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ハリポタ通の館(やかた)

ここではハリーポッター・シリーズに関する様々な情報や私の推測(妄想?)をお届けしています。毎週、日曜・月曜・水曜・木曜更新。

ドラコ・マルフォイにとってハーマイオニーは父親のルシウス氏から全ての科目で負けているなんて恥じ入って然るべきなんて言われてしまったのでハリーと並んで一番邪魔な存在というわけです。そんなハーマイオニーが才能ではなく金の力で寮の代表選手になったなどと言うものだから・・・(全3項目)

3-1.ドラコ・マルフォイの発言を巡る騒動、その1
実はハリーは教科書を買うためにウィーズリー一家一行と煙突飛行粉でダイアゴン横丁に行こうとして間違えて「夜の闇横丁」に行ってしまい偶然そこでマルフォイ父子と遭遇した際にちらりとその話を聞いていたんですよね。

その時父親のルシウス・マルフォイ氏は息子ドラコに「競技用の箒を買ってやると言ったんだ」と言っていました。ところが学期が始まって最初の土曜日に実はルシウス氏が買った競技用箒は7本だという事が判明したのでした。

その日ハリーは夜明け直後にキャプテンのオリバー・ウッドに起こされてクィディッチ競技場に行きました。ウッドの新戦略の説明がやっとこさ終了してグリフィンドール・チームの面々が飛び始めると観客席のほうでは・・・

「カシャカシャって変な音がするけど何だろ?」

フレッドがこう言うのでハリーが観客席を見てみると今年ホグワーツに入学した大のハリー・ファンのコリン・クリービーが写真を撮りまくっていました。ウッドが新しい練習方法を盗みに来たスリザリンのスパイかもしれない。

そう言うのでハリーは慌てて「あの子グリフィンドールだよ」と言ってフォローしてあげたのでした。するとジョージがウッドに「スリザリンにスパイなんて必要ないぜ」とそう言うのです。当の本人たちがそこに来たからです。

ここは僕が予約したんだ!怒ってそう抗議するウッドにスリザリン・チームのキャプテンのマーカス・フリントが「こっちにはスネイプ先生が特別にサインしてくれたメモがある」とそう主張しました。何故そんなごり押しを?

それは今年入った新人のシーカーを教育する必要があるからなんだそうです。そう言われてウッドは「新しいシーカーだって?どこに?」と訊きました。すると大きな6人の後ろから小柄な7人目の選手がその姿を現したのでした。

それがドラコ・マルフォイだったのです。

3-2.ドラコ・マルフォイの発言を巡る騒動、その2
マルフォイは青白く尖ったその顔一杯に得意げな笑みを浮かべていました。フレッドが嫌悪感を剥き出しにして「ルシウス・マルフォイの息子じゃないか」と言うのに対してマーカス・フリントがこう言葉を返して来たのでした。

「ドラコの父親を持ち出すとは偶然の一致だな」

フリントのこの言葉でスリザリン・チームの全員が前にも増してニヤリとしました。その方がスリザリン・チームにくださった有り難い贈り物を見せてやろうじゃないか。7人全員が揃って自分の持っている箒を突き出しました。

「ニンバス2001。最新型だ。先月出たばかりさ」

7本全部がピカピカに磨き上げられた新品で柄には美しい金文字で銘が書かれています。旧型2000シリーズに対し相当水をあけるとの事でした。フリントはクリーンスイープを持っているフレッドとジョージを鼻先で笑いました。

グリフィンドール・チームは一瞬誰も言葉が出ませんでした。それを見てマルフォイはますます得意げに笑みを浮かべまるでその目は2本の糸のように細くなったのでした。するとそこにロンとハーマイオニーが降りて来ました。

「どうしたんだい?どうして練習しないんだよ。それにあいつ。こんなとこで何してるんだい?」

こう言うロンにマルフォイは引き続き得意げに「僕はスリザリンの新しいシーカーだ」とそして「僕の父上がチーム全員に買ってあげた箒をみんなで賞賛していた所だよ」と言ったのでした。ロンはその最高級の箒を見て・・・

やはり言葉を失い口を大きく開けて見る事しかできませんでした。いいだろう?だけどグリフィンドール・チームも資金集めをして新しい箒を買えばいい。クリーンスイープ5号を慈善事業の競売にかければ博物館が買うだろう。

マルフォイがブラック・ジョークを飛ばすとスリザリン・チームの面々は大爆笑でした。しかしロンと一緒にピッチに降りて来たハーマイオニーは黙ってはいません。こう言ってマルフォイの自慢顔をちらりと歪ませたのでした。

「少なくともグリフィンドールの選手は誰1人としてお金で選ばれたりしてないわ。こっちは純粋に才能で選手になったのよ」

それに対してマルフォイは・・・

「誰もお前の意見なんか求めてない。生まれ損ないの穢れた血め」

吐き捨てるようにこう言ったのでした。

3-3.ドラコ・マルフォイの発言を巡る騒動、その3
生まれ損ないの穢れた血。マルフォイがそう口にした途端に轟々と怒りの声が沸き起こりました。フレッドとジョージがマルフォイに飛びかかろうとしましたがマーカス・フリントが急いでマルフォイの前に立ちはだかりました。

アリシア・スピネットは「よくもそんな事を!」と金切り声を上げていましたしロンは激怒してローブに手を突っ込むと杖を取り出して「マルフォイ思い知れ!」と叫んでマルフォイに対して呪いをかけようとしていたのでした。

バーンという大きな音が競技場中に響き渡って緑の閃光がロンではなく反対側から飛び出しロンの胃の付近に当たりました。ロンは口を開きましたが言葉は出て来ません。その代わりに口から出て来たのは数匹のナメクジでした。

スリザリン・チームの面々は笑い転げていました。マルフォイに至っては四つん這いになり拳で地面を叩きながら笑う有り様でした。大ナメクジを次々と吐き出すロンの周りに集まりはするものの誰もロンに触れようとしません。

「ハグリッドの所に連れて行こう。一番近いし」

ハリーがハーマイオニーにこう呼びかけました。ハーマイオニーは頷くと2人でロンの両側から腕を掴んで助け起こしました。ハーマイオニーは「すぐ楽になるから」などと言ってロンを励ましハグリッドの小屋に向かいました。

手前でハリーがロックハートが出て来るのを見つけ隠れる一幕もありました。ハーマイオニーは不満気でした。ハリーが小屋の扉を慌しく叩くと不機嫌な顔でハグリッドが出て来ました。しかし客がハリーたちだと判ると・・・

「いつ来るんか。いつ来るんかと待っとったぞ。さあ入った入った。実はロックハート先生がまーた来たかと思ったんでな」

出てこんよりは出たほうがええ。みんな吐いちまえ。ハグリッドは朗らかにこう言うと大きな洗面器をポンと置きました。そしてハグリッドは一体ロンは誰に対して呪いをかけるつもりだったのかとハリーに訊いて来たのでした。

みんなが激怒していたその理由を答えたのはロンでした。それというのもハリーもハーマイオニーもマルフォイが口にした「穢れた血」がどれだけひどい言葉なのかを知らなかった。そういう事だったんですよね。そこで・・・

ロンが「穢れた血」という言葉の意味を説明してくれました。マルフォイが思いつく限り最悪の侮辱の言葉だ。つまり両親がいずれも魔法使いじゃない。マグルから生まれたという意味の最低の汚らわしい呼び方なんだそうです。

例えばマルフォイ一族なんかは誰もが「純血」なんて呼ぶものだから自分たちが誰よりも偉いと思っている連中がいる。今時魔法使いでマグルの血が混じっていない人なんてほとんどいない。マグルと結婚していなければ・・・

僕たちつまり魔法族はとっくの昔に絶滅してしまっているとロンは言ったのでした。事の次第を知ってハグリッドもロンがマルフォイに呪いをかけたくなるのも無理はない。そう言って納得してくれたというわけなんですよね。

今日の最後に
ルシウス・マルフォイ氏はホグワーツの学生時代は監督生でした。当時スリザリンの寮監はもちろんホラス・スラグホーンでこの人は公正中立な人なので当然ルシウス氏は文句なしに監督生の座を実力で勝ち取ったんでしょうね。

だから純粋マグル出身の魔女のハーマイオニーに全ての科目で自分の息子のドラコが負けているというのは大いに不満というわけです。自分が優秀だったからこそ息子ドラコに対して「恥じ入って然るべき」なんて言えるのです。

だからドラコ・マルフォイにとってハーマイオニーはハリーと並んで一番邪魔な存在というわけなんですよね。

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