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ハリポタ通の館(やかた)

ここではハリーポッター・シリーズに関する様々な情報や私の推測(妄想?)をお届けしています。毎週、日曜・月曜・水曜・木曜更新。

当サイトではかなり以前に純粋マグル出身の魔法使いを取り上げた事がありました。しかし純血のウィーズリーおばさんを入れてしまう明らかな事実誤認があったりもしたので今回改めて紹介してみる事にしました。ハリーは1年生と2年生の結構早い時期にマグル生まれの魔女と魔法使いに出会っているんですよね。(全3項目)

3-1.ハーマイオニー・グレンジャー
本当に今更という感じなんですけど「このテーマ」で記事を書くからには避けては通れないというわけです。ハーマイオニーがマグル生まれだという事をハリーが知ったのはもちろん初めてホグワーツ特急に乗った時の事でした。

「誰かヒキガエルを見なかった?ネビルのがいなくなったの」

ハーマイオニーはネビルを伴ってこう言いながらハリーとロンのいるコンパートメントに入って来ました。ネビルはついさっきもヒキガエルを探して来たばかりなのでロンは「見なかったってさっきそう言ったよ」と答えました。

ところがロンのその返事をハーマイオニーは聞いてもいません。ロンがスキャバーズに魔法をかけようとして杖を構えていたからです。ハーマイオニーは魔法をかけるのなら見せて貰うわと言ってその場に座り込んだのでした。

そう言われてロンは一瞬たじろぎましたが「あーいいよ」と言うと咳払いをして呪文を唱えると杖を振りました。しかし何事も起こりません。黄色になるはずのスキャバーズは相変わらず前の色のままでした。それを見て・・・

ハーマイオニーは「その呪文。間違ってないの?」と言いました。すると何とハーマイオニーは練習のつもりで簡単な呪文を試したら全部上手く行ったと言うのです。ここで3人は互いに自己紹介をしたというわけなんですよね。

私の家族に魔法族は誰もいない。だから手紙を貰った時は驚いた。でももちろんうれしかった。何故なら最高の魔法学校だって聞いているから。教科書はもちろん全部暗記した。それだけで足りるといいんだけど。そして・・・

「私、ハーマイオニー・グレンジャー。あなた方は?」

ハリーはロンの顔を見てホッとしました。ロンもハリーと同様に教科書を暗記していないようで唖然としていたからでした。そして2人は「僕、ロン・ウィーズリー」そして「ハリー・ポッター」と名前を言ったのですが・・・

すると驚く事にハーマイオニーはハリーの事をそれも全部知っていると言うのです。ハリーの事は「近代魔法史」や「闇の魔術の興亡」それに「二十世紀の魔法大事件」などの本に出ているのだそうです。そう聞かされて・・・

自分の事が数々の本に載っていると聞かされ今度はハリーが「僕が?」と言って呆然とさせられる事になったというわけなんですよね。

3-2.ジャスティン・フィンチ・フレッチリー
2年生最初の「薬草学」の授業は3号温室でやるとスプラウト先生が言うので生徒たちからは興味津々の囁きが流れました。これまでずっと1号温室でしか授業がなかった。3号温室にはもっと不思議で危険な植物が植えられている。

その日ハリーを含めたグリフィンドール生と合同で授業を受けているハッフルパフ生がしたのはマンドレイクの植え換えでした。マンドレイクは強力な回復薬で姿形を変えられたり呪いをかけられた人を元に戻すのに使われます。

植木鉢から力を込めてグイッと引き抜くと根っこの部分が人間の姿をしていてその泣き声は命取りになります。赤ん坊の内ならまだ命取りにはなりませんがそれでも間違いなく人間を数時間は気絶させる事ができるのだそうです。

そのためマンドレイクの植え換えをする時は泣き声を聞かないようにと必ず耳あてをしなければなりません。さらにスプラウト先生は至極簡単そうにあっさりとそれも1人でやりましたが結構これは難作業という事なので・・・

マンドレイクの植え換え作業は4人1組で行われました。そこでハリーたち3人には髪の毛がくるくるとカールしたハッフルパフの男子生徒が加わりました。ハリーはその子に見覚えはあったものの話した事はありませんでした。

その子がジャスティン・フィンチ・フレッチリーだったんですよね。ジャスティンはハリーと握手をしながら明るい声で自己紹介をしました。そしてハリーの事は何と言っても有名なハリー・ポッターだからもちろん知ってます。

それにハーマイオニーの事も何をやっても一番のハーマイオニー・グレンジャーでしょう。そう言われてハーマイオニーも笑顔で握手に応じました。しかしロンだけはジャスティンに対して笑顔を見せる事はできませんでした。

