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ハリポタ通の館(やかた)

ここではハリーポッター・シリーズに関する様々な情報や私の推測(妄想?)をお届けしています。毎週、日曜・月曜・水曜・木曜更新。

ついにマージ叔母さんがやって来てしまいました。当初マージ叔母さんはハリーがここプリベット通り4番地にいる事すら気づきませんでした。ところがハリーがいる事に気づくとバーノン叔父さんもたじろぐほどの言語道断の言葉の暴力に打って出て来たのでした。日を追う毎にそれはエスカレートして・・・(全3項目)

3-1.マージ叔母さんがやって来た!
バーノン叔父さんがマージ叔母さんを迎えに出て行くとハリーはキッチンには戻らず二階の自分の部屋に上がりました。マグルらしく振る舞うのならすぐに準備を始めなくてはならなかったからです。まずハリーがした事とは?

ロンにハーマイオニーとハグリッドから貰った誕生祝いカードとプレゼントを片づける事でした。床板の緩んだ所に宿題と一緒に隠しました。そしてその次にハリーが取りかかったのはふくろうのヘドウィグに話をする事でした。

「一週間だけどこかに行っててくれないか。エロールと一緒に行けよ。ロンが面倒を見てくれる。ロンにメモを書いて事情を説明するから。そんな目つきで僕を見ないでくれよ」

ハリーは溜め息をついたその後に二羽を起こしてヘドウィグにこう言いました。ヘドウィグは恨みがましい目でハリーを見ました。そんなヘドウィグに対しハリーはこう言って「こうするしかないんだ」とそう説得したのでした。

「僕のせいじゃない。ロンやハーマイオニーと一緒にホグズミードに行けるようにするにはこれしかないんだ」

10分後ヘドウィグとエロールが窓から舞い上がって行くとハリーは心底惨めな気持ちで空っぽの鳥籠を箪笥に仕舞い込みました。でもくよくよしている暇はありません。次の瞬間にはペチュニア叔母さんの呼ぶ声が聞こえました。

下りて来てお客を迎える準備をしなさいと叫んでいました。ハリーが下りて行くと叔母さんは「その髪を何とかおし!」と言いました。けれどもハリーは髪を撫でつけるなんて努力をするのは意味がないとそう思ったのでした。

マージ叔母さんは自分にいちゃもんをつけるのが大好きなのだからだらしなくしているほうがうれしいに違いない。そうこうする内に外の砂利道が軋む音がしてバーノン叔父さんの車が私道に入って来たという事を知らせました。

「玄関の扉をお開け!」とペチュニア叔母さんが自分に言うのでハリーは扉を開けました。すると戸口にマージ叔母さんが立っていました。バーノン叔父さんとそっくりで巨大でがっちりとした体をしていて赤ら顔をしています。

叔父さんほどたっぷりではありませんが何と口髭まであります。片手にとてつもなく巨大なスーツケースを下げています。そしてもう一方の腕には根性悪の老いたブルドックを抱えていました。そのマージ叔母さんの第一声は?

「私のダッダーはどこかね?私の甥っ子ちゃんはどこだい?」

ダドリーが玄関ホールの向こうからよたよたとやって来ました。髪を撫でつけ例の母親が買っておいた蝶ネクタイを僅かに覗かせていました。マージ叔母さんは息が止まるほどの勢いでスーツケースをハリーに押しつけました。

そしてマージ叔母さんは・・・

3-2.ハリーがいる事に気づくと
スーツケースをハリーに押しつけるとマージ叔母さんはダドリーを片腕で抱き締めその頬一杯に深々とキスをしました。ダドリーが我慢してマージ叔母さんに抱き締められているのは十分な見返りがあるからだったんですよね。

2人が離れた時には紛れもなくダドリーのその手には20ポンドのピン札が握られていました。次にマージ叔母さんは「ペチュニア!」と叫ぶと今度はペチュニア叔母さんにキスをしたというより大きな顎を頬骨にぶつけました。

そこにバーノン叔父さんが入って来て機嫌よく笑いながら玄関の扉を閉めると「マージお茶は?リッパーは何がいいかね?」と訊きました。それにマージ叔母さんは「リッパーは私のお茶受け皿からお茶を飲むよ」と答えました。

マージ叔母さんはダーズリー一家と共にキッチンに入って行きました。玄関ホールにはハリーとスーツケースだけが残されました。だからと言ってハリーは不満など全く抱きませんでした。むしろそのほうが大歓迎だったのです。

マージ叔母さんと離れていられるのなら何でもいい!そこでハリーはできるだけ時間をかけスーツケースを二階の客用の寝室に運びました。ハリーがキッチンに戻るとマージ叔母さんは紅茶とフルーツケーキを振る舞われ・・・

犬のリッパーは隅のほうでやかましい音を立てて皿を舐めていました。紅茶と涎が飛び散り磨いた床に染みがつくのでペチュニア叔母さんが少し顔をしかめたのをハリーは見ました。ペチュニア叔母さんは動物が大嫌いなのです。

バーノン叔父さんが「他の犬は誰が面倒を見てるのかね?」と訊くとマージ叔母さんは「ファブスター大佐が世話してくれてる」と答えました。その人は退役したそうです。でも年寄りのリッパーを置いて来るのは可哀想だった。

マージ叔母さんがそばにいないとリッパーは痩せ衰えるんだそうです。そのリッパーはハリーが席に着くと唸り出しました。そこでマージ叔母さんは初めてハリーがいる事に気ついたのでした。そこでハリーにこう言いました。

「おんや!お前まだここにいたのかい?」

ハリーが「はい」と答えるとマージ叔母さんはハリーのその「はい」の口調が気に入らなかったようで「そんな恩知らずなものの言い方をするんじゃない」と唸るように言ってそれはもう早速ハリーの事をなじり始めたのでした。

