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ハリポタ通の館(やかた)

ここではハリーポッター・シリーズに関する様々な情報や私の推測(妄想?)をお届けしています。毎週、日曜・月曜・水曜・木曜更新。

ハリーポッター・シリーズでは最初の印象は最悪だったのにその後それが劇的に改善したという登場人物が沢山いました。でもその逆に当初は印象が良かったのにそれが悪くなってしまったという人もいました。今週はそんな人を4人紹介してみる事にしました。(全3項目)

3-1.モリー・ウィーズリー
ハリーが初めてウィーズリーおばさんと会ったのは最初にホグワーツ特急に乗ろうとしていたその時の事でした。ハリーはキングズ・クロス駅の9と3/4番線への入り方が分からず途方に暮れていました。すると後ろから・・・

「マグルで混み合ってるわね。当然だけど」

「マグル」という言葉が耳に飛び込んで来たのでハリーが急いで振り返ると4人の赤毛の男の子と1人の赤毛の女の子を引き連れた小太りのおばさんがいました。4人の男の子は揃ってハリーと同じようなトランクを持っています。

3人の男の子がどうやら9と3/4番線に入って行ったようですがどうやって入ったのか全く分かりません。こうなったらおばさんに直接訊いてその方法を教えて貰うしかない。そこでハリーが「すみません」と話しかけると・・・

「あらこんにちは。坊やホグワーツへは初めて?ロンもそうなのよ」

おばさんは最後に残った男の子を指差しながらこう言いました。ハリーが「分らなくて。どうやって」と言うとおばさんはすぐに事の次第を理解したようで「どうやってプラットホームに行くかって事ね?」と言ってくれました。

「心配しなくていいのよ。9番と10番の間の柵に向かってまっすぐに歩けばいいの。立ち止まったりぶつかるんじゃないかって怖がったりしないこと。これが大切よ。怖かったら少し走るといいわ。さあロンの前に行って」

ウィーズリーおばさんはこう言ってハリーに9と3/4番線への入り方を教えてくれました。さらにはクリスマスにプレゼントをくれる人がいないとロンが知らせたら「ウィーズリー家特製セーター」を贈ったりもしてくれました。

それ以来1才3カ月の時に両親をヴォルデモートに殺害されてハリーだけが生き残った事は魔法界に知れ渡っていたのでウィーズリーおばさんは文字通りハリーの母親代わりとしての役目を担ってくれたというわけなんですよね。

3-2.シリウスとの確執
ハリーはホグワーツに入って最初に迎えた夏休みの後半と2年後にはクィディッチ・ワールドカップ観戦のため夏休みの終盤を「隠れ穴」で過ごしました。つまりはウィーズリーおばさんとは同じ屋根の下で暮らしたんですよね。

最初に「隠れ穴」に滞在した時ウィーズリーおばさんはハリーの靴下がどうのこうのと小うるさく言ったり食事のたびに無理やり4回もお代りさせようとしました。プリベット通りでは十分に食べていないとそう思ったようです。

2年後に滞在した時ウィーズリーおばさんはワールドカップの観戦で行く余裕がなかったので1人でダイアゴン横丁に行って教科書やその他の学校で必要な物は全部買って来てくれました。靴下や下着の洗濯などもしてくれました。

もうすっかり母親も同然です。そんな2人の良好な関係に暗雲が漂い始めたのはハリーが5年生になった時でした。その原因は名付け親のシリウスでした。シリウスとおばさんの間でハリーを巡る主導権争いが勃発したからです。

ヴォルデモート卿の復活を受けて不死鳥の騎士団が再結成されウィーズリーおばさんとシリウスはロンドンのグリモールド・プレイス12番地に設置された本部で一緒に暮らす事になりました。そこでこの問題が発生したのです。

それはハリーが騎士団の本部に入った最初の夜の事でした。食事も終わりおばさんが欠伸をしながら「もうお休みの時間ね」と言うとシリウスがおばさんに「まだだ」と言うのです。そしてハリーに向かってこう言ったのでした。

