茶店にハリーを誘いました。

ところが「三本の箒」でハーマイオニーと待ち合わせをしているとハリーが口にした途端にチョウは突然険しい表情になって口調も冷たくなりました。そしてロジャー・デイビースが二週間前に私を誘ったけど断っただの・・・

セドリック・ディゴリーは死ぬ前にちょっとでも私の事を口にしたかしらなどと言い出した挙句にチョウは「じゃ。さよなら」と言って店を飛び出して行ってしまいハリーとチョウの初デートは呆気なく幕を閉じてしまいました。

何が起こったのか?ハリーにはさっぱり分かりませんでした。30分前まで2人は上手く行っていたのに。女って奴は!ハリーは土砂降りの雨の中を駆けて「三本の箒」の戸口に到着しました。ハーマイオニーと会うには早過ぎる。

でもここなら誰か時間をつぶせる相手がいるだろうとハリーは思って店の中に入りました。するとハグリッドがむっつりとした表情で1人で隅のほうに座っていました。そこでハリーは「やあハグリッド」と声をかけたのでした。

ハグリッドは飛び上がってまるでハリーが誰なのか分からないような目で見下しました。ハグリッドは「元気か?」と訊いて来ました。その問いにハリーは「元気だよ」と答えて嘘をつきました。傷だらけで悲しそうな・・・

ハグリッドのその様子を見ていると自分のほうはそんなに大した事ではないと思ったのもまた事実でした。ハグリッドは大丈夫なの?そう訊くハリーにハグリッドは「大元気」と答えながらも何故か溜め息をついていたのでした。

暫くの間2人は黙って座っていました。すると出し抜けにハグリッドはお前と俺は同じだと言い出しました。ハリーは返答に窮しました。ハグリッドは何だか不思議な気分に浸っているようです。ハグリッドは暗い声で・・・

家族だ。何と言っても血というのは大切だとそう言うのです。そこでハリーは我慢できなくなって「一体どこでこんなに傷だらけになるの?」と訊いたのでした。するとハグリッドは「俺の仕事は荒っぽいんだ」と答えました。

でもハグリッドは大ジョッキを飲み干しテーブルに戻すとハリーに「そんじゃな。気いつけるんだぞ」と言って打ち萎れた姿で店を後にしたのでした。ハグリッドは不幸なんだ。何か隠してる。だが断固助けを拒むつもりらしい。

ハリーがそう思っていると・・・

「ハリー!ハリーこっちよ!」

こうハリーの名前を呼んだのはハーマイオニーでした。

3-3.ミス優等生が言うには
店の向こう側でハーマイオニーが手を振っていました。立ち上がって混み合った店内を掻き分けながら近づいて行くとハリーはハーマイオニーが飲み仲間としては到底考えられない2人の人物と一緒にいる事に気づいたのでした。

それはハーマイオニーに言わせればクズ雑誌の「ザ・クィブラー」を父親が発行しているルーナ・ラブグッドと誰あろう「日刊予言者新聞」の元記者でハーマイオニーが世界で一番気に入らない内の1人リータ・スキーターです。

早かったのね!チョウと一緒だからあと1時間は来ないと思ってた。ハーマイオニーがこう言うとスキーターは「チョウ?女の子と?」と即座に反応しました。ハンドバックから例の黄緑色の羽根ペンを取り出していると・・・

ハーマイオニーはスキーターにハリーが百人の女の子とデートしようがあなたの知った事じゃない。だからその羽根ペンは即しまいなさいと冷たく言ったのでした。そんなとてつもなく奇妙な組み合わせの3人に向かって・・・

「君たち何するつもりだい?」

椅子に座りながらハリーはスキーターにルーナそしてハーマイオニーの顔を順番に見つめながらこう訊きました。するとスキーターが「ミス優等生がそれをちょうど話そうとしていた所に君が到着したわけよ」と答えたのでした。

「可愛い子なの?」と相変わらずチョウに関心を寄せるスキーターに対してハーマイオニーは「これ以上ハリーのプライバシーに触れたら取り引きはなしよ」と言い放ったのでした。そんなハーマイオニーにスキーターは・・・

何の取り引き?小うるさいお嬢さんね。私はただ顔を出せと言われただけで取り引きの話なんかしていないとかなり不満げに言ったのでした。それに対してどうせあなたは私やハリーの事でもっととんでもない記事を書くだろう。

そう言うハーマイオニーに対してスキーターは今年新聞には私の手を借りなくてもハリーのとんでもない内容の記事が沢山載っていた。それでハリーはどんな気持ちがした?裏切られた気分?動揺した?誤解されてると思った?

そう言うスキーターにハーマイオニーは「もちろんハリーは怒りましたとも」と答えたのでした。ハリーは本当の事を言ったのに魔法大臣はどうしようもない馬鹿でハリーを信用しなかった。それならやはり君は言い張るわけだ。

ヴォルデモートが戻って来た。自分が唯一の目撃者だとあくまでもそう言うんだ。こう言うスキーターにハリーは「僕だけが目撃者じゃない。十数人の死喰い人もそこにいたんだ。名前を言おうか?」と答えたというわけです。

ぶち抜き大見出し。ポッター告発す。ハリー・ポッター身近に潜伏する死喰い人の名前をすっぱ抜く。

ヴォルデモートに襲われながらも生き残った心病める少年ハリー・ポッターは魔法界の地位も名誉もある人物たちを死喰い人であると告発し世間を激怒させた。


こう言った所でスキーターはハーマイオニーを険悪な目つきで見ながら「でも駄目だわね。ミス優等生のお嬢さんがそんな記事はお望みじゃないざんしょ?」と言ったのでした。すると驚く事にハーマイオニーはこう言うのです。

「実はミス優等生のお嬢さんはまさにそれをお望みなの」

ハーマイオニーがこう言うのを聞いてハリーもスキーターも驚きを隠せませんでした。この2人が同じ思いを抱くなんてこれが最初で最後でしょうね。そして何故この場にルーナ・ラブグッドが一緒にいるのかというと・・・

それはハリーのインタビュー記事をルーナの父親が発行する「ザ・クィブラー」に掲載するためだったのです。あんな雑誌に載せたりしたら誰も記事の内容を信用しない。そう言って笑い飛ばすスキーターだったのですが・・・

ハーマイオニーはハリーに真実を語る機会を作ってあげたいとそう言うのです。そしてスキーターはハーマイオニーに未登録の「動物もどき」だという弱みを握られている。だからスキーターに選択の余地はないというわけです。

こうしてハリーのインタビュー記事は「ザ・クィブラー」3月号に掲載され雑誌は増刷するほどの馬鹿売れでした。ホグワーツ校内でも全生徒が読み大反響を巻き起こす事になりました。そしてハリーは一躍ヒーローになりました。

最後に
改めてこうやって振り返ってみるとハリーは「三本の箒」で楽しく時を過ごしたというのはほとんどなかったんですよね。思わぬ事実を知ってしまったり「透明マント」を着ていたり腹を立てていたりと不幸な事ばかりでしたね。

それにしてもチョウ・チャンは実に惜しい事をしましたね。ハリーと一緒に「三本の箒」に来ていれば雑誌「ザ・クィブラー」に載るよりも早くしかもハリーの話を直に聞く事ができたんですよね。結局それができたのは・・・

ルーナとハーマイオニーの2人だけでした。ロンはクィディッチの練習でホグズミードに来る事ができませんでした。
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