バーノンとペチュニアがお前を置いとくのは大層なお情けってもんだ。私ならお断りだね。自分の家の戸口に捨てられていたらお前はまっすぐ孤児院行きだった。ダーズリー一家と暮らすより孤児院に行ったほうがマシだった。

そう言い返してやりたいとハリーは思ったものの許可証の事を思い浮かべて踏み止まりました。ハリーが無理やり作り笑いをするとマージ叔母さんは「私に向かって小バカにした笑い方をするんじゃないよ!」と言ったのでした。

学校でお前に礼儀の1つも叩き込んでくれりゃいいものを前回会った時からさっぱり進歩がないじゃないか。ここで例の「ハリーはどこの学校に行っている?」という話題が持ち出されてバーノン叔父さんは素早く答えました。

「セント・ブルータス。更生不能のケースでは一流の施設だよ」

セント・ブルータスでは鞭を使うかね?マージ叔母さんがこう訊くと背後でバーノン叔父さんが頷くのでハリーは「はい」と答えました。いっその事それらしく言ったほうがいいと思って「しょっちゅうです」と付け加えました。

するとマージ叔母さんは「そう来なくっちゃ」と言いました。引っぱたかれて当然の子を叩かないなんて腰抜け腑抜けの間抜けもいい所だ。十中八九は鞭で打ちのめせばいい。お前はしょっちゅう打たれるのかと訊くので・・・

ハリーが「そりぁなーんども」と答えるとマージ叔母さんはやはりハリーの言いようが気に入らないと言うのです。このようにマージ叔母さんがハリーに罵倒の言葉を浴びせ続けるのでバーノン叔父さんもマズいと思ったようです。

そこでバーノン叔父さんは・・・

3-3.エスカレートする言葉の暴力
やっぱりお前の言いようは気に入らん。そんなに気楽にぶたれたなんて言えるようじゃ鞭の入れ方が足りないに決まってる。マージ叔母さんはペチュニア叔母さんに私なら手紙を書いてこの子にはこうして貰うとまで言うのです。

万力込めて叩く事を認めるってはっきり言ってやるんだ。こう言うのを聞いてバーノン叔父さんはハリーが自分との取引を忘れては困ると思ったのか?突然話題を変えてマージ叔母さんにこう話しかけたというわけなんですよね。

「マージ今朝のニュースを聞いたかね?あの脱獄犯をどう思うかね。え?」

こうしてマージ叔母さんが滞在するようになってからはハリーはマージ叔母さんがいなかった時のプリベット通り4番地の生活が懐かしいとさえ思うようになりました。ダーズリー夫妻は大概はハリーを遠ざけようとしました。

ハリーにとってそれは願ってもない事でした。ところがマージ叔母さんはハリーの躾をああだこうだと口やかましく指図するためハリーを四六時中自分の目の届く所に置きたがりました。それにもう1つのお楽しみもありました。

ハリーとダドリーを比較する事でダドリーに高価なプレゼントを買い与えて「どうして僕にはないの?」とハリーが訊くのを待っているかのようにじろりと睨むのが至上の喜びでした。言葉の攻撃はさらにエスカレートしました。

「バーノン。この子が出来損ないになったからといって自分を責めちゃいけないよ。芯から腐ってりゃ誰が何をやったって駄目さね」

3日目の昼食ではハリーの親の話題が持ち出されました。ハリーは食べる事に集中しようとしました。それでも手は震え顔は怒りで火照り始めました。許可証を忘れるな。ホグズミードの事を考えるんだ。挑発に乗っちゃ駄目だ。

何も言うな。ハリーは自分に言い聞かせました。マージ叔母さんはワイングラスに手を伸ばしながら「ブリーダーにとっちゃ基本原則の1つだがね犬なら例外なしに原則通りだ」と言うと続けてこう持論を展開して来たのでした。

「牝犬に欠陥があればその仔犬もどこかおかしくなるのさ」

こう言った途端にマージ叔母さんが手にしていたワイングラスが爆発しました。ガラスの破片が四方八方に飛び散りマージ叔母さんは顔からワインを滴らせてパニック状態になりました。ペチュニア叔母さんは金切り声で・・・

「マージ!大丈夫?」

するとマージ叔母さんはナプキンで顔を拭いながら「心配いらないよ。強く握り過ぎたんだろう。ファブスター大佐のとこでもこないだおんなじ事があった。大騒ぎする事はないよ。わたしゃ握力が強いんだ」とそう答えました。

それでもダーズリー夫妻は揃ってハリーに疑わしげな目を向けて来ました。ハリーはデザートを抜かしてできるだけ急いでテーブルを離れる事にしました。ハリーも自分のした行為だという思いがあったというわけなんですよね。

今日の最後に
バーノン叔父さんは我が家にマージ叔母さんを迎えるに当たりハリーに第1には礼儀をわきまえた言葉を話す事。そして第2にはマージ叔母さんはハリーが魔法使いだとは知らないので行儀よくして事を起こすなと言いました。

いずれの申し渡しに対してもハリーは「叔母さんもそうするなら」と答えました。しかしマージ叔母さんは礼儀をわきまえず行儀よくもせず頭に思い浮かんだ言葉をそのまま口に出して情け容赦なくハリーを攻撃して来ました。

このマージ叔母さんの登場シーンを改めて読み返してみてつくづく痛感させられたのはマージ叔母さんは太った男の子つまりはダドリーが大好きで反対に痩せて華奢な男の子すなわちハリーの事が大嫌いなんだという事ですよね。

そんなマージ叔母さんが・・・

最後にハリーに突きつけたのは?

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