それはジャスティンが「空飛ぶ車って君のじゃなかった?」と言ったからでした。その直前ロンは母親のウィーズリーおばさんからその空飛ぶ車の件で「吠えメール」を受け取っていたのでそれが心に引っかかっていたからです。

そこでジャスティンはハリーたち3人に自分がマグル生まれだという事を話したのでした。ジャスティンは実はイートン校に行く事が決まっていたのだそうです。でもこっちの学校つまりはホグワーツに来れて本当にうれしい。

もちろんジャスティンの母親は少しがっかりしていたんだそうです。でもロックハートの本を読ませたらお母さんも徐々に判って来たとの事でした。つまり家族の中にちゃんと訓練を受けた魔法使いがいるととても便利なんだ。

ところがこの年度ホグワーツではマグル生まれの生徒が襲われ石にされるという事件が立て続けに起きる事になってしまいました。ジャスティンもまたグリフィンドール塔付きのゴースト「ほとんど首なしニック」と共に・・・

その犠牲者になってしまったのでした。

3-3.コリン・クリービー
ハリーはクィディッチの開幕戦の対スリザリン戦の夜にその事を知るのですが新学期初日ハリーとロンは屋敷しもべ妖精のドビーが邪魔をしたためにホグワーツ特急に乗る事ができず空飛ぶ車で学校に向かう事になったのでした。

そのためハリーとロンが学校に到着した時には新入生の組み分けの儀式がもう始まっていました。そしてハリーが城の中を覗き込んだその時ちょうど組み分けを受けていた薄茶色の髪の小柄な男の子がコリン・クリービーでした。

前述の「薬草学」の授業でマンドレイクの植え換えをした日の昼食後にハリーたちが中庭にいるとハリーは何だか誰かにじっと見つめられているようなそんな気がしました。そこで目を上げてみるとそこにその男の子がいました。

「ハリー元気?僕-僕、コリン・クリービーと言います」

コリンはカメラのような物をしっかりと掴んでいてハリーが目を向けた途端に顔を真っ赤にしました。そして遠慮がちに一歩近づくと一息でこう言ったのでした。さらにコリンはハリーにこう言って来たというわけなんですよね。

「僕もグリフィンドールです。あの-もし構わなかったら-写真を撮ってもいいですか?」

カメラを持ち上げて引き続き遠慮がちにこう言うコリンにハリーは「写真?」とオウム返しに訊きました。するとさらに少し近づきながらコリンはハリーに「あなたに会った事を証明したいんです」と熱っぽく言ったのでした。

さらにコリンは「あなたの事は何でも知ってます。みんなに聞きました」とそう言うのです。ヴォルデモートが殺害しようとしたのに生き残った。そのヴォルデモートは消えてしまった。今でもあなたの額には稲妻形の傷がある。

そう言いながらコリンは何とかハリーの額の傷痕を見ようとしました。そして同じ部屋の友達が「写真をちゃんとした薬で現像したら写真が動くって教えてくれたんです」と言ったのでした。そして息を大きく吸い込むと・・・

コリンは「この学校って素晴らしい」と言ったのでした。何でもコリンは色々変な事ができたんだけどホグワーツから手紙が来るまではそれが魔法だとは知らなかったのだそうです。コリンのお父さんの仕事は牛乳配達で・・・

だから自分の息子が魔法使いだなんて信じられなかった。だからコリンは写真を沢山撮ってそんなお父さんに送ってあげたいとの事でした。コリンは懇願するような目でハリーを見ました。そしてハリーにこう言ったのでした。

「あなたの友達に撮って貰えるなら僕があなたと並んで立ってもいいですか?それから写真にサインしてくれますか?」

写真にサインして欲しい。ところがその言葉が近くにいたドラコ・マルフォイの耳に入り「みんな並べよ!ハリー・ポッターがサイン入り写真を配るそうだ!」と大声で言ったためハリーは激怒してマルフォイにこう言いました。

「僕はそんな事してないぞ。マルフォイ黙れ!」

するとコリンはそんなマルフォイに「焼き餅妬いてるんだ」と言い返したのでした。マルフォイは妬いてなんかいないと強がってみせました。がしかしそんな態度とは裏腹にコリンの言った事はどうやら図星だったみたいですね。

今日の最後に
知っての通りハリーは11才の誕生日にハグリッドに教えられるまで自分が魔法使いだという事すら全く知りませんでした。だからホグワーツ特急に初めて乗った時ロンに自分はきっとクラスでビリだとそう言っているんですよね。

それに対してロンはマグル生まれの子だって沢山いる。そういう子でもちゃんとやっているからビリなんて事はないとそう言っています。実際授業が始まってみると学ぶ事があまりにも多いので生まれで有利不利はないようです。

だから純血だからといって必ずしも絶対有利ではないというわけです。それをはっきり示してくれたのはハーマイオニーでした。

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