「いいか君には驚いたよ。ここに着いた時。君は真っ先にヴォルデモートの事を訊くだろうと思っていたんだが」

シリウスにこう言われてハリーは憤慨して「訊いたよ!ロンとハーマイオニーに訊いた。でも2人が言ったんだ。僕たちは騎士団に入れて貰えないから。だから」と答えました。するとそれに対しておばさんはこう言うのです。

「2人の言う通りよ。あなたたちはまだ若すぎるの」

こう言うおばさんにシリウスは騎士団に入っていなければ質問してはいけないといつからそう決まったんだ?ハリーはあのマグルの家に1カ月も閉じ込められていた。何が起こったのかをハリーには知る権利があると言うのです。

それを聞いてフレッドとジョージは僕たちだってこの1ヶ月間みんなから聞き出そうとしていたのに誰も何も教えてくれなかった。何でハリーだけが質問に答えて貰えるんだと抗議しました。するとシリウスはこう言うのです。

「騎士団が何をしているのか君たちが教えて貰えなかったのは私の責任じゃない。それは君たちのご両親の決めた事だ」

そしてシリウスは名付け親なのだからハリーに関しては決めるのは自分だとそう言うのです。するとおばさんが「ハリーにとって何がいいのかを決めるのはあなたではないわ!」といつになく険しい表情で鋭く言ったのでした。

ハリーは不死鳥の騎士団のメンバーではありません!それにまだ15才です。こう言うおばさんにシリウスはハリーは騎士団の大多数のメンバーに匹敵する。いや何人かを凌ぐほどの事をやり遂げて来たんだと反論したのでした。

それに対しておばさんは誰もハリーがやり遂げた事を否定したりなどしない。ハリーは子供じゃない!苛立ってこう言うシリウスにおばさんは「大人でもない!」と言い返しました。2人はハリーを巡って激しく口論したのです。

「ハリーはあなたの息子じゃない」こう言うシリウスにおばさんは「息子も同然です」と言いました。ハリーはおばさんが自分の事を息子同然だと言った事に胸を打たれていました。しかし同時に反発する気持ちもありました。

シリウスの言う通りだ。僕は子供じゃない。つまりハリーのウィーズリーおばさんに対する気持ちは微妙に変化して来たというわけなんですよね。

3-3.旅の目的を巡って
そんなハリーとウィーズリーおばさんの対立が決定的になったのはハリーにロンとハーマイオニーがヴォルデモートの分霊箱を探す旅に出るために学校に戻らないと決心したからでした。それを巡る争いが原因になったのです。

ロンが言うにはウィーズリーおばさんは自分やハーマイオニーから旅の目的を聞き出そうと躍起になってる。次はハリーの番だから覚悟しておけとの事でした。そしてロンの警告通り「それ」はその日の昼食前にやって来ました。

おばさんはハリーのリュックサックから出て来たと思われる片方だけの男物の靴下がハリーの物かどうかを確かめて欲しいと言ってみんなから引き離しました。台所の隣にある小さな洗い場でおばさんの事情聴取が始まりました。

ロンとハーマイオニーさらにハリーもホグワーツを退学すると考えているらしい。当初おばさんは何気ない軽い調子で始めました。ハリーが「ええそうです」と答えて学校に戻らない事を認めるとおばさんはこう訊いて来ました。

「ねえ。どうして勉強を辞めてしまうのかしら?」

この問いにハリーがダンブルドアが自分にやるべき事を残した。ロンとハーマイオニーはその事を知っています。それで2人とも一緒に来たいってと言ってその理由を説明するとおばさんは一体それは何だと訊いて来たのでした。

ハリーが「言えない」と答えるとおばさんはありとあらゆる口実を持ち出し駆使してハリーに迫って来ました。ロンの親なんだから自分とアーサーには知る権利がある。ハーマイオニーの親なんだからグレンジャー夫妻にもある。

ハリーはこの「子を心配する親心」攻撃作戦を恐れていました。それでも答えられない事は答えられない。ハリーは気合を入れて「他の誰にも知られないようにというのがダンブルドアの願いでした」とそう言い切ったのでした。

ロンもハーマイオニーも一緒に来る必要はないんです。それは2人が選ぶ事です。ハリーがこう言うとおばさんはもはや遠回りをかなぐり捨ててハリーに「あなただって行く必要はないわ!」と断固とした口調で言ったのでした。

あなたたちようやく成人に達したばかりだというのに全くナンセンスだわ。何か仕事をさせる必要があるのならダンブルドアは騎士団全員が指揮下にいた。おばさんはハリーが自分だけにと誤解したに違いないとそう言うのです。

そんなおばさんにハリーは「誤解なんかしていません。僕でなければならない事なんです」ときっぱり言ったのでした。そして見分けるはずの靴下を返してハリーが議論を打ち切ろうとするとおばさんはこう言って来たのでした。

「じゃあハリー。あなたがまだここにいる間にビルとフラーの結婚式の準備を手伝って貰っても構わないかしら?まだまだやる事が沢山残っているの」

ハリーが靴下を返すとおばさんは突如として何気ない口調に戻りましたが相当気になる戻り方でした。こう言われてハリーは「もちろん構いません」と答えましたが突然話題が変わった事にはかなりの引っかかりを感じました。

その時を境におばさんはハリーたち3人を結婚式の準備で大忙しにしてくれました。あまりにも忙しくて何も考える時間がないほどでした。実はおばさんの仕事の割り振りの仕方には1つの大きな意図が隠されていたんですよね。

「ママはね3人が一緒になって計画するのを阻止すればあなたたちの出発を遅らせる事ができるだろうって考えているんだわ」

おばさんの言いつける仕事の全てがハリーたち3人を別々に引き離しておくためのものに思えました。3日目の夜ハリーが夕食の食器を一緒にテーブルに並べているとジニーがこう囁いて来ました。そこでハリーはこう言いました。

「でもそれじゃおばさんはその後どうなると思っているんだろう?僕たちをここに足止めしてヴォローヴァン・パイなんか作らせている間に誰かがヴォルデモートの息の根を止めてくれるとでも言うのか?」

するとジニーに「それじゃ本当なのね?あなたがしようとしている事はそれなのね?」と突っ込まれてしまいました。ハリーは冗談だと言ってごまかしましたがジニーはハリーたちの旅の目的をそれとなく察していたようです。

しかしウィーズリーおばさんの奮闘と努力は水泡に帰す事となってしまいました。魔法省がヴォルデモートに乗っ取られビルとフラーの結婚式が死喰い人の集団に急襲されたそのどさくさに紛れてハリーたちは旅立ったのでした。

ヴォルデモートの分霊箱を探す旅に・・・

今日の最後に
ハリーにとって最大のジレンマはもちろんウィーズリーおばさんに悪意などは決してなくハリーにハーマイオニーそして息子のロンの事が心配だからこその措置なんだという事でしょうね。だからこそそうしてしまうんですよね。

でも「何故ダンブルドアはその事をハリーとロンとハーマイオニーだけに教えたのか?」それにはダンブルドアなりの考えがあっての事なんだという事に思いを馳せて欲しかったともそう思いますね。過去にも例があったのです。

ダンブルドアは「何らかの意図があり敢えてその情報を隠す」という事がありました。でもウィーズリーおばさんのハリーたち3人を心配する気持ちも判るだけに「あんな事やるべきじゃなかった」とも言い切れないんですよね。

そこが悩ましい所ですよね。

コメント

最近ここのサイト様を見つけまして情報量の多さ、記事にされる情報に偏りがなくてとても楽しませていただいております!
夏に近づきつつあり体調を崩しやすいですがお体気をつけてください。更新楽しみにしております!

2015.07.04  774  編集

それが当サイトのモットーです。

774さん初めまして!コメントありがとうございました!

当サイトは「公正中立」がモットーで他の方からもそう言っていただいております。

これからも更新がんばって続けて行くつもりですので当サイトをよろしくお願いしますね。(笑)

2015.07.05  トキメキぼーい  編集

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