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ハリポタ通の館(やかた)

ここではハリーポッター・シリーズに関する様々な情報や私の推測(妄想?)をお届けしています。毎週、日曜・月曜・水曜・木曜更新。

ハリーは2年生の時にポリジュース薬を使ってスリザリン寮の談話室に潜入した事があったので淀みなくそこの様子を説明する事ができました。そのためグレイバックも心底本当に自分は魔法省の役人の息子を縛り上げてしまったと一時はそう思ったようです。ところが思わぬ所から正体がバレてしまいました。(全3項目)

3-1.こっちからバレた!
ハリーはグレイバックの冷酷な声に微かな動揺を感じ取りました。グレイバックは心底本当に魔法省の役人の息子を縛り上げてしまったのかもしれないと疑問を感じているのです。そこでハリーに対してこう言って来たのでした。

「もし本当の事を言っているなら醜男さんよ魔法省に連れて行かれても何も恐れる事はない。お前の親父が息子を連れ帰った俺たちに褒美をくれるだろうよ」

そこへテントの中を家捜ししていた仲間がグリフィンドールの剣を持って来ました。それを受け取るとグレイバックは凄い物だと言って感心していました。ところがそこでスカピオールがグレイバックにこう言って来たのでした。

「グレイバックちょっと待った!これを見てみねぇ。予言者をよ」

昨日の記事でも言ったようにフェンリール・グレイバックは観察眼の鋭い男です。顔が膨れ上がっているハリーを見て「正体を隠すためにそうしているのでは?実は別の名前で俺のリストに載っているのでは?」と見ていました。

「ア(ハ)ーマイオニー・グレンジャー。ア(ハ)リー・ポッターと一緒に旅をしている事が判っている。穢れた血」

グレイバックは今度はハリーではなくハーマイオニーの前に屈み込んでいました。ハーマイオニーはハリーだけでなく自分の顔にも呪いをかけるべきだったのです。グレイバックはハーマイオニーに向かってこう言ったのでした。

「嬢ちゃんよ。驚くじゃないか。この写真は何ともはやあんたにそっくりだぜ」

ハーマイオニーは「違うわ!私じゃない!」と否定しました。がしかしその怯えた金切り声は告白しているのも同然でした。これで一同の醜男を見る目が変わりました。グレイバックは低い声で新聞の文言をこう繰り返しました。

「ハリー・ポッターと一緒に旅をしている事が判っている」

3-2.ハリー・ポッターをついに捕えたぞ!
その場は静まり返りました。誰も口を利きません。ハリーは人さらいの一味が身動きもせず自分を見つめているのを感じ取りました。グレイバックもまさか自分が捕えたのがハリー・ポッターだとは全くの予想外だったようです。

「すると話は全て違って来るな」

グレイバックはこう囁きました。ハリーはハーマイオニーの腕の震えが自分の腕に伝わって来るのを感じました。ハーマイオニーもまた「こういう形でバレてしまうなんて」と自分自身の詰めの甘さを後悔しているんでしょうね。

グレイバックはハリーに近づいて来るとハリーの前に再び屈み込みました。そして膨れ上がったハリーの顔をじっと見つめました。するとついに引き伸ばされたその額に稲妻形のあの傷痕を見つけてハリーにこう言ったのでした。

「額にあるこれは何だ。バーノン?」

ハリーは思わず「触るな!」と叫びました。グレイバックは囁くように「ポッター。メガネを掛けていたはずだが?」と訊いて来ました。今度はグレイバックはハリーを「バーノン」ではなく「ポッター」と呼んで来たのでした。

すると後ろのほうをこそこそ歩き回っていた一味の1人が「メガネがあったぞ!」と言って来ました。テントの中にメガネがあった。その仲間はグレイバックに「ちょっと待ってくれ」と言うとメガネを取りに行ったのでした。

膨れ上がったハリーのその顔にメガネが押しつけられました。人さらいの一味は今やハリーを取り囲み覗き込んでいました。それを見てグレイバックは今度は興奮で声を掠れさせながら一同にこう言ったというわけなんですよね。

「間違いない!俺たちはポッターを捕まえたぞ!」

一味は自分たちのした事に呆然として全員が数歩退きました。ついに正体がバレてしまったハリーは何も言うべき言葉を思いつきませんでした。捕えたのがハリー・ポッターという事でグレイバックも状況が一変したようでした。

「魔法省へ行くか?」と問われてグレイバックは「魔法省なんぞクソ食らえだ。あいつらは自分の手柄にしちまうぞ。俺たちは何の分け前にも与れない」と答えました。そこでヴォルデモートに直接ハリーを渡すと言うのです。

あの人をここに呼び出すのか?こう訊くスカピオールの声は恐れおののいていました。するとグレイバックは「違う」と答えました。あの人はマルフォイの所を基地にしていると聞いた。だからそこに連れて行くと言うのです。

こいつがハリーだという事は本当に確かか?もし間違っていたら俺たちは死ぬ。弱音を吐く仲間にグレイバックは「指揮を執っているのは誰だ?」と一瞬の弱腰を挽回するために吠え声を上げました。そしてこう言ったのです。

「こいつはポッターだと俺がそう言ってるんだ。ポッターとその杖。それで即座に20万ガリオンだ!しかしお前らどいつも一緒に来る根性がなけりゃあ賞金は全部俺のもんだ。上手く行けば小娘のおまけもいただく!」

こう言うとグレイバックは・・・

3-3.マルフォイの館へ
するとスカピオールが「よし!よーし乗った!」と言って一番乗り宣言をしました。そこで「他の奴らをどうする?」と訊くとグレイバックは「いっそまとめて連れて行こう」と答えました。そいつらもついでというわけです。

「掴め。しっかり掴んでろよ。俺がポッターをやる!」

こう言うとグレイバックはハリーの髪の毛を片手で掴んで「3つ数えたらだ!」と仲間に呼びかけて3つ数えると一味はハリーたち3人にディーンと小鬼を引き連れて「姿くらまし」してマルフォイの館に向けて出発したのでした。

人さらい一味と捕虜たちは郊外の小道に着地をしてよろめいてぶつかり合いました。そこには長い馬車道のような道があってその入口には両開きの鉄の門がありました。人さらい一味の1人が大股で門に近づくと揺さぶりました。

どうやって入るんだ?鍵が掛かっている。そう言っているとその男はびっくり仰天して門にかけていた手を引っ込めました。門の鉄が歪んで抽象的な曲線や渦模様を描いて恐ろしい顔に変わると響き渡る声で話し出したからです。

その恐ろしい顔が「目的を述べよ!」と言うのでグレイバックが「俺たちはポッターを連れて来た!ハリー・ポッターを捕まえた!」と勝ち誇ったように吠えました。門が開いてグレイバックは一味に「来い!」と言いました。

こうして人さらい一味と捕虜たちは馬車道を歩き始めました。しかしそこにヴォルデモートがいない事をハリーは知っていました。捕まった直後から頭に浮かぶヴォルデモートの想念が久しぶりに具体的になっていたからでした。

ヴォルデモートは人を寄せつけない真っ黒で不気味な要塞に向かって進んでいました。こことは明らかに違う建物でした。

今日の最後に
やはり「類は友を呼ぶ」という事なんでしょうか?顔が膨らんでいるのを見てハリーの事を「実は別の名前で俺のリストに載っているのでは?」と疑っていたグレイバックだったのですがスカピオールという男も大した奴でした。

ハーマイオニーの写真が載った「日刊予言者新聞」を引っ張り出して来てついにハリーの正体を見破ってしまいました。やはりグレイバックが勘が鋭いのと同様このスカピオールという男もまた勘が大変鋭かったというわけです。

このようにしてハリーたちは他の捕虜たちと共にマルフォイの館に連れて来られる事になったのでした。

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