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ハリポタ通の館(やかた)

ここではハリーポッター・シリーズに関する様々な情報や私の推測(妄想?)をお届けしています。毎週、日曜・月曜・水曜・木曜更新。

さて!先週はこのシリーズの「闇の魔術に対する防衛術」編でした。残る1つはこの科目という事で続けて一気に片づけてしまう事にしました。この科目の授業は普段なら退屈極まりないものでした。ところが今まで一度もなかった事がハリーたちが2年生の時に起きました。それはハーマイオニーが・・・(全3項目)

3-1.事件をきっかけにして
その事件は10月31日ハロウィンの日に起きました。ハリーはグリフィンドール塔付きのゴースト「ほとんど首なしニック」のお陰でフィルチに罰則を食らいそうになっているのを免れる事ができたのでした。それがために・・・

その日は学校のハロウィン・パーティではなくニックの没後500年記念の絶命日パーティに出席しました。ところがパーティ会場を出た所でハリーはあの摩訶不思議な自分にしか聞こえない声を聞いてその後を追ったのでした。

するとそこに板のように硬直し松明の腕木に尻尾を絡ませてぶら下がっているミセス・ノリスを発見したのでした。そしてその上には高さ30センチほどの文字が塗りつけられ松明に照らされてちらちらと鈍い光を放っていました。

秘密の部屋は開かれたり
継承者の敵よ、気をつけよ


それからの数日間というものは襲われて石になったミセス・ノリスの話で持ち切りでした。事件の後遺症はハーマイオニーにも及びました。ハーマイオニーが読書に長い時間を費やすのは今に始まった事ではありませんでした。

しかし今や読書以外にはほとんど何もしていませんでした。ハリーやロンが「何をしているの?」と話しかけても返事をしない有り様でした。何故一心不乱に本を読んでばかりいるのか?その理由が判ったのは次の水曜日でした。

その日の昼食後ロンは図書室で魔法史の宿題をやっていました。遅れて入って来たハリーが「ハーマイオニーはどこ?」と訊くとロンは書棚を指差し「どっかあの辺だよ」と言いました。ハーマイオニーはまた別の本を探してる。

クリスマスまでに図書室の本を全部読んでしまうつもりじゃないのか?ハーマイオニーの読書量はロンにそう言わせるほどの凄まじさでした。2人が話しているとハーマイオニーが書棚と書棚の間から姿を現してこう言いました。

「ホグワーツの歴史が全部貸し出されてるの」

ようやく2人と話す気になったようです。何と「ホグワーツの歴史」は全て貸し出されている上に二週間は予約で一杯なのだそうです。ハーマイオニーは実はこの本を持っているのですが家に置いて来てしまったんだそうです。

ロックハートの本が沢山あったのでトランクに入らなかったそうです。ハリーが「どうしてその本が欲しいの?」と訊くとハーマイオニーはみんなが借りたがっている理由と同じよ。秘密の部屋の伝説を調べたいのと答えました。

そしてその直後が「魔法史」の授業だったのです。

3-2.30分経った所で
「魔法史」は時間割の中で一番退屈な科目でした。担当のビンズ先生は唯一のゴーストの教師で1つだけ面白いのはビンズ先生が毎回黒板を通り抜けて教室に現れる事でした。聞く所によれば自分が死んだ事にも気づかなかった。

とある日に立ち上がって授業に出かける時にビンズ先生は生身の体を職員室の暖炉の前の肘掛椅子にそのまま置き忘れてしまったのだそうです。しかしそれからもビンズ先生の日課は全く変わる事なく続いているんだそうです。

今日もいつものように退屈でした。ビンズ先生はノートを開くと中古の電気掃除機のように一本調子の低い声で読み上げ始めました。ほとんど全部の生徒が催眠術にかかったようにぼーっとなり時々はっと我に返っては・・・

名前とか年号などをノートに取る時だけ目を覚まして再び眠りに落ちて行くのでした。ところが授業が始まって30分も経った頃の事でした。今まで一度もなかった事が起きたのでした。何とハーマイオニーが手を挙げたのです。

ビンズ先生はちょうど1289年の国際魔法戦士条約についての死にそうに退屈な講義の真っ最中でした。ビンズ先生はチラッと目を上げたかと思うと驚いたようにハーマイオニーを見つめました。そこでハーマイオニーは・・・

「ミス-あー?」
「グレンジャーです。先生。秘密の部屋について何か教えてくれませんか?」

ハーマイオニーははっきりとした声で言いました。口を開けて呆然と窓の外を眺めていたディーン・トーマスは催眠状態から急に覚醒しました。両腕を枕にしていたラベンダー・ブラウンは頭を持ち上げました。さらには・・・

ネビルの肘は机からガクッと滑り落ちました。一方ビンズ先生は「私がお教えしとるのは魔法史です。事実を教えとるのであり神話や伝説ではないんであります」とハーマイオニーに答えると咳払いをして授業を続けたのでした。

ところがビンズ先生の講義は再び途切れる事になりました。ハーマイオニーがまた手を挙げたからです。ハーマイオニーは「先生お願いです。伝説というのは必ず事実に基づいているのではありませんか?」とそう言うのです。

そう言われてビンズ先生は・・・

3-3.初めての事だった?
ビンズ先生は驚愕の眼差しでハーマイオニーを見つめました。その半端ない驚き方を見てハリーは「先生の講義を途中で遮る生徒は先生が生きている間も死んでからもだだの1人もいなかったに違いない」とそう思ったのでした。

「ふむ。然り。そんな風にも言えましょう。多分」

ビンズ先生はハーマイオニーを一心不乱に見つめました。まるで今まで一度も生徒をまともに見た事がないかのようでした。しかし今や生徒全員がビンズ先生の一言一言に耳を傾けていました。どの顔も自分のほうを見ている。

「しかしながらです。あなたがおっしゃる所の伝説はと言えば。これはまことに人騒がせなものであり。荒唐無稽な話とさえ言えるものであり」

こう話しながらビンズ先生は見るともなくぼんやりと全生徒を見渡しました。こんなに興味を示される事など今まで一度もなかった。ハリーは「ビンズ先生は完全にまごついている」とそう思わずにはいられなかったのでした。

「あーよろしい。さて・・・秘密の部屋とは」

ビンズ先生はこう言うと噛み締めるように語り始めました。生きている間も死んでからも自分の講義を生徒たちが真剣に聞き入ってくれた事など一度もない。これまでかつてなかったほどの緊張感の中ビンズ先生が語ったのは?

ホグワーツが創設された頃の話でした。

今日の最後に
ハリーと肩を並べてこの「魔法史」の授業を受けているグリフィンドール生でビンズ先生の講義をちゃんと聞いているのはハーマイオニー1人だけです。けれどもそれ以外にも品行方正で成績優秀な生徒は真剣に聞いていました。

例えばウィーズリー家の長男ビルに三男のパーシーもまたそうだったんでしょうね。しかし2人ともさらには他の生徒もまた講義の途中でビンズ先生に質問をするという人はいなかった。ハーマイオニーが初めての生徒だった。

後にも先にも一度限りのビンズ先生の一世一代の晴れ舞台が幕を開けたというわけなんですよね。

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