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6月5日が誕生日という事で当サイトでは毎年6月の始めにはドラコ・マルフォイを取り上げる事になっています。純粋マグル出身の魔女のハーマイオニーと純血主義者のドラコ・マルフォイはまさに「これ以上ない!」というぐらいの犬猿の仲です。そこで今回は2人が引き起こした数々の騒動を紹介する事にしました。(全3項目)

3-1.ドラゴンのノーバートを巡る騒動、その1
そもそもの事の始まりはハーマイオニーに急き立てられて図書室で勉強をしているハリーとロンの元にハグリッドが現れた事でした。何故ハグリッドは図書室に姿を現したのか?一体図書室にいかなる用事があったというのか?

「ハグリッドはドラゴンの本を探してたんだ。ほら見てごらん。イギリスとアイルランドのドラゴンの種類。ドラゴンの飼い方―卵から焦熱地獄までだってさ」

勉強にうんざりしていたロンがハグリッドのいた書棚に行って沢山持って来たのがドラゴンの本でした。ところがハリーが初めて会った時にハグリッドがドラゴンを飼いたいと言っていたと話すとそれは法律違反なのだそうです。

一時間後ハリーたちがハグリッドの小屋を訪ねると何と驚く事にカーテンが全て閉まっていました。ハグリッドは「誰だ?」と来たのが3人だと確かめてから扉を開けて即座に扉を閉めました。小屋の中はまさに焦熱地獄でした。

こんなに暑い日だというのに暖炉には轟々と炎が上がっていました。ドラゴンの卵を暖めていたからです。そしてついに卵が孵る時がやって来ました。ハグリッドから「いよいよ孵るぞ」という手紙が届いてハリーたちは・・・

「薬草学」の授業が終わるとハリーたちは校庭を横切ってハグリッドの小屋に急いで行きました。4人が息を潜めて見守っていると突然キーッと引っ掻くような音がして卵が割れたかと思うと赤ん坊のドラゴンが出て来ました。

ところがその直後ハグリッドの顔から血の気が引きました。はじけるように立ち上がると窓際に駆け寄り「カーテンの隙間から誰かが見ておった。子供だ。学校の方へ駆けて行く」とそう言うのです。ハリーが確かめると・・・

ハリーが急いで扉に駆け寄り外を見ました。遠目に見てもその姿は間違いようがありません。それはドラコ・マルフォイでした。

3-2.ドラゴンのノーバートを巡る騒動、その2
弱り目に祟り目あるいは不幸に追い討ちとはまさにこの事です。法律違反のドラゴン飼育という心配事を抱え込んでしまったその上によりにもよってドラコ・マルフォイにその秘密を知られてしまったというわけなんですよね。

実はハグリッドから卵がいよいよ孵るという手紙を受け取り行く行かないで3人が揉めている時にマルフォイがすぐそばにいて聞き耳を立てていたのです。どうやらマルフォイもまたドラゴンの事に薄々気づいていたようでした。

次の週マルフォイが薄笑いを浮かべているのがハリーたちは気になって仕方がありませんでした。3人は暇さえあればハグリッドの所に行って懸命に説得しました。ハグリッドはドラゴンにノーバートという名前をつけました。

「ハグリッド。二週間もしたらノーバートはこの家ぐらいに大きくなるんだよ。マルフォイがいつダンブルドアに言いつけるか分からないよ」

ロンがこう言ってもハグリッドは俺だってずっと飼っておけん事は判っている。だけど放り出すなんて事はできんと言うのです。ところがここでハリーがドラゴンの仕事をしているロンの兄チャーリーに預けたらと言ったのです。

「名案!ハグリッドどうだい?」

ロンもこう言って賛成し結局ハグリッドはハリーのこの提案に同意する事になりました。しかし次の週は遅々として進みませんでした。きっと3人とも「今日か?明日か?」と返事の手紙が来るのを心待ちにしてたんでしょうね。

待望のチャーリーからの返事の手紙をヘドウィグが持って来たのは水曜日の真夜中でした。その手紙には土曜日の真夜中に一番高い塔にノーバートを連れて来れるかい?それができればチャーリーの友達に引き渡せばそれでいい。

「透明マントがある。できなくはないよ。僕ともう1人とノーバートぐらいなら隠せるんじゃないかな?」

ところがその水曜日にロンはノーバートに指を噛まれてしまったのです。翌朝になるとロンの手は倍に膨れ上がりました。何せその原因が原因なだけにロンは医務室に行くのを躊躇していました。けれども昼過ぎになると・・・

そんな事は言っていられなくなりました。どうもノーバートの牙には毒があったようです。そんな最悪な事態にさらに追い討ちをかけたのがやはりマルフォイでした。チャーリーの手紙を挟んだ本を持って行ってしまったのです。

今さら計画は変えられない。チャーリーに再び手紙を送る余裕はないしノーバートを何とかする最後のチャンスだ。危険でもやってみなくては。それにこっちには「透明マント」があるという事をマルフォイは知らないのだから。

こうしてハリーは土曜日の真夜中にハーマイオニーと2人でノーバートをチャーリーの友達に引き渡す計画を強行する事を決意したのでした。

3-3.ドラゴンのノーバートを巡る騒動、その3
ハリーにハーマイオニーが到着するとハグリッドはノーバートを大きな木箱に入れて準備を済ませていました。長旅だからねずみを沢山入れといたしブランデーと淋しいといけないからテディベアの縫いぐるみも入れたそうです。

箱の中からは何かを引き裂くような物音がしました。どうやらノーバートがそのテディベアの縫いぐるみを引きちぎったようでした。どうやってその木箱を城に持ち帰ったのか?ハリーもハーマイオニーも覚えていませんでした。

入り口の玄関ホールから大理石の階段を上がり暗い廊下を通って2人が息を切らしてノーバートを運ぶ間にも刻一刻と午前0時が近づいていました。一番高い塔の下の階段にようやく着いたその時の事でした。何かが動きました。

突然だったので2人はノーバートが入った木箱を危うく落としそうになりました。自分たちの姿がマントで見えなくなっているのも忘れ2人は思わず物陰に隠れて小さくなりました。数メートル先で2人の人間が揉み合っています。

「罰則です!さらにスリザリンから20点の減点!こんな真夜中にうろつくなんて何て事です」

タータンチェックのガウンに頭はヘアネット姿のマクゴナガル先生と耳を掴まれたドラコ・マルフォイでした。マルフォイはマクゴナガル先生に「誤解です。ハリー・ポッターがドラゴンを連れて来るんです」と訴えていました。

そう訴えるマルフォイにマクゴナガル先生は「何というくだらない事を!どうしてそんな嘘をつくんですか!いらっしゃいマルフォイ。あなたの事でスネイプ先生にお目にかからねば!」と言って信じてくれようとはしません。

それから後は塔のてっぺんに繋がる急な螺旋階段さえ世界一楽な道のりに思えました。夜の冷たい外気の中に一歩踏み出すと2人はようやく「透明マント」を脱ぎました。普通に息ができるのがうれしくハーマイオニーは・・・

「マルフォイが罰則を受けた!歌でも歌いたい気分よ!」

ハーマイオニーは小躍りしてはしゃぎながらこう言いました。それを聞いてハリーは「歌わないでね」と忠告したのでした。2人はマルフォイの事で笑いながら待っていました。そして10分後にチャーリーの友達が到着しました。

ついにノーバートは出発をしました。荷も軽く心も軽く2人は螺旋階段を滑り降りました。ドラゴンはもういない。それに加えマルフォイは罰則を受ける。こんな幸せに水を差すものがあるだろうか?ところがそれがあったのです。

その答えは階段の下で待っていました。廊下に足を踏み入れたその途端にフィルチが暗闇の中から現れ出でました。2人は塔のてっぺんに「透明マント」を忘れて来てしまっていたのです。さらにそこにネビルまでもが現れ・・・

一晩に4人もベッドを抜け出すなんて前代未聞です!ハリーにハーマイオニーそしてネビルはマクゴナガル先生の逆鱗に触れ罰則を科される事になりました。さらにグリフィンドールは一気に「150点」を失う事になったのです。

ヴォルデモート卿を凋落させ生き残った断トツ一番人気のハリー・ポッターは一転して一番の嫌われ者になってしまったのでした。ハーマイオニーもひっそりと目立たないように黙々と授業を受ける事になってしまったのでした。

今日の最後に
「誤解です。ハリー・ポッターがドラゴンを連れて来るんです」改めてこうして振り返ってみるとドラコ・マルフォイはマクゴナガル先生に対して珍しく(失礼?)本当の事つまり真実をありのままに正直に訴えているんですよね。

しかし言ったその事実が「ハリー・ポッターがドラコンを連れて来る」というあまりにも突拍子な事だったためマクゴナガル先生に信じて貰えず罰則を科される事になってしまいました。やはり日頃の行いが悪いからでしょうね。

ドラコ・マルフォイはこの時点で既にマクゴナガル先生に「嘘をよくつく生徒」という認定を受けていたと私はそう思いますね。マクゴナガル先生には「ひょっとしたら?」という思いは微塵も感じないように私には思えます。

因果応報というわけなんですよね